糖尿病患者の寿命が栄養管理や治療法の進歩により改善|愛知医大など

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【目次】

■糖尿病患者の寿命が栄養管理や治療法の進歩により改善

Army Nurse Operating Medical Equipment at Camp Bastion Hospital, Afghanistan

by Defence Images(画像:Creative Commons)

<糖尿病患者>寿命改善 男71歳女75歳、治療法が進歩

(2016/12/30、毎日新聞)

2001~10年に死亡した糖尿病患者の平均年齢は、男性が71.4歳、女性が75.1歳となり、日本人全体の平均寿命より男性が8.2歳、女性は11.2歳短かったと、愛知医大などの研究チームが全国調査の結果を国内専門誌で報告した。一方、糖尿病患者の死亡時平均年齢の伸びは日本人全体よりも大きく、30年前の同様のデータと比べると男女とも差が2~3歳縮まった。栄養管理や治療法の進歩が改善を後押ししたとみられる。

<中略>

1971~80年に死亡した糖尿病患者の死亡時平均年齢を調べた過去の調査では男性63.1歳、女性64.9歳で、日本人全体よりそれぞれ10.3歳、13.9歳短かった。

愛知医大などの研究チームによれば、糖尿病患者の平均年齢は日本人全体の平均寿命より短いという結果が出ているそうです。




■なぜ糖尿病になると平均寿命が短くなりやすいの?

なぜ糖尿病になると平均寿命が短くなりやすいのでしょうか?

糖尿病患者は、脳梗塞(こうそく)や心筋梗塞を発症しやすいほか、白血球の機能が落ちて肺炎にかかりやすくなるため、日本人の平均寿命を待たずに亡くなる人が少なくない。

なぜHBA1Cの値が高いと心筋梗塞や脳卒中のリスクが高まるのか?|国立がん研究センターと東京女子医大などで紹介した国立がん研究センターと東京女子医大などのチームによれば、HbA1cの値が高いと、心筋梗塞脳卒中脳梗塞など)やのリスクが高まるそうです。

HbA1cと虚血性心疾患、脳梗塞、脳出血リスクとの関連|多目的コホート研究|国立がん研究センター
HbA1cと虚血性心疾患、脳梗塞、脳出血リスクとの関連|多目的コホート研究|国立がん研究センター

参考画像:ヘモグロビンA1c (HbA1c)と心血管疾患リスクとの関連について|多目的コホート研究|国立がん研究センター|スクリーンショット

ヘモグロビンA1c (HbA1c)と心血管疾患リスクとの関連について|多目的コホート研究|国立がん研究センター

心血管疾患を虚血性心疾患、脳梗塞、脳出血に分けて分析したところ、虚血性心疾患はHbA1cが高いほどリスクが高くなるのに対して、脳梗塞や脳出血ではHbA1cが低い群と高い群においてリスクが高くなっていることがわかりました(図2)。

虚血性心疾患はHbA1cが高くなるほどリスクが高くなっており、脳梗塞や脳出血ではHbA1cが高い場合だけでなく低い場合においてリスクが高くなっています。

動脈硬化の危険因子には、高血圧脂質異常症高脂血症)、糖尿病肥満、喫煙、運動不足、偏った栄養バランスの食事、アルコール、加齢、ストレスの有無などがあり、動脈硬化が進行すると、日本人の死因の主な原因である心疾患(狭心症、心筋梗塞など)や脳血管疾患(脳梗塞、脳出血など)を引き起こす恐れがあります。

■なぜ糖尿病患者の死亡時平均年齢が伸びているの?

また、糖尿病患者の死亡時平均年齢の伸びは日本人全体よりも大きくなっていて、差が縮まっているそうです。

なぜ糖尿病患者の死亡時平均年齢が伸びているのでしょうか?

中村二郎・愛知医大教授(糖尿病内科)は「治療法や薬剤の進歩で患者の体調管理が良くなっていることが実証された」と話す。

中村二郎・愛知医大教授(糖尿病内科)によれば、栄養管理や治療法、薬剤の進歩によって糖尿病患者の体調管理が良くなっていることで、糖尿病患者の死亡時平均年齢が伸びていると考えられるそうです。

例えば、糖尿病治療と一緒に不眠治療を行うことで、糖尿病が改善し、血管障害を予防できる可能性がある!?|大阪市立大で紹介した大阪市立大の稲葉雅章教授らのグループの研究によれば、糖尿病治療と一緒に不眠治療を行うことで、糖尿病が改善し、血管障害(血糖値・動脈硬化)を予防できる可能性があるそうです。

このように糖尿病の治療も少しずつ研究が進むことで新たな発見があり改善していっているようです。

→ 糖尿病の症状(初期症状)チェック について詳しくはこちら







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新元号「令和」発表スペシャルセール!

2019年4月1日に新元号「令和」が発表されました。

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新元号「令和」発表スペシャルセール
新元号「令和」発表スペシャルセール

【ショップジャパンの新提案!】働きながら鍛える方法|身に着けるだけで筋肉を鍛えられる家庭用EMS




■仕事しながら鍛えたい人がいる!?

ビジネスマンのスケジュール例
ビジネスマンのスケジュール例

ショップジャパンが行なった20~30代ビジネスマンの現状に対する調査結果によれば、「外で運動したり運動したりするのが好き」と答えた人が75.1%、「定期的に運動やスポーツをする」と答えた人は55.1%。いずれも過半数を超え、また、「平日の運動不足が気になる」と答えた人が31.2%いることから、運動をすることに対する意識が高いようです。

Yahoo!検索(リアルタイム)で「仕事しながら筋トレ」を検索すると、実際に仕事中にどうやって筋トレするかを考えているツイートをしている人もいます。

20歳代女性、9割以上運動習慣なし|根本的な原因はもしかすると「貧困」にある!?|国民健康・栄養調査によれば、1回30分週2回以上の運動を続けている人の割合も20歳代の男性17%、女性8%と低いという調査結果が出ていましたが、ショップジャパンによるアンケート調査の対象者のほうがより運動に対する意識が高いことが分かります。

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■働きながら鍛えるってどうやればできるの?

Businessman

by MoWePhoto.de(画像:Creative Commons)

ショップジャパンが提案したのは、通勤しながら、会議をしながら、メールチェックをしながらなど働きながら鍛える「ワーキングフィットネス」という新習慣です。

具体的に働きながら鍛えるってどうやればいいのでしょうか?

【新提案】仕事中でも腹筋しようぜ! 3

【新提案】仕事中でも腹筋しようぜ! 5

ただこうしたフィットネス方法はリアリティがないですよね。

そこで、ショップジャパンが提案しているのは身に着けるだけで筋肉を鍛えられる家庭用EMS(「Electrical Muscle Stimulation」の略)である「スレンダートーン」です。

スレンダートーンコネクト
スレンダートーンコネクト

「スレンダートーン コネクト」は、スマホのアプリと連動させることで、運動習慣とモチベーションに合わせたプログラムの提供や、トレーニング状況の確認を行うことができるそうです。

スレンダートーンコレクトの使用例
スレンダートーンコレクトの使用例

「運動したいけど運動する時間がない」「働きながら鍛える方法がないか」と思う人は一度「スレンダートーンコネクト」をチェックしてみましょう!

■まとめ

運動不足に起因する健康問題による経済損失は年間7兆円にのぼる!|研究によれば、日常的な運動不足に起因する健康問題により、2013年の世界の経済損失は約675億ドル(約7兆円)にのぼるそうです。

健康と生産性の関係|出勤していても体調不良を感じている社員は労働生産性が下がっているによれば、治療にかかる医療費や欠勤(アブセンティーイズム)による損失よりも、業務遂行障害(プレゼンティーイズム)による損失が大きなコストになっているようです。

出勤していても体調不良を感じている社員は労働生産性が下がっており、それが企業の生産性損失コストの多くを占めているようです。

最近注目されているのは「健康経営」です。

これからの企業の目標は「#健康経営」!?|「健康経営」のために企業はどのように取り組んだらいいの?によれば、健康経営とは、経営の視点から従業員の健康維持・増進について取り組むことが企業にとっての収益性・生産性向上につながるという考え方です。

今後の可能性としては、PHYSIO HEALTH|従業員向けの健康コーチをするモバイルヘルスプラットフォームのような、雇用主の健康保険料に対するコストを減らし、健康奨励プログラムに励む従業員に報酬を与えるシステムを企業と保険会社が組み合わせるということもあるのではないでしょうか。

従業員が健康でいることが企業が好調であるという「健康経営」が広がっていくといいですね。







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リツイートはあなたの決断力を疲労させ、誤った決定を行なってしまう原因になる!?




■リツイートはあなたの決断力を疲労させ、誤った決定を行なってしまう原因になる!?

Tweet Up

by Maryland GovPics(画像:Creative Commons)

リツイートは脳から「力」を奪う? 米大学が成績への影響懸念

(2016/5/8、Forbes)

コーネル大学人類生態学部の教授によれば、「共有が認知過負荷を引き起こし、それが、その後の課題への取り組みを妨げる」と考えられる。

「共有するか否か」による精神的能力の流出は、メッセージ一件当たりで考えれば小さなものだが、積み重なれば状況が変わる。1日のうちに(あるいは時間の単位で)、私たちがこうした決定を下す回数がどれだけに上るかを考えてみればよい。

リツイートをするかどうかを決定することに対する負担は1件あたりで考えれば小さなものでしょうが、それが積み重なればそれだけ自分自身が持っている「決断メーター」からパワーが減っていくことになります。

今回の記事はリツイートによって脳から力が奪われることによって、成績が悪くなるのではないかということを心配している記事なのですが、デンマーク国立社会研究所の調査によれば、遅い時間帯に受けたテストの方が得点が低いことがわかったそうです。

これには、午前中よりも午後のほうが認知力(特に集中力)が低下していることが関係していると考えられています。

午前と午後、どちらの方が試験でいい点数を取れる?(研究結果)

(2016/2/24、ハフィントンポスト)

午後のテストで点数が低くなった結果は、これまでにわかっている認知的疲労についての研究と合致している。認知的疲労とは、精神的に疲れる作業をしてエネルギーを使い果たした時に、認知力(特に注意力)が減少した状態をいう。

「私たちの集中力や決断力、瞬発力は認知的疲労に左右されます。これまでの研究から休憩が生産性を高めることがわかっていますが、今回の研究は認知的疲労による認知能力が低下することを明らかにしています。これは従来の研究データと一致しています」と研究のリーダー、ハンス・ヘンリック・シーベルトセン博士は説明する。

認知的疲労とは、精神的に疲れる作業をしてエネルギーを使い果たした時に、認知力(特に注意力)が減少した状態であり、私たちの持つ認知力(特に注意力)は筋肉を使えば疲れるように、使えば使うほど消耗してしまうのです。

「決断疲れ」の例を紹介しましょう。

「決断疲れ」が生産性を奪う

(2014/11/7、ニューズウィーク)

ある研究者グループが表現したように「筋肉を使えば疲れるように、自制心を働かせれば、その後の自制心に短期的な機能障害が起きる」。研究者たちはこれを「自我消耗」と呼んだ。

「選択の科学」(著:シーナ・アイエンガー)で紹介されたジャムの実験によれば、24種類のジャムを展示すると試食する人は多いのですが、購入には至らないことが多く、6種類のジャムを展示した日の方が10倍売れたそうです。

選択の科学 コロンビア大学ビジネススクール特別講義 (文春文庫)

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ジャムの品揃えが多すぎると、購入率が下がることがわかるというこの結果からわかることは、選択肢が多ければ多いほど良いわけではなく、人は比較する対象が多すぎると、意思決定をすることができなくなってしまう(意思決定自体をやめてしまう)ということです。

また、「決断疲労」は決定する際に潜在的リスクの高い行動を嫌うという決定を行ないやすくしてしまうそうです。

"強い意志"を身に付ける なぜダイエットは難しいのか?その秘密は「決断疲れ」にあった

(2012/1/25、クーリエ)

仮釈放が認められたのは全体の約3分の1だった。ただし、仮釈放が認められる確率は一日のなかで時間帯により大きなばらつきがあった。午前中の早い時間に審問を受けた受刑者は約70%が仮釈放を認められたのに対して、午後遅い審問の受刑者が釈放される確率は、なんと10%にも満たなかったのだ。

大切なことは午前中に決断する!

(2012/2/7、PMI Consulting Column)

つまり、午後の遅い時間になると、判事達は潜在的にリスクの高い仮釈放の決定(仮釈放して再度犯罪を犯すリスク)を嫌う行動としてあらわれた。この行動こそ「決断疲労」時の特徴的行動だとしている。

スタンフォード大学のジョナサン・レバブとベン・グリオン大学のシャイ・ダンジガーが行なったイスラエルの刑務所において下される仮釈放の決定について調査によれば、決断疲労によって、午後の遅い時間になると潜在的にリスクの高い行動を嫌うようになるそうです。

決断疲労によって行なう行動は2つ考えられます。

1.決断疲労によって疲れた脳は考え抜く力がないため、「どうにでもなれ」という決断をしてしまう。

2.潜在的にリスクの高い行動を嫌い、決断することをやめてしまう。

■まとめ

スティーブ・ジョブズさんが黒のタートルネックだけを愛用していたのは、朝から着る服選びによる「決断疲れ」を避けていたのかもしれませんね。

あなたがもし何か重要な決断・決定をする必要があるときには「午前中」にすることをおすすめします。







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甲状腺ホルモンが慢性腎臓病(CKD)の悪化を防ぐメカニズムを解明|山梨大学

健康・美容チェック > 腎臓 > 腎臓の病気 > 慢性腎臓病 > 透析患者数は32万448人|糖尿病腎症・慢性糸球体腎炎で全体の7割を占める|日本透析医学会




■甲状腺ホルモンが慢性腎臓病(CKD)の悪化を防ぐメカニズムを解明|山梨大学

活性化した組織障害マクロファージが炎症性サイトカインを産生し続ける、慢性炎症は、マクロファージの転写因子の制御異常によって引き起こされ、その転写因子の制御には甲状腺ホルモンと甲状腺ホルモン受容体が関与している
活性化した組織障害マクロファージが炎症性サイトカインを産生し続ける、慢性炎症は、マクロファージの転写因子の制御異常によって引き起こされ、その転写因子の制御には甲状腺ホルモンと甲状腺ホルモン受容体が関与している

参考画像:甲状腺ホルモンが慢性腎臓病の悪化を防ぐメカニズムを解明(2017/3/7、山梨大学プレスリリース)|スクリーンショット

甲状腺ホルモンが慢性腎臓病の悪化を防ぐメカニズムを解明

(2017/3/7、山梨大学プレスリリース)

CKDの腎臓では、尿細管間質で活性化した組織障害マクロファージが炎症性サイトカインを産生し続ける、慢性炎症の状態にあると考えられます。

慢性炎症は、マクロファージの転写因子の制御異常によって引き起こされ、その転写因子の制御には甲状腺ホルモンと甲状腺ホルモン受容体が関与していることがわかりました。

山梨大学の古屋文彦講師、北村健一郎教授らの研究グループが慢性腎臓病モデルマウスを用いて行った研究によれば、甲状腺ホルモンが腎障害進行の抑制に重要な役割を担っていることを解明したそうです。

【補足】慢性腎臓病(CKD)とは?

【主治医が見つかる診療所】新国民病!慢性腎臓病|高血圧が慢性腎臓病の引き金になる!によれば、慢性腎臓病とは、慢性的にかかる腎臓病の総称のことで、糖尿病の合併症の一つである糖尿病性腎症や慢性糸球体腎炎(IgA腎症)、腎硬化症、膜性腎症など様々な病気が含まれています。

慢性腎臓病(chronic kidney disease;CKD)とは、簡単に言うと、腎臓の機能が60%未満に低下することを言います。

国民のほぼ1割、1,300万人の腎機能が60%以下に低下していると言われ、慢性腎臓病は、“新たな国民病”として注目されています。

腎臓の機能が低下し、血液中の水分や老廃物のろ過機能が低下してしまい、症状が悪化すると、人工透析が必要となります。

慢性腎臓病は、自覚症状がほとんどなく、気付いた時には重症化してしまい、「サイレントキラー」とも呼ばれています。

「慢性腎臓病」が悪化すると、老廃物が血管の内皮細胞を傷つけることによって、脳卒中心筋梗塞など血管の病気になるリスクが高くなります。

生活習慣を改善することなくそのままの生活を続けてしまうと、さらに腎臓機能が低下して、慢性腎臓病から慢性腎不全・脳卒中・心筋梗塞を引き起こす可能性があります。

→ 慢性腎臓病とは|慢性腎臓病(CKD)の症状・原因・チェック について詳しくはこちら




■背景

甲状腺ホルモンが低下した患者さんでは、その作用が弱くなり動脈硬化やメタボリックシンドロームのリスクが高いことが指摘されています。

CKD患者さんの腎臓や、メタボリックシンドロームの患者さんの血管では炎症細胞としてのマクロファージによる「慢性的な炎症」が、尿細管間質の線維化や動脈硬化の原因となっています。

甲状腺ホルモンが低下すると、動脈硬化メタボリックシンドロームのリスクが高くなり、また、CKDやメタボリックシンドロームの患者の血管では、マクロファージによる慢性炎症が尿細管間質の線維化や動脈硬化の原因となっていることから、甲状腺ホルモンと腎障害進行に何らかの関係があるのではないかと考えられます。

■研究結果

骨髄の甲状腺ホルモン受容体が欠損したマウスの腎臓では、炎症性サイトカインを産生して慢性的な炎症を進めて組織の破壊を起こす組織障害性マクロファージが集まり、尿細管間質の線維化や腎障害を引き起こすことが分かりました。

通常の状態では、甲状腺ホルモン受容体はマクロファージの転写因子の働きを調節して、炎症性サイトカインの産生を抑制し、炎症を収束させるのですが、甲状腺ホルモンの働きがなくなると、マクロファージで転写因子の働きが活性化し続けることによって、炎症性サイトカインの産生が続き、慢性炎症の状態となり、腎障害が進行することが分かりました。

■まとめ

透析人口は32万448人|糖尿病腎症・慢性糸球体腎炎で全体の7割を占める|日本透析医学会で紹介した日本透析医学会によれば、2014年末現在の日本の透析人口は32万448人で、このうち透析の原因となる病気は糖尿病腎症が11万8,081人と最も多く、その次に慢性糸球体腎炎が9万6,970人と続き、糖尿病腎症と慢性糸球体腎炎の2つの疾患で透析人口の全体の7割を占める結果となっています。

慢性腎臓病の治療は、生活習慣の改善や高血圧糖尿病に対する治療が行われてきましたが、甲状腺ホルモンが腎障害進行の抑制に重要な役割をになっていることが分かったことにより、別のアプローチによる新しいCKDに対する治療法が期待されます。

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