> 健康・美容チェック > 目の病気 > 加齢黄斑変性症 > 「直線がゆがんで見える」「中心部が見えない」「視線が合わず会話しにくい」・・・加齢黄斑変性かも!?
■加齢黄斑変性とは
by Pedro Ribeiro Simões(画像:Creative Commons)
線がゆがむ、視線が合わず会話しにくい…「加齢黄斑変性」かも
(2010/7/13、SankeiBiz)
加齢黄斑変性は、文字通り、眼の“黄斑部分”がダメージを受けた状態。
見た映像をとらえる目玉の内側の網膜には、真ん中に「黄斑」があり、情報を集めて脳に伝える重要な役割をしている。
そのため、黄斑がダメージを受けると、「直線がゆがんで見える」「中心部が見えない」などの症状が起こる。
加齢黄斑変性とは、黄斑部が何らかの原因によって変性したことから起こる目の病気。
駿河台日本大学病院眼科の藤田京子助教は、「50歳以上の80人に1人が発症するといわれ、男性の罹患率は女性の約3倍。喫煙歴も関係しています」と説明する。
50歳以上の80人に1人が発症すると言われているそうです。
また、男性の罹患率は女性の約3倍で、喫煙歴も関係があるそうです。
静かに進行するのが特徴。
加齢などにともなって、網膜の外側の脈絡膜から細かい血管(脈絡膜新生血管)が生じ、そこから出血することで、黄斑の細胞が破壊されてしまう。
痛みがないため、視力があれば気づかないので放置されたまま進行してしまうケースが多い。
加齢黄斑変性は、片目がダメージを受けても、もう片方の目がカバーしてしまうため、きづかないことが多いようです。
■加齢黄斑変性を早期発見する方法
方眼紙のマス目を片目ずつ見て、見え方の変化に異常がないか確認してみる
片目ずつ見てみるというのがポイントですね。
■加齢黄斑変性の治療法
治療法は、脈絡新生血管を破壊する「レーザー光凝固」に、黄斑の中心部分の機能を残して脈絡新生血管のみを破壊する「光線力学療法」、さらに薬を注射する「抗血管内皮増殖因子薬」の3種類。
ただし、病態によっては治療法がない。
仮に治療を受けたとしても、ダメージを受けた黄斑は回復せず、視力が元どおりにはならないという。
加齢黄斑変性には3つの治療法があるそうです。
1.レーザー光凝固
2.光線力学療法
3.抗血管内皮増殖因子薬
一方、加齢黄斑変性の予防法については、サプリメントの「ルテイン」が黄斑に良い影響を与えるとの報告があるものの、加齢黄斑変性への効果は米国で検証中。
ビタミンA、B、Cも眼に良いといわれているが、予防効果は未知数。
そのため、「定期的に、あるいは、視力の異変を感じたら眼科へ受診を」と藤田助教は呼び掛ける。
加齢黄斑変性の予防に「ルテイン」がよいともいわれていますが、まだその効果は検証中という段階。
まだ予防法はないため、定期的に目の見え方をチェックし、定期的に眼科医に見てもらうようにしたほうが良いようです。
加齢黄斑変性症の予防法としては、自分で出来るチェックを定期的に行なうことです。
格子状の紙を目から30cmほどの距離から片目で見て、格子の線が歪んで見えたり、欠けて見えると加齢黄斑変性の可能性があるそうです。
日頃から、片眼をふさいでモノを見て、見え方に異常がないか確認しましょう。
また、眼科への定期検診もおすすめします。
加齢黄斑変性症を予防するためにも、生活習慣の改善が重要です。
紫外線などの光刺激を極力避ける。
抗酸化作用のあるルテインやビタミンA、Cを積極的に摂取する。
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【関連記事】
亜鉛の血中濃度の低下と加齢黄斑変性症の関連が研究されています。
年をとるにつれて、亜鉛が含まれている食品(魚介類、穀類など)の摂取量が少なくなるとともに、腸の亜鉛を吸収する力が低下してしまうことから、亜鉛不足になりやすいといわれます。
亜鉛が不足していると感じている方は、亜鉛を含む食品を摂るか亜鉛サプリを利用しましょう。
加齢黄斑変性症はカロテノイドの摂取量が少ないと発症しやすいという研究報告もあります。
加齢黄斑変性症には緑黄色野菜(カロテノイド)がよい!?|ためしてガッテン 11月19日によれば、緑黄色野菜に含まれるカロテノイドを摂取すると、黄斑色素が増え、加齢黄斑変性を予防することができるそうです。
カロテノイドを多く含んでいる緑黄色野菜を摂取するようにしましょう。
全身の健康を維持するためにも、バランスのとれた食事を心がけましょう。
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アスタキサンチン、抗酸化作用や抗炎症作用で加齢黄斑変性症を抑制によれば、アスタキサンチンを摂取することにより、滲出型の加齢黄斑変性で増殖する脈絡膜新生血管(CNV)の形成が抑制され,網膜の変性が抑えられることがわかったそうです。
これは、アスタキサンチンの抗酸化力により炎症が抑えられた結果ではないかと考えられるそうです。
オメガ3脂肪酸のDHA・EPAは、加齢黄斑変性症の引き金となるとも考えられる脂質異常症(高脂血症)や動脈硬化の予防に役立つと考えられます。