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資生堂、「ストレス臭(緊張によるストレスで発生するニオイ)の発見!




■資生堂、「ストレス臭(緊張によるストレスで発生するニオイ)の発見!

GC/MS-ODP分析の様子
匂い嗅ぎ付ガスクロマトグラフ質量分析計。分析と同時にニオイの確認ができる装置。

参考画像:資生堂、緊張によるストレスで皮膚から特徴的なニオイが発生することを発見 ~ 2成分を特定し、対応技術を開発 ~(2018/10/2、資生堂)|スクリーンショット

資生堂、緊張によるストレスで皮膚から特徴的なニオイが発生することを発見 ~ 2成分を特定し、対応技術を開発 ~

(2018/10/2、資生堂)

採取した全ての人の皮膚ガスを臭気判定士が確認した結果、特有の「硫黄化合物系のニオイ」がすることを発見しました。さらに、このニオイの原因となる物質を特定するためGC/MS-ODP*2を用いて分析した結果、主要成分がジメチルトリスルフィド(dimethyl trisulfide, DMTS)とアリルメルカプタン(allyl mercaptan, AM)であることを見出し、この2成分を「STチオジメタン」と名付けました。

資生堂は、皮膚表面から放出される気体(皮膚ガス)に着目し、緊張による心理的ストレスが加わることで特徴的なニオイが皮膚ガスとして放出される現象を発見し、その成分として2化合物を特定しました。







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リバウンドなしのダイエットの鍵はストレス管理?|米研究

ダイエット > リバウンドなしのダイエットの鍵はストレス管理?|米研究




Stressed

by Roshan Travel Photography(画像:Creative Commons)

リバウンドなしのダイエットの鍵はストレス管理?米研究

(2010/12/1、AFPBB)

ダイエットをして短期間で大幅に減量した人はリバウンドで体重が戻ることがあるが、その理由の1つは、ダイエットによってストレスに対する脳の反応の仕方が変わったためとする論文が、30日の米科学誌ニューロサイエンス(Journal of Neuroscience)に発表された。

<中略>

研究者は、「ダイエットがもたらすストレスは、減量の成功を困難にするだけでなく、将来受けるストレスや食欲に対する脳の反応を『再プログラミング』している可能性がある」と話している。

ある専門家は、リバウンドのないダイエットを達成するためのカギは、ダイエット中のストレス管理にあるのではないかと指摘している。

リバウンドのないダイエットを達成するためのカギは、ダイエットにおけるストレス管理にあるのではないかという記事です。

しかし、以前取り上げた記事では、ストレスと体重増加との関連性は低いと紹介されていました。

ストレスと体重の増加、関連性は低い=英研究

「ストレスレベルと体重増加の関係ははっきりしない」とする研究が、全体の69%を占めていることが分かったという。

今後もストレスとダイエット・体重の増加に関しては注目してみていきたいです。

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女は「ストレスが少ない男」に惹かれてしまう!?




Blue Bottle Coffee

by Christopher Michel(画像:Creative Commons)

驚愕!女は「ストレスが少ない男」に惹かれてしまうと判明

(2012/10/30、Menjoy)

イギリスの健康専門ニュースサイト『Family Health Guide』によると、イギリスにあるアバティダンディー大学のムーア博士とその研究チームは、コルチゾール(ストレスホルモン)の程度と、女性が男性に感じる魅力について強い関連性があることを発見しました。

アバティダンディー大学のムーア博士によれば、ストレスホルモンとも呼ばれるコルチゾールの程度と、女性が男性に感じる魅力について関連性があることがわかったそうです。

<コルチゾールとテストステロンの分泌量の違いやその組み合わせを分析した結果、コルチゾール値の低さ(低ストレス状態を示す)が、女性が感じる男性の魅力と深く関連していることを発見しました。>

ムーア博士によれば、コルチゾールの値の低さ=ストレスレベルが低い男性に魅力を感じるようです。

また、女性がストレスレベルの低い男性に魅力を感じるのは、その女性の排卵期の前後に最も高まるということも研究の結果が示しています。

そしてムーア博士は、女性がストレスが少ない男性に魅力を感じる理由として、

<ストレスレベルの低さと男性としての魅力との関連は、つまりストレスに対処する能力の高さが、遺伝子の質の高さ、将来のパートナーとしての望ましさ、子どもに良質な遺伝子を残す能力を示しているということが理由であると考えられます。>

と語っています。

女性がストレスレベルの低い男性に魅力を感じるのは排卵期の前後であるというのは、遺伝子の質の高さ(子どもに良質の遺伝子を残す能力)を求めているからなのかもしれません。

【感想】

科学的に考えなくても、いつもストレスを感じていてつらそうにしていたり、イライラしている人には魅力を感じないものだと思います。







P.S.
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芸能活動引退を発表した小室哲哉さんはストレスなどによる突発性難聴を患っていることを告白|耳鳴りや体調の悪さが引退の原因の一つ

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■芸能活動引退を発表した小室哲哉さんはストレスなどによる突発性難聴を患っていることを告白

Piano transition

by Jaro Larnos(画像:Creative Commons)

小室哲哉、釈明会見で引退発表 不倫疑惑報道受け「騒動のけじめとして決意」

(2018/1/19、スポーツ報知)

自身で書いてきたという文書を読みながら、2010年の詐欺事件から妻・KEIKOの病気、7年間の闘病、「女性というよりは女の子になった」「音楽にも興味がなくなってしまった」という現状などを振り返った。KEIKOとは「大人の女性に対してのコミュニケーションが日に日にできなくなっている」とし、「ちょっと疲れ果ててしまった。僕自身は恵まれた環境で、日々仕事が入ってきて幸せな日々が続いた。音楽に向かわなきゃいけない時間が増え、ずっとKEIKOのサポートすることは不可能になり、スタッフ、ご家族の方々たちの支援がないと不可能になってきた」と現状を報告。また、ストレスなどによる突発性難聴を患っていることも明かした。

不倫疑惑報道を受けて芸能活動引退を表明した小室哲哉さんは、ストレスなどによる突発性難聴を患っていることも明かしました。

→ 芸能活動引退の会見で小室哲哉さんが最後にメッセージを伝えた「高齢化社会」「介護の大変さ」「社会のストレス」についてみんなで考えてみよう! について詳しくはこちら

小室哲哉「人生60年、報道引き金に」/一問一答1

(2018/1/19、日刊スポーツ)

小室 (引退が頭に)もたげたのは耳鳴りが消えないから。音楽が作れないわけではないですが、体調が非常に悪くなった。(17年)8月ですね。一般的な定年だと…それくらいですね。

突発性難聴による耳鳴りや体調の悪さが引退の原因の一つになっているようです。

サカナクション山口一郎さん、「右耳聞こえない」2010年突発性難聴にによれば、突発性難聴は、突然耳鳴りやめまいの症状に見舞われる病気で、原因は不明ですが、ストレスや疲労、内耳の循環不全が疑われているそうです。

小室哲哉、謝罪会見で引退発表 不倫疑惑の責任感じ「僕なりのけじめとして決意しました」

(2018/1/19、ORICON)

「2017年の夏前、突発性難聴に近い状態になりまして、今も左の耳がほぼ聞こえないです。原因不明ですが、ストレスによるものだろうと診断されました」と告白。

小室哲哉さんはC型肝炎の治療を行なったり、KEIKOさんの介護があり、会見では自身の音楽のピークからすると下がったような、枯渇したような感覚などあったとおっしゃっていますから、そうした様々なことがストレスとなっているのかもしれません。







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東日本大震災で経済状況が悪化した高齢者は歯を失うリスクが高くなる|ストレスや食事の変化、歯磨きができなかったなどが影響|東北大など

Dental Project

by ND Strupler(画像:Creative Commons)

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■東日本大震災で経済状況が悪化した高齢者は歯を失うリスクが高くなる|ストレスや食事の変化、歯磨きができなかったなどが影響|東北大など

被災高齢者、歯失うリスク高まる 経済状況の悪化が影響

(2017/3/14、朝日新聞デジタル)

震災で経済状況が変化しなかった1805人で歯が抜けたのは7・4%だったが、経済状況が苦しくなった145人では12・4%だった。年齢や所得などの要因を考慮すると、震災による経済状況の悪化は歯を失うリスクを8%増加させたとしている。

東北大などのグループによる調査結果によれば、東日本大震災で経済状況が悪化した高齢者は歯を失うリスクが高くなることが分かったそうです。

原因としては、次のような理由が影響していると考えられます。

ストレスや食事の変化、歯磨きができなかったことなどの影響が考えられるという。

歯磨きができないことは歯を失うリスクを高める理由として想像がつきますが、ストレスや食事の変化は歯の健康とどのような関係があるのでしょうか?




■ストレスや食事の変化と歯の健康とはどんな関係があるの?

●ストレスと食事の変化

最近では「糖尿病」と「歯周病」との関係が注目されています。

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なぜ、糖尿病の人は歯周病になりやすく、また治りが遅いのか?
によれば、糖尿病になると、唾液の分泌量が減って歯周病菌が増殖したり、免疫機能や組織修復力が低下して、歯周病が発症・進行しやすくなるそうです。

糖尿病と歯周病との関連 免疫低下で原因菌増加によれば、糖尿病と歯周病の関連性は疫学調査や動物実験などで明らかにされており、糖尿病を多く発症する米アリゾナ州のピマインディアンを対象にした調査では、歯周病の発症率が糖尿病ではない人に比べて二・六倍高い、といったことも分かっているそうです。

高血糖状態が長く続くと、血液中に体内のタンパク質に糖が結合した糖化たんぱくが増加し、体内に侵入した細菌やウィルスを捕食・消化し、その情報をリンパ球に伝える働きを持つマクロファージを刺激し、ある特定のサイトカイン(細胞同士の情報伝達を担うタンパク質で、過剰に分泌されると、自らの組織が破壊されることがある)の分泌量が増え、歯周病が悪化するのではないかと考えられるそうです。

糖尿病と歯周病との関連 免疫低下で原因菌増加で紹介した愛知学院大歯学部歯周病科(名古屋市)の野口俊英教授によれば、糖尿病と歯周病には5つの共通点があるそうです。

  1. 初期に顕著な自覚症状がない
  2. 罹患率が高い
  3. 生活習慣病
  4. 慢性疾患
  5. 病気の進行のメカニズムが似ている

また、「糖尿病」と「睡眠障害」との関係にも注目が集まっています。

睡眠障害のある患者は、糖尿病・高血圧・動脈硬化になりやすい?によれば、睡眠障害が、動脈硬化高血圧、血糖値の上昇につながる可能性があるそうです。

メタボリックシンドローム予防には睡眠の改善が必要で紹介した日大医学部の兼坂佳孝講師が2万2000人を対象に睡眠時間とメタボの関係を調べた調査によれば、睡眠7~8時間の人のメタボリスクが最も低く、これを超えても未満でも、糖尿病のリスクが3~5倍に上がったそうです。

アメリカ国民の約3割、経済が心配で睡眠不足に=調査(2009/3/4)によれば、アメリカ国民の約3割が、経済不況による金銭的な不安や雇用不安で眠れず、不眠で悩んでいたそうです。

ここから考えられる仮説としては、経済状況の悪化によるストレスで睡眠不足になり、睡眠不足の影響によって、糖尿病のリスクが高まり、唾液の分泌量が減って歯周病菌が増殖したり、免疫機能や組織修復力が低下して、歯周病が発症・進行しやすくなったことで、歯を失うリスクが高まったのではないでしょうか?

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また、避難所の食事は糖尿病が悪化しやすい!?医療チームが糖尿病悪化を防ぐ指導|熊本地震によれば、避難所での食事は量が安定しておらず、炭水化物の割合が多くなりがちであるため、血糖値が上下動しやすいそうです。

今までとは違う食生活になったことで、血糖値が上下動しやすい食生活に変わったことが影響しているとは考えられないでしょうか?

身体活動量、喫煙、飲酒、及び震災時の自宅被害は、メタボリックシンドロームと有意な関連がある|東日本大震災の被災地の健康状態のコホート調査|東北大・岩手医科大によれば、震災時の自宅被害は、メタボリック症候群と有意な関連が認められたそうです。

「メタボウォッチ」|早稲田大学、RESEARCHKITでメタボリックシンドロームになりやすい生活習慣をチェックするアプリを開発によれば、加齢とともに骨格筋が減少し、筋力が大幅に低下するサルコペニア(加齢性筋肉減弱現象)は身体活動量の減少と密接に関係しており、また不適切な食事習慣と合わさることで、内臓脂肪や皮下脂肪の蓄積によるメタボリックシンドロームの発症を招いているとも考えられます。

■まとめ

大規模災害で避難生活を余儀なくされると、様々な影響によって、生活習慣病を含む病気が悪化しやすくなると考えられます。

  • 歯磨きができる環境を整える
  • 血糖値が上下動しにくい避難場所での食事

など、あらかじめその状況を想定した対策をしておくことが重要なのではないでしょうか?







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