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家庭用血圧計で朝一番から血圧をチェックして早朝高血圧を予防しよう!

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家庭用血圧計で朝から血圧チェック

Mornings

by by Victoriia Z(画像:Creative Commons)

(3)朝一番の血圧チェック

(2008/12/5、読売新聞)

「不思議なくらい売れている」とメーカーが話すのが家庭用血圧計だ。

国内市場の7割近くを占めるオムロンヘルスケアによると、自分の健康管理のために購入する人が増えており、半分は正常値の人だという。

家庭用血圧計が不思議なくらい売れているそうです。

→ 血圧計の世界累計販売台数が2億台を突破|血圧計の販売台数が急増した背景にあるのは何か?|オムロン について詳しくはこちら

高血圧の予防など最近の健康に対する関心が高まっているからでしょうが、自分の健康管理のために購入する人が増えているそうです。

近年注目されているのが、家庭でしか発見できないとされる「早朝高血圧」。

家庭で測定する場合、最高血圧が135以上、最低血圧が85以上あることが高血圧の目安となっているが、これらの数値を朝に超えた場合を、早朝高血圧と呼んでいる。

心筋梗塞脳梗塞は朝に起こることが多いことから、早朝高血圧が注目されているようです。

毎日の健康管理のために、上手に活用していきたいですね。

→ 高血圧とは|高血圧の症状・食事・予防・原因・対策 について詳しくはこちら

→ 血圧を下げる方法(食べ物・サプリメント・運動) について詳しくはこちら

ただ、自宅の血圧計の精度が低い、もしくは、家庭での血圧の測り方を間違えているなどといった理由により、家庭内血圧計の測定値の誤差がある場合もあるため、かかりつけの病院に家庭内血圧計を持参し、かかりつけ医に血圧計の精度が低いかどうか、自分自身の測り方に問題がないかをチェックしてもらいましょう。







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「ゲームのように遊びながら自然と健康管理ができる」アイデアが広まらない理由




■「ゲームのように遊びながら自然と健康管理ができる」アイデアが広まらない理由

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by allenran 917(画像:Creative Commons)

未来の健康管理としては、ダイエットするために、一生懸命走ったり、エクササイズするのではなく、ゲームのように遊びながら自然と健康管理ができるようになるのが理想だと思います。

これまでにもゲームのように遊びながらトレーニングができるという製品が出ていますが、今一つ「ゲームのように遊びながら自然と健康管理ができる」というアイデアは浸透しないものだと感じます。

【関連記事】

ゲーム・遊びながら健康になれたり、体を鍛えることができる方法が浸透しない理由には、そもそものアイデアに間違いがあるのか、このアイデアに最適なものがまだできていないか、それとも別の原因があるか、が考えられます。




■そもそものアイデアに間違いがある

●エクササイズ自体に興味がある

エクササイズ自体に興味がある人もいます。

ヨガやマラソンなどブームになったエクササイズも多いですよね。

エクササイズをすること自体に関心があって、ゲームと組み合わせたいわけではないという人もいるでしょう。

●ゲームをしたい人は健康管理に興味が少ない

また、ゲームをしたい人が健康管理について興味がないかもしれません。

もしかすると、ゲームをすることで健康になれるというアイデア自体を嫌う人もいるかもしれませんよね。

■アイデアに最適なものがまだできていない

ICAROS|飛行シミュレーションができるVRゲームとワークアウトを組み合わせたフィットネスマシン
で紹介したICAROSは、飛行シミュレーションができるVRゲームとエクササイズを組み合わせたフィットネスマシンです。

VRヘッドセットを付けて、プランクポーズの姿勢になり、飛行経路を操縦するときに、上下、前後に滑る中で筋肉を鍛えることができるようです。

【30日プランクチャレンジが話題!】プランクのやり方・効果|従来の腹筋運動は体を痛める!?によれば、プランクポーズは腕立て伏せの上がった状態のようなポーズで、かかとから肩までの部分を水平に保つポーズです。

従来の腹筋運動は筋肉の一部分しか使われませんが、プランクポーズは体幹の全部・側部・背中の部分の筋肉を使います。

VR対応ヘッドマウントディスプレイを使って視界の80%以上を覆うような映像を展開すると、脳はそれを現実のように認識してしまう!?によれば、VRの特徴といえば、「没入感」ですが、VR対応ヘッドマウントディスプレイを使って、視界の80%以上を覆うような映像を見ると、脳はそれを現実のように認識してしまうそうです。

これまではゲームをしていても、現実の世界とゲームの世界は分けられていましたが、VR対応のHMDを活用すると、脳はそれを現実のように認識してしまうようになれば、現実の世界とゲームの世界が一致することにより、映像を見ながらワークアウトをするということがより一体感を増すことによって、ゲームをしながら自然と体を鍛えることができることが可能になるかもしれません。

■別の原因がある

人は遊びながら自然と健康になったり、体を鍛えるというアイデアに関心がないのかもしれません。

健康データを集めれば健康になれるわけではないでもこの件について取り上げましたが、10年以上健康に関するアクセスデータを見ていますが、人は、楽しい時(遊びに出かける週末)は健康について考えないもののようです。

仕事をしていると思われる平日に健康に関して検索をして、遊びに出かける週末には健康に関する検索は少なくなるものなのです。

【関連記事】

遊びに出かける週末には健康に関する検索は少なくなるということは、ストレスが少なく、楽しいことが多い時には、健康に対する不安を感じることがないと考えられます。

つまり、これは「健康」は「遊び」と分かれている可能性があると考えられるのです。

■まとめ

厚生労働省、個人の医療データの一元管理で医療の効率化目指す 2020年度からによれば、厚生労働省による過去の病院での治療歴や薬の使用状況、健診結果など様々な情報を一元化したデータベースの運用を目指していくそうです。

医療・健康分野におけるICT化の今後の方向性(平成25年12月、厚生労働省)によれば、

健康寿命を延伸するためには、ICTを利用した個人による日常的な健康管理が重要

だと書かれています。

ICTとは、Information and Communication Technology(インフォメーション・アンド・コミュニケーション・テクノロジー:情報通信技術)の略です。

ICTを活用した医療分野への活用の例としては次の通り。

  • 電子版お薬手帳や生活習慣病の個人疾病管理など患者・個人が自らの医療・健康情報を一元的、継続的に管理し活用する仕組み
  • 地域包括ケアシステム(電子カルテ情報を地域の診療所が参照する)
  • ICTを活用してレセプト等データを分析し全国規模の患者データベースを構築し、疾病予防を促進

ICT医療においては、ICTを活用した個人の健康管理がスタートであり、カギとなります。

例えば、ヘルスケア分野でIOTを活用する実証実験開始|IOTで市民の健康データを取得し、新サービス創出、雇用創出、生活習慣病の予防を目指す|会津若松市によれば、スマホアプリやウェアラブルデバイスなどから取得した市民の様々な健康データを集約し、オープンデータ化し、そのデータを活用して新サービスの創出、医療費の削減などを目指していくそうです。

この実証実験でもスタートとなっているのは、スマホアプリやウェアラブルデバイスなどから生体データを取得することです。

ただ、石黒浩さん(アンドロイド研究第一人者)が考える20年後の未来とは?によれば、ロボットやテクノロジー、人工知能が進化していくにつれて、仕事をする人も少なくなり、人間の生活は時間に余裕が生まれるようになると予想されます。

そうなると、ストレスが少なくなって、そもそも健康になってしまって、健康管理について考えることもなくなってしまうかもしれませんね。







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SBI生命保険、健康管理や生活習慣改善のための「FiNC for SBI⽣命」を提供|生保初となる人⼯知能による姿勢分析機能を SBI ⽣命の保険加入者全員に提供




■SBI生命保険、健康管理や生活習慣改善のためのFiNCアプリのサービス対象者を保険加入者全員に拡大

SBI生命保険、健康管理や生活習慣改善のための「FINC FOR SBI⽣命」を提供|生保初となる人⼯知能による姿勢分析機能を SBI ⽣命の保険加入者全員に提供
SBI生命保険、健康管理や生活習慣改善のための「FINC FOR SBI⽣命」を提供|生保初となる人⼯知能による姿勢分析機能を SBI ⽣命の保険加入者全員に提供

参考画像:SBI ⽣命と FiNC、健康管理や⽣活習慣改善のための「FiNC アプリ」の提供を SBI ⽣命の保険加⼊者全員に拡⼤ (2017/6/27、SBI生命保険)|スクリーンショット

SBI ⽣命と FiNC、健康管理や⽣活習慣改善のための「FiNC アプリ」の提供を SBI ⽣命の保険加⼊者全員に拡⼤

(2017/6/27、SBI生命保険)

SBI 生命の保険加入者に対し、「FiNC アプリ」を 1 年間無料1でご提供します。「FiNC アプリ」は、スマートフォンを利用してライフログの蓄積ができる他、栄養士やトレーナー、臨床心理士や薬剤師など専門家への健康相談および一人ひとりの健康状態や生活習慣に合わせた改善ソリューションを、人工知能を活用し提案されます。さらに目標達成などによりポイントが付与される「健康インセンティブプログラム」もご利用いただき、貯まったポイントは、ウェルネス・ヘルスケア商品に特化した EC サイト「FiNC モール」でご利用いただけます。

SBI生命保険は、健康管理や生活習慣改善のためのFiNCアプリのサービス対象者をSBI 生命の保険加入者全員に拡大するそうです。

FiNCアプリではスマホを活用して歩数・体重・食事・睡眠・生理日などのライフログ・生体データを蓄積し、その他各種検査結果などに基づき、人工知能が一人一人に最適化された食事・運動プログラムの提案や栄養士やトレーナー、臨床心理士や薬剤師など専門家への健康相談ができるそうです。

また、目標達成状況に応じたポイントが付与される「健康インセンティブプログラム」も利用でき、貯まったポイントはウェルネス・ヘルスケア商品に特化したECサイト「FiNC モール」で利用できるそうです。

SBI生命と FiNC、人工知能を搭載した健康管理や生活習慣改善が⾏える「FiNC for SBI⽣命」を提供〜生保初となる人工知能による姿勢分析機能を SBI 生命の保険加入者全員に提供〜

(2017/11/30、SBI生命保険)

人工知能による姿勢分析機能が搭載され、睡眠時間・体重等のライフログの記録や、歩数に応じて「FiNCモール」で使えるポイントが貯めることができる、健康管理や生活習慣改善のためのアプリケーション「FiNC for SBI生命」をSBI生命の保険加入者全員を対象に無料で提供するそうです。

気になる機能は「人工知能を活用した姿勢分析機能」です。

姿勢の悪化は、肩こり・腰痛・膝痛などの身体的疾患や呼吸機能悪化の原因となり、気分や抑うつ感などの心理面にも影響を与えることが明らかになっています。また、身体的疾患により運動量が低下することや心理状態の悪化は生活習慣病を引き起こす要因になりえます。

アプリ内で写真を撮るだけで人工知能が姿勢分析を行い、改善アドバイスを行なってくれるそうです。

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なぜ生命保険会社がこうした健康管理や⽣活習慣改善に役立つアプリを提供するのでしょうか?

生命保険会社としては、保険加入者に対しての付帯特典としてのサービスや今後ユーザーの健康状態や生活習慣改善の取組みを考慮した保険料が設計される「パーソナル保険」の開発につながることを期待していると思います。

また、アプリ会社としては、ライフログ・生体データの蓄積ができ、人工知能が提案した食事・運動プログラムによってどれほどの効果が得られるのかというデータをとることにもつながると考えられます。

保険加入者としては、保険に加入した特典として健康管理アプリが利用でき、また「健康インセンティブプログラム」で貯まったポイントをウェルネス・ヘルスケア商品の購入に使えるため、メリットがありますね。

「健康ポイント制度」に医療費を抑制する効果があることが初めて実証されるによれば、運動や検診など健康づくりに取り組んだ人がポイントを受け取って商品券などに交換する「健康ポイント制度」に、医療費を抑制する効果があることが初めて実証されたそうです。

積極的に計画・実行する人はがん・脳卒中・心筋梗塞の死亡リスクが低い|国立がん研究センターで紹介した国立がん研究センターによれば、日常的な出来事に対して、積極的に解決するための計画を立て、実行する「対処型」の行動をとる人は、そうでない人に比べて、がんで死亡するリスクが15%低く、また、脳卒中リスクが15%低く、脳卒中心筋梗塞などで死亡するリスクが26%低いという結果が出たそうです。

その理由としては、日常的な出来事に対して、積極的に解決するための計画を立て、実行する「対処型」の人は、がん検診や健康診断を受診するため、病気の早期発見につながり、病気による死亡リスクが低下して可能性があるようです。

つまり、積極的に健康管理を行うように努力する人は死亡リスクが低いわけですから、保険会社としても、そうした保険加入者に合わせた保険料を設計することにつながるのではないでしょうか。

→ 健康ゴールド免許|定期検診などの予防医療を導入することで、病気による死亡リスクが減少し、医療費の削減にもつながる について詳しくはこちら




■まとめ

保険とIOTを融合した健康増進サービスの開発に注目!|ウェアラブルデバイスをつけて毎日運動する人は生命保険・医療保険の保険料が安くなる!?では、損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険株式会社はFitbitを導入し、健康と運動データとの関係を分析する取り組みを行い、今後の新しい保険商品の開発を検討しているというニュースを取り上げましたが、保険会社各社が健康状態や生活習慣改善の取組みを考慮して保険料が設計される「パーソナル保険」の開発に取り組んでいるようです。

また、第一生命が取り組む「InsTech」とは?|保険(Insurance)とテクノロジー(Technology)|医療ビッグデータの解析・健康な人ほど得をする保険商品の開発では、PHYSIO HEALTH|従業員向けの健康コーチをするモバイルヘルスプラットフォームのような、雇用主の健康保険料に対するコストを減らし、健康奨励プログラムに励む従業員に報酬を与えるシステムを企業と保険会社が組み合わせるということもあるのではないかという予測を紹介しましたが、実際にこうした取り組みが始まったようです。

これからは保険会社の立ち位置が「病気になってからの保険」ではなく、「予防のための保険」というものになっていきそうですね。







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タニタ、面倒くささを解消した「靴を履いたまま手で握るだけで計測できる体組成計」発売




■タニタ、面倒くささを解消した「靴を履いたまま手で握るだけで計測できる体組成計」発売

デュアル周波数体組成計 DC-13C
靴を脱がずにそのまま乗って計測でき、全身の体組成を約10秒で測定可能

参考画像:デュアル周波数体組成計 DC-13C|タニタ|スクリーンショット

タニタ、「靴を履いたまま測れる体組成計」発売 面倒くささを解消

(2018/8/7、ITmediaニュース)

タニタの谷田千里社長は「企業に体組成計を導入すると、『オフィスで素足になる必要があるため、女性のニーズに合っていない』との声も出ていたが、今後は靴を脱ぎたくなかった人も気軽に体調管理をしてもらえれば」(谷田社長)という。

タニタが発売したのは、靴を履いたまま、体重や体脂肪率、体格指数(BMI)、脂肪量、除脂肪量、筋肉量、筋肉率、体水分量、体水分率、推定骨量、基礎代謝量、内臓脂肪レベルの12項目を測定できる体組成計「DC-13C」(価格は税別28万5000円)です。

今回のポイントは、靴を脱ぎたくなかった人でも、グリップを手で握るだけで、しかも計測時間も従来の半分以下(約40秒)と簡単に計測ができるようになっている点。

医療機関や検診施設のほか、自治体の公共施設、企業などの導入を見込む。企業では、運輸業におけるドライバーの健康管理や、工場での集団健康管理などの用途を想定する。室内で靴を脱ぐ文化がない海外にも展開していく。

体組成計では、乗るだけで測定データがクラウドに自動送信され、スマホで簡単に健康管理ができるスマート体組成計なども出てきていますが、今回は手で握るだけで測れる体組成計が出てきました。

もしかすると、専用のアタッチメントがあれば、スマホが体組成計になるようになる未来もそう遠くはないかもしれません。

そして、そんな未来がくるのであれば、採寸用ボディスーツ「ゾゾスーツ」を世界中に無料で配り、体重計や体温計のような存在にすることで、体型データを活用したサービスを目的としているように、アタッチメントを無料で配って、世界中の人の健康データを活用したサービスが提供できるようになるかもしれませんね。







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ねこヘルスケアIoT「ハチたま」|ネコの見守り・モニタリング・肥満予防・腎不全予防をIoTでの解決する




■ねこヘルスケアIoT「ハチたま」|ネコの見守り・モニタリング・肥満予防・腎不全予防をIoTでの解決する

参考画像:ハチたま|スクリーンショット

~増大するペットの医療費問題をIoTで解決!~ スマートごはんサーバー『 hachi tama / ハチタマ 』国内初のペットヘルスケアIoTサービス

(2016/10/7、株式会社ペットボードヘルスケア PRTIMES)

「hachi tama(ハチタマ)」は、スマホアプリから操作できるカメラと自動給餌機能を組み合わせた「ハードウェア」と認定オーガニック「ペットフードの定期購買」を組み合わせた国内初のペットヘルスケアIoTサービスです。

ねこヘルスケアIoT「ハチたま」はIoTで猫の健康をケアする企業で、ねこの見守り(モーションセンサーで録画、水飲みやトイレ回数のモニタリングなど)やスマートごはんサーバ(食事管理アプリ+デバイス+体重計)で猫の肥満予防、スマートトイレ(おしっこの異常を早期発見して、腎不全を防ぐ)に取り組んでいるそうです。

■猫のモニタリング

健康状態のモニタリングができるペット用スマートカラー|迷子の際のGPSトラッキング、給餌状態のチェック・リマインダー、ノミ・ダニなどの治療の管理で紹介したScollar Mini(スカラーミニ)には、迷子の際のGPSによるトラッキング機能、トレーニング・アクティビティ・健康情報のモニター機能、給餌状態のチェック・リマインダー機能、ノミ・ダニなどの治療の管理ができる機能、ペット用ドアの開閉機能、キッチンなど入ってほしくないところに入らないようにする機能などが付いています。

■猫の肥満予防

ペットの肥満を防ぐ!IoTを活用した自動ペットフード給餌機で紹介したAssociation for Pet Obesity Prevention(ペットの肥満防止協会)によると、合衆国の犬と猫の推定54%が、過食による太りすぎ、ないし肥満なのだそうで、そのことが糖尿病や腎臓病、心臓病、関節の障害などの原因になっています。

そこで、以前紹介したのは、モノのインターネット(IoT)を活用したペットフード給餌機です。

ペットの首にスマートIDをつけておき、ペットの接近を感知したら給餌機がシャッターを開けて一定量のフードを出し、タイマーとドアシャッターを使って給餌量を制限するというものです。

■猫の腎不全を防ぐ

世界初の猫慢性腎不全治療薬が抱える課題

(2017/8/23、「ペットを幸せにする」ブログ)

ステージ1から4まであり1が軽症、4が重度の腎不全となります
症状としてはステージ4だと尿毒症などが現れるので
飼い主はすぐに気づきます

しかし、ステージ1はほとんど無症状
ステージ2と3は多飲多尿といった症状が現れるそうです

東レ、ネコの慢性腎臓病治療薬ラプロス®を発売|10歳齢以上の猫における慢性腎臓病の有病率は30~40%にのぼるによれば、猫のかかりやすい病気の一つに慢性腎臓病が挙げられ、10歳齢以上の猫における慢性腎臓病の有病率は30~40%にのぼるそうです。

猫の慢性腎臓病治療薬ラプロス®はステージ2~3の慢性腎臓病を対象としており、飼い主さんが多飲多尿に気づかなければ、せっかくの治療薬も使えないという可能性があります。

そこで、スマートねこトイレでモニタリングを行ない、おしっこの異常のサインを知らせることができれば、早期発見・早期治療ができるという考え方です。

また、ねこIoT保険制度の構築も検討しているそうです。




■まとめ

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by ivva(画像:Creative Commons)

犬&猫にも進む高齢化の波|ペットフード工業会調査(2009/2/24)によれば、一般的に犬や猫は7歳以上がシニアとされるが、その率は犬で全体の55・3%(昨年度51・0%)、猫で47・4%(同45・8%)となっており、うち約3割は10歳以上の老齢犬・猫なのだそうです。

ペットも高齢化で脱毛症や白内障、ガンなどの病気にかかるケースが増えたことやペット保険に対する信頼度や認知度が上がっていることから、犬や猫の高齢化で高額医療費を保障するペット保険の加入急増(2010/5/13)で紹介した富士経済によると、ペット保険の2009年の加入件数は、43万4000件で前年比45.1%増えたそうです。

保険とIOTを融合した健康増進サービスの開発に注目!|ウェアラブルデバイスをつけて毎日運動する人は生命保険・医療保険の保険料が安くなる!?というアイデアを以前紹介しましたが、近い将来、ペット保険にも導入され、食事管理デバイスやスマートトイレ、スマートカラーをつけてペットの健康管理をしている人の保険料が安くなるということも起こるかもしれません。







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