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ビタミンDが不足すると新型コロナ重症化リスクが14倍に!?




ビタミンD欠乏、コロナ重症化リスク14倍に 新研究結果(2022/2/12、Forbes)に紹介されているイスラエルのバルイラン大学とガラリヤ医療センターの研究チームの発表によれば、ビタミンD不足と新型コロナウイルス感染症の重症化に関連性があるようです。

ビタミンD濃度が20ng/mL未満の欠乏症患者は、40ng/mL以上の人よりも新型コロナウイルス感染症が重症化する可能性が14倍高まった。ビタミンD濃度が十分だった患者の死亡率は2.3%だった一方、ビタミンD欠乏症患者の死亡率は25.6%だった。

ビタミンDは、免疫系が体内に侵入してくる細菌やウイルスを撃退するために不可欠で、ビタミンDが不足すると、高血圧、結核、癌、歯周病、多発性硬化症、冬季うつ病、末梢動脈疾患、自己免疫疾患などの疾病への罹患率が上昇する可能性が指摘されていました。

ビタミンDと新型コロナウイルスとの関連性が立証された研究ではありませんが、健康な体を維持するためにもビタミンDは摂取しておきたいもの。

ビタミンDを含む食品・サプリメントがこれからの健康食材としてビジネスの将来性はある?ない?どっち?によれば、ビタミンDを増やす方法は2つ。

一つは日光に当たること、もう一つは食品から摂取すること。

ビタミンDを含む食品・サプリメントがこれからの健康食材としてビジネスの将来性はある?ない?どっち?によれば、ビタミンDはサケ・マグロ・サバ・イワシ・サンマ・カレイ・ブリ・しらす干しなどの魚類やきくらげ・干し椎茸などのキノコ類に多く含まれています。

全く外に出ない人は太陽に光を浴びて、ビタミンDを含む食品を摂取して、体の健康を維持していきましょう!







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インフル・新型コロナ・マイコプラズマ肺炎の3つの同時流行「トリプルデミック」に警戒!熱の出ないインフルエンザに注意!




「マイコプラズマ肺炎」だけじゃない 3つ同時流行“トリプルデミック”注意では、「インフルエンザ」「新型コロナウイルス」に加えて「マイコプラズマ肺炎」と3つが同時流行するトリプルデミックが懸念されているという記事です。

コロナ対策で感染症への対策がコロナ前から比べると上がっているはずなのになぜでしょうか?

なぜマイコプラズマ肺炎と手足口病の患者数が増加しているの?新型コロナウイルスと関係あるの?でも紹介しましたが、感染症であるマイコプラズマ肺炎と手足口病ともにコロナ期間中は患者が増えていませんでした。

新型コロナウイルスの感染拡大で、社会全体で感染予防対策が行われたことにより、マイコプラズマ肺炎や手足口病の感染予防対策もできていたと考えられます。

しかし、現在マイコプラズマ肺炎は患者が急増しています。

「インフルエンザ」「新型コロナウイルス」「マイコプラズマ肺炎」による「トリプルデミック」を予防するためにも改めて「石けんでしっかりと手洗いをする」「マスクする」という基本的な感染症対策をやっていきましょう!

また今回の記事によれば、熱のでないインフルエンザの人もいるため、知らない間に人にうつしてしまう可能性もあります。

熱が出ないからといって安心ではなく、熱は出ていないけど体調に違和感があるという方は早めに病院で診てもらってくださいね。







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新型コロナ5類移行後の死者が1年で3万2千人にのぼり、インフルエンザの15倍!




コロナ死者、年間3万2千人 5類移行後、インフルの15倍(2024年10月24日、kyodo)で紹介されている厚生労働省の人口動態統計によれば、新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類移行後の1年間で死者数が3万2千人と、季節性インフルエンザの約15倍になることがわかり、その大部分を基礎疾患のある高齢者が占めているそうです。

新型コロナが5類に移行したからと言って、決して新型コロナがなくなったり、病原性が低下したわけではありません。

だからこそ、これまで通り基本的な感染症対策を行わないといけません。

なぜマイコプラズマ肺炎と手足口病の患者数が増加しているの?新型コロナウイルスと関係あるの?によれば、新型コロナウイルスの感染拡大している中では、社会全体で感染予防対策が行われていたため、手足口病の患者は少なかったのですが、2024年は早いうちから流行し始め、全国的に広がっています。

感染症対策の基本である「石けんでしっかりと手洗いをする」「マスクする」ということしっかりをやっていきましょう!

そしてもう一つ意識しないといけないのは「心不全パンデミック」です。

コロナ感染が心不全のリスクを高める?によれば、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の持続的な感染が心不全のリスクを高める可能性があることがわかっていますが、実はコロナ以前から超高齢社会において心不全の患者が急激に増え続けると予想されており、専門家の間では「心不全パンデミック」とも言われていました。

心不全が増加しているのは、動脈硬化の増加によって、心臓病(心筋梗塞・狭心症など)が増加しているからです。

心不全による入院患者数は、2012年の約21万人から2016年には約26万人と、毎年1万人ずつ増加しているそうです。

ニュースを見ていると心不全で亡くなった有名人の方のニュースをよく見かけるため、新型コロナウイルスの後遺症やワクチンの副作用によるものを疑う声も多いのですが、実は大きなトレンドとして超高齢化社会においては心不全の患者が増えるというものがありました。

基礎疾患のある高齢者は新型コロナによる感染の影響を受けやすく、また超高齢化社会においてはそもそも心不全の患者が増加する傾向にあることを踏まえて、内臓脂肪を減らしてメタボを改善し動脈硬化を防ぐ、定期検査をして早期発見・早期治療を行うということを心掛けたいですね。

→ 動脈硬化改善・予防に良い食べ物 について詳しくはこちら







新型コロナウイルスを受けて、恋愛・結婚観、恋活・婚活はどう変化した?




新型コロナウイルスを受けて、恋愛・結婚観、恋活・婚活はどう変化した?
新型コロナウイルスを受けて、恋愛・結婚観、恋活・婚活はどう変化した?

Alex Bertha|unsplash

新型コロナウイルスの初期の段階では、コミュニケーションがとりにくくなり、寂しくなったからでしょうか、マッチングアプリで送信されたメッセージ数が増加するといった傾向がありました。

「Pairs」を運営する株式会社エウレカによる「新型コロナウイルスの恋愛・結婚の価値観への影響調査」の結果によれば、新型コロナウイルスを受けて、交際意欲が以前より増した一方で結婚を躊躇する人も多かったり、恋活・婚活を休止している人も多くなるなど、恋愛・結婚観、恋活・婚活に影響を与えていることがわかります。

婚活&絆婚が急増!?震災が与えた影響とは?(2011/9/9、セキララゼクシィ)によれば、東日本大震災の後には一人暮らしをする働く女性に心境の変化が見られ、不安や心細さを感じ、震災前より結婚したいという気持ちが高まったとあります。

しかし、新型コロナ禍においては、同じ感覚で行動するパートナーを求めたり、より「経済的な安定性」を重視するようになっています。

出生率4年連続減が話題!江戸時代の子育て観がヒントに!ウィズコロナ時代は家族観の変化と職住近接によって少子化が解消される!?で紹介した厚生労働省の公表した人口動態統計によれば、2019年の婚姻件数が7年ぶりに増加していて、5月の改元に伴う「令和婚」が広まった可能性があるそうですが、ウィズコロナ時代においては家族を持つことへのハードルが高くなったのではないでしょうか?

ネット系婚活サービスを通じて結婚した人の割合は7.4%と過去最高となっていますが、新型コロナを受けてどのように変化するのか今後注目です。







これは新型コロナウイルスの後遺症?それとも他の病気(うつ病・腎臓病・男性更年期障害)?




これは新型コロナウイルスの後遺症?それとも他の病気(うつ病・腎臓病・男性更年期障害)?
これは新型コロナウイルスの後遺症?それとも他の病気(うつ病・腎臓病・男性更年期障害)?

ブルーノ・アギレ|unsplash

新型コロナウイルス罹患後の後遺症らしき症状で仕事を辞めた方のツイートを見かけました。

その症状を簡単にまとめてみると、無気力、抜け毛、倦怠感、疲労感など。

ただ症状を見ると新型コロナウイルスなのか、それとも別の病気なのかはわからないので、その可能性について考えて見ました。

1.うつ病

新型コロナウイルスによる外出自粛後の急激な生活リズムの変化からの疲れ、将来への不安、会社(上司など)との関係性などがきっかけで「コロナうつ」を発症する人が増加する可能性があるそうです。

2.腎臓

新型コロナウイルスに感染したら出る症状には、発熱、せき、息苦しさなど呼吸器症状、筋肉痛やけん怠感などがあり、重症化すると、肺炎や呼吸困難、腎臓の機能の低下の症状があるといわれています。

また、コロナウイルスに関連する症状として、発熱、咳のような上気道の問題、疲労、味覚の喪失、腎臓の問題、血液凝固などがあるといわれています。

慈恵医大晴海トリトンクリニック 横山啓太郎教授によれば、腎臓も、新型コロナ感染症によって障害を受ける代表的な臓器で、慢性腎臓病は新型コロナ感染症で重症化するといわれる高血圧や糖尿病を合併している比率が高いので、注意が必要なのだそうです。

3.男性更年期障害

テストステロンが低下し男性更年期症状が現れる男性更年期障害のことを、医学的には、「LOH(ロー)症候群(加齢男性性腺機能低下症候群)」といいます。

テストステロンが減少すると、筋力の低下や性機能の低下、発汗、不眠などの更年期症状が現れます。

また、やる気が出ない、イライラするといった症状も現れます。

【男性更年期症状 関連記事】

【#クロ現プラス】男性更年期障害の治療(血液検査・ホルモン補充療法・漢方薬)|がんや認知症も!?コワ~い“男の更年期障害”|テストステロンが減少するとどうなる?

加齢男性性腺機能低下症候群(LOH 症候群)診療の手引き|日本泌尿器科学会・日本 Menʼs Health 医学会を参考にご紹介します。

【AMS(Aging Males Symptoms)調査票】

  1. 総合的に調子が思わしくない
    (健康状態、本人自身の感じ方)
  2. 関節や筋肉の痛み
    (腰痛、関節痛、手足の痛み、背中の痛み)
  3. ひどい発汗
    (思いがけず突然汗が出る、緊張や運動と関係なくほてる)
  4. 睡眠障害の悩み
    (寝つきが悪い、ぐっすり眠れない、寝起きが早く疲れがとれない、浅い睡眠、眠れない)
  5. よく眠くなる、しばしば疲れを感じる
  6. いらいらする
    (当り散らす、些細なことにすぐ腹を立てる、不機嫌になる)
  7. 神経質になった
    (緊張しやすい、精神的に落ち着かない、じっとしていられない)
  8. 不安感
    (パニック状態になる)
  9. 身体の疲労や行動力の減退
    (全般的な行動力の低下、活動の減少、余暇活動に興味がない、達成感がない、自分をせかさないと何もしない)
  10. 筋力の低下
  11. 憂うつな気分
    (落ち込み、悲しみ、涙もろい、意欲がわかない、気分のむら、 無用感)
  12. 「絶頂期は過ぎた」と感じる
  13. 力尽きた、どん底にいると感じる
  14. ひげの伸びが遅くなった
  15. 性的能力の衰え
  16. 早期勃起(朝立ち)の回数の減少
  17. 性欲の低下
    (セックスが楽しくない、性交の欲求が起こらない)

それぞれの項目で、「なし」1点、「軽い」2点、「中程度」3点、「重い」4点、「非常に重い」5点で記入していき、点数によって、男性更年期障害であるかどうかを簡易的にチェックすることができます。

男性ホルモン(テストステロン)のアップ術

  • 適度な運動(例:早歩き)
    消費と分泌の繰り返しでホルモンが出やすい体質に
  • キャッチボール
    ポジティブな刺激を脳に
  • 夫婦で腕を組んで歩く
    ワクワクやドキドキを脳に
  • 寝る前はリラックス(例:ホットミルク)
  • 褒めてもらったり認めてもらう
  • 飲み過ぎに注意!
  • 仲間とともに行動する
  • 学生時代の友達と会う
  • 海に入る
  • 好きな香りをかぐ
  • ゲームをする

テストステロンを上げるための方法としては、夜更かしをしない・運動をするなどの健康的なライフスタイルで、友達と会ったり、女性と話したり、元気になれる場所に出かけてストレスを解消する、といったアクティブな行動がテストステロン値を上げてくれるようです。

つまり、人生を楽しんでいる人ほど男性更年期障害にはなりにくいのですが、新型コロナ禍では人と会ったり、元気になれる場所に出かけるといったことが難しかったために、一時的に男性更年期障害になりやすい環境である可能性があります。

■まとめ

新型コロナウイルスの後遺症とその他の病気は関連しているものもあれば、新型コロナウイルスにおける生活が誘因となって体調が悪化してしまうケースがあると考えられます。

→ 男性更年期障害の症状・原因 について詳しくはこちら