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これは新型コロナウイルスの後遺症?それとも他の病気(うつ病・腎臓病・男性更年期障害)?




これは新型コロナウイルスの後遺症?それとも他の病気(うつ病・腎臓病・男性更年期障害)?
これは新型コロナウイルスの後遺症?それとも他の病気(うつ病・腎臓病・男性更年期障害)?

ブルーノ・アギレ|unsplash

新型コロナウイルス罹患後の後遺症らしき症状で仕事を辞めた方のツイートを見かけました。

その症状を簡単にまとめてみると、無気力、抜け毛、倦怠感、疲労感など。

ただ症状を見ると新型コロナウイルスなのか、それとも別の病気なのかはわからないので、その可能性について考えて見ました。

1.うつ病

新型コロナウイルスによる外出自粛後の急激な生活リズムの変化からの疲れ、将来への不安、会社(上司など)との関係性などがきっかけで「コロナうつ」を発症する人が増加する可能性があるそうです。

2.腎臓

新型コロナウイルスに感染したら出る症状には、発熱、せき、息苦しさなど呼吸器症状、筋肉痛やけん怠感などがあり、重症化すると、肺炎や呼吸困難、腎臓の機能の低下の症状があるといわれています。

また、コロナウイルスに関連する症状として、発熱、咳のような上気道の問題、疲労、味覚の喪失、腎臓の問題、血液凝固などがあるといわれています。

慈恵医大晴海トリトンクリニック 横山啓太郎教授によれば、腎臓も、新型コロナ感染症によって障害を受ける代表的な臓器で、慢性腎臓病は新型コロナ感染症で重症化するといわれる高血圧や糖尿病を合併している比率が高いので、注意が必要なのだそうです。

3.男性更年期障害

テストステロンが低下し男性更年期症状が現れる男性更年期障害のことを、医学的には、「LOH(ロー)症候群(加齢男性性腺機能低下症候群)」といいます。

テストステロンが減少すると、筋力の低下や性機能の低下、発汗、不眠などの更年期症状が現れます。

また、やる気が出ない、イライラするといった症状も現れます。

【男性更年期症状 関連記事】

【#クロ現プラス】男性更年期障害の治療(血液検査・ホルモン補充療法・漢方薬)|がんや認知症も!?コワ~い“男の更年期障害”|テストステロンが減少するとどうなる?

加齢男性性腺機能低下症候群(LOH 症候群)診療の手引き|日本泌尿器科学会・日本 Menʼs Health 医学会を参考にご紹介します。

【AMS(Aging Males Symptoms)調査票】

  1. 総合的に調子が思わしくない
    (健康状態、本人自身の感じ方)
  2. 関節や筋肉の痛み
    (腰痛、関節痛、手足の痛み、背中の痛み)
  3. ひどい発汗
    (思いがけず突然汗が出る、緊張や運動と関係なくほてる)
  4. 睡眠障害の悩み
    (寝つきが悪い、ぐっすり眠れない、寝起きが早く疲れがとれない、浅い睡眠、眠れない)
  5. よく眠くなる、しばしば疲れを感じる
  6. いらいらする
    (当り散らす、些細なことにすぐ腹を立てる、不機嫌になる)
  7. 神経質になった
    (緊張しやすい、精神的に落ち着かない、じっとしていられない)
  8. 不安感
    (パニック状態になる)
  9. 身体の疲労や行動力の減退
    (全般的な行動力の低下、活動の減少、余暇活動に興味がない、達成感がない、自分をせかさないと何もしない)
  10. 筋力の低下
  11. 憂うつな気分
    (落ち込み、悲しみ、涙もろい、意欲がわかない、気分のむら、 無用感)
  12. 「絶頂期は過ぎた」と感じる
  13. 力尽きた、どん底にいると感じる
  14. ひげの伸びが遅くなった
  15. 性的能力の衰え
  16. 早期勃起(朝立ち)の回数の減少
  17. 性欲の低下
    (セックスが楽しくない、性交の欲求が起こらない)

それぞれの項目で、「なし」1点、「軽い」2点、「中程度」3点、「重い」4点、「非常に重い」5点で記入していき、点数によって、男性更年期障害であるかどうかを簡易的にチェックすることができます。

男性ホルモン(テストステロン)のアップ術

  • 適度な運動(例:早歩き)
    消費と分泌の繰り返しでホルモンが出やすい体質に
  • キャッチボール
    ポジティブな刺激を脳に
  • 夫婦で腕を組んで歩く
    ワクワクやドキドキを脳に
  • 寝る前はリラックス(例:ホットミルク)
  • 褒めてもらったり認めてもらう
  • 飲み過ぎに注意!
  • 仲間とともに行動する
  • 学生時代の友達と会う
  • 海に入る
  • 好きな香りをかぐ
  • ゲームをする

テストステロンを上げるための方法としては、夜更かしをしない・運動をするなどの健康的なライフスタイルで、友達と会ったり、女性と話したり、元気になれる場所に出かけてストレスを解消する、といったアクティブな行動がテストステロン値を上げてくれるようです。

つまり、人生を楽しんでいる人ほど男性更年期障害にはなりにくいのですが、新型コロナ禍では人と会ったり、元気になれる場所に出かけるといったことが難しかったために、一時的に男性更年期障害になりやすい環境である可能性があります。

■まとめ

新型コロナウイルスの後遺症とその他の病気は関連しているものもあれば、新型コロナウイルスにおける生活が誘因となって体調が悪化してしまうケースがあると考えられます。

→ 男性更年期障害の症状・原因 について詳しくはこちら







糖尿病は「過食(食べ過ぎ)」「運動不足」が原因で加速する!

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【目次】

■糖尿病とは?

Steak

by Taryn(画像:Creative Commons)

糖尿病加速は「過食」「運動不足」が原因

(2012/6/24、産経新聞)

高血圧、脂質異常症とともに虚血性心疾患の原因となり、網膜症、腎症、神経障害の3大合併症をもたらす糖尿病。疑いも入れると患者は全国で2200万人を超すといわれ、日本の代表的な生活習慣病となっている。

糖尿病は、高血圧脂質異常症高脂血症と呼ばれていた病気です)などの病気と同様に、虚血性心疾患の原因となります。

虚血性心疾患とは、糖尿病や高血圧、脂質異常症などから動脈硬化を起こし、栄養分や酸素を運ぶ冠動脈の内側が狭くなったり、血液の流れが悪くなっている病気のことです。

そのため、この記事の中では丁寧に、

糖尿病は尿の病気ではありません。血液でもなく、血管の病気です。

と紹介されています。

→ 糖尿病の症状・初期症状|糖尿病とは について詳しくはこちら

→ 糖尿病危険度チェック について詳しくはこちら

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■糖尿病の3大合併症

糖尿病は治療をせずに放っておくと、糖尿病網膜症糖尿病性腎症糖尿病性神経障害といった3大合併症を引き起こします。

記事によれば、糖尿病予備軍(糖尿病の疑いのある人)も含めると患者は全国で2200万人を超すそうで、国民病といえるのではないでしょうか。

血管が悪くなると神経や目、腎臓などの細小血管がやられ、しびれや失明などの合併症につながり、心臓や脳、足などの大血管がやられると心筋梗塞、脳梗塞、足壊疽(えそ)といった命や生活にかかわる重大な病気をもたらします。

さらに、糖尿病の状態が進行してしまうと、心筋梗塞脳梗塞、足が壊疽してしまうといった重大な病気になってしまいます。

→ 糖尿病の合併症  について詳しくはこちら

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糖尿病の診断基準として使われる血糖値について

血液中のブドウ糖の濃度のことで、ブドウ糖は体や脳を動かすエネルギーです。健常な若い人の血糖変動は、食べたり食べなかったりに関係なくほとんど一定で、1デシリットル当たり80~120ミリグラム程度に保たれています。

血糖値が常時、1デシリットル当たり200ミリグラム以上になると糖尿病です。

血糖値は通常1dl当たり80~120mg程度に保たれているのですが、常時、1dl当たり200mg以上になると糖尿病が疑われます。

血糖値が高くなると、身体の中ではどのようなことが起こるのでしょうか?

血糖が高くなると、血管の内皮が障害を受け壊れてきます。血糖の変動幅が大きいほど血管の障害が進み、心筋梗塞が増加することが分かってきました。高血糖が続き、目や腎臓が悪くなる糖尿病に先行して、心筋梗塞を発症することも多いのです。

血糖値が高くなると、血管の内皮が壊れてきて、血糖の変動幅が大きいほど血管の障害が進むそうです。

→ 糖尿病の診断基準 について詳しくはこちら




■血糖が変化するメカニズム

血糖は食事をすれば上がります。しかし血糖は食物と膵臓(すいぞう)のβ細胞から分泌されるインスリンだけでコントロールされているのではなく、筋肉へ取り込んで消費したり、脂肪細胞へ取り込み蓄積したり、肝臓で糖の取り込みと放出をするなど、複雑に微調整しています。断食しても、血糖が下がりすぎて倒れないのはそのためです。

食事をすると血糖が上がります。

血糖はインスリンだけでコントロールされるのではなく、筋肉に取り込んで消費したり、脂肪細胞へ取り込み蓄積したり、肝臓で糖の取り込み・放出をするなど身体の中で微調整されているそうです。

人間の体のメカニズムというのはよくできているというのがわかります。

しかし、食べ過ぎや運動不足をするとこの体の中の血糖コントロールするメカニズムが崩れてしまうようです。

一方、過食や運動不足で大きくなった脂肪細胞は、血糖コントロールを悪くさせるホルモンを放出することも分かってきています。

■血糖値を下げるには?

筋肉を使うことです。特に大きい筋肉、最大のものは大腿筋です。つまり歩けばいいということになります。実際には30分で3キロ歩く速さ、やや速く歩くのがいいでしょう。1日の摂取カロリーの10~15%を消費できれば十分と考えます。

一つは、食べ過ぎをやめて、適量の食事に切り替えること(=食事制限)。

そして、もうひとつは、運動をして筋肉を使うこと。

記事によれば、やや速く歩く(30分で3キロ歩く速さ)のがいいそうです。

しかし、それでも血糖値が下がらない場合には、病院で指導を受けて、投薬治療などが必要となってきます。

そうならないためにも、食事の見直しと運動不足を解消することで糖尿病を予防していきましょう。

→ 糖尿病の食事(食事療法)|血糖値を抑える食べ方 について詳しくはこちら

→ 糖尿病の運動(運動療法)|筋トレ・有酸素運動 について詳しくはこちら

→ 糖尿病改善・予防する方法(食べ物・運動) について詳しくはこちら







【血糖値・糖尿病の診断基準関連記事】
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尿が泡立つ|なぜ腎機能が低下するとおしっこの泡立ちがなかなか消えなくなるのか?|腎臓病の症状

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腎臓の機能が低下し、腎臓の病気になると、「尿が泡立つ」という症状が現れますが、なぜ腎機能が低下するとおしっこの泡立ちがなかなか消えなくなるのでしょうか?




【目次】

■なぜ腎機能が低下するとおしっこの泡立ちがなかなか消えなくなるのか?

Texture

by Virginie Moerenhout(画像:Creative Commons)

尿は、異常がない場合にも、尿の色が濃くなるとおしっこは泡立ちますが、しばらくすると泡が消えています。

注意したいケースは、排尿時に毎回泡立ちがあり、きめ細かいクリーミーな泡で、その泡がなかなか消えない場合です。

その場合には、腎臓のフィルター機能がうまく機能していないため、泡立つ性質を持つたんぱく質が出ている可能性があり、尿に蛋白(たんぱく)が混ざっているおそれがあり(いわゆる蛋白尿)、糖尿病性腎症などの腎臓の病気の可能性があるため、一度検査を受けてみることをおすすめします。

→ 糖尿病腎症の症状・原因・治療 について詳しくはこちら

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■腎臓の病気を予防する方法

腎臓の機能が60%未満に低下した状態の病気を慢性腎臓病(chronic kidney disease;CKD)と呼びますが、CKDのリスク要因は、加齢、血尿、高血圧糖尿病高血糖)、脂質異常症、肥満と喫煙なのだそうです。

そのため、次のようなことが腎臓病の予防に欠かせません。

  • カロリーや脂質を摂り過ぎないバランスのとれた食事
  • 運動
  • ダイエット(肥満解消)
  • 塩分少なめの食事
  • 水分補給
  • 禁煙

糖尿病の人は、高血圧になる可能性が高いともいわれます。

それは、糖尿病と高血圧の危険因子が同じだからだと考えられています。

その他にも、脂質異常症高脂血症)もリスク要因が重なる部分が多いため、注意が必要です。

→ 慢性腎臓病(CKD)の症状・原因 について詳しくはこちら

■まとめ

腎機能が低下するとおしっこの泡立ちがなかなか消えなくなる理由は、腎臓のフィルター機能がうまく機能していないため、泡立つ性質を持つたんぱく質が出ている可能性があるため、尿の泡立ちが消えなくなるそうです。

尿が泡立つ(または泡立ちがなかなか消えない)以外に、むくみ・体がだるい・疲れやすい・多尿(尿の量が多くなった)・頻尿(おしっこの回数が増えた)といった症状がある場合には、腎機能の低下が疑われるので、一度病院でチェックしてみましょう。

→ 腎臓の病気|腎臓病の症状・種類・原因・食事・検査 について詳しくはこちら

→ 腎臓の数値|尿たんぱく・クレアチニン・糸球体ろ過量(eGFR) について詳しくはこちら







【腎臓の病気 関連記事】
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【#世界一受けたい授業】腎臓にいい食べ物・腎臓に悪い食生活とは・CKD(慢性腎臓病)(横尾隆)

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2016年4月23日放送の世界一受けたい授業では、「放っておくと突然死!8人に1人が患っている新たな国民病『CKD』(慢性腎臓病)」がテーマです。

「CKD(慢性腎臓病)」などの腎臓の病気という悩みを抱えていると毎日が憂鬱ですが、そんな「腎機能低下」という悩みがなくなれば、ストレスなく楽しい毎日が過ごせますし、長生きすることもできますので、腎機能低下を見分ける方法や腎臓に負担をかける食事を知って、腎臓病の予防法を実践していきましょう!




【目次】

■CKD(慢性腎臓病)|腎臓に悪い食生活とは(横尾隆)|世界一受けたい授業

Kidney

by Tareq Salahuddin(画像:Creative Commons)

Yahoo!テレビ番組予告

日本人の死因トップ3は腎臓が原因だった?成人の8人に1人がかかっている慢性腎臓病の真実!子どもの頃からのある生活習慣が大きく関係している?その腎臓に悪い食生活とは?腎機能を高める料理を教えます

■横尾隆【よこお たかし】先生

東京慈恵会医科大学 腎臓・高血圧外科教授・診療部長

再生腎臓の尿排泄路を構築することに成功―慈恵医大・横尾隆教授ら

(2015/9/26、財形新聞)

東京慈恵会医科大学の横尾隆教授らの研究グループは、ラットとクローンブタの体内で再生腎臓の尿排泄路を構築することに成功した。

■腎機能の役割

  • 血液の酸性化を防ぎ、弱アルカリにする
  • 血液をろ過する(余分な老廃物や塩分を取り除く)

「慢性腎臓病」が悪化すると、老廃物が血管の内皮細胞を傷つけることによって、脳卒中心筋梗塞など血管の病気になるリスクが高くなります。

【補足】腎臓の主な3つの働き

1.老廃物のろ過と排出

2.血圧の調節

3.ホルモンの分泌

→ 腎臓の機能 について詳しくはこちら




■慢性腎臓病(CKD)は新たな国民病になる!?

慢性腎臓病(CKD)は成人の8人に1人がかかっているそうで、新たな国民病になるおそれがあるそうです。

日本人の死因トップ10のうち、7つが腎臓と関わりがあるそうです。

腎臓の機能が低下すると、塩分・カリウムの制限や人工透析が必要となります。

→ 慢性腎臓病(CKD)の症状・原因 について詳しくはこちら

■腎機能低下を見分ける方法

●尿(尿が泡立つ)

大きな泡がなかなか消えない時には、たんぱく質が出ている可能性がある。

●脚のむくみ

身体の中にある水分が排出できないため足がむくみます。

脚のむくみをチェックする方法は、すねの横を10秒ほど押して、すぐに戻らない場合は、脚がむくんでいると考えられます。

●太り過ぎ・痩せ過ぎ

慢性腎臓病はちょっとぽっちゃりくらいの人のほうがかかりにくく、太り過ぎ・痩せ過ぎの人は慢性腎臓病になりやすいそうです。

■腎臓に負担をかける食事

塩分の多い食事を続けると腎臓に負担がかかります。

厚生労働省によれば、一日の塩分の目安は、男性8g、女性7gで、日本人の平均は12.3gなのだそうです。

■腎臓に良い食事・食べ物

腎臓に良い食事としては、塩分を減らす工夫、つまり減塩を行なうこと。

●エビのスープ

  • エビの殻などを使って出汁(だし)をとることで減塩
  • エビに含まれるカロテノイドは尿をキレイにしてくれるそうです。

●ナスの炒め物

  • ナスの炒め物をするときにはカレー粉を使うと減塩になる
  • ナスに含まれるアントシアニンは腎臓の老化を遅らせてくれるそうです。

●おにぎり

  • 塩を直接使うのではなく、塩水を作って握ると塩分量を減らせます。

●ドレッシング

ピリ辛にすることで塩分がなくてもおいしく食べることができる。




【予習編】

そこで、番組放送前に、CKD(慢性腎臓病)について予習しておきたいと思います。

【目次】

■CKDとは

慢性腎臓病(chronic kidney disease;CKD)とは、簡単に言うと、腎臓の機能が60%未満に低下することを言います。

国民のほぼ1割、1,300万人の腎機能が60%以下に低下していると言われ、慢性腎臓病は、“新たな国民病”として注目されています。

腎臓の機能が低下し、血液中の水分や老廃物のろ過機能が低下してしまい、症状が悪化すると、人工透析が必要となります。

■CKDの定義

慢性腎臓病(CKD)は検査による早期発見と生活習慣改善が予防のカギ

米国腎臓財団が提唱したCKDの定義は次の通り。

(1)尿や血液検査、画像診断で腎障害の存在が明らか。特に尿蛋白(たんぱく)の存在が重要

(2)腎臓の働きを表す、糸球体濾過(ろか)量が60ミリリットル/分/1・73平方メートル未満。

(1)(2)のいずれか、または両方が3カ月以上持続する状態を慢性腎臓病(chronic kidney disease;CKD)と定義するそうです。

■なぜ生活習慣病で腎機能が低下するの?

慢性腎臓病(CKD)は検査による早期発見と生活習慣改善が予防のカギ

CKDは糸球体が障害を受けることが大きな原因となっています。高血圧や糖尿病などの生活習慣病に共通しているのは動脈硬化を起こすことです。糸球体の毛細血管の動脈硬化が、腎機能低下の一因となります。

メタボを放っておくと、慢性腎臓病になる恐れがあるそうです。

メタボ→高血圧高血糖動脈硬化→糸球体のろ過機能低下→腎臓機能低下

メタボリックシンドロームになると、高血圧、高血糖などが原因で全身の血管が動脈硬化を起こします。

腎臓の血管でも動脈硬化が起こり、腎臓にある糸球体(血液をろ過する腎臓の血管)が動脈硬化を起こすことで、濾過する能力が低下します。

その結果、腎機能の低下が起こります。

そして、生活習慣を改善することなくそのままの生活を続けてしまうと、さらに腎臓機能が低下して、老廃物が血管の内皮細胞を傷つけることによって、慢性腎臓病から慢性腎不全・脳卒中心筋梗塞を引き起こす可能性があります。

→ 慢性腎臓病(CKD)の症状・原因 について詳しくはこちら

■CKDを発見するための検査

CKDかどうかは尿検査と血液検査で知ることができます。

尿タンパク検査

糸球体のろ過機能に異常があるかどうかを調べる「尿検査」では、主に尿にたんぱくが混じっているかどうかを調べます。

尿に蛋白が混じっているということは、毒素や老廃物をろ過する糸球体がうまく機能していない、つまり腎臓の機能が低下しているということが考えられます。

血清クレアチニン検査

「クレアチニン検査」とは、腎臓のろ過機能がどれくらい残っているかがわかる検査です。

クレアチニンとは、筋肉中のたんぱく質が代謝された時に発生する老廃物で、腎臓のろ過機能を示す指標です。

CKDは早期では症状がないため、定期的に検査を受けることが重要になります。

→ 腎臓の数値|クレアチニン・eGFR について詳しくはこちら

■CKDのリスク要因

CKDのリスク要因は、加齢、血尿、高血圧、糖尿病、脂質異常症、肥満と喫煙なのだそうです。

そのため、カロリーや脂質を摂り過ぎないバランスのとれた食事や運動、ダイエット(肥満解消)、塩分少なめの食事、水分補給、禁煙が重要です。

糖尿病の人は、高血圧になる可能性が高いともいわれます。

それは、糖尿病と高血圧の危険因子が同じだからだと考えられています。

その他にも、高脂血症脂質異常症ともリスク要因が重なる部分が多いため、注意が必要です。

→ 慢性腎臓病(CKD)の症状・原因 について詳しくはこちら







【関連記事】
続きを読む 【#世界一受けたい授業】腎臓にいい食べ物・腎臓に悪い食生活とは・CKD(慢性腎臓病)(横尾隆)

なぜ腎機能が低下すると血尿が出るのか?|腎臓病の症状

> 健康・美容チェック > 腎臓 > 腎臓の病気 > なぜ腎機能が低下すると血尿が出るのか?|腎臓病の症状 

腎臓の機能が低下し、腎臓の病気になると、「血尿」という症状が現れますが、なぜ腎機能が低下すると血尿が出るのでしょうか。




【目次】

■尿の変化が腎臓の病気のサイン

Stunned

by Casey Fleser(画像:Creative Commons)

「おしっこに血が混じっている」

「尿の色がいつもと違う」

「尿が濁っていると感じる」

「真っ赤な色の尿やコーラ色の尿が出たことがある」

「健康診断の時に、血尿と蛋白尿が出ているといわれたことがある」

こうしたいつもとは違う尿の変化が腎臓の病気のサインとなることがあります。

■なぜ腎機能が低下すると血尿が出るのか?

血尿には、「おしっこの色が赤い」「尿に血が混じっている」ということを目で判断できる血尿(肉眼的血尿)もあれば、目ではわからなくても尿検査でおしっこに血が混じっていることがわかること(尿潜血陽性)もあります。

腎機能が低下すると血尿が出る原因は、腎臓で血液をろ過し、老廃物などを尿として排泄する器官である糸球体に腎炎などで何らかの異常(炎症・出血)が起きていることです。

ポイントとしては、尿に蛋白(タンパク)が混じっているかが重要になります。

しかし、血尿が出ているといっても、尿の通り道である腎盂(じんう)、尿管、膀胱、尿道が病気になることで血が混じることがあるので、すぐに腎臓に病気があると判断はできません。

【参考リンク】




■腎臓に問題があるかどうかは尿検査と血液検査で分かる

尿タンパク検査

糸球体のろ過機能に異常があるかどうかを調べる「尿検査」では、主に尿にたんぱくが混じっているかどうかを調べます。

尿に蛋白(タンパク)が混じっているということは、毒素や老廃物をろ過する糸球体がうまく機能していない、つまり腎臓の機能が低下しているということが考えられます。

血清クレアチニン検査

「クレアチニン検査」とは、腎臓のろ過機能がどれくらい残っているかがわかる検査です。

クレアチニンとは、筋肉中のたんぱく質が代謝された時に発生する老廃物で、腎臓のろ過機能を示す指標です。

CKD(慢性腎臓病)は早期では症状がないため、定期的に検査を受けることが重要になります。

→ 腎臓の数値|クレアチニン・eGFR について詳しくはこちら

最近では、薬局などでタンパク尿や血尿がある程度わかる尿検査試験紙が販売されているので、定期的にチェックをするのもいいかもしれません。

■腎臓の病気を予防する方法

腎臓の機能が60%未満に低下した状態の病気を慢性腎臓病(chronic kidney disease;CKD)と呼びますが、CKDのリスク要因は、加齢、血尿、高血圧糖尿病高血糖)、脂質異常症、肥満と喫煙なのだそうです。

そのため、次のようなことが腎臓病の予防に欠かせません。

  • カロリーや脂質を摂り過ぎないバランスのとれた食事
  • 運動
  • ダイエット(肥満解消)
  • 塩分少なめの食事
  • 水分補給
  • 禁煙

糖尿病の人は、高血圧になる可能性が高いともいわれます。

それは、糖尿病と高血圧の危険因子が同じだからだと考えられています。

その他にも、脂質異常症高脂血症)もリスク要因が重なる部分が多いため、注意が必要です。

→ 慢性腎臓病(CKD)の症状・原因 について詳しくはこちら

■まとめ

腎機能が低下すると血尿が出る原因は、腎臓で血液をろ過し、老廃物などを尿として排泄する器官である糸球体に腎炎などで何らかの異常(炎症・出血)があることです。

ポイントとしては、尿に蛋白(タンパク)が混じっているかが重要になります。

しかし、血尿が出ているといっても、尿の通り道である腎孟、尿管、膀胱、尿道で血が混じることがあるので、すぐに腎臓に病気があると判断はできません。

腎臓に問題があるかどうかを知るためにも、尿検査と血液検査を行ないましょう。

血尿以外に、むくみ・体がだるい・疲れやすい・多尿(おしっこの量が増えた)・頻尿(おしっこの回数が増える)・尿が泡立つ(または泡立ちがなかなか消えない)といった症状がある場合には、腎機能の低下が疑われるので、一度病院でチェックしてみましょう。

→ 腎臓の病気|腎臓病の症状・種類・原因・食事・検査 について詳しくはこちら







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