「#口腔力」の鍛え方!健口体操・嚥下体操のやり方!高齢者の介護から口から食べる楽しみを理解し嚥下障害対策を行おう!|#健康寿命




【目次】

■「食べる」という行為が人間にとっての喜びにつながっている

329/365 - 9/2/2011

by Gabriela Pinto(画像:Creative Commons)

普段健康に過ごしている人にとっては、食事をすることは特別なことではなく、人によっては食事しないで生きていければと考えている人もいるのではないでしょうか?

しかし、先日介護に携わる方に話を聞いた際に驚いたのは、「食べる」という行為が人間にとっての喜びにつながっているという視点でした。

高齢者の介護では3分炊き、5分炊きといったように介助レベルに応じて食事を作り、提供するのですが、本当に食事が難しくなると、おかゆの液体部分をすくったようなものを食事として提供するそうです。

そこまでいくと、腹部に穴を開けて胃に直接水分や栄養を送る「胃ろう」を選択してはどうかと考えることもあるそうです。

ただ、大事なのは、食事における噛んだり、飲み込んだりすることの大事さであり、そのことが食べることへの喜びにつながるため、その選択をするのは難しいとのことでした。

【参考リンク】

このように書いても実感することは難しいですが、食事が不要になる完全栄養食「ソイレント」とは?|ソイレントだけを30日間飲み続けたらどうなるか?【動画】で紹介した飲むだけで1日に必要な栄養を全て摂取できる完全栄養食の「ソイレント」を30日間飲み続けるとどうなるか?という実験を行った男性のコメントとその男性の健康診断を行った医師のコメントが印象的でした。

Soylent: How I Stopped Eating for 30 Days

この動画では「ソイレント」だけで30日間生活するという実験を行なったところ、他のものが食べられないというストレスのほかは肉体的には健康に異常は見られなかったそうです。

「ソイレント」だけで30日間生活するという実験を行なった男性の健康診断を行った医師によれば、食事は単に栄養を補うだけでなく、人に喜びを与え、社交性を保つものであるとコメントしています。

食事は香りで楽しみ、見て楽しみ、食べて楽しむことのできる一種のエンターテイメントであり、また、コミュニケーションを円滑にするためのツールでもあります。

「ソイレント」だけを食べ続ける生活というものは味気ないものでしょうし、食事におけるコミュニケーションを含めた楽しみを満たすものには成り得ないと思います。

■「#口腔力」を鍛えよう!高齢者の介護から口から食べる楽しみを理解し嚥下障害対策を行おう!

要介護者の約6割に咀嚼や嚥下に問題がある|嚥下障害チェックテスト・嚥下障害対策(健口体操・嚥下体操)によれば、日清オイリオグループが60歳以上の要介護者(要介護度1~3)を在宅で介護しており、介護食を作っている100名を対象に実施した「低栄養に関する実態調査」によれば、要介護者の約6割に咀嚼(そしゃく。かむこと)や嚥下(えんげ。飲み込むこと)に問題があるそうです。

嚥下が上手くできず食道ではなく気管から肺に行ってしまう嚥下障害になると食べ物や飲み物が間違って気管や気管支に入る「誤嚥(ごえん)」によって、食べ物や飲み物、唾液に含まれた細菌が気管から入り込むことが起こる病気「誤嚥性肺炎」を起こすリスクが高くなります。

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つまり、かむ力があることや飲み込む力があるという力があることは生きる力に直結していると考えられます。

オーラルフレイルを知って健康寿命を延ばそう|自分の歯が多く保たれている人は、健康寿命が長く、要介護期間が短い|東北大学によれば、食べこぼしやわずかなむせ、噛めない食品の増加というのは一つ一つを見るとささいなことですが、こうした症状が合わさって起こるということは口腔機能の低下のサインであり、オーラルフレイルという口腔機能低下を含む身体の衰えの一つです。

東北大学の松山祐輔歯科医師が行なった研究によれば、自分の歯が多く保たれている人は、寿命が長いだけではなく、健康寿命(日常生活に制限のない期間)が長く、要介護でいる期間が短いことがわかったそうです。

かむ力、飲み込む力といった「口腔力(こうくうりょく)」を高めることが健康寿命を延ばす秘訣であり、食べる楽しみを支える力ともなるので、しっかりと口の中の力である「口腔力」を鍛えていきましょう!

■嚥下障害チェックテスト

介護者のための摂食・嚥下障害対応マニュアル – 北海道を参考に嚥下障害の疑いがあるかどうか、嚥下機能のテストを紹介します。

1.水飲みテスト

常温の水3~5ccを座った姿勢の高齢者に手渡し、「いつものように飲んでください」と指示します。

数秒以内に1回でむせることなく飲めれば問題がないそうです。

ただし、むせてしまったり、全て飲めなかったり、水が口からこぼれたりした場合は、問題ありと判断します。

2.フードテスト

ティースプーンに半分のゼラチンプリンを食べてもらうテストです。

嚥下したあとに口の中にプリンが残っているかどうか、残っているとすればどこに残っているのか、さらに嚥下後のむせの有無をチェックします。

舌にプリンが残ってた場合は、舌と口の天井がうまく接触していないことが疑われますし、また、頬の内側に残っていれば、頬の筋肉が弱いことなどが疑われます。

3.反復唾液嚥下テスト

30秒以内に唾液を何回嚥下できるかを調べるテストです。

この検査は嚥下反射の起こりやすさをみるものなのだそうです。

検査に当たってはのど仏の上に指を置き、のど仏が指を確実にこえたときだけを1回と数えます。

高齢者では3回以上できれば、問題はないと考えられるそうです。

■嚥下障害対策(健口体操・嚥下体操)

●唾液がよく出る健口体操

童謡の「むすんでひらいて」に合わせて口を動かす

「むすんで ひらいて ベロを出して むすんで

またひらいて ベロ出して そのベロを鼻に

ベロを右に ベロを左 ベロをぐるぐる回します」

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●嚥下体操

1.腹式呼吸

鼻から息を吸って、口からゆっくり吐きます。

吸うのを4回、吐くのを8回。

2.首の体操

  1. 前に後ろに動かします。
  2. 右に左に動かします。
  3. 首筋を伸ばします。

3.肩の体操・腕の体操

肩をゆっくり上げてそのままにして、ストンと落とす。

片方の腕を上げて、もう片方の手で引っ張ります。

4.発音練習

唇を使って、「ぱっ・ぱっ・ぱっ」「まっ・まっ・まっ」と発音し、舌を使って「たっ・たっ・たっ」「らっ・らっ・らっ」と発音します。

【参考リンク】







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【老後資金】4割以上は公的年金のみで対策をしておらず、2割は預貯金やタンス預金のみ!




【目次】

■【老後資金】4割以上は公的年金のみで対策をしておらず、2割は預貯金やタンス預金のみ!

老後資金、4割以上は公的年金・2割は預貯金やタンス預金のみ!
老後資金、4割以上は公的年金・2割は預貯金やタンス預金のみ!

参考画像:老後資金、4割以上は公的年金・2割は預貯金やタンス預金のみ!「年金は65歳から」を3割は知らない!―年金制度に関するアンケート調査―(2017/10/18、保険クリニックプレスリリース)|スクリーンショット

老後資金、4割以上は公的年金・2割は預貯金やタンス預金のみ!「年金は65歳から」を3割は知らない!―年金制度に関するアンケート調査―

(2017/10/18、保険クリニックプレスリリース)

1) 障害年金・遺族年金よりも老齢年金の認知度が高い傾向にありますが、「老齢年金は65歳から支給される」という事実が約30%の人に知られていないという事が分かりました。(Q1)

2) 毎月自分が納めている年金保険料を知っているのは半数に満たず、国民年金加入者と厚生・共済年金加入者では約10%の開きがありました。(Q2)

3) 毎年届くねんきん定期便は、をチェックしている人は約60%でした。(Q3)

4) 将来の自分のおおよその支給額を把握しているのは、ねんきん定期便をチェックしている人では約80%ですが、ねんきん定期便をチェックしていない人では全く反対の結果となりました。(Q4)

5) 90%以上が老齢年金の金額は不十分と感じており、プラス100万円を望む声が多く挙がりました。(Q5)

6) 約40%にあたる251名が、老齢年金以外での老後資金の対策をしていませんでした。また、対策をしている人の中でも、約20%が預貯金やタンス預金のみという結果でした。(Q6)

『保険クリニック』が、20歳から60歳の男女600名に行なった老後資金に対するアンケート調査によれば、「老齢年金の他に老後資金の対策をしていますか?」という質問に対して、約4割が老後資金の対策をしておらず、また、対策をしている人と答えた人でも、約20%が預貯金やタンス預金のみであると答えています。

性別(男性・女性)・年齢階級別にみる悩みやストレスの原因からわかることで紹介した厚生労働省の平成13年国民生活基礎調査の概況|によれば、男性は25歳のころから、女性は45歳のころから「将来・老後の収入」についての悩みを持ち始めます。

■なぜ「将来・老後の収入」を悩むの?

なぜ「将来・老後の収入」を悩むのでしょうか?

もちろん若いころとは違って、体力が落ちたり、自分自身だけでなく周りの人が病気になったことによって、健康への意識が高まったりということもあるでしょう。

もう一つは、老後の資産形成の準備ができていないことが関係しているのではないでしょうか。

老後保障と介護保障の十分な準備ができておらず老後生活の不安を抱えている|平成28年度生活保障に関する調査で紹介した第一生命が全国の40代・50代の男女3,376名を対象に行なったアンケート調査によれば、現在の生活に対する不安よりも、老後に対する不安の方が大きいようです。

『40・50 代の不安と備えに関する調査』

(2014/7/24、第一生命)

お金や就労に関する不安についてたずねたところ、図表4の通り、不安(「非常に不安」+「やや不安」)を感じる割合は、「自分の給与が下がること」(71.5%)や「自分が失業すること」(67.6%)、「子どもの学費が支払えなくなること」(54.4%)といった、現在の生活が営めなくなることへの不安よりも、「老後、生活費用が支払えなくなること」(79.3%)、「老後、生計維持のために必要な就労ができなくなること」(78.7%)といった老後生活について多くの人が不安に感じています。

40・50 代の経済的な不安は、現在の生活に対する不安よりも将来老後に対する不安のほうが大きいことがわかります。これは、年金支給開始年齢の引上げなどから生じる公的年金生活に対する不安や、老後の経済的準備が必要と思うほどには進んでいないという認識から生まれる不安によるところが大きいと考えられます。

生活保障に対する充足感(「充足感なし」の割合)|平成28年度生活保障に関する調査|生命保険文化センター
生活保障に対する充足感(「充足感なし」の割合)|平成28年度生活保障に関する調査|生命保険文化センター

参考画像:「平成28年度 生活保障に関する調査(速報版)」(2016/9/20、生命保険文化センター)|スクリーンショット

しかし、老後生活(老後保障)と介護(介護保障)となると、十分な準備ができておらず、不安を抱えているようです。

自助努力による準備に公的保障や企業保障を加えた老後資金は、「充足感なし」が71.0%と依然として多数を占めている。

自助努力による準備に公的保障を加えた介護資金は、「充足感なし」が74.7%と他の保障[医療保障(51.1%)、老後保障(71.0%)、死亡保障(56.5%)]と比べて最も高い。

老後を夫婦2人で暮らしていく上で、「ゆとりある老後生活費」は月額34.9万円となっているのですが、老後保障・介護保障に関しては「充足感なし」と答えた人が7割を超えており、準備手段である個人年金保険の加入率や介護保険・介護特約の加入率をみても低水準であり、十分な準備ができていないことがうかがえます。

自助努力による準備手段の一つである個人年金保険の加入率は21.4%と低水準にあり、時系列でみても、大きな変化はみられない。

一方、介護保険・介護特約の加入率(全生保)をみると、増加傾向にあるものの9.9%と依然として低水準にある。

つまり、お金に対する悩みが尽きない理由は金融・保険・投資などお金に対する知識不足が原因!?でも取り上げましたが、老後に対する不安は、やはり金融や保険に関する知識不足や苦手意識が原因にあるのではないでしょうか?

「平成28年度 生活保障に関する調査(速報版)」

(2016/9/20、生命保険文化センター)

今回調査では、自分自身の金融や保険に関する知識がどの程度かを尋ねたが、「詳しい」の割合は、「金融に関する知識」で9.3%、「保険に関する知識」で9.2%となっており、いずれの知識についても「詳しくない」が7割強となっている。

金融・保険に関するいずれの知識についても「詳しくない」と答えた人が7割強となっています。

金融リテラシーが低い人は老後の不安が多い!2つの理由|健康・お金のことを学ぶことが幸せな老後の秘訣|広島大学によれば、金融に詳しい人は老後に対する心配が少ない傾向があり、逆に考えると、金融に詳しくない人は老後に対する不安が多いと考えられます。

金融に詳しくない人が老後に対する不安が多いとするのであれば、老後に対する不安を減らすためには、金融・保険・投資といったお金に対する知識を若いうちから学んでいくことが重要になります。




■お金に対する知識を学ぶにはどうすればいいの?

では、どのようにすればよいのでしょうか?

金融・保険・投資にはリスクがつきもので、そのリスクに対する恐怖から知らないふりをすることを選んでしまう人もいるのではないでしょうか。

まずは、自分の老後をどうしたいかを考えましょう。

例を挙げてみます。

2017年の還暦人(かんれきびと)に関する調査|PGF生命

全回答者(2,000名)に、60歳以降の生活費として、最低限必要だと思う金額はどのくらいだと考えているか(配偶者がいる場合は夫婦2人分)聞いたところ、「20万~24万円台」(27.0%)を中心に回答が集まり、平均額は20.8万円となりました。
同様に、ゆとりのある生活のために必要だと思う金額を聞いたところ、「30万~34万円台」(30.6%)を中心に回答が集まり、平均額は30.1万円となりました。

PGF生命(プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社)調べによれば、今年還暦を迎える1957年生まれの男女に尋ねたところ、生活費は最低月20万8千円、ゆとりがある生活のためには月30万1千円(平均額)欲しいと回答しています。

先程紹介した、老後保障と介護保障の十分な準備ができておらず老後生活の不安を抱えている|平成28年度生活保障に関する調査で紹介した「平成28年度 生活保障に関する調査(速報版)」によれば、老後を夫婦2人で暮らしていく上で、「ゆとりある老後生活費」は月額34.9万円とありますので、月額30万円ほどが一つのラインであると考えられます。

仮に、ゆとりのある生活を送るお金として月30万円が必要であるとしたら、そのプランを実現するためには、どれくらいの老後資産を形成しておく必要があるのかを考えましょう。

その際には、今のご自分の状況を把握し、自分の性格・収入の状況に合わせたプランをお金のプロに相談をするのも一つの手段です。

そして、そのプランに合わせて実行していきましょう。

「新産業構造ビジョン」(2017/5/29、経済産業省)によれば、⽼後の資産形成に向けた個⼈型確定拠出年⾦(iDeCo)や積⽴NISAなどの個人年金の仕組みを活⽤していくことが提案されています。

今回のアンケート調査によれば、「個人年金」や「企業型確定拠出年金・iDeCo」で老後の資産形成を行なっている人もきちんといます。

「個人年金」124名

「資産運用している」77名

「企業型確定拠出年金・iDeCo」56名

「各種年金基金」52名

「賃貸経営などの不労所得」14名

金融・保険・投資にはリスク(小さくするのも大きくするのも自分次第)がつきものですので、金融商品についてわからないことがあったら、積極的に金融機関で相談し、金融知識を高めていきましょう。

■まとめ

「人生100歳時代」を迎えるにあたって、ポイントとなるのは、「いかに健康寿命(日常生活に制限のない期間)を長くするか」と「寿命が長くなっても、また万が一介護が必要になっても安心できるほどの老後の資産形成をしていること」です。

ちなみに、最近の傾向としては、健康な人(健康増進に意欲的な人)ほど保険料率が割引になる保険も増えていますので、健康がお金のような価値を生む時代になっているのを感じます。

老後生活の不安を取り除くためにも、金融・保険・投資などに関するお金に対する知識を学び、健康的なライフスタイルを少しずつ実践していきましょう。

→ 【初心者向け】老後の資産を作る!定期預金・IDECO・NISA・保険の特徴を知り、少額・分散投資ができることを知ろう! について詳しくはこちら







【保険 関連記事】
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低体温を改善するポカポカ術・ホットスムージーの作り方|#世界一受けたい授業

健康・美容チェック > 低体温 > 体温を上げる方法 > 低体温を改善するポカポカ術・ホットスムージーの作り方|世界一受けたい授業

2014年11月22日放送の世界一受けたい授業では「低体温は病気の危険信号!今日から出来る簡単ポカポカ術!」を取り上げました。




【目次】

■低体温セルフチェック

1.冷たい食べ物や飲み物をよくとっている

2.便秘や下痢になりやすい

3.きつめな服をよく着ている

4.肥満気味

1つでも当てはまる場合は、低体温の可能性があるそうです。

※きつめの服を着ることが多いと血流が悪くなって低体温の原因に

※脂肪が多い人は外から身体を温めにくいため、低体温の可能性がある

■身体を温めるコツとは?

体を温める方法には、食事と運動が欠かせません。

1.「大股早歩き」

大股で早く歩くことで、エネルギーの消費量がアップし体温も上がる。

2.みかん

みかんの薄皮や白いスジには、血行を良くする「ヘスペリジン」が含まれている。

青みかんのヘスペリジンで冷えが改善できる|糖転移ヘスペリジンを摂取すると冷房が効き過ぎていても手足の冷えが抑えられる!で紹介したグリコ健康科学研究所によれば、冷えを感じる女性が「ヘスペリジン」に糖を結合させた「糖転移ヘスペリジン」を摂取すると冷水で冷やした手の皮膚表面温度の回復を早めることが分かったそうです。

また、あらかじめ糖転移ヘスペリジンを摂取しておくと、冷房が効き過ぎていても、手足の冷えが抑えられるそうです。

3.乾燥しょうが

しょうがを乾燥させることで、ジンゲロールという成分が、血行を良くするショウガオールという成分に変化することで、生で食べるよりも体を温めてくれます。

4.ラム肉

たんぱく質は熱を作り出すので、体をぽかぽかにしてくれます。

ラム肉には、特に体を温めてくれるLカルニチンが含まれているので、オススメ。

5.ニンジン

根菜をしっかり噛むと脳からヒスタミンという物質が分泌されるそうです。

ヒスタミンは体の熱を生み出すスイッチを入れ、体を温める効果があるそうです。




■ホットスムージーの作り方・レシピ

Girl Drinking Hot Chocolate

by Jason Shen(画像:Creative Commons)

●朝用ホットスムージー

【材料(2人分)】

  • 人参 100g
  • みかん 2個
  • 乾燥しょうが 0.5g
  • お湯 150ml

【作り方】

1.乾燥ショウガをお湯に浸す

2.ミキサーにニンジンと薄皮のついたみかんと1(乾燥ショウガを浸したお湯)を入れて30秒混ぜるだけ

※はちみつをお好みで入れてください。

●夜用ホットスムージー

【材料(2人分)】

  • 小松菜 30g
  • 乾燥プルーン 3粒
  • 豆乳 200ml
  • シナモン 小さじ1/4

【作り方】

1.ぬるま湯で乾燥プルーンを軽く戻す

2.小松菜を湯通しする

3.豆乳を60度位に温める

4.プルーン、小松菜、豆乳、シナモンをミキサーに入れて20秒混ぜて、出来上がり。

→ 体温を上げる方法 についてはこちら

→ 低体温|低体温の改善・原因・症状 についてはこちら







【予告】
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熱ショックタンパク質(ヒートショックプロテイン)の効果|体温アップする方法・温め健康法の注意点|#ためしてガッテン

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2011年5月11日放送のためしてガッテンでは、「大検証!体温アップで超健康の真実」を取り上げました。




【目次】

■体温を1~2度上げれば・・・

体温め健康法の本の帯などに書かれているのは、体を温めると病気が治る、免疫力アップ、がん細胞消滅、インフルエンザ予防、美肌になる、アトピー改善、体温1度上昇で免疫力5倍、便秘解消、うつが治る、ダイエット効果、アンチエイジングなどです。

■HSP(ヒートショックプロテイン・熱ショックたんぱく質)

熱ショックタンパク質は、ほぼすべての細胞に存在し、体温上昇で増えるそうです。

熱ショックタンパク質は、細胞を強化する働きがあるそうです。

札幌医科大学鳥越俊彦教授によれば、熱ショックたんぱく質が免疫機能の制御に重要な役割を果たしているということが分かってきたそうです。

試験管レベルでは、35度のT細胞と39度まで温めたT細胞を比較すると、ヒートショックプロテインは2倍以上に増え、12時間の間にやっつけたガンの割合は14%と44%となったそうです。

熱ショックタンパク質は一定以上の温度変化により増えるそうです。

かぜなどで発熱している時も熱ショックタンパク質は増えるそうです。

■熱ショックタンパク質はどうやって細胞を強化しているの?

熱ショックタンパク質は細胞のタンパク質を修復して強化してくれるそうです。

細胞は、圧力・精神的ストレス・放射線・紫外線・熱・pH・活性酸素などで傷ついています。

■体温を1~2度上げるにはどうしたら良いか?

bathe

by Bea Serendipity(画像:Creative Commons)

番組スタッフの実験によれば、36.2度の女性が38度まで体温を上げるのにかかった時間は、40分だったそうです。

人間は恒温動物なので、体温を一定に保つシステムを持っています。

変温動物とは違い、体温が急激に上がらないように身体が戦っているわけです。

しかし、ある一定の段階を超えると、体温は上がりだします。

そのポイントは汗です。

汗は気化熱で体温を下げるので、水滴状態では効率が大幅にダウンします。

玉のような汗が出ているのは、体温調整の限界といえます。




■温め健康法の注意点

中山健夫教授(京都大学)

「HSPは理論的には事実。ただ人間に効果があるかどうか慎重に検証する必要がある。」

体温をむやみにあげると

  • 「のぼせ」でふらつく。
    のぼせると転倒事故につながることも。高齢者の方は長湯し過ぎに注意。
  • 血栓ができやすくなる
    高温(42度~)で長湯した場合
    熱い湯で体温を2度以上あげると、血小板に偽足(血小板の形が変わり、脚のように飛び出した形になり、ひっかかりやすくなる)ができ、詰まりやすくなる。
  • 熱中症
    高齢者や子どもは体温調整がうまくいかない時があるので要注意。

のおそれがあるそうです。

■和温療法とは

鹿児島大学医学部 鄭忠和教授

「心臓の筋肉にかなりのダメージが来てもう元に戻らない患者さんもいるんです。」

慢性心不全の人の心臓を見ると健康な人の心臓に比べて動きが小さい。

血液循環が滞ってしまい、症状が重くなると、心臓移植が必要になることも。

しかし、和温療法を継続することで日常生活を普通にできるそうです。

【和温療法の方法】

60度のサウナに入り体温を約1度上昇させたあと、保温30分

和温療法の目的は心臓の完治ではなく、血流を良くして症状を改善すること

血管若返り=血管が柔らかくなること

血管が硬くなると、高血圧になり、心筋梗塞や脳梗塞の危険があるそうです。

→ 血圧を下げる方法(食べ物・サプリメント・運動) について詳しくはこちら

●血管が若返る仕組み

体を温めて深部体温が上がると、熱を逃がそうとして血流が良くなります。

この時血管の内壁からNO(一酸化窒素)という物質が出てきます。

この一酸化窒素には血管を広げようとする働きがあります。

このことによって、内部の筋肉がほぐれて、血管が柔らかくなる、つまり血管が若返るそうです。

■和温療法と同じ+1℃はお風呂では何分くらいかかる?

湯温40度の状態(安全な温度)

さら湯の場合、+1℃になるまでに13分

入浴剤を入れた場合、+1℃になるまでに9分半、

※炭酸が肌から吸収されると血管が広がってその結果温まりやすくなると考えられるそうです。

※個人差があります。

体温を上げる方法 についてはこちら







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自己啓発市場、9000億円超 30年間で3倍|自己啓発市場とは?リカレント教育によってさらに拡大する!?




■自己啓発市場、9000億円超 30年間で3倍|自己啓発市場とは?リカレント教育によってさらに拡大する!?

HSC Talk Business Studies

by coffsharbourlibrary(画像:Creative Commons)

自己啓発市場、9000億円 経済激動、自分に“投資” 30年間で3倍

(2018/1/8、佐賀新聞)

項目別に2016年の市場規模を見ると、英会話などの「語学スクール」が2860億円、公認会計士や弁護士などの「資格取得スクール」が2370億円で、計5230億円。平成元年時点は計800億~1100億円程度で、約5倍に増加。市場全体を押し上げる格好になっている。

 専門職大学院が制度化された「社会人大学院」(1452億円)や、インターネットの普及に伴う「Eラーニング」(100億円)のように、平成元年には極めて小さかった市場も時代の変化に合わせて拡大した。

 一方で「書籍・雑誌」は出版市場の縮小を受け、平成元年の1457億円を下回る965億円。

共同通信が三菱UFJリサーチ&コンサルティングに依頼した調査によれば、自身の能力を向上させるための「自己啓発」に関する市場が、2016(平成28)年現在の推計で9049億円となり、1989年推計と比較すると、約30年で約3倍に拡大しているそうです。

今回の数字を見る上で大事なのは「自己啓発市場」をどのように定義するのかという点です。

自己啓発といえば、生き方を説いたりするような書籍も含まれるのかなと思いがちですが、今回の定義は、ビジネスに直接関わらない書籍や生き方を説いたりする書籍、ビジネスに直結しないセミナーなどは除外されています。

自己啓発市場を、ビジネスに関わるスキルやマインドの習得を目指すものと定義し推計した。

つまり、今回はビジネス関連書籍や起業家の講演会などのセミナー、英会話教室などの語学スクール、資格所得スクール、英検などの資格検定試験、法科大学院などの社会人大学院、社会人大学、オンライン英会話、ビジネスコーチングを自己啓発市場としており、その市場規模が約9千億円になっているというニュースなのです。

→ #自己啓発 とは?意味|ブログオススメの”自己啓発本”ランキングベスト10(2015-2018) について詳しくはこちら

リカレント教育とは?「学び直し教育」が普通の時代が来る!?|出産・育児で退職した女性や定年退職した高齢者らがビジネスの技能を磨く #学び直し教育 のために5000億円投入する方針(2017/12/4)によれば、政府は出産・育児で退職した女性や定年退職した高齢者らがビジネスの技能を磨く「リカレント(学び直し)教育」推進のために約5000億円投入する方針なのだそうです。

今回のニュースとリカレント教育のニュースを組み合わせると、その市場規模は単純計算で今後1.5倍に大きくなることが予想されます。

日本人の社会人は勉強しないというニュースを見たことがありますが、人生100歳時代を迎えるにあたって、セカンドキャリア・サードキャリアというように新たな仕事を行うためにもう一度学び直すという人も出てくることが普通の時代になっていく必要が今後あると思います。

ある人は「人に投資をすることが最もパフォーマンスのよい投資」だといっていましたが、今後必要となる仕事ややりたいことをするために「学び直し」をすることが普通のことになってほしいものです。

→ 2017年実際に買ってよかった本ランキングベスト5|おすすめ本ベスト5も!(デザイン・組織マネジメント・レジリエンス・アート・自己啓発本) について詳しくはこちら







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