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網膜・硝子体に関する目の病気|網膜剥離・糖尿病網膜症・加齢黄斑変性

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「網膜・硝子体の病気-1」放置すれば失明に直結 白神史雄香川大教授

(2010/6/15、47ニュース)

目の病気の中で、視力障害や失明に直結しやすいのが網膜と硝子体に関係したものだ。

手術や薬物治療が進歩しており、早い段階での発見や管理、治療の重要性が増している。

網膜・硝子体の機能や視力との関係、主な病気について白神史雄・香川大病院眼科 教授に聞いた。

この記事では、目の病気の中で、視力障害や失明に直結する網膜と硝子体について紹介されています。

■網膜・硝子体は目の中でどんな役割を果たしているの?

―網膜・硝子体は目の中でどんな役割を?
「目をカメラに例えると、レンズに当たる水晶体から入った光が像を結ぶところが、フィルムの役割をする網膜です。眼球の奥にあり、ここにある視細胞が受け取った視覚情報が、視神経を通じて大脳に伝わることで物が見えます」
「一方、硝子体は水晶体から網膜までの空間を埋めるゼリー状の透明な組織で、目の4分の3を占めます。硝子体の98%は水です。眼球の形を保つとともに、網膜に対する衝撃を和らげるクッションのような役割をしています」

網膜はカメラに例えるとフィルムの役割を果たし、硝子体はその網膜に対する衝撃を和らげるクッションの役割を果たしているそうです。

■網膜の中の黄斑部が最も重要な部分

―網膜は全体で視力を担うのか。
「網膜の中で最も大切な場所が黄斑という部分で、このわずかな場所が細かい部分や物を見分けるのに重要な中心視力を担います。黄斑部には、視細胞の中でも視力や色覚と関係が深い『錐体細胞』が密に分布しています。ここが障害を受けると、視力は0・1以下になることが多いのです」

網膜の中の黄斑部が最も重要な部分で、この部分に障害を受けると、視力が低下してしまいます。

■黄斑部がダメになると視力は回復しない!?

―眼鏡やコンタクトレンズでは矯正できない?
「視力矯正には、レーザー照射で屈折率を変えるレーシック手術などもありますが、レンズ側をいくらいじっても、フィルムがないカメラは写りません。網膜、とくに黄斑部がだめになると矯正しても視力の回復は難しくなります。レーシックは通常、網膜の病気がある人には行いません」

網膜、特に黄斑部がだめになると矯正しても視力は回復しないようです。

■網膜の代表的な病気

―代表的な病気は。
「硝子体が網膜を引っ張るなどして網膜がはがれ、その外側の脈絡膜から栄養をもらえなくなってしまう網膜剥離や、糖尿病が原因で網膜の毛細血管が詰まり、新たな血管ができて出血などが起きる糖尿病網膜症があります。そして、中高年者の黄斑部の下に病的な血管ができるなどして、ダメージを与えるのが加齢黄斑変性です。視細胞はいったん死滅すると再生しません。いずれの病気も放置すれば失明につながります。できるだけ早期の段階で見つけることが治療成功のカギです」

網膜・硝子体に関する代表的な病気は、

です。

これらの病気は放置すると失明につながるので、早期発見・早期治療が大事になってくるようです。







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加齢黄斑変性の症状・予防・治療|大鹿哲郎さん筑波大教授基調講演

AMD

by National Eye Institute(画像:Creative Commons)

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筑波大学教授(眼科学) 大鹿哲郎さんによる基調講演をまとめたこの記事では、加齢黄斑変性の症状・予防・治療について詳しく紹介されています。

→ 加齢黄斑変性症|症状・原因・治療・サプリメント について詳しくはこちら

この記事から加齢黄斑変性のポイント・特徴を抜き出してみたいと思います。

 

基調講演 (4) 「増える加齢黄斑変性」

(2010/6/14、読売新聞)

■加齢黄斑変性とは

網膜の中心部、黄斑が傷んでしまう病気です。

あまり知られていませんが、非常に増えています。65歳以上では、早期の加齢黄斑変性は4・5%、進行した加齢黄斑変性で1・1%、100人に1人は多い。本当にものが見づらくなりますから。

昔は日本人には少ないと言われていましたが、生活様式、特に食事の欧米化に伴って増えています。

どういう人に多いのか。50代から始まることが多い。理由はわかりませんが、男性は女性の3倍です。喫煙や強い光はだめ。野菜嫌いの食生活もだめです。

加齢黄斑変性は、加齢にともなって高齢者に多く発症することから黄斑部の老化現象が主な原因と考えられています。

食事の欧米化に伴い、日本人にも増えてきているそうで、男性は女性の3倍なのだそうです。

加齢黄斑変性は、喫煙している人や強い光を浴びる人、野菜嫌いの食生活をしている人に多いようです。

 

■加齢黄斑変性の予防

予防にはその逆です。禁煙する。強い光を避ける。紫外線などの波長の短い方の光を避ける。サプリメントで完全に進行を抑えたりとか治したりとかできませんが、ビタミンC、ビタミンE、ベータカロチンは一応いいといわれています。だから根気よく取らなければいけませんが、何より食生活が大事だと思います。抗酸化作用のある野菜を食べる。肉ではなくて魚中心の日本の食事はいいと言われます。バランスよく摂取することです。

加齢黄斑変性の予防には、

  • 禁煙
  • 強い光を避ける
  • 紫外線を避ける
  • ビタミンC、ビタミンE、βカロチンを摂る。
  • 抗酸化作用のある野菜を食べる。
  • 魚を積極的に食べる。

という生活習慣が良いようです。

 

■加齢黄斑変性の症状

視力が低下します。ゆがんで見えることが特徴です。視野の真ん中が暗くなって見えづらくなります。

初期の症状としては、モノが歪んで見えたり、視力が低下します。

末期の症状となると、視野の真ん中がすっぽりと穴が開いたように暗くなって見えづらくなります。

 

■加齢黄斑変性の検査

こういった症状は目の検査をして見つけます。眼底の写真を撮る。蛍光眼底造影では、腕の血管から色素を注射して、眼底の血管から色素が漏れていないか、異常な血管がないかを調べる。最近は光干渉断層計(OCT)といって、網膜の断面を調べる検査も行います。網膜の一部が膨らんでいると異常です。

目に触らなくても異常のわかる検査があります。縦横に規則正しく引かれた直線を見て、ゆがみがあるか調べる視野検査(アムスラーチャート)です。線がゆがんで見えたり、黒くなったりしていないかを検査します。

自分でも判断できます。片方の目だけで将棋盤や障子を見て、本来なら真っ直ぐの線がゆがんでいないかを調べます。

簡易的な診断としては、片方の目で障子などの碁盤の目を見てみて、ゆがんでいないかみてみましょう。

ただし、やはりきちんとした診断をするには、眼科で診てもらうことをおすすめします。

 

■加齢黄斑変性の治療法

数年前までは、全く治療法がありませんでした。最近は二つの治療法があります。一つは光線力学療法(PDT)です。腕に色素、検査で使うのとは別の色素を注射すると、網膜の新生血管にたまります。そこにレーザーを当てて、異常な新生血管をやっつけます。

最新の治療法がVEGF(血管内皮増殖因子)阻害剤を目の中に直接、注射する方法です。1回ではだめで、1か月おきに何度も打つ必要があり、大変です。費用もかかります。

ただ、全員がこれらの治療の対象になるわけではありません。悪い新生血管がある場合だけで、悪い新生血管がなくて、黄斑部が傷んでいるだけの場合は、治療してもあまり改善が望めません。

加齢黄斑変性の治療法としては2つ。

1.光線力学療法

2.VEGF(血管内皮増殖因子)阻害剤を目の中に直接、注射する方法

→ 加齢黄斑変性症|症状・原因・治療・サプリメント について詳しくはこちら







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加齢黄斑変性症を目の病気として正しく認識しているのは約2割しかいない

AMD

by National Eye Institute(画像:Creative Commons)

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■加齢黄斑変性症を目の病気として正しく認識しているのは約2割しかいない

加齢黄斑変性症、目の病気との認識は約2割

(2010/5/12、キャリアブレイン)

日本人の失明原因の第4位で、視力が低下したり、見たい部分がゆがんで見えたりする「加齢黄斑変性症」の認知度は40.6%で、白内障(99.6%)や緑内障(99.0%)、糖尿病網膜症(76.9%)に比べ、圧倒的に低いことがノバルティスファーマの調査で明らかになった。

また、疾患名を知っている人に対し、加齢黄斑変性症が身体のどの部分の病気かを聞いたところ、「目の病気」と正しく認識している人は58.5%で、全体では23.8%にとどまった。

ノバルティスファーマの調査によれば、加齢黄斑変性症の認知度は約4割で他の目の病気(白内障や緑内障、糖尿病網膜症)に比べて圧倒的に低いようです。

また、目の病気と正しく認識している人は、約2割だったそうです。

→ 加齢黄斑変性症|症状・原因・治療・サプリメント について詳しくはこちら







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目を鍛えると脳の処理速度が上がり運動機能がアップする!?|エチカの鏡

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by Artur Potosi(画像:Creative Commons)

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2010年5月2日放送の「エチカの鏡」(フジテレビ)は、「目を鍛えると脳が成長する脳育スペシャル」が特集されていました。

先日のニュースで、「脳トレ」効果なし?!-英で1万人実験を取り上げたのですが、目を鍛えると脳が成長するとはどういう事なのでしょうか。

 

■目の3つの機能
  1. 運動機能
    目をすばやく動かして、見たい情報を拾う機能
  2. 認識機能
    視力とは関係なく、見たものが何であるかを探る機能。
    ※人間は見たものを脳の情報と照合し、それが何であるかを理解する。
  3. 情報処理機能
    目から入った情報から、身体にいろんな行動を起こさせる機能。
■目を鍛えると脳が成長するというのは本当なのか!?

例1:ある予備校では、目を鍛える眼力トレーニングを行うようになってから全生徒の偏差値が10上がったそうです。

 

例2:眼を鍛えて仕事の効率をUPさせた会社もあるそうです。

1.紙に書かれた1~40までの数字を順番に目で追っていくトレーニング

2.アミダくじを眼と手で追うトレーニング

これらのトレーニングによって、周辺視野が広がり、ミスが減ったそうです。

 

■目を鍛えて、運動能力アップ。

例1:フットサルチーム

あるフットサルチームは、速読を取り入れたそうです。

速読トレーニングによって、目の運動機能が鍛えられるようになるそうです。

また、速読によって、目から大量の情報を脳に送ることで、脳の処理速度が上がるそうです。

目の運動機能と脳の処理速度が上がることで、速い動きに対応できるようになり、良い結果が生まれたと考えられるようです。

 

例2:2時間の速読トレーニングで、バッティングセンターの150キロのボールを打つことができるようになる。

 

■速読トレーニングの方法

1.目を上下左右に動かす眼筋トレーニング

両手の指を立てて、それを交互に見る。

また、両手の指を横にして、目の上下におき、交互に見る。

 

2.文章を読まずに6秒間文字を目で追うトレーニング

※3回行う

 

3.文章を読まずに6秒間より多くの文字を目で追うトレーニング

※3回行う

 

速読トレーニングを教える速読コンサルタント・呉真由美さんによれば、速読トレーニングによって、生活全般に良い効果が生まれるようです。

 

■卓球・福原愛選手が取り入れている目のトレーニング

ブロックストリング

ヒモに通した目からの距離が異なる3つのビーズを両目で3秒ずつ見つめる。

このトレーニングには、両目の協調性を高める効果があるそうです。

このトレーニングによって、ボールに対して両目が協調して働き、距離感やスピードを早く読み取ることが出来るようになるそうです。

 

■イチロー選手が取り入れていた目のトレーニング

イチロー選手が子供の頃に行なっていたトレーニングで、車に乗っているとき、対向車のナンバーを見て、そのナンバーの両端の数字を足し算するというもの。

見るだけでなく、足し算をすることでさらに良い効果が生まれるのだそうです。

 

■オプトメトリスト・内藤貴雄さんが教える、脳が成長する7つの目のトレーニング方法とは
  1. 部屋の真ん中に座り、顔を動かさずに目だけを動かして、部屋の四隅を2秒ずつ見る
    ※時計回りに2回、反時計回りに2回ずつ行なうと良い。
    ※目の運動機能を鍛える
  2. 人差し指を目の前に立てて、その指に眼の焦点を合わせながら、眼に近づけたり遠ざけたりする
    ※目の運動機能・両目の協調性を高める効果
  3. 手元に本を持ち、壁のカレンダーと交互に見る
    ※目の運動機能を鍛える
  4. 歯ブラシに歯磨き粉をつける時に、手元を見ずに鏡で自分の顔を見ながら歯磨き粉をつける
    ※目の情報処理能力を鍛える
  5. 歩いている時に、離れたところにあるガードレールの高さを推測する。
    ※目の認識能力(空間認知能力)を鍛える
  6. 街の看板にある電話番号を覚え、視線を外して、頭の中で番号を右から読んで行く
    ※目の認識能力を鍛え、記憶力がアップ
  7. 右手と左手で同時に対称の文字(鏡に映った文字のように)を書く
    ※目の認識能力を鍛え、脳の分析力がアップし、方向音痴が改善されるそうです。
■眼の危険度チェック

老眼白内障など、高齢者が主にかかる目の病気にかかる若者が急増しているそうです。

眼の危険度をチェックするには、片目を手で隠して、もう片方の目でカレンダーの中心の数字を見る方法を試してみてください。

・ぼやけて見える⇒白内障の疑いあり

・ゆがんで見える⇒加齢黄斑変性の疑いあり

・部分的に欠けて見える(視野が欠ける)⇒緑内障や網膜剥離の疑いあり

 

■眼科治療情報

●白内障治療

深作眼科

白内障治療。医学が進歩し、多くの目の病気が治療できるようになってきている。

●近視治療

三井メディカルクリニック

オサートによる視力矯正法。

オサートとは、コンタクトレンズをつけて角膜を凹型に矯正することで、見えるようになるというもの。

●白内障・老眼治療

多焦点眼内レンズ







高齢者の7割、将来に不安=健康・介護・収入で|内閣府調査

Senior Activities

by Seattle Parks(画像:Creative Commons)




高齢者の7割、将来に不安=健康、介護、収入で-内閣府調査

(2010/4/2、時事ドットコム)

内閣府は2日、60歳以上を対象に実施した「高齢者の日常生活に関する意識調査」を発表した。

将来の生活に不安を感じるか聞いたところ、5年前の前回調査より4.0ポイント多い71.9%が「不安を感じる」と回答。

具体的に不安に感じる点(複数回答)のトップは、「自分や配偶者の健康や病気」が77.8%。

以下、「介護」52.8%、「生活のための収入」33.2%と続いた。

内閣府による60歳以上の高齢者に対する意識調査によれば、高齢者の77.8%が自分や配偶者の健康や病気に不安を感じているそうです。

年を重ねるにつれて、緑内障白内障加齢黄斑変性といった目の病気糖尿病高血圧高コレステロール血症といった生活習慣病などの様々な病気になりやすくなります。

病気になると、医療費がかかるようになり、生活資金にも影響してきますよね。

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また、配偶者が病気にになると、介護が必要にもなってきます。

全ての項目が「健康」でいることがポイントのようです。

いかに健康で過ごせるかが、将来の不安を少しでも取り除くことにつながりそうですね。