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プロを目指すスポーツ選手になりたい子供たちは「栄養」について学びましょう!




【目次】

■プロを目指すスポーツ選手になりたい子供たちは「栄養」について学びましょう!

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by Michael Stern(画像:Creative Commons)

【仙台】ルーキー佐々木、復調アピール 食生活見直し貧血&低血圧克服

(2016/6/16、スポーツ報知)

5月は過度の練習と鉄分不足から貧血、低血圧の状態に陥り、全体練習に参加できないこともあった。「自分に足りないものが分かったし、どうやって食事を取れば栄養になるのかなどの勉強もできた。今の時期に気づけて良かったと思います」とアクシデントも“超プラス思考”で乗り越えた。

仙台の佐々木匠(18)選手は過度の練習と鉄分不足から貧血低血圧の状態に陥り、練習に参加できないこともあったそうですが、どのように食事をとれば栄養になるのかなどの勉強をしたことで、アクシデントを乗り越えたそうです。

どんなに才能のある選手であっても、優れたテクニックを持った選手であっても、身体に必要な栄養を摂っていなければ、身体に不調が現れてしまい、プレーをすることができません。

なぜ、リオネル・メッシは、今シーズン、ケガしなくなったのか?(2009/3/2)では、チームによるメッシの体質を改善するための特別プログラムを行なったことで、ケガしやすかった体質を食事やマッサージによって改善したそうです。

  1. 魚・野菜・果物を多く摂ること

  2. 練習後、クラブハウスで昼食をとること(チームによる食事の管理)

  3. フィジオテラピスト(理学療法士)によるマッサージや疲労度を測る定期的な検査を受けること

しかし、メッシが好調だったのは肉体改造・ダイエットに成功したから?(2015/6/5)によれば、メッシのようなすごい選手であっても、数年たつと、ピザを食べて太ってしまいコンディションが落ちてしまったそうです。

どんなに優れた選手であってもコンディションが落ちてしまえば、試合で活躍することができなくなってしまうというわかりやすい例だと思います。

もちろんコンディショニングはサッカーだけに限ったことではありません。

瀬戸大也選手の不調の原因は栄養不足だった!?|水泳によれば、不調の原因を栄養士に相談すると、原因は単なる栄養不足だったことが判明したそうです。

その後、朝、練習前後、練習中にサプリメントを必ず摂取したり、食事もどんぶり飯大盛りから、どんぶり飯2杯とハーフ麺と炭水化物を増やし、豆類などのミネラルも欠かさず食べるようになったことで調子が上がってきたそうです。

女性アスリートが陥る3つの障害は「栄養不足」「月経(月経不順や無月経)」「骨」で紹介した順天堂大学付属浦安病院の「女性アスリート外来」で婦人科を担当する窪麻由美さんと中尾聡子さんによれば、陸上選手は貧血症状で診察を受けたところ、月経不順や無月経と診断される人が多いそうです。

カロリーは摂れていても食事内容がよくなかったり、栄養バランスが悪かったり、体重制限などで食事を減らしていることによって、栄養不足になっていると考えられます。

→ 貧血に良い食べ物・食事 について詳しくはこちら

→ 鉄分|鉄分の多い食品・鉄分不足からくる症状 についてはこちら

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■コンディショニングの大切さ

今や他チームも運動量の大切さに気がつき、ドイツでは爆発的な動きを90分間続けることが常識になったんだ

バルサも採用するサッカーのコンディショニング理論「ピリオダイゼーション/PTP」によれば、チームのパフォーマンスが低下してしまうのには、大きく分けて2つの理由があります。

一つは、「疲労で選手が動けない」ということ。

もう一つは90分間のペース配分を重視しすぎるがゆえに、「体力をセーブして選手が動かない」こと。

チームが90分間爆発的な動きを続けるためにも重要なのがコンディショニングなのです。

■コンディショニングに求められる5つの要素

サッカーにおけるコンディショニングの大切さ|栄養補給のポイント(試合前日・試合当日・キックオフ前・ハーフタイム)

「コンディション面で求められる要素は5つある。それを私は指にたとえている。まず親指は『アスリートとしての基本能力』。柔軟さ、パワー、スピード、持久力、バランス、安定性などだ。続いて人さし指は『日常の食事』、中指は『腱(けん)・靱帯のケア』、薬指は『練習・試合における栄養補給』、小指は『回復』。トレーナーはこの5つの要素にアプローチしなければならない」

1.アスリートとしての基本能力

柔軟さ、パワー、スピード、持久力、バランス、安定性など

2.日常の食事

3.腱(けん)・靱帯のケア

4.練習・試合における栄養補給

5.回復

錦織圭選手のコンディショニング戦略(栄養管理・ピリオダイゼーション・ケガの予防)によれば、アスリートにとって最も重要なのは、試合や練習までに、いかに多くのエネルギー源=糖質を蓄えておけるかであり、運動で空になった糖質と、筋肉の材料となるたんぱく質をいかに素早く摂取できるかという点にあるそうです。

そして、特に気を付けたのが、運動直後の栄養補給

身体に備わっている回復力が最も発揮されるこのタイミングで、十分な糖質とタンパク質を取れていれば確実な回復ができますが、そうでなければ回復できる幅が狭くなってしまうそうです。

 「たとえば練習と試合では、特別なドリンクを用意している。もちろん選手ごとの好みがあるので、すべて強要するわけではない。話し合いのうえで水のみを飲む選手もいる。だが、科学的見地から、何を口にすべきかはある程度のスタンダードができつつあるんだ」

マンチェスター・シティでは血液検査をして選手に食品のアドバイスや栄養ドリンクを準備しているによれば、マンチェスター・シティでは、血液検査を行なって、必要な食品のアドバイスを行ったり、選手一人ひとりに合わせて作られた栄養ドリンクを用意しているそうです。

「練習・試合における栄養補給」はパフォーマンスを維持する・高めるだけでなく、ケガをしづらい体を作るためにも重要であり、そのスタンダードができつつあるそうです。

■まとめ

プロを目指すスポーツ選手になりたい子供たちは「栄養」について学びましょう!







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#岡崎慎司 選手が #中村俊輔 選手から言われた言葉「お前みたいなタイプは足が重くなってムリになっていく」の真意とは?|サッカー




■岡崎慎司選手が中村俊輔選手から言われた言葉「お前みたいなタイプは足が重くなってムリになっていく」の真意とは?

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by Maggio7(画像:Creative Commons)

「お前は29歳で消える」先輩・中村俊輔の言葉をバネに“カズ越え”目指す岡崎

(2015/6/12、Soccer King)

「俊さんに『お前は今29歳だけど、ここから消えてく』って。『お前みたいなタイプは足が重くなってムリになっていく』と。前に会った時にそう言われたんですよ(苦笑)。確かに体の疲労とか、今までにないくらい難しかったりする。長くやっていくためにはここからが正念場かなと思うんです。

<中略>

何か違うことを考えるのも大事だし、ストレッチだったり自分の体を知っていくことも重要になるのかなと思います」

若いころはどんなにハードなトレーニングを行っても翌日には回復しているという感覚なのでしょうが、次第に今までと同じようなトレーニングができなくなるでしょうし、また、同じように休んでいても疲れが取れにくいということも増えていくと思います。

元サッカー日本代表鈴木啓太選手のインタビューでも、年齢で体が回復する能力が衰えるということが語られています。

元サッカー日本代表鈴木啓太が語る、身体のリズムの整え方

(2015/6/1、rhythm)

—— 20代の頃と比べて、身体のメンテナンスに気を遣うようになりましたか。

そうですね。若い時とはまったく違ってきますからね。まだ20代の頃は、試合をやった次の日に練習試合をしても何ら問題はないくらいの回復力でした。とにかく、疲労からの身体の回復が早いんですね。

ところが、30歳を過ぎてくると、身体が回復する能力が徐々に衰えてきて遅くなるというか……。

自分の体との対話が重要になってきて、これまでトレーニングしていたとしても、もし自分の体がSOSを出していたら休むという決断をしていく必要があると思います。

そして、体を休めるときには、自分の体について知ることやコンディショニングの勉強などをすればよいのです。

例えば、筋肉系の怪我はしっかりと休むことが必要で紹介した内田篤人選手のコメントによれば、肉離れのような筋肉系の怪我はしっかりと休むことが必要で、なおかつ筋力が戻らなければ完治とはいえないそうです。

そうしたことを知らずに、けがは回復したから、以前と同じようなトレーニングを行うと、筋肉のバランスが崩れていることで、同じようなケガをしてしまうことにもなりかねませんし、そもそも以前と同じようなパフォーマンスを取り戻すこともできないでしょう。

世界を目指すスポーツ選手に学んでほしいのは、錦織圭選手のコンディショニング戦略(栄養管理・ピリオダイゼーション・ケガの予防)です。

●栄養管理

必要な各栄養素の量や試合時間から逆算した補給のタイミング

●ピリオダイゼーション

ピリオダイゼーションとは、トレーニングの量や強度を変えることでより効果的に身体能力を伸ばし、そして、試合当日にピークの状態で臨むことを目指すトレーニング理論

●ケガの予防

ケガの予防を考えるうえで、重要なポイントは3つ。

「アライメント(姿勢)」「正しい動き」「それを維持する筋力」です。

骨の位置がそれぞれ正しい位置にあり、正しい動きができ、それを維持できれば、事故的なケースを除いて、ほとんどのケガを防ぐことができるそうです。

こうした準備をしていることで、錦織圭選手は、現在のような世界と互角に戦えるコンディションを手に入れているのだと思います。

ぜひ世界を目指すサッカー選手はいろいろと世界基準で学んでほしいですね。

→ サッカーにおけるコンディショニングの大切さ|栄養補給のポイント(試合前日・試合当日・キックオフ前・ハーフタイム) について詳しくはこちら







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フィギュアスケートのジャンプ着陸時には体重の8倍の力がかかる!?




Carolina KOSTNER

by kyo628(画像:Creative Commons)

フィギュアスケートのジャンプを科学的に見る。ジャンプ後には体重の8倍もの力がかかる(動画)

(2014/2/24、GIZMODE)

米国はユタ州にあるブリガムヤング大学の研究室がフィギュアスケートにおける、選手にかかる衝撃を研究中です。ジャンプ着陸時の衝撃を調べるために、スケートシューズに装着できるセンサーを開発しました。前、中心、後ろの3箇所の衝撃データを集め、選手の動きを追い研究を進めています。

ここからわかったのは、ジャンプして着陸時に選手にかかる力が、なんと体重の5倍~8倍もあるという結果でした。

ソチオリンピックのフィギュアスケートを見て感動した人も多かったのではないでしょうか。

私たちの目には華麗な演技をする姿を見せてくれる選手たち。

しかし、その選手たちの身体にはものすごい力がかかっているようです。

今回の記事によれば、フィギュアスケートのジャンプ時に選手には体重の5から8倍の力がかかっているそうです。

約8倍という大きな力を、スケート選手は演技中に身体全体で吸収することができず、力は全て下半身と腰~背中だけで受けることになります。大会を控える選手達は、練習で1日50回~60回のジャンプをこなすそうです。

下半身、腰から背中で力を受けることにより、かなりの負担がかかっていることが予想できます。

練習のしすぎでかえってバランスを崩したり、身体に負担がかかってしまう人もいるでしょう。

これでは大会に出場するまでにけがしてしまう選手が出てしまうのも仕方がないと思ってしまうほどです。

スポーツが進化するにつれて、それまでには味わったことがないほどの負荷がかかるようになり、それに合わせてコンディショニングをするコーチの役割が大きくなってきていると感じます。

ジャンプ練習をもっと負荷がかからないような方法で出来るようになるといいですね。




→ 羽生結弦選手から学ぶ!基礎(土台)を鍛える重要性とは について詳しくはこちら




P.S.
続きを読む フィギュアスケートのジャンプ着陸時には体重の8倍の力がかかる!?

メッシが好調だったのは肉体改造・ダイエットに成功したから?

Lionel Messi

by Global Panorama(画像:Creative Commons)




絶好調のメッシ、復活の理由はダイエット? 半年前の画像を比較してみると…

(2015/3/21、Soccer King)

理学療法士とアルゼンチン代表のチームドクターからアドバイスを受け、ピザを止めたという。

メッシ、ダイエットによる肉体改造でアゴが割れる

(2015/6/4、Soccer King)

『Marca』によれば、メッシの体型が変化したのは間違いなく、それに貢献したのはイタリアの栄養学者であるジュリアーノ・ポセリ氏だという。メッシは同氏との取り組みにより、4~5キロは体重が減ったそうだ。

メッシはダイエットのための食事プランを作成し、実践したことで、記事によれば体重が4から5キロ減り、キレを取り戻したそうです。

なぜ、リオネル・メッシは、今シーズン、ケガしなくなったのか?(2009/3/2)では、ケガしやすかった体質を食事やマッサージによって改善したという記事をお伝えしましたが、メッシのようなすごい選手であっても、数年たつと、ピザを食べて太ってしまいコンディションが落ちてしまうということがあるんですね。

スポーツ選手にとって、コンディションをいかに整えることが重要かがわかります。

ハリル監督が日本代表候補の選手に突きつけた「改善要求3か条」は日本サッカー全体の問題!?日本代表のハリルホジッチ監督、選手の体脂肪率の高さ(フィジカルの準備ができていない)に警鐘によれば、日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督は選手の体脂肪率が高く、フィジカルの準備ができていないことに警鐘を鳴らしています。

体脂肪が高い(12%以上)だとケガが増え、また、体脂肪率の傾向と総走行距離はリンクしているそうです。

メッシ選手は今でも偉大な選手ですが、さらに素晴らしい選手になってほしいので、コンディショニングには気を付けてほしいものです。







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