この痛みは「ズキズキ」「ジンジン」?オノマトペと病名には一定の関係がある!?

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by Holly Lay(画像:Creative Commons)




■この痛みは「ズキズキ」「ジンジン」?オノマトペと病名には一定の関係がある!?

「オノマトペ」診断の一助に 頭痛や腰痛などの慢性痛

(2015/9/15、産経ニュース)

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参考画像:産経ニュース

頭痛や腰痛などで病院を受診し、患者が医師に痛みを伝える際、「ガンガン」「ピリピリ」などオノマトペ(擬音語、擬態語)を使うことが多い。そのオノマトペと、実際に診断された病名には、一定の関係があることが患者の実態調査で明らかになった。

どのような痛みかを伝える手段として、「ズキズキ」「ジンジン」といったオノマトペ(擬音語、擬態語)を使うことがありますが、言語学を専門とする竹田晃子・元国立国語研究所特任助教と、痛みの臨床研究で知られる小川節郎・日本大学総合科学研究所教授の研究によれば、このオノマトペと実際診断された病名には一定の関係があることがわかったそうです。

体の痛みも、子音や母音の違いで感覚的に区別して表現しているとされている。

こうした感覚的に区別して表現しているオノマトペを活用できれば、より正確な治療ができるようになるのではないでしょうか。

そして、今回の記事から思い出したのが、保健・医療・福祉方言データベースです。

患者の方言、間違えません 医療や福祉に訳語集作成

(2011/1/6、日本経済新聞)

身体の部位であったり、痛みであったり、というのはその土地・地域の方言で伝えたほうが患者さん自身も伝えやすいはずです。

ただでさえ、感覚的な痛みを伝えるのは難しいのですから、それを標準語に直すとなると、正確に伝えるのはさらに難しくなります。

しかし、今度は受け取り手である治療する側(医師・看護師)がその方言がわからないと意思疎通はできません。

そんなときに必要とされるのが、医療・看護・福祉のための方言データベースです。

これに、オノマトペが追加されると、より意思疎通ができるようになるのではないでしょうか?







【参考リンク】

自閉症スペクトラム(ASD)の人は方言を話さない!?|弘前大

Communication

by iamthatphotoguy(画像:Creative Commons)




自閉症の人、方言話さない傾向 弘前大教授らが調査

(2015/7/31、朝日新聞デジタル)

自閉症スペクトラム(ASD)の人は方言を話さない――。

弘前大教育学部の松本敏治教授(特別支援教育)らの調査によれば、自閉症スペクトラム(ASD)の人は方言を話さないことがわかったそうです。

その理由としては、次のようなことが考えられるそうです。

方言には相手との距離感を表現する側面があり、社会性の発達障害であるASDには習得が難しいのではないかと松本教授らは考察。

方言を話すということは、相手との距離感を表現することなんて考えたこともありませんでしたが、確かに、初対面の相手でも方言で話すと急に親しい関係にあるようなかんじがします。

方言が、コミュニケーションにおいて、距離感を表現するという手段であると考えれば、ASDは社会性の発達障害であるため、方言を話さないというのは自然なことなのかもしれません。

【参考リンク】







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人の息のにおいでがんや糖尿病などの病気を診断できる高精度センサーを開発|NIMS

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> 健康・美容チェック > がん > 人の息のにおいでがんや糖尿病などの病気を診断できる高精度センサーを開発|NIMS




■人の息のにおいでがんや糖尿病などの病気を診断できる高精度センサーを開発|NIMS

がん、息で手軽に診断…高精度センサー実用化へ

(2016/1/9、読売新聞)

国立研究開発法人の物質・材料研究機構(NIMS、茨城県つくば市)が中心となって、呼気のにおいを分析し、含有物質を高精度で判別できる小型センサーを開発した。

パナソニック、息に含まれる肺がん特有の臭い成分から肺がんを診断する製品の開発を進めているによれば、息に含まれる肺がん特有の臭い成分から肺がんを診断する製品の開発を進めているというニュースをお伝えしましたが、物質・材料研究機構が人の息のにおいでがんや糖尿病などの病気を診断できる高精度センサーを開発し、2022年にも実用化される見通しとなっているそうです。

吐く息で糖尿病診断=高性能センサー開発-スイス大研究者によれば、体内でインスリンの分泌が低下すると大量に放出されるアセトンと呼ばれる物質の濃度を測定し、糖尿病を診断することができるそうです。

このように病気の時に特徴的な呼気の成分がわかっていれば簡単な診断ができ、それに当てはまる人はさらに詳しい検査を受けるようにすれば、患者の肉体的負担・経済的負担が軽くなることにつながり、さらには医療費の削減にもつながるのではないでしょうか。

→ 糖尿病の症状・初期症状 について詳しくはこちら

→ 糖尿病危険度チェック について詳しくはこちら







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健康状態のモニタリングができるペット用スマートカラー|迷子の際のGPSトラッキング、給餌状態のチェック・リマインダー、ノミ・ダニなどの治療の管理

参考画像:Scollar Mini for Small Dogs and Cats|YouTubeスクリーンショット




■健康状態のモニタリングができるペット用スマートカラー

ペットの肥満を防ぐ!IoTを活用した自動ペットフード給餌機で紹介したAssociation for Pet Obesity Prevention(ペットの肥満防止協会)によると、合衆国の犬と猫の推定54%が、過食による太りすぎ、ないし肥満なのだそうで、そのことが糖尿病や腎臓病、心臓病、関節の障害などの原因になっています。

そこで、以前紹介したのは、モノのインターネット(IoT)を活用したペットフード給餌機です。

ペットの首にスマートIDをつけておき、ペットの接近を感知したら給餌機がシャッターを開けて一定量のフードを出し、タイマーとドアシャッターを使って給餌量を制限するというものです。

そして、今回見つけたのは、ペットの居場所や健康状態をモニタリングできる首輪です。

Scollar Mini for Small Dogs and Cats

Scollar Mini – Expandable smart collar for small dogs & cats

No longer do you have to outfit your pet with multiple collars for pet tracking, training, activity monitoring, health monitoring, pet door opening, food dispensing, communicating, anti-bark reminding and perimeter barriers.

Scollar Mini(スカラーミニ)には、迷子の際のGPSによるトラッキング機能、トレーニング・アクティビティ・健康情報のモニター機能、給餌状態のチェック・リマインダー機能、ノミ・ダニなどの治療の管理ができる機能、ペット用ドアの開閉機能、キッチンなど入ってほしくないところに入らないようにする機能などが付いています。

最初に紹介したペットフード給餌機は単一の機能に特化した商品でしたが、このScollar Miniは総合的にペットの健康を管理するために役立つ商品となっています。

犬&猫にも進む高齢化の波|ペットフード工業会調査(2009/2/24)によれば、一般的に犬や猫は7歳以上がシニアとされるが、その率は犬で全体の55・3%(昨年度51・0%)、猫で47・4%(同45・8%)となっており、うち約3割は10歳以上の老齢犬・猫なのだそうです。

ペットも高齢化で脱毛症や白内障、ガンなどの病気にかかるケースが増えたことやペット保険に対する信頼度や認知度が上がっていることから、犬や猫の高齢化で高額医療費を保障するペット保険の加入急増(2010/5/13)で紹介した富士経済によると、ペット保険の2009年の加入件数は、43万4000件で前年比45.1%増えたそうです。

保険とIOTを融合した健康増進サービスの開発に注目!|ウェアラブルデバイスをつけて毎日運動する人は生命保険・医療保険の保険料が安くなる!?というアイデアを以前紹介しましたが、近い将来、ペット保険にも導入され、スマートカラーをつけてペットの健康管理をしている人の保険料が安くなるということも起こるかもしれません。







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筋肉の動きをモニタリングできる電子タトゥー|脳卒中の患者のリハビリや車の運転の居眠り防止、義肢の操作|テルアビブ大学

Temporary-tattoo_for_long-term_high_fidelity_biopotential_recordings

参考画像:Yael Hanein Lab, TEL AVIV UNIVERSITY – Tattoo sEMG|スクリーンショット




■筋肉の動きをモニタリングできる電子タトゥー|脳卒中の患者のリハビリや車の運転の居眠り防止、義肢の操作|テルアビブ大学

筋肉の動きをモニタリングする電子タトゥー開発TEL AVIV UNIVERSITY

(2016/7/27、Fashionsnap.com)

タトゥーは、皮膚への接着面及び電極性能を向上させる導電性ポリマーから構成。

皮膚を刺激することなく、何時間もの間安定した信号を記録することができるという。

同技術は、脳卒中または脳損傷の患者のリハビリテーションや、運転中のドライバーの覚醒度を監視などに活用される。なんらかの疾患によって四肢を切断した患者が、残った筋肉で義肢を操作する用途にも応用可能になるという。

イスラエルのテルアビブ大学で開発された筋肉や神経細胞の活動をモニタリングできる電子タトゥーは、脳卒中などの患者のリハビリや車の運転の居眠り防止のための監視機能、義肢を操作する用途などに応用可能なのだそうです。

【参考リンク】

Emotion-Detecting Temporary Tattoos Are Here

■貼り付け型やインプラント型の医療デバイスの開発が進んでいる

最近では、肌に貼るタイプやインプラントタイプの医療デバイスの開発が進んでいる印象を受けます。

■まとめ

筋肉や神経細胞の活動をモニタリングできる電子タトゥーは、脳卒中などの患者のリハビリや車の運転の居眠り防止のための監視機能、義肢を操作する用途などいろいろな場面で使われるようになるかもしれません。







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