子供だって脱メタボ、自治体などが予防対策
(2009/5/27、日経ネット)
肥満が増えている子供の世界で、メタボリック(内臓脂肪)症候群を予防するための取り組みが盛んだ。
自治体などが小学生向けの健康講座や無料健診を用意したり、病院が食事の改善指導に乗り出したり。
子供の肥満は成人後の生活習慣病につながるおそれもあり、関係者は「食事の栄養バランスに気をつけ、運動習慣を身に付けて」と呼び掛けている。
記事によれば、子供のうちからのメタボリックシンドローム対策のために、自治体や病院が対策を始め出したとのことです。
子どもの肥満は増加傾向にあるといわれており、また、子供の糖尿病(生活習慣病の一つ)も増加しているといわれています。
生活習慣病を予防するためにも、早いうちからメタボ対策を行なっていく必要があります。
「メタボ」9割が認知、予防の生活習慣継続は3割…食育白書
(2009/5/26、読売新聞)
政府は26日午前の閣議で、2009年版の食育白書を閣議決定した。
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に関して「言葉も意味も知っていた」とする人は3月時点で89・3%と2年前(77・3%)より増え、政府が2010年度の目標値としていた「80%以上」を達成した。
ただ、予防や改善のために適切な食事や運動を半年以上、継続している人は29・4%にとどまり、認知度の高まりに反して対策は不十分であることが浮き彫りとなった。
メタボリックシンドロームを認知している人は多いようですが、その予防・改善のためのメタボ対策を行なっている人は少ないようです。

by Photo Graphic(画像:Creative Commons)
「緑茶」 健康面の効用、再認識 メタボに効果、コレステロール吸収を抑制
(2009/5/14、MSN産経)
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)対策やコレステロール吸収など健康面でのメリットが改めて再認識されている。
緑茶には、メタボリックシンドローム対策やコレステロールの吸収を抑制してくれる健康効果があるとして、再度注目されている。
緑茶の効用を科学的に実証しようと掛川市では、その実証実験を行なっています。
掛川市は緑茶の効用を科学的に実証する試みを行っている。平成17年に市立病院内に緑茶医療研究センターを開設し、緑茶が健康に与える影響を研究。
今年1月からは市周辺の住民を対象にメタボ予防、改善に緑茶が効果を発揮するかどうかの臨床試験を実施している。
緑茶にはどのような健康効果があるのでしょうか。
「茶の渋み成分のカテキンには血圧上昇抑制や血中コレステロール、血糖値の調節、抗酸化作用など数々の効用が証明されています」と話すのは緑茶飲料トップ「伊藤園」中央研究所(静岡県牧之原市)の野沢歩第四研究室長。
<中略>
野沢室長は「研究で、何種類もあるカテキンの中でも“ガレート型”と呼ばれるカテキンが、総コレステロール低下と同時にLDL(悪玉)コレステロールの低下にも働くことがわかりました」と改めて強調する。
このほかにも抗酸化作用があることから、老化防止に効果的なのだとか。
緑茶の効用の実証実験結果が楽しみですね。
この実験結果によっては、さらなる緑茶ブームが到来するかもしれません。
→ 血圧を下げる方法(食べ物・サプリメント・運動) について詳しくはこちら

by Mohammed Mahdi(画像:Creative Commons)
「十六ささげ」でメタボ予防 血中コレステロール値大幅減
(2009/4/23、中日新聞)
愛知、岐阜県の伝統野菜に認定されるインゲンマメの一種「十六ささげ」が、血中のコレステロール値を大きく下げる機能があることを、岐阜大と社団法人ぎふクリーン農業研究センター(岐阜市)が突き止めた。
同様の機能で知られる大豆タンパク質より効果が高く、メタボリック症候群の予防に期待できるという。
岐阜大と社団法人ぎふクリーン農業研究センターの研究によると、十六ささげには、血中コレステロール値を大きく下げる機能があるそうです。
メタボ予防に期待できそうです。
なぜ、「十六ささげ」を摂取することによって、コレステロール値が下がるのかはわかっていないようです。
記事によれば、
「十六ささげに含まれるタンパク質が、腸のコレステロール吸収を抑制した可能性がある」
そうですが、それだけではないかもしれないようです。
菅野道広九州大名誉教授(食品栄養学)の話
なぜ、これほどコレステロール値が下がるのかに関心が向く。
腸での吸収抑制も考えられるが、ほかに強い効果の成分があるのではないか。
健康食品開発などにつなげるためにも、メカニズムの解明に期待したい。
今後の研究に注目したいところです。
■コレステロールとは|コレステロール値を下げる食品・食事
■HDLコレステロールを増やす方法と善玉コレステロール吸う力をアップする方法
■総コレステロール値・基準値|総コレステロールが高い原因
■悪玉コレステロールを減らす方法|LDLコレステロールを下げる食品・食事
■悪玉コレステロールの数値(基準値)
■悪玉コレステロールが高い原因
■高脂血症とは|高コレステロール血症の症状・原因・食事
■動脈硬化とは|動脈硬化の症状・原因・改善方法
■中性脂肪とは・数値(正常値)・高い原因・下げる(減らす)
明治安田生命、メタボリックシンドローム予防・改善支援Webサイト開設
(2009/5/1、日経トレンディネット)
明治安田生命保険は2009年5月1日、同社Webサイト上にメタボリックシンドローム予防・改善支援サービス「メタボッチ」を新設した。
メタボ度のチェックや、改善シミュレーションが利用できる。無料。
明治安田生命がメタボリックシンドローム予防・改善支援サービス「メタボッチ」を開設したそうです。
生命保険各社は、メタボ健診が始まり、より一層健康管理について関心が高まるということから、ヘルスケア分野に力を入れているようです。
生活習慣病の予備群・患者向けに、保健師・看護師・管理栄養士らによるヘルスケアを働きかけ、発症・重篤化の予防をサポートするサービス(有料)も提供している。
今後もこうしたサービスが増えていきそうです。
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