カフェインにヒトの痛みを和らげる効果がある|自然科学研究機構生理学研究所

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by jen(画像:Creative Commons)




カフェイン:痛み緩和の効果見つかる 自然科学研究機構

(2008/10/28、毎日新聞)

コーヒーの成分のカフェインにヒトの痛みを和らげる効果のあることが、自然科学研究機構生理学研究所(愛知県岡崎市)の久保義弘教授らの研究で分かった。カフェインを使った新しい鎮痛薬の開発につながる可能性がある。

自然科学研究機構生理学研究所の久保義弘教授らの研究によれば、カフェインにヒトの痛みを和らげる効果があることがわかったそうです。

まだまだ研究が必要なようですが、カフェインを使った新しい鎮痛薬とは、興味深いですね。







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「食の安全」への関心が高まり、「メタボ」への認知度アップ|平成20年版「食育白書」

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by Sam(画像:Creative Commons)

健康・美容チェック > メタボリックシンドローム > 「食の安全」への関心が高まり、「メタボ」への認知度アップ|平成20年版「食育白書」




「食育白書」を閣議決定 「メタボ」への認知度アップ

(2008/10/28、産経新聞)

政府は28日午前の閣議で平成20年版「食育白書」を決定した。相次ぐ産地偽装や中国製ギョーザ中毒事件などを背景に「食の安全」への国民の関心が高まり、日常の食生活に不安を抱える人が4割を超えた。また、生活習慣病につながるメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の認知度が上がる一方、朝食の欠食率の高さは改善の兆しはみられず、政府が掲げる食育の目標達成になお課題を残している。

平成20年版「食育白書」によれば、「食の安全」への関心が高まり、また、メタボリックシンドロームの認知度が上がっているそうです。

白書によると、日常の食生活に悩みや不安を抱えている人は44・3%に上り、その内容については「食品の安全性」が81%(複数回答)と一番高かった。

最近のニュースでも、食の安全性に関するニュースが多いことからも、現在ではさらに食の安全への関心は高まっていると思います。

昨年の調査ではメタボを認知している人は77・3%だったが、今年の調査では87・6%が認知し目標をクリアした。一方、メタボの予防や改善のために適切な食事や運動を半年以上継続的に実践している人は30・3%にとどまった。

メタボへの認知度は昨年に比べて認知度が上がっているようです。

一方で、メタボ対策のための食事や運動を継続して行なっている人は約3割にとどまっています。

メタボに関しては、腹囲が男性の場合85センチ以上だとメタボだというように、メタボを誤って認識している人もまだまだ多いと思われます。

これに関しては、さらなるPRが必要だと思います。

朝食を食べない20代男性は30・6%、30代男性は22・8%といずれも目標値の15%に達せず、計画策定時の29・5%、23%とほぼ横ばい状態。政府が「欠食率0%」を掲げる小学校6年生も3・5%が朝食をとっていないことが判明した。

朝食を食べない人もまだまだ多いようです。

忙しいために朝食が食べられないのでしょう。

うまく時間を活用して朝食が食べられる時間を作る必要があるようです。

都道府県別にみると、12歳の肥満傾向児の割合は男女ともに東北地方に集中。逆に肥満の割合が少ないのは福井、滋賀両県と京都府だった。成人男女で肥満の割合が低いのは東京都、神奈川、岐阜、静岡の各県、大阪府。とりわけ成人女性(40~69歳)の肥満者の割合が東北地方で高かった。

12歳の肥満時の割合は、男女とも東北地方に集中したそうです。

何か理由があるのでしょうか。

成人女性(40~69歳)の肥満者の割合が東北地方で高かったことから、年代別に違いがあるのではなく、地域的に肥満になりやすい理由があるのでしょうか。

食事が他の地域と比べて太りやすい食事なのでしょうか、それとも運動不足が原因なのでしょうか。

大変興味深いです。

詳しく見ることでさらに日本の食に関する現状が見えてきそうです。

→ メタボリックシンドローム について詳しくはこちら







ゲイツ財団、世界の健康状態改善めざす104の研究に資金

The Thinker – Bill Gates

by Steve Jurvetson(画像:Creative Commons)




ゲイツ財団、世界の健康状態改善めざす104の研究に資金

(2008/10/23、AFPBB)

ゲイツ財団はグランド・チャレンジズ・エクスプロレーションズについて、「既存の科学的枠組みに納まらないが、成功すれば飛躍的な発展に結びつく可能性のある」プロジェクトを対象に、「世界の健康状況の改善につながる大胆かつこれまで証明されていない方法の研究」に資金を提供するものだと説明している。

ゲイツ財団は、世界の健康状況の改善につながる104の研究に対して、各10万ドルの資金を寄付することを発表したそうです。

記事の中で、寄付の対象に選ばれた日本人の研究が取り上げられていました。

寄付対象に選ばれた自治医科大学(Jichi Medical University)の松岡裕之(Hiroyuki Matsuoka)教授の研究は、「蚊を、ワクチンを運ぶ『空飛ぶ注射針』に変える」というもの。ゲイツ財団によると、松岡教授は、通常は疾病を媒介する蚊を「空飛ぶ注射針」に変え、その蚊が人間を刺すことでワクチンを運ぶことができると考えているという。

蚊は、さまざまなウイルス・病気を運ぶ媒介者ですが、この研究はその蚊をワクチンを運ぶ空飛ぶ注射針に変えようとする研究なのだそうです。

確かに「既存の科学的枠組みに納まらないが、成功すれば飛躍的な発展に結びつく可能性のある」プロジェクトに選ばれた研究です。

そんな発想は浮かびません。

この中の研究から世界の健康状況の改善につながる成果が生まれてほしいですね。







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「蜂屋柿」の皮のエキスにメタボ改善を促す効果がある「アディポネクチン」を発見、事業化目指す

健康・美容チェック > 内臓脂肪 > メタボリックシンドローム > アディポネクチン > 「蜂屋柿」の皮のエキスにメタボ改善を促す効果がある「アディポネクチン」を発見、事業化目指す




■「蜂屋柿」の皮のエキスにメタボ改善を促す効果がある「アディポネクチン」を発見、事業化目指す

Dried persimmons

by coniferconifer(画像:Creative Commons)

「蜂屋柿」の皮にメタボ改善効果 県バイオ研など発見、事業化目指す

(2008/10/4、中日新聞)

美濃加茂市特産の渋柿「堂上(どうじょう)蜂屋柿」の皮に、内臓脂肪型肥満や高血圧 などのメタボリック症候群を改善する効果のあることが分かった。

県国際バイオ研究所などが発見し、民間企業と共同で健康食品素材として事業化を目指す。

<中略>

バイオ研は、加工の過程で大量に捨てられる皮の有効な利用法を研究。皮から抽出したエキスに、抗メタボ作用を持つ物質「アディポネクチン」の分泌を促す効果があることを突き止めた。

アディポネクチンは血糖値や血圧を下げ、糖尿病や動脈硬化を抑制するとして注目を集めている。現在はマウスの細胞実験段階で、今後、人への効果を確認し、新しい健康食品素材に応用する。

渋柿「堂上蜂屋柿」の皮のエキスに内臓脂肪型肥満や高血圧などのメタボリックシンドロームを改善する効果がある成分「アディポネクチン」の分泌を促す効果があることがわかったそうです。

アディポネクチンはメタボリックシンドローム対策・糖尿病予防・高血圧予防・動脈硬化抑制するとして注目されている成分です。

アディポネクチンに今後も注目です。

*なお、写真の柿と堂上蜂屋柿とは違う柿だと思われますので、ご了承ください。







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【参考リンク】

高脂血症の原因となる「リポたんぱく質」の分泌をローヤルゼリーが抑制

sweet, sweet honey

by Peter Shanks(画像:Creative Commons)

> 健康・美容チェック > 脂質異常症 > 高脂血症 > 高脂血症の原因となる「リポたんぱく質」の分泌をローヤルゼリーが抑制




高脂血症:ローヤルゼリーが効果 山田養蜂場と近大農学部が共同研究 /岡山 

(2008/10/25、毎日新聞)

山田養蜂場(鏡野町)と近畿大農学部の森山達哉准教授の共同研究でこのほど、高脂血症の原因となる「リポたんぱく質」の分泌をローヤルゼリーが抑制することが分かった。

山田養蜂場と近畿大農学部の森山達哉准教授の共同研究によれば、高脂血症の原因となる「リポたんぱく質」の分泌をローヤルゼリーが抑制することが分かったことにより、ローヤルゼリー高脂血症の予防が期待できるかもしれないそうです。







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