がん治療法を人工知能(AI)が選択する時代になる!?|シカゴ大・中村教授ら

ExeterUniMedSch April2013-18

by University of Exeter(画像:Creative Commons)




がん治療法、AIが選択…シカゴ大・中村教授ら2年以内に実用化目標

(2016/10/3、読売新聞)

がんの遺伝子研究で世界的に知られる中村教授ら専門家の経験や判断の基準をAIが取り込み、膨大な医学論文から学習して患者の遺伝情報などをもとに最適な治療の候補を提案する。

 FRONTEOが持つ、人間の経験や感覚を学習するAIを使って、2年以内のサービス開始を目指す。

米シカゴ大学の中村祐輔教授と情報解析企業「FRONTEO」は、人工知能(AI)を活用して、がん患者に適した治療法を選んだり、患者が治療の悩みを解決したりできるサービスの開発に取り組むそうです。




■米シカゴ大学の中村祐輔教授とは

中村祐輔教授はがんペプチドワクチン治療の研究をされている方で、がんペプチドワクチン治療は、独自のワクチンを投与することで、ヒト本来の免疫力を飛躍的に高め、癌を退治する治療法です。

また、がん治療薬の新物質発見、シカゴ大・中村祐輔教授によれば、がん細胞を狙い撃ちする分子標的薬の候補である化合物を使ってマウスによる実験したところ、肺がんが完全に消えたそうです。

■人工知能が病気の診断を助けるようになる!?

先日も人工知能(AI)が”特殊な白血病”を見抜き、患者の命を救う 国内初かによれば、東京大学医科学研究所の附属病院は、IBMなどと協同で、人工知能「ワトソン」に2000万件に上るがん研究の論文を学習させ、がん患者の診断に役立てる臨床研究を進めているのですが、今回60代の女性患者の1500に上る遺伝子の変化のデータを人工知能に入力し分析したところ、女性が「二次性白血病」という別のがんにかかっていることを見抜き、治療法を変えるように提案して、命が救われたそうです。

今後はこうしたケースが増えていくことが予想されますが、人工知能が治療法を選択するようになるという背景には、IBMの「WATSON」によってがん治療がスピードアップする!?によれば、医療従事者は、膨大な数の情報(最新の医療研究、論文、医療データ、患者の医療記録)を取り扱っていて、すでに人の頭脳では把握することができないところまで来ていることにあります。

 医学論文は、米国の公的データベースだけで2600万件以上登録され、がん関連だけで毎年20万件増えている。最新の情報についていくのは、専門医でも難しい。インターネット上の情報は玉石混交で、患者が正しい情報になかなかたどり着けない。

 論文を学習して最適な治療法を選ぶ研究は、東京大学などが米IBMの「ワトソン」を使って行っている。今回の手法は、専門家の判断をまねして、良質な情報だけを選び、効率的に学習できるのが特徴という。

そこで、注目を集めているのが、人工知能で医師や患者をサポートするシステムであり、その代表的なものがWatsonです。

Watsonは膨大な量の医療データや論文などのデータベースが格納されており、患者のデータを高速で解析し、医療データを照らし合わせることで、患者に最も最適と思われる治療方針を提案することで、医師や患者が意思決定の支援をするシステムです。

現在でも様々ながんの治療法(外科手術、抗がん剤による化学療法、放射線治療など)があります。

そして、がんの遺伝子を解析して患者ごとの診断を行い、がんを引き起こす特定の変異細胞を狙った治療ということも実現しています。

しかし、がんと立ち向かうことは、時間との闘いなのですが、がんの遺伝子を解析して患者ごとの診断を行い、治療方針を決める際には、専門の医師によるチームでも数週間という長い時間を要してしまうのが現状です。

Watsonを活用することで、遺伝子情報の解析、医療データや論文などと照らし合わせる作業の時間短縮が可能になります。

■まとめ

専門家の経験や感覚と膨大なデータを学習したAIの組み合わせによって、適切な治療を受けられるようになるといいですね。







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世界の平均寿命は大幅な伸びを見せているものの、がん・心臓病・脳卒中といった病気による死者数は増加

"Life is the word"

by Nicolas Alejandro(画像:Creative Commons)

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世界の平均寿命に大幅な伸び、生活習慣病は増加 報告書

(2016/10/7、AFP)

この10年間で、195のうち188の国と地域で、平均寿命が上昇した。

 一方で、がん、心臓病、脳卒中といった非伝染性疾病については、2005年の3500万人から2015年には3900万人となり、その死者数が増加している。

<中略>

 がん、冠動脈疾患、肝硬変、アルツハイマー病など、増加傾向にある非伝染性疾病の多くは、加齢に関連するものだ。

英医学専門誌ランセット(Lancet)に発表された報告書「世界の疾病負担研究(Global Burden of Disease Study)2015」によれば、感染症による死者数の急激な減少によって、世界の平均寿命は大幅な伸びを見せているものの、がん、心臓病、脳卒中といった病気による死者数は増加しているそうです。

感染症予防ができるようになっている現代では、今後は、健康格差が問題になると思います。

健康格差とは、所得や学歴など社会経済的な地位が低いと不健康が多くなるといわれている格差のことです。

#健康格差 とは|所得や学歴など社会経済的な地位が低いと不健康が多くなる!?によれば、健康格差の研究は1980年代から始まり、WHO(世界保健機関)によって健康格差の要因についてまとめたレポートもあるほど、すでに欧米では深刻な格差の一つとして受け止められているそうです。







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#ドクターX への出演や写真集の発売で話題!元モー娘。#久住小春 さんも「#腹筋女子」!?|ジムで鍛えた腹筋画像をブログで披露

Smash the column

by Mateus Lunardi Dutra(画像:Creative Commons)




■#ドクターX への出演や写真集の発売で話題!元モー娘。#久住小春 さんも「#腹筋女子」!?|ジムで鍛えた腹筋画像をブログで披露

これはいい腹筋! 元モー娘。久住小春がバキバキボディーを披露、ガチのコスプレ願望も明かす

(2016/10/7、ねとらぼ)

元・モーニング娘。で現在はファッションモデルとしても活躍する久住小春さんが10月5日、鍛え上げたボディーを自身のブログで公開し話題となっています。

元・モーニング娘。で、写真集「moment」の発売やドラマ「ドクターX ~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)に看護師役として出演し、活躍の場を広げている久住小春さんですが、ブログで鍛え上げた腹筋を見せて以前話題になりました。

久住小春写真集「moment」

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以前はすっぴん画像を公開するのが人気でしたが、最近は腹筋画像を見せる芸能人の方が多いですね。

【参考リンク】

インスタでは海外セレブやモデルが鍛えられた腹筋の画像を公開していますし、日本でも中村アンさんやローラさんといった芸能人が鍛えた腹筋姿を見せているからでしょうか、「#腹筋女子」が話題になっています。

ELLE girl📚7月Coverみてね😁💞

ROLAさん(@rolaofficial)が投稿した写真 –




■腹筋女子が増えているのは美の価値観が変わってきているから?

「やせててきれい」の印象は筋肉が左右する。でも紹介しましたが、筋肉をつけると体重が増えてしまいますが、出るとこは出て、引っ込むところは引っ込む、そして肌にハリがあり、健康的な肌の色を目指すには、やはり筋肉をつけることは重要です。

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憧れボディのトレンドは“健康的でメリハリのあるカラダ”によれば、日本ではあまりフォーカスされていませんが、ミス・ユニバースの候補者やハリウッド女優などは、実は過酷な筋力トレーニングをしています。

例えば、キャンディス・スワンポール、ヴィクシーモデルボディの作り方(食事・運動)3つのポイントによれば、ヴィクトリア・シークレットのモデルの撮影時の写真を見ると、 多くのモデルの腹筋が割れていることに驚きます。

あまりにも腹筋が割れていることでイメージが損なわれるため、腹筋が割れていないように見せるために修整をかけることもあるという噂があるほどでした。

海外のハリウッドセレブやモデルは、体重が多くても、筋肉トレーニングによってカラダを引き締め、メリハリがあるため、結果的にスタイルが良く見えるのです。

以前の日本では、スタイルが良くすること=体重を落とす・脂肪を落とすことばかり考えがちだったと思いますが、最近では、インスタグラムで海外セレブのライフスタイルを見ることができるようになり、実際どんなトレーニングを行なってスタイルを維持しているのかを知ることで、少しずつ意識が変わりつつあるように思います。

これからは筋肉を付けることで健康的でメリハリのある美しいボディーラインと代謝の良い体を作るということが、ますます注目されるようになるのではないでしょうか。







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肥満、糖尿病対策のために、政府による砂糖入り飲料への課税を求める|WHO

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■肥満、糖尿病対策のために、政府による砂糖入り飲料への課税を求める|WHO

soda cans

by nicoleleec(画像:Creative Commons)

砂糖入り飲料に課税を=肥満、糖尿病対策訴え―WHO

(2016/10/11、時事通信)

WHOは、砂糖入り飲料などの消費は「肥満や糖尿病に苦しむ人々を世界で増やす主要因だ」と指摘。価格が上がれば、消費が減る明確な証拠があるとし、「政府が課税すれば、人々の命を救える」と訴えた。

WHO(世界保健機関)は肥満や糖尿病を減らすためにも、政府による砂糖入り飲料への課税を求めました。

世界全体で肥満の数は増加しており、また肥満は、糖尿病脂肪肝高血圧などの生活習慣病だけでなく、脳卒中、心疾患、そして腰痛などのケガの原因になっています。

そして、医療費もそれに合わせて増加しています。

「一日の砂糖25グラムまで」|肥満・虫歯・慢性疾患の予防―WHO新指針によれば、WHOは、2014年3月に示されていた「一日の糖類25グラムまで」とする新指針を正式決定しましたが、今回はそうした動きをもう一歩進めたものといえそうです。

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■砂糖による健康への影響

砂糖入り飲料を習慣的に飲むと糖尿病リスクが上昇する!?

英・ケンブリッジ大学の今村文昭氏らの大規模な調査によれば、砂糖入り飲料を習慣的に飲むことで糖尿病のリスクが高くなることがわかったそうです。

ダイエットには食べ物より飲み物を見直す方がいい?

ジョンズ・ホプキンス大学などによる研究によれば、食べ物(固形物)によるカロリー摂取よりも飲み物(液体)によるカロリー摂取の方が体重に与える影響は大きいそうです。

糖化・AGEsを知ってアンチエイジング・病気予防

糖化は、私たちの体内にある大切なたんぱく質と、食事によって摂取した「糖」とが結びつくことで、糖化したたんぱく質が生成され、体内に蓄積してしまうことにより、老化を促進するだけでなく、肌のシミシワたるみだけでなく、骨、血管、脳にも影響を与えるそうです。

花粉症は栄養療法で8割以上が改善|砂糖をとらない・オメガ3・ビタミンD(溝口徹)|#ジョブチューン

アレルギーを抑制するコルチゾールと言うホルモンは血糖値の上昇を抑えるためにも使われるため、血糖値が上下動するとコルチゾールがアレルギーを抑制することに使われなくなるのです。

そのため、血糖値を上げる炭水化物や砂糖を摂らないことがよいそうです。

食事をするときには、たんぱく質(肉・魚)や野菜(葉物)を先に食べて、炭水化物を減らしたほうが良いそうです。

砂糖とアルコールを1ヶ月摂らなかったら体はどうなるのか?

糖分をとらなくなることで、血糖値が上昇し、血糖値を下げようとインスリンが出てくるため、体が甘いものを欲して、イライラしてくると考えられます。

砂糖とアルコールを摂取しないと、脱水状態になり疲れやすくなっていくそうですが、次第にその状態になれていくそうです。

【先行事例】砂糖(砂糖入り飲料)に対する課税

「ソーダ税」を導入した米バークレー、清涼飲料の消費量が21%減少|砂糖の摂取量減少による健康効果は得られるか?によれば、清涼飲料水に課税するいわゆる「ソーダ税」を導入したカリフォルニア州バークレーでは、低所得世帯による清涼飲料の消費量が21%減少したそうです。

ジュースに「砂糖税」を導入 ソフトドリンクメーカーに対して|英国によれば、英国の財務相ジョージ・オズボーンは、砂糖を加えたソフトドリンクのメーカーに対し、「砂糖税」を課すと発表しました。

■まとめ

砂糖入り飲料に課税をするというのは、消費者にとっては、大好きなものを制限されるというメッセージとして伝わり、ネガティブに感じるキャンペーンですよね。

ただ、砂糖入り飲料に課税をするというのは、行動習慣を変えるという意味では分かりやすいと思います。

食事バランスガイドを守ると死亡リスクが減少する!|バランスの良い食事をしようというメッセージは伝わっているの?でも紹介しましたが、「健康のためにはバランスの良い食事をおすすめします」というメッセージは実は伝わりにくいのです。

『スイッチ!「変われない」を変える方法』(著:チップ・ハース&ダン・ハース)によれば、「もっと健康的な食生活を送る」といった総括的な目標は、不明瞭であり、その曖昧さが感情に言い逃れの余地を与え、失敗を正当化しやすくしてしまうそうです。

つまり、「健康のためにはバランスの良い食事をしましょう」というメッセージは、受け取る側としてはわかりづらいもので、結果どうしたらよいかわからず、今まで通りの生活をしてしまうことになってしまいます。

ではどのようにしたらよいのでしょうか?

『スイッチ!「変われない」を変える方法』(著:チップ・ハース&ダン・ハース)ではこのような提案がされています。

例:アメリカ人に健康的な生活をさせるには?
「もっと健康的に行動しよう」と訴えるのではなく、「次にスーパーの乳製品コーナーに立ち寄ったら、ホールミルクではなく低脂肪乳に手を伸ばしなさい」というべきなのだ。
飲食行動を変える必要でなく、購入行動を変える。
「もっと健康的に行動しよう」と伝えても、解釈の仕方はいくらでもある。

この意見を参考にすると、こういう提案はどうでしょうか?

「砂糖入り飲料の代わりに、野菜ジュースや緑茶を飲むとキャッシュバックされる」というもの。

なぜこの提案を考えたのかというと、野菜ジュースや緑茶には血糖値の上昇を抑える効果があったり、血糖値を改善する効果があるといわれているからです。

食前に野菜ジュースを飲むと、食後の血糖値の上昇を抑える効果-カゴメがヒト試験で確認によれば、食前に野菜ジュースを飲むと、食後の血糖値の上昇を抑えることができることがヒト試験で確認されたそうです。

糖尿病なりかけに「緑茶が効果」 1日7杯で血糖値改善!で紹介した静岡県立大などの研究によれば、緑茶を1日に7杯分ほど飲むことで、糖尿病になりかかっている人たちの血糖値が改善することがわかったそうです。

そのため、砂糖入り飲料に課税するという代わりに、野菜ジュースや緑茶を飲むとキャッシュバックするという風にするとポジティブなメッセージによって行動習慣が変わるのではないでしょうか。

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チョコ、「高カカオ」「乳酸菌入り」など健康志向で消費拡大|健康を気遣う50代以上の中高年が消費を引っ張る

Mässans gata, Gothenburg

by Niklas Hellerstedt(画像:Creative Commons)

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チョコ、健康志向で消費拡大=中高年が常食

(2016/10/18、時事通信)

チョコレートの消費が増えている。けん引するのは「高カカオ」「乳酸菌入り」など体に良いイメージのある商品で、健康を気遣う50代以上の中高年が日常的に食べているようだ。

<中略>

 全日本菓子協会によると、2015年のチョコ市場は前年比3.7%増の5040億円。14年には和生菓子を抜いて菓子分類の中で最大となった。 

チョコレートの消費が拡大しているそうで、人気があるのは、「高カカオ」「乳酸菌入り」など体に良いイメージのある商品なのだそうです。

チョコレートの消費を引っ張っているのは若い女性ではなく、健康を気遣う50代以上の中高年なのだそうです。

また、糖尿病の人も食べられる!砂糖を使わないチョコ 調剤薬局や病院で販売によれば、砂糖の代わりに血糖値が上昇しにくいとされる甘味料を使ったチョコレートが調剤薬局や病院で販売されているそうです。




■チョコレートの健康効果に注目が集まる

最近ではチョコレートの健康効果が注目を集めています。

●チョコレートには血圧を下げる効果がある

チョコレートの健康効果が研究で証明|血圧を下げる効果やHDLコレステロール増加による動脈硬化予防によれば、チョコレートに含まれるカカオポリフェノールには、血管が広くなる効果があることによって、血圧を下げる効果が期待できるそうです。

→ 高血圧の症状・食事・数値・予防・原因 について詳しくはこちら

→ 血圧を下げる方法(食べ物・サプリメント・運動) について詳しくはこちら

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●チョコレートには血圧を下げる効果がある

チョコレートの健康効果が研究で証明|血圧を下げる効果やHDLコレステロール増加による動脈硬化予防によれば、HDLコレステロール(善玉コレステロール)がチョコレートの摂取によって増加することも分かったそうです。

【#主治医が見つかる診療所】コレステロール|LH比・酸化悪玉コレステロール・チョコ・トマト・鮭によれば、チョコレートを1ヶ月摂取した後の健康状態を検証する実験を愛知県蒲郡市・愛知学院大学(大澤俊彦博士)・株式会社 明治の産官学の共同で実施したそうです。

※この実証研究ではカカオポリフェノールが多く含まれているチョコレートとして、カカオ分72%のチョコレートを使用したそうです。

実証実験の結果、チョコレートを食べたことで善玉コレステロールが増えたそうです。

カカオ含有量72%の高ポリフェノール含有のチョコを4週間毎日25g食べると善玉コレステロールの増加が期待できます。

→ HDLコレステロール(善玉コレステロール)を増やす方法 について詳しくはこちら

また、カカオポリフェノールには、酸化抑制効果があるので、LDLコレステロールの酸化を防ぐことが期待されています。

→ コレステロールを下げる食品 について詳しくはこちら

→ LDLコレステロールを下げる食品 について詳しくはこちら

●チョコレートには糖尿病のリスクを下げる効果がある

チョコレートには糖尿病になるリスクを低減させる効果がある|東京医科大学とハーバード大学の研究チームによれば、東京医科大学とハーバード大学の研究チームが米国の健康な男性1万8,000人以上のデータを分析し、チョコレートと糖尿病発症についての関係を調査した結果、チョコレートを多く食べている人は、全く食べない人と比べて糖尿病のリスクが低くなっていることが判明したそうです。

板チョコ換算で糖尿病リスクが次のようになったそうです。

月に半分~1枚半 7%減

週に板チョコ半分 14%減

週に板チョコ1枚 17%減

ただ、この研究にはポイントがあります。

●このような効果が見られたのは、65歳以下でBMIが25以下の健康な標準体重の男性だけであった

チョコレートの健康効果によれば、運動習慣があり、チョコレートを定期的に食べる人は、肥満度指数(BMI)が低い傾向があるということであり、今回の研究結果と近いと考えられます。

●チョコレートに含まれるカカオ・ポリフェノールが糖尿病のリスクを低くする効果があると考えられるので、カカオの含有量の多いものを選ぶようにしましょう。

チョコレートに含まれるカカオ・ポリフェノールは、糖尿病の危険因子となるインスリン抵抗性や酸化ストレス、炎症に対して予防効果があることも報告されているそうです。

●カカオ含有量の低い(ビターチョコレートではないもの)はチョコレートはカロリーや脂質が高いため、継続的な食べすぎは肥満のほか脂質異常症や糖尿病などの生活習慣病を引き起こしかねないので、注意しましょう。

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●チョコレートは肝硬変患者に効果がある可能性

チョコレート、肝硬変患者に良薬である可能性=研究によれば、肝硬変の患者では食後に腹部の血圧が危険な水準まで上昇し、血管破裂につながることもあるが、ダークチョコレートを食べることでこれが抑制されるそうです。

末期肝臓病の患者21人を対象にした研究によると、食事にカカオ85%含有のチョコレートを含めた人では、ホワイトチョコレートを含めた人と比べ、肝臓につながる血管内の血圧上昇の割合が著しく小さかったそうです。

■まとめ

お菓子の中で人気を引っ張る存在のチョコレートですが心配なニュースもあります。

チョコレートは2020年に世界から消える?かもしれないそうです。

スイスのチョコレートメーカーバリーカレボーが2020年には一般の人々がチョコを食べる量を減らさない限りチョコレートは世界から消えると表明したそうです。

将来的にチョコレートは手に入らなくなる!?|カカオ豆生産者が天然ゴム栽培へ移行する理由とは?によれば、西アフリカの生産国では、カカオ豆から天然ゴムへと収益性の高い農作物の移行が進んでいるそうです。

カカオ豆への需要が増え供給が不足しているにもかかわらず、カカオ豆の生産を維持したくなるほどの価格上昇が見込めないため、カカオ豆を生産するよりも天然ゴムといった他の収益性の高い農産物に切り替えられているそうです。

このままの状態が進めば、将来的にはチョコレートが手に入らない、高級なものとなってしまうかもしれません。







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