参考画像:GIGAZINE
腕に付けるだけで快適な体温に調節してくれる装置をMITの学生が発明
(2013/11/1、GIGAZINE)
■Wristify(体温調節リストバンド)とは
この体温調節リストバンドは、空気と肌表面温度をモニターして「暑い」や「寒い」という信号を手首に送ることで体温を快適な温度に保つ、という装置。
Wristifyとは、体温を快適な温度に保つリストバンド型の装置なのだそうですが、どのようにして体温を調節するのでしょうか?
Wristifyは、人間の肌はちょっとした刺激にも非常に敏感で、体温はすぐに変化し、その変化は体全体にまで及ぶという発見をします。
この現象を利用して体の一部に毎秒0.1C(クーロン)以上の負荷を与えることで、全身の体温を上げたり下げたりすることが可能ということも判明。
人間の肌の特性(人間の肌はちょっとした刺激にも敏感に反応し、体温はすぐに変化し、その変化は体全体にまで及ぶ)を利用して、体の一部に負荷を与えることにより、体温を調節するのだそうです。
人間にもともと備わっているはずの体温調節機能ですが、それを装置に委ねるというのはどうなのだろうと思ってしまいます。
しかし、現在消費されているエネルギーの約15%が冷暖房に利用されているのだそうですが、エネルギー問題を考えると、こうした装置を活用することも重要なのかもしれません。
現在アメリカで消費されるエネルギーの16.5%が冷暖房に利用されているとのことですが、Wristifyの体温調節リストバンドにより完璧に人間の体温調整が可能になれば、冷暖房に使用されるエネルギー消費量を大幅に減らせる可能性もあります。
ただ、やはり体温調節機能を装置に任せてしまうことにより、人間の健康に別の影響が出てしまうのではないかという不安があります。
自らの体温を自分の力で調節できるように(不思議な文章ですが)しないといけないですね。
⇒ 体温を上げる方法 についてはこちら。
⇒ 低体温|低体温の改善・原因・症状 についてはこちら。
⇒ 冷え性改善方法 についてはこちら。
【追記(2016/12/6)】
Make It Wearable Finalists | Meet Team Wristify
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