大竹まことさん、前立腺がんを公表/7時間の手術の末、前立腺を摘出!




大竹まこと公表 「前立腺がん」とは? 男性特有のがん、早期は自覚症状が乏しく発見困難(2026年8月17日、スポニチアネックス)によれば、大竹まことさんが前立腺がんを公表しました。

以前からひどい頻尿に悩まされ、複数の病院を受診し、検査を進めていくうちにある数値が異常に高いことがわかって、前立腺がんを発見したそうです。

その数値とは、おそらく「PSA(前立腺特異抗原)」ではないでしょうか?

■前立腺がんとは?

国立がん研究センターによれば、前立腺がんは、前立腺の細胞が何らかの原因で異常に増殖することにより起こる病気で、悪性腫瘍の1つで、早期の前立腺がんは、多くの場合自覚症状がないそうです。

進行すると、尿が出にくい、排尿の回数が多いなどの症状が出ることもありますが、これらの症状は前立腺肥大症などでも起こるため、症状だけで前立腺がんと判断することはできません。

■前立腺がんを公表した有名人

【関連記事】

自覚的ストレスレベルが高いとがんにかかるリスクが高い!|男性で強く見られ、特に肝がん・前立腺がんでリスク上昇|国立がん研究センター(多目的コホート研究)

国立がん研究センターの多目的コホート研究の結果によれば、長期的にみて、自覚的なストレスレベルが高いと、全がんでかかるリスクが高くなり、その関連は男性で強くみられることがわかったそうです。

また、がんを臓器別にみると、特に、肝がん・前立腺がんで自覚的ストレスが高いとリスクの上昇がみられたそうです。

ストレスががんを引き起こすメカニズムはよくわかっていないものの、

動物実験では、免疫機能の低下を通じて他の肝疾患を発症し、発がんに至ることが報告されている

そうで、肝がんや前立腺がんはストレスの影響を受けやすい部位といえるのかもしれません。

コホート研究|葉酸とうつ|前立腺がんと薄毛|ほくろの数と乳がん|脈拍と糖尿病|ヨーグルトと糖尿病|ヤセと認知症|#世界一受けたい授業

アメリカの国立がん研究所による調査によれば、薄毛(おでこが後退し、頭頂部が薄い)だと、前立腺がんの発症する確率が39%アップするそうです。

男性ホルモンと前立腺がんに関係していることが考えられます。

→ 薄毛・抜け毛の原因・対策・予防 について詳しくはこちら

がん予防に効果的な食べ物はブロッコリースプラウト(抗酸化作用のあるスルフォラファンが豊富)・黒にんにく・ハト麦・大豆製品(星野泰三)|#ジョブチューン

大豆イソフラボンには、大腸がん、乳がん、前立腺がんの予防効果があるそうです。

射精回数が多い男性は前立腺がんになりにくい!/月21回以上の射精で前立腺がんリスク2割減

アメリカで行われた研究によれば、1か月あたりの平均射精回数が21回以上の男性は、4から7回の男性に比べて前立腺がんを発症するリスクが2割前後低いという結果が出ています。

くるみを一日に2つかみ(56g程度)食べると、前立腺がんの予防につながる!?

カリフォルニア くるみ協会によれば、くるみを一日に2つかみ(56g程度)食べると、前立腺がんの予防につながると考えられるそうです。

オメガ3脂肪酸のαリノレン酸、抗酸化物質、植物ステロールなどの成分が相乗的に働いてくれることでガン予防につながると考えられるそうです。

→ オメガ3脂肪酸|オメガ3の効能・効果・食べ物・オメガ3ダイエット について詳しくはこちら







「本記事は医療行為の代替ではなく、テレビ・論文・公的資料を一般の生活者向けに噛み砕いたものです」

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意外と見落としがちな日常の衛生・セルフケアポイントとは?




1)ソープディスペンサーの汚染

石けんを直接補充するタイプのディスペンサーは、細菌汚染が非常に多いです(ある調査では調べた14台すべて汚染、手洗い後にグラム陰性菌が平均26倍に増加したケースも)。

密封カートリッジ式(交換式)にすると汚染が大幅に減るという結果が出ています。

チェックポイント:自宅や職場のディスペンサーが「補充式」か「密封式」か確認する。洗浄・乾燥しても完全には汚染を防げない場合があるため、密封式への交換を優先的に検討(研究でもバイオフィルムが残りやすいと指摘されている)。

→ 【補充式ディスペンサーが抱える衛生リスク】汚染された石鹸で手を洗うと手の細菌が増えてしまう!「水」に潜む意外なリスクとは?

2)寝具のカビ・湿気・ダニ対策

布団やマットレスは湿気を溜めやすく、ダニやカビの温床になりやすいです。

ダニはアレルギー性皮膚炎・アトピー悪化の大きな要因で、カビは感染症や炎症リスクも伴います。

チェックポイント:定期的な天日干しや布団乾燥機の使用、除湿、シーツの洗濯頻度を上げる、防ダニカバーの活用など。

→ ダニ対策・ダニを退治する方法(やり方)|衣類乾燥機・布団乾燥機による加熱と掃除機がけ|#ためしてガッテン(#NHK)

3)ボディタオルの風呂場放置

ボディタオルを風呂場に置きっぱなしにしていませんか?湿ったまま放置すると菌やカビが繁殖しやすいです。

チェックポイント:使用後は必ずしっかり乾かし、可能なら屋外や通気の良い場所に干す。定期的に交換する。

→ タオルは雑菌まみれ? ニキビ肌とフェイスタオルの科学的な話

4)枕カバー・シーツの交換頻度

枕カバーは皮脂・汗・髪の汚れ・スキンケア残留物が溜まりやすく、顔に長時間密着するため、細菌・皮脂汚れによるニキビ・炎症リスクが高いです。

チェックポイント:特にニキビや肌荒れが出やすい人は、2〜3日に1回交換するだけでも改善することが多いです。

→ ニキビ肌・敏感肌は枕カバーを2〜3日に1回洗おう!枕カバーの細菌はトイレ便座の1万7千倍!?

5)靴下・靴の管理

湿った靴下を履きっぱなしにしたり、靴の中が蒸れたりすると、足の真菌(水虫)や皮膚炎を招きやすいです。

チェックポイント:通気性の良い靴を選ぶ、帰宅後すぐに靴を乾かす、靴下は毎日替えるなどの基本が重要です。

6)お風呂場のカビ対策

浴室のカビは、カビ胞子の吸入や皮膚接触で、皮膚や呼吸器に影響を与える可能性があります。

チェックポイント:使用後の換気を徹底する、定期的にカビ取りをする、排水溝やパッキン周りを重点的に清掃する。

7)メイク道具・スポンジ・ブラシの衛生

スポンジやブラシは湿った状態で放置すると菌が繁殖しやすく、顔に直接塗布するため感染症・炎症リスクが高いです。

チェックポイント:週に1回程度はきちんと洗浄・乾燥させるか、使い捨てタイプを活用する。

8)洗濯機自体の衛生(特にドラム式)

ドラム式洗濯機のパッキンやドラム内部にカビが生えやすく、洗濯した衣類にカビや臭いが移ることがあります。

カビが衣類全体に移り、全身の皮膚に影響する恐れがあります。

チェックポイント:定期的な掃除や乾燥運転を習慣にすると安心です。

9)顔用タオルと体用タオルの共用

同じタオルで顔と体を拭くと、体の菌や汚れが顔に移りやすいです。(交差汚染リスク)

チェックポイント:顔専用のタオルを用意し、こまめに洗濯・乾燥させるのがおすすめです。

→ タオルは雑菌まみれ? ニキビ肌とフェイスタオルの科学的な話

10)スマートフォンの画面

画面は手の汚れや細菌がかなり付着しています。

頰や顎に押し当てる習慣があると、手由来の細菌が顔に移り、ニキビや炎症の原因になりやすいです。

チェックポイント:定期的に画面を清潔に保つ、寝る前に触った手で顔を触らない、などの意識が有効です。

11)ヘアケア用品が身体に触れること

シャンプーやトリートメントが首・肩・背中に流れ落ちて、肌荒れの原因になることがあります。

刺激や残留による皮膚炎リスクがあります。感染リスクより刺激性皮膚炎のリスクが主です。

チェックポイント:洗い流しをしっかりする、髪を洗うとき身体に直接かからないように注意する、必要に応じてボディシャンプーを分ける。

12)リュックによる蒸れ・摩擦

リュックの背中部分が長時間密着すると、蒸れや摩擦でバリアが壊れ、皮膚トラブル(かぶれ、ニキビ、色素沈着など)を起こしやすく、二次感染や炎症を招きやすいです。

チェックポイント:長時間背負う場合は通気性の良い素材を選ぶ、こまめに休憩を入れる、背中に汗をかいたら早めに拭く・着替える。

13)ポリエステル肌着の適合性

ポリエステルなどの化学繊維が肌に合わず、かぶれや痒みを引き起こす場合があります。

また、蒸れやすく摩擦も起きやすく、真菌増殖や刺激性皮膚炎のリスクがあります。

チェックポイント:肌の弱い人は綿やシルクなどの天然素材を試す。新しい肌着は一度洗ってから着る、サイズが合っているか確認する。

14)洗濯用洗剤・柔軟剤の残留

香料・酵素・光学系漂白剤などが衣類や寝具に残り、敏感肌の人に刺激を与えることがあります。

主に刺激性・アレルギー性皮膚炎のリスク(感染より刺激寄り)。

チェックポイント:無香料・低刺激のものを選ぶ、すすぎをしっかりする、柔軟剤を控えるなどで改善するケースがあります。

15)お湯の温度とシャワー時間

熱すぎるお湯や長時間のシャワーは、皮膚のバリア機能(脂質)を奪い、間接的に他の刺激や感染に弱くなり、乾燥やかゆみを悪化させやすいです。

チェックポイント:ぬるめのお湯で短めに済ませる方が、肌には優しいです。

16)アクセサリー(ピアス・指輪など)

ニッケルなどの金属アレルギーや、汗で汚れた状態で長時間つけることでかぶれを起こすことがあります。

チェックポイント:定期的に外して清潔にする、肌に直接触れにくい素材を選ぶのも一つの方法です。







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【補充式ディスペンサーが抱える衛生リスク】汚染された石鹸で手を洗うと手の細菌が増えてしまう!「水」に潜む意外なリスクとは?




公共トイレなどでよく見られる「バルクソープ補充式ディスペンサー」(大きな容器に石鹸を継ぎ足して使うタイプ)は、細菌に汚染されやすいことが知られています。

実際、公共トイレの約4分の1が汚染されているという報告もあります。

この研究では、汚染された石鹸で手を洗うと手にどれくらい細菌が残るか、またその細菌が他の表面にどれくらい移るかを調べました。

■実験結果

高濃度汚染石鹸で洗った後、1手あたり平均約19万個(5.28 log₁₀ CFU)の細菌が残りました。

そのうち約170個(2.23 log₁₀ CFU)が表面に移行しました。

また小学校での調査によれば、汚染された補充式石鹸で洗った後、手のグラム陰性菌が平均26倍(1.42 log₁₀ CFU増加)に増えました。

一方、密封式のきれいな石鹸で洗うと、細菌が約半分に減少(0.30 log₁₀ CFU減少)しました。

■結論

汚染されたバルクソープ補充式ディスペンサーの石鹸で手を洗うと、むしろ手の細菌が増えてしまい、他の物に移しやすくなることがわかりました。

これにより、公共の場での細菌感染リスクが高まる可能性があります。

密封式のディスペンサー(袋やカートリッジごと交換するタイプ)を使うと、このリスクを大きく減らせます。

CDCなども「石鹸の継ぎ足し(topping off)は避けるべき」と推奨しています。

【参考文献】

注:
この研究は、密封式ソープディスペンサーを製造・販売するGOJO Industriesの研究者らが主に実施したものであり、商業的な利益相反の可能性があります。

■まとめ

今回の研究と以前取り上げた研究、参考文献を含めて考えると、手を洗うという行為をすることできれいになるものと思い込んでいましたが、実際には、手に水分が残ったままだと微生物が大きく移動してしまいますし、密封式でない補充して使うタイプのディスペンサーの石鹸で手を洗うと手の細菌が増えてしまいますし、水が滞留しているとうがい水が細菌で汚染されるということもあることから、とにかく「水」に注意が必要だということがわかりました。

【参考記事・参考文献】







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歯医者の椅子横のうがい水は本当に細菌だらけ?鶴見大学の研究が明らかにした「歯医者のうがい水」の細菌汚染実態




歯医者の椅子の横にある「うがい水」が細菌だらけ——そんな投稿が話題になり、「海外だけの話で日本は違う」という反論も見られます。しかし、日本国内の大学病院でも同様の結果が確認されています。

鶴見大学歯学部附属病院の研究(2009年発表)によれば、2003年に附属病院内の17台すべての歯科用ユニット(デンタルチェア)の給水系水(うがい水など)の微生物汚染状況を調査したところ、フィルターや逆流防止装置の有無にかかわらず、全ユニットから微生物が検出されました。

菌数は 2.4×1022.4 \times 10^{2}2.4 \times 10^{2}
〜6.1×1046.1 \times 10^{4}6.1 \times 10^{4} CFU/ml(240〜61,000 CFU/ml)に達し、フラッシング(水を流すこと)で汚染度は減少したものの、フラッシング後も汚染が残るユニットがあることがわかりました。

■背景

チューブ内にバイオフィルムが形成され、タービン・シリンジ・うがい水(含嗽水)などに汚染水が出やすいことが指摘されています。

米国ではCDCが500 CFU/ml以下、ADAが(当時)200 CFU/ml以下を推奨していましたが、日本では当時も現在も、歯科ユニット水に特化した法的水質基準はありません(水道水の一般細菌基準100 CFU/ml以下や従属栄養細菌の管理目標2,000 CFU/ml以下を参考にしているケースが多いです)。

■対策

2004年から「ショックトリートメント」(診療終了後に洗浄液を満たして一晩放置し、翌日排出。3日間連続実施)を導入。

実施後は汚染が著しく改善しましたが、詰まり・水漏れ対策や定期的な繰り返しが必要とされました。

ショックトリートメントとフラッシングの併用効果(中野雅子ほか, 日本歯科保存学雑誌 2017):洗浄後は菌数が大幅に減るが、数週間で再増殖しやすい。500 ppm次亜塩素酸ナトリウムなどが有効だが、部材への影響も考慮が必要。

微酸性電解水の長期使用(中野ほか, 日本衛生学雑誌 2020):7年間の調査で、従属栄養細菌数を低く抑えられる有効性が示された。

使用年数が長いユニットほど菌数が多い傾向(鹿児島大学関連の2022年報告など):古いユニットではフラッシング効果が低く、消毒機能付きユニットは菌数が少ない。

■海外の状況とガイドライン

汚染は世界的に報告されており、バイオフィルム形成が主因です。

過去に小児歯科などで非結核性抗酸菌感染のアウトブレイク報告があり、水ライン管理の重要性が強調されています。

CDCは非外科処置で≤500 CFU/mlを推奨しています。

■まとめ

歯科用ユニットの給水系水(うがい水など)は、細いチューブ内の滞留水によるバイオフィルム形成で汚染されやすいことが、複数の研究で示されています。

フラッシングや化学洗浄(ショックトリートメントなど)で低減可能ですが、定期的な管理が必須で、一度きれいにしても再汚染しやすいのが特徴です。

2009年以降、消毒機能付きユニットや電解水システムの導入が増え、管理は改善傾向にあるとの指摘もありますが、施設・ユニットの年数・管理状況により差が大きいのが実態です。

【参考文献】

  • 小澤寿子, 中野雅子, 新井高, 前田伸子, 斎藤一郎. 歯科用ユニット水ラインのショックトリートメントの効果:鶴見大学歯学部附属病院での実践. 日本歯科保存学雑誌. 2009;52(4):363-369.
    DOI: 10.11471/shikahozon.52.363
  • 中野雅子, 高尾亞由子, 前田伸子, 細矢哲康. 歯科用チェアユニット給水管路の細菌汚染に対する衛生管理の取組み―ショックトリートメントおよびフラッシングの併用効果―. 日本歯科保存学雑誌. 2017;60(6):306-312.
    DOI: 10.11471/shikahozon.60.306
  • 中野雅子, 高尾亞由子, 前田伸子, 細矢哲康. 歯科用チェアユニットの水回路の汚染に対する微酸性電解水の有効性―7年間にわたる継続調査―. 日本衛生学雑誌. 2020;75:19021.
    DOI: 10.1265/jjh.19021
  • 神之田理恵, 渡邉温子, 松尾美樹, 小松澤均, 宮脇正一. 歯科診療用ユニット給水系中の微生物汚染に関する検討. 日本環境感染学会誌. 2022;37(5):183-189.
    DOI: 10.4058/jsei.37.183
  • Centers for Disease Control and Prevention (CDC). Guidelines for Infection Control in Dental Health-Care Settings—2003. MMWR. 2003;52(RR-17):1-61.







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エクオール産生能が高い閉経後女性は、髪の密度維持・細毛化抑制・白髪が少ない傾向がある




エクオール(equol)と髪の毛および白髪に関係があるのかどうか気になったので調べてみました。

調べてみると、エクオールと髪の毛(特に密度や白髪)には、一定の関連が示唆されています。

閉経後女性を対象とした観察研究によれば、エクオール産生能がある人の方が白髪が少なく、髪の老化が抑えられる傾向が見られます。

ただし、因果関係を証明する介入試験や白髪特化の大規模研究はまだ限られており、メカニズムは主にエストロゲン様作用や抗アンドロゲン作用から推測されます。

毛髪の悩みとエクオール産生能の関係についての論文を発表(2020年4月24日、大塚製薬)

【参考文献】

  • 日本美容皮膚科学会雑誌 Vol.30 No.1, pp.8-17, 2020 「閉経後女性における毛髪とエクオール産生能の関係に関する観察研究(Equol status affects hair aging in postmenopausal women: A cross-sectional study)」
    岩下聡、宮川春菜、上野友美、浜本圭介、内山成人、植木理恵
    The Journal of Japanese Society of Aesthetic Dermatology Vol.30 No.1
    Equol status affects hair aging in postmenopausal women: A cross-sectional study
    Soh Iwashita, Haruna Miyakawa, Tomomi Ueno, Keisuke Hamamoto, Shigeto Uchiyama, Rie Ueki

45~64歳の日本人閉経後女性200名を対象に、腸内エクオール産生能(尿中などから判定)を調べ、頭頂部の毛髪本数・密度・直径(軟毛の割合)、白髪の状況、自覚症状を評価しました。

エクオール産生者は全体の約47%(93人)で、日本人女性全体ではおおよそ2人に1人程度とされます。

エクオール非産生者では、閉経後の経過月数が長いほど毛髪密度が低下し、細い毛(軟毛)の割合が増加。

エクオール産生者では密度や軟毛の変化がほとんど見られませんでした。

また、エクオール産生者の方が非産生者より白髪が少なく、産生者の方が「まとまり・ハリ・コシ」「ツヤ・光沢」が良好と感じていました。

このことから、閉経後女性において、エクオールが毛髪の老化(密度低下、軟毛化、白髪化)の抑制に関与する可能性があると考えられます。

■関連する研究

※白髪ではなく薄毛(脱毛)に関する研究です。

〇エクオールはDHT(ジヒドロテストステロン)に結合してその作用を阻害する抗アンドロゲン活性が報告されています(ラット実験など)。

DHTは男性型・女性型脱毛に関与するため、髪の維持に寄与する可能性があります。

S-エクオールを含む外用製剤(リポソーム配合)の小規模前向き研究では、男女のアンドロゲン性脱毛で毛髪数や成長期毛の改善が見られた例があります。

■まとめ

閉経後女性では、エクオール産生能が高い(または補充できる)方が髪の密度維持、細毛化抑制、白髪の少なさ、質感の良さに関連する観察データがあります。

ただ、横断的観察研究のため「産生能があるから白髪が少ない」のか、他の生活習慣・腸内環境の影響なのかは明確ではありません。

エクオールサプリの摂取で白髪が減るかどうかは、今後の介入研究を待つ必要があります。

エクオールの効果|エクオールを作れる人、作れない人の違いとは?|#世界一受けたい授業

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