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女の子はなぜ頭ぽんぽんに弱いの? そのメカニズム・女性心理とは?

女性の中には頭をポンポンされたい願望がある女性がいますが、なぜ頭を撫でられることに女性は弱いのでしょうか?

頭をなでられるとキュンとなるメカニズムについて調べてみました。




【目次】

■頭ポンポンされたい願望

比嘉愛未、“甘え”願望吐露「頭ポンポンされたい」

(2013/2/18、ORICON)

自身の“甘え”の願望を聞かれ「頭ポンポンってされて、大丈夫だよって言ってもらいたい」と照れながら明かした。

<中略>

普段は「隙を見せないように気を張っている」という比嘉だが「仕事で落ち込んだ時にポンポンってされたら、きゅんと来るなって思う。でも、身長高いからされたことない」と乙女心を告白。

落ち込んだ時に、頭をポンポンされると、『守られている』『優しくされている』という感覚を感じるのでしょうね。

■頭をなでられるとキュンとなるメカニズムとは?

SAKURAKO pat a dog on the head.

by MIKI Yoshihito(画像:Creative Commons)

女子はなぜ“頭ぽんぽん”に弱いの? 胸キュンテクのメカニズムを分析!

(2012/1/6、ヒトメボ)

人は頭をなでられることで、相手から『優しく大事にされている』『特別な愛情をもらっている』と感じるのです。

すると脳内でドーパミンが放出されて快の感情が高まると同時に、交感神経のはたらきが活発になります。

ドキドキしたりキュンとなるのは、こうした心理的メカニズムと生理的メカニズムによるものです」

と教えてくれたのは、桜美林大学准教授で身体動作やスキンシップに関する研究をしている山口創先生。

頭をなでられると、脳内でドーパミンが放出されて快の感情が高まると同時に、交感神経のはたらきが活発になるそうです。

ただ、頭を撫でると一口に言っても、頭のなで方でもその意味合いが違ってきます。

■スキンシップの受け取り方

Head Pat

by Peter Dutton (画像:Creative Commons)

頭をポンポンと手のひらでやさしく叩くとき、髪の毛をくしゃくしゃっとかき回すように撫でるときとでは意味が違っています。

また、相手がどのような意図を持ってさわってくるのかを、される側がどのように判断するかによって、その受け取り方は違ってきます。

■頭をなでるのは目上の人が目下の人にすることだけが許される特別な行為

Pat on the head

by Quinn Dombrowski(画像:Creative Commons)

「頭をなでるのは、目上の人が目下の人にすることだけが許される特別な行為です。

頭は人間にとって最も上にありますから、そこをなでられることは相手の支配下になることを意味します。

その点、『肩をポンとたたく』ことは単に親しさを表し、友人関係で行ってもOK。

しかし『腰に手を回す』ことは性的な要素が強く、恋人同士でしか許されないものです」(同)

「頭をなでる」のは、上下関係・主従関係のような間柄で行われるスキンシップ。

「肩をポンと叩く」のは、親しさを表すので、友人関係でも行われるスキンシップ。

「腰を手に回す」のは、性的な意味があるため、恋人同士のような関係で行われるスキンシップ。

手を置く場所で意味合いが違ってくるということですが、これは相手との距離感(パーソナルスペース)とも関係があるかもしれません。




■頭を撫でてもキュンとこないケースもある

また、相手との関係や状況によっても、「頭をなでる」という効果が発揮できないケースがあるようです。

頭をなでるというスキンシップは、対等な関係でいたいカップルや友達以上の関係になりたくないとき、男性がおどおどしながら触れたり、状況に似つかわしくない場面で触れたりするときには、頭をなでられても心地よく感じなかったり、反発を招くことがあるようです。

触れる(スキンシップ)というのは、とても繊細な行為であり、人間関係、状況、触れ方、言葉、文化などの様々な要素によっても影響されます。

以前、女性の気持ちを理解していない人ほど、セクハラを犯す傾向が高いという記事の中で、

読心スキルを調べるテストとセクハラ傾向テストを行ったところ、女性の気持ちを正しく理解していない人ほど、セクハラを犯す傾向が高いことがわかったそうです。

<中略>

読心スキル=コミュニケーション能力を高めるには、多くの人と積極的にコミュニケーションをとることがトレーニングになるようです。

と紹介しましたが、小さい頃から積極的にコミュニケーションをとることによって、より適切なスキンシップができるようになるのだと思います。

→ 「頭ポンポン」する男性心理とは? について詳しくはこちら

■C繊維はゆっくり優しく触れることで心地よくリラックスする

【追記(2012/11/21)】

Mel and Harry

by avocadogirlfriend(画像:Creative Commons)

『皮膚という脳』『子どもの脳は肌にある』等の著者山口創さんのご講演内容がまとめられている記事の中に興味深い内容が紹介されていました。

ご報告:第一回関西タッチケア・フォーラム(9/24)にご参加ありがとうございました。

(2011/9/26、NPO法人タッチケア支援センター公式ブログ活動報告&最新情報)

また、最近の研究から、触覚にはAβ繊維という識別機能に関する太い神経線維と、C繊維という細い神経線維があり、後者のC繊維は、感情喚起機能という、「心地よさ」「きもちいい」感覚と関係する神経繊維であり、これは、皮膚への穏やかでやわらかい刺激にのみ反応することがわかってきているそうです。

穏やかで、ゆっくりと、やさしくふれることで、「気持ちいい感覚」と関わるC繊維を刺激し、快の感情を喚起することができ、痛みの緩和にも効果的であるということです。
そして、大切なのはこの「ゆっくりと・・・」で、先生の御研究でも、1秒間で5~10センチのスピードで、なでる、さするなどを行うと、他のスピード(それよりも、遅い&速い)で触れられた場合よりも、心地よく、リラックスできるということが、統計上わかってきているそうです。

研究によれば、「気持ちいい感覚」と関わるC繊維はゆっくり(1秒間で5~10センチのスピード)、優しく触れることで心地よくリラックスするということがわかっているそうです。

さらに、ぎゅっと抱きしめられたり、やさしくふれられることで、脳内ホルモンの「オキシトシン」の分泌が増すという研究の紹介もありました。

オキシトシンは、出産のときに子宮の収縮のために妊婦に分泌されるホルモンで、愛情や信頼などの感情を呼び起こすといわれています。
さらに、タッチを受ける感覚は、その人の成育歴にも関係し、スキンシップが多く育った人は、タッチを肯定的に受け止め、スキンシップが少なかった人は、否定的にとらえる傾向が強いという話や、36組の夫婦で実験したところ、1か月間のスキンシップ強化トレーニング(手つなぐ、寄り添って座る、寝そべる等)を受けた夫婦は、そうではない夫婦よりも、オキシトシンが増加し、ストレスが軽減し血圧も低下したという研究も紹介されました。(ただし、それが有効であったのは、普段からスキンシップの多い夫婦のみだったそうです)

また、抱きしめられたり、やさしくふれられると、オキシトシンの分泌が増加し、ストレスが軽減したり、愛情や信頼などの感情を呼び起こすそうです。

つまり、頭ポンポンされると、C線維が刺激されることで心地よくリラックスしたり、幸せホルモンであるオキシトシンの分泌がされたりするために、女の子は頭ぽんぽんに弱いといえるのではないでしょうか。

■頭ポンポンできる関係性が重要

頭ポンポンできる関係性を築いているかどうかが重要なポイントです。

例えば、相手を笑わせることができることで、心の距離感が縮まっていたり、悩み相談をされることで信頼されたり、尊敬されていたりするような関係性が築けているかどうかです。

また、女性にとって清潔感は重要なポイントですので、清潔感のある服装、手、指、爪がきれいというのも大事です。

つまり、頭ポンポンしたから女性からモテるわけではなく、頭ポンポンできる関係性を築いているからこそモテるということです。







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「別れが近いカップル」にみられる5つのサインとは?|付き合って〇ヶ月、〇年がピンチ!?

春休みや夏休みの前、クリスマスの2週間前などの何かのイベントがある前に別れることが多いという記事(クリスマスの2週間前に恋人同士は別れる事が多い?)を以前紹介しましたが、今回は、「別れが近いカップル」にみられる5つのサインという記事を見つけましたので、ご紹介したいと思います。

→ 恋する気持ちが突然冷めるメカニズム




【目次】

●その1:交際して4年以上はキケン

Lonely Valentine

by Kurt Bauschardt(画像:Creative Commons)

現れたらキケン!「別れが近いカップル」にみられるサイン5選

(2011/11/19、Gow!Magazine(ガウ!マガジン))

恋は4年以上経過すると、恋を司る脳内物質「βエンドルフィン」が出なくなり、冷めてしまうのだそうです。

しかし、「だから、男と女はすれ違う」という本によれば、熱烈な恋の賞味期限は更に短く、1年から1年半なのだそうです。

●恋の賞味期限は12ヶ月から18ヶ月(ピサ大学 マラツイティ)

7ヶ月までは熱烈ラブラブな状態が続く。8ヶ月から17ヶ月の間は個人差があるが、ラブラブな状態とそうじゃない状態がオーバーラップする。そして、18ヶ月を過ぎて安定した関係が続いたとしても、もはや熱烈な恋ではなくなる。

賞味期限までに恋が成就し、安定した恋愛関係へと発展すると、時間と共に愛が変化していくのではないか。それがひょっとして「愛着」のステージなのではないか。

恋の賞味期限が限られている理由としては、

恋というのは報酬系のネットワークがフル回転している状態、つまりドーパミンがバンバン出ている状態

であり、

報酬系がフル稼働する恋は「体に負担がかかる」

からなのだそうです。

→ 恋愛の賞味期間は3年? について詳しくはこちら

【関連記事】

●その2:下の名前で呼ばなくなるとキケン

カリフォルニア大学のキング博士がカップル55組を対象にした調査によれば、お互いが下の名前で呼び合わないカップルの86%が5ヶ月の間に別れているという結果が出たそうです。

もしかすると、下の名前を呼ばなくなっている時期というのは、ドーパミンが出なくなっている状態といえるのかもしれませんね。

→ 名前(ファーストネーム)で呼びかけられると女性の愛情ホルモンは増加する!? について詳しくはこちら




●その3:相手の欠点が気になりだすとキケン

恋をしている時には「あばたもえくぼ」といわれるように、相手の欠点が好きなものとして見えているものですが、相手の欠点が気になりだすと危険なのだそうです。

「恋は盲目」を科学するでも紹介しましたが、恋をしている人は、正常な判断ができないそうです。

●激しく恋をしている人が恋人の写真を見たときには、扁桃核そして、頭頂・側頭結合部の活動が抑えられていた。(ロンドン大学 セミール・ゼキ、アンドレアス・バーテルス)

●扁桃核は、脳幹と大脳基底核の外側にある大脳辺縁系に位置していて、本能的な快・不快を感じる働きを担っている。

●頭頂・側頭結合部は、判断や物事を批判的に捉える働きをしている。

●「これは、恋をしている人物は正常な判断ができないということを意味しています。恋人のことを批判的に見ることができなくなってしまう。恋は盲目。」

●「ただ判断力が鈍ると言っても恋人に対してのみの判断力が鈍る。つまり、恋人に特化した不思議なメカニズムなのです」

●二人の研究によって、恋のメカニズムには「相手に夢中になる仕組み」以外に「相手を否定的に思う力を抑えこむ仕組み」が存在することがわかった

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-「だから、男と女はすれ違う」から引用

つまり、恋には、「相手を否定的に思う力を抑えこむ仕組み」が存在し、相手の欠点を気になりだしてきたということは、その相手に対しての恋心が薄れてきていると言えそうです。

→ 恋する気持ちが突然冷めるメカニズム について詳しくはこちら

●その4:お互いが仕事や趣味に没頭しているとキケン

お互いが仕事や趣味に熱中していると、恋を忘れている証拠なのだそうです。

「幸せを科学する」(著 大石繁宏)によれば、

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●趣味の一致は、結婚生活への満足度と関係が高い。

●共通の活動に費やした時間が多い夫婦が、最も結婚生活に満足している夫婦。

共通の趣味を持ち、その時間が多いカップルは、満足度が高いようです。

一つでも共通の趣味があると違ってくるのかもしれません。

→ 「圏」を持つ人の76.8%が「幸せだ」と感じている について詳しくはこちら

●その5:恥じらいがなくなるとキケン

彼氏の前で全裸で過ごすというように、相手に対して恥じらいがなくなるということは異性を感じなくなっているということです。

ただ、これは、恋人ではなく、家族になっているということなのかもしれません。

■まとめ

付き合って「4ヶ月」「5ヶ月」「6ヶ月」「7ヶ月」「8ヶ月」「9ヶ月」「10ヶ月」「1年」「1年半」で検索する方が多いようですので、3ヶ月まではアツアツ・ラブラブの期間で、1年を越えると安定したお付き合いになるのではないでしょうか?




→ クリスマスの2週間前に恋人同士は別れる事が多い? について詳しくはこちら




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【仮説】男性が女性をほめると男性が健康になる!|「風が吹けば桶屋が儲かる」の応用

「風が吹けば桶屋が儲かる」ということわざを応用して、「男性が女性をほめると男性が健康になる!」にいう仮説を考えてみました。

なぜ「男性が女性をほめると男性が健康になる!」と考えられるのでしょうか?




■【仮説】男性が女性をほめると男性が健康になる!|「風が吹けば桶屋が儲かる」の応用

Couple

by Cuncun Wijaya(画像:Creative Commons)

STEP1.男性が女性をほめるときれいになる

なぜ、彼女を褒め続けると、キレイになろうと努力するようになるのか?によれば、毎日1カ月間「かわいい」「きれい」「好き」などの褒め言葉を言うことによって、きれいになろうと努力するようになったそうです。

なぜ、「かわいい」「きれい」「好き」などの褒め言葉を言われると、女性はキレイになろうと努力するのでしょうか?

一つは、褒められると、脳が活性化し、女性ホルモンが出るから。

女性はホメられるとキレイになる|なぜ女性は褒められるときれいになるのか?によれば、女性の場合、ホメられると次のようなことが起こるそうです。

  • ホメられることによって、「報酬系」と呼ばれる脳の部位が活性化し、元気になったりイキイキしてくる
  • エストロゲン」と呼ばれる女性ホルモンがたくさん分泌し、肌のコンディションが良くなる
  • 自信が出る
  • ストレスホルモンを減らし、ドーパミンが出ることで積極的になる

もう一つは、暗示効果。

女性は周囲からの評価・役割を裏切ることが出来ない性質を持っているため、男性から「かわいい」「きれい」と褒められると、その評価を落としたくないという心理が働き、自分の評価を守ろうとして、キレイになろうと努力するのです。

つまり、女性は褒められるときれいになるということです。

STEP2.男性は魅力的な女性と話すと健康になる

テストステロンが低下し男性更年期症状が現れる男性更年期障害のことを、医学的には、「LOH(ロー)症候群(加齢男性性腺機能低下症候群)」といいます。

テストステロンが減少すると、筋力の低下や性機能の低下、発汗、不眠などの更年期症状が現れます。

また、やる気が出ない、イライラするといった症状も現れます。

「がんや認知症も!?コワ~い“男の更年期障害”」|#クロ現プラスによれば、テストステロンには血液の流れを良くする働きがあり、テストステロンが減少すると、心筋梗塞・狭心症・脳卒中のリスクが高まるそうです。

また、テストステロンには、記憶をつかさどる脳の海馬を活性化する働きがあるので、減少すると、認知症のリスクが高まるそうです。

男性が健康であるためには、テストステロンを高めることが重要になると考えられるのですが、男性は魅力的な女性と5分話をするだけでテストステロンが増加するそうです。

男性は美女と5分話すだけで男性ホルモンが増え健康に、科学的に確認|米カリフォルニア大学の研究
で紹介した米カリフォルニア大学の研究によれば、男性は美女と5分間話すと、男性ホルモンに含まれるテストステロンと抗圧効果のあるコルチゾンといった成分が急速に増加することで、元気になり注意力が増すだけでなく、緊張がほぐれる作用もあるそうです。

■まとめ

STEP1.男性が女性をほめるときれいになる

STEP2.男性は魅力的な女性と話すと健康になる

しかし、『 ホットペッパービューティー』ほめられ Beauty Projectの20代~30代女性を対象に取ったアンケートによると、「よくほめられている」と感じている人は5%で、あまり褒められていると感じている人はいないようです。

また、男友達や彼氏からホメられると嬉しいと回答した人は50%以上という結果が出ているにもかかわらず、周囲にはほめ上手な男性はいないという結果が出ています。

男性が女性をほめるというのは、照れがあったり、褒めたつもりが褒めたことになっておらずかえって機嫌を損ねたり、ひどい場合には、セクハラになってしまうため、最近では難しいことかもしれません。

恋愛心理カウンセラー・五百田達成さんによれば、基本4原則を抑えておけば相手に素直に喜んでもらえる褒め方ができるそうです。

1.今までと変化した部分に注目して褒める
2.その人が自分で気に入っているポイントを褒める
3.本当に自分がいいと思っている部分だけを褒める
4.気付いたらその都度褒める

3番目が一番重要な気がします。

褒めるにしても、その言葉に嘘がないというのが大事ですよね。

大事なことは「褒める」というよりも、相手の女性の変化に気づくことであり、それは外見だけに限ったことではありません。

ビジュアルをほめるのはハードルが高いという場合には、仕事ぶりや気の使い方をほめてみたり、感謝を伝えるといいかもしれませんね。

それは、相手の女性の内面をほめることにもつながり、自信となって、魅力的な女性となるに違いありません。







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世の中は「報酬系」で回ってる!?|なぜSNS上で変な絡み方の人に反応することが『報酬』になるのか?




■なぜSNS上で変な絡み方の人に反応することが『報酬』になるのか?|世の中は「報酬系」で回ってる!?

Coffee and smartphone

by Mattias Frenne(画像:Creative Commons)

SNS上でおかしな絡み方に悩まされてしまったという経験はありませんか?

ただ、このツイートによれば、そうしたツイートに対して反応すること相手にとっての「報酬」となってしまうため、反応しない方がよいそうです。

そこで、今回は「なぜ反応することが『報酬』になるのか?」について考えてみたいと思います。

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報酬系とは、欲求が満たされた時に活性化し、快感をもたらす神経系のことである。快感が得られるのは、ドーパミンという物質が放出されるためだ。報酬系の働きにより、私たちは何か一つのことに集中することもあるし、何かに強く憧れ、それをひたすら追い求めることもある。強く、狂おしいまでの欲望に駆られることもある。報酬を獲得し、欲望が満たされれば、ドーパミンが放出されて快感が得られるため、私たちは報酬を求めて行動するようになるのだ。報酬が特定の行動を促すわけである。

「なぜ反応することが『報酬』になるのか?」をもとに報酬系について考えてみると、「ツイートなどの返信が欲しい」という欲求が満たされたとき、ドーパミンが放出されて、快感が得られるために、もっとその快感を得るために、報酬を求めて、SNS上でおかしな絡み方をしてしまう人が現れるのだと考えられます。

スマホゲームを試しにやってみたことがあるのですが、実に「報酬系(≒ご褒美)」について考えられている印象を受けました。

ゲーム初心者向けに、経験値を多くくれたり、カードをくれたり、グッズをくれたり、ゲーム内で達成した感覚を与えてくれたりと、快感になりそうなことがたくさん与えてくれることにより、ハマってしまう人がでてくるのもわかる気がしました。

男性の方が「ゲームによる快感」が強い:fMRIで脳を分析

(2008/2/8、WIRED)

実験終了後、研究チームはfMRIのデータを分析し、女性と比べて男性の方が、中脳皮質辺縁系の中心(プレスリリースによると「一般に報酬や中毒に関係する部位」)の活性化が顕著であることを発見した。

さらに、この部位の活性化は、男性がゲームで領土を拡大した量と相関関係があった[女性においてはこの相関関係はなかった]。

報酬系についていえば「恋」も大きく関わりがあります。

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恋の中枢である腹側被蓋野と尾状核だが、これらは、原始的な衝動の一つ、「報酬系」と呼ばれる脳内の神経ネットワークを形成する重要な担い手でもある。

報酬系は、「報酬を得ることの喜び」や、「報酬を得る動機」と密接に関わっている。

この報酬系にとって極めて大事な働きをしているのが、快楽をもたらす神経伝達物質、ドーパミンだ。
「ドーパミンは報酬系の燃料であり、恋の燃料なのだ」

恋というのは報酬系のネットワークがフル回転している状態、つまりドーパミンがバンバン出ている状態ということになる。
「恋に陥ると様々な変化が起きます。まず、相手を特別に感じるようになり、気力に満ち溢れ、疲れを感じなくなる。そして、相手に依存するようになる」

報酬系は、「報酬を得ることの喜び」や「報酬を得る動機」と密接に関わっており、恋というのは、報酬系のネットワークがフル回転している状態で、ドーパミンがバンバン出ているため、恋をすると、相手を特別に感じるようになったり、恋人のことを批判的に見ることができなくなってしまったり(「恋は盲目」とはよく言ったものです)、エネルギーに満ち溢れ、場合によっては相手に依存するようになってしまうのです。

「恋愛依存」という言葉があることからも分かるように、恋には「報酬を得ることの喜び」と「報酬を得る動機」があり、ドーパミンが出て快感が得られるため、依存するほどハマってしまう人が出てきてしまうのです。

「○○依存」や中毒性のあるものには「報酬系」と何らかの関わりがあるのだと思います。

つまり、「なぜ反応することが『報酬』になるのか?」については、ドーパミンが出させないようにするために、反応をしないということがよいということがわかります。







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音楽を聴いて鳥肌が立つ人は特別な脳の構造の持ち主かもしれない!?|音楽を聴いて感動している時に脳ではどんな変化が起きている?




【目次】

■音楽を聴いて鳥肌が立つ人は特別な脳の持ち主かもしれない!?

Woman with Headphone

by Sascha Kohlmann(画像:Creative Commons)

If You Get the Chills From Music, You May Have a Unique Brain

(2017/2/27、Neuroscience News)

The study, done while he was an undergraduate at Harvard University, found that people who get the chills from music actually have structural differences in the brain. They have a higher volume of fibers that connect their auditory cortex to the areas associated with emotional processing, which means the two areas communicate better.

この研究を簡単にまとめると、音楽を聴いて鳥肌が立つ人は、脳内に構造的な違いがあり、聴覚野と感情処理に関連する領域に接続する繊維の量が多いために、2つの領域がよりコミュニケーションしていることをわかったそうです。




■音楽を聴いて鳥肌が立つときに脳ではどんな変化が起きている?

「ピアニストの脳を科学する」(著:古屋晋一)では、音楽を聴いて鳥肌が立つ(感動する)というときの脳の働きについて、PETと機能的MRIという2つの脳画像診断装置を使って調べた研究が紹介されています。

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まず、PETを用いることで明らかになったのは、お気に入りの音楽を聴いて感動しているときには、線条体という脳部位から、ドーパミンといって、脳が報酬を与えられたときに出す神経伝達物質がたくさん分泌されていることでした。

次に、機能的MRIを使って、線条体の働きが時間と共にどのように変化するかを調べたところ、線条体の中でも尾状核という部位は、感動する直前に活動が上昇していたのですが、一方で側坐核という部位は、まさに感動しているその最中に活動が上昇していました。

側坐核というのは「快楽中枢」とも呼ばれており、まさに鳥肌が立っているときに働く脳部位です。

お気に入りの音楽を聴いていて、「鳥肌」の快感をより強く感じるときほど、側坐核からドーパミンがよりたくさん分泌されていました。

一方、鳥肌が立つ回数が多いほど、その直前に何度も尾状核からドーパミンが分泌され、尾状核の総活動量は大きくなりました。

お気に入りの音楽を聴いて感動しているときには、線条体からドーパミンが分泌されており、また、快楽中枢とも呼ばれ、鳥肌が立っているときに働く脳部位である側坐核から鳥肌の快感をより強く感じるときほど、ドーパミンが多く分泌されていることがわかったそうです。

また、尾状核は感動する直前に活動が上昇し、鳥肌が立つ回数が多いほど、その直前に尾状核から何度もドーパミンが分泌されていることがわかったそうです。

つまり、尾状核は音楽を聴いて感動する直前であらかじめ音楽に対する感動を予測してドーパミンを出し、そして側坐核から感動によってドーパミンが出ているということです。

■まとめ

音楽を聴いて鳥肌が立つという人は、特別な脳の持ち主であり、脳は音楽で感動する直前とその感動によって、尾状核と側坐核からドーパミンが出ていると考えられます。

女性を美しくする4つの恋愛ホルモンによれば、ドーパミンはフェニルエチルアミンによって分泌が促される物質で、ドーパミンが分泌されると、やる気が出たり、活き活きとしてくるそうです。

女性はホメられるとキレイになるによれば、ストレスホルモンを減らし、ドーパミンが出ることで積極的になるそうです。

●ホメられることによって、「報酬系」と呼ばれる脳の部位が活性化し、元気になったりイキイキしてくる

●「エストロゲン」と呼ばれる女性ホルモンがたくさん分泌し、肌のコンディションが良くなる

●自信が出る

●ストレスホルモンを減らし、ドーパミンが出ることで積極的になる

つまり、音楽を聴いて鳥肌が立つという人は、音楽によってドーパミンが分泌されることにより、やる気が出たり、自信が出たり、キレイになると考えられますので、積極的にお気に入りの音楽を聴くようにしましょう!







【参考リンク】
続きを読む 音楽を聴いて鳥肌が立つ人は特別な脳の構造の持ち主かもしれない!?|音楽を聴いて感動している時に脳ではどんな変化が起きている?