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レモンには結石(腎結石・尿管結石)を予防する効果がある!?

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■レモンは結石(腎結石・尿管結石)を予防する!?

Lemon

by William Warby(画像:Creative Commons)

アイスティーは40歳以上の男性の腎結石リスクを高める?によれば、40歳以上の男性が腎結石のリスクを低減するには、アイスティーをやめてレモネードを飲む方が良いそうです。

その理由としては、

レモンには腎結石の成長を阻害するクエン酸が高濃度に含まれている。

からなのだそうです。

新しいスーパーフード!? 知ったら食べたくなる「レモンのすごい効果」6つ

(2014/8/21、Wooris)

そんな腎臓(尿管)結石を予防してくれるのが正義の味方レモンジュース! 毎日カップ半分程度飲むと、尿のクエン酸を増加させ、結石を防いでくれるそうです。

こちらの記事にも、レモンに含まれるクエン酸が結石を防いでくれると紹介されています。

クエン酸がなぜ結石予防につながるのでしょうか?

尿酸は尿の中に含まれる酸で、体が健康な状態にあれば尿として体外に排出されるのですが、酸性になってくると完全に排出されず、体内に蓄積されてしまうのです。この尿酸の蓄積は痛風の原因となりますし、尿酸が固まって尿路結石をもたらす危険も高まります。

クエン酸には、身体をアルカリ性に保持する働きがあることによって、結石の成長を阻害してくれるようです。

結石が気になる人は、レモン(クエン酸)を摂るといいかもしれませんね。

→ 腎臓結石 について詳しくはこちら

→ クエン酸 について詳しくはこちら







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結石対策|尿路結石予防に抗酸化物質を摂取してオステオポンチンの働きを抑制しよう|#ためしてガッテン(#NHK)

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2015年4月15日放送のNHKためしてガッテンのテーマは「結石(尿路結石)」です。

【目次】




■「尿路結石」は日本人の10人に1人が生涯で一度は経験する病気!?

■遺伝や体質的に結石ができやすい人がいる

■結石ができやすい体質はおしっこでわかる

尿が酸性化していると結石ができやすいそうです。

肉食中心の食生活をしていると、尿が強い「酸性」に傾き、結晶の原因になるそうです。

リトマス試験紙で、phが5.5.以下が3日以上続く場合は、結石ができやすい生活習慣だと考えられるため、食生活など生活習慣の改善が必要。

■野菜食べてても「結石」になる理由

vegetables

by Rick Ligthelm(画像:Creative Commons)

肥満になり内臓脂肪が増えると、アンモニアの産生を抑制するため、酸性に傾く。

尿が酸性に傾くと、結石ができやすくなる。

→ クエン酸 について詳しくはこちら

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■結石を予防する方法

●「結晶」を固めて「結石」へと成長させているのは、「オステオポンチン」。

オステオポンチンは、腎臓の細胞がシュウ酸の攻撃に反応して出す物質なのだそうで、シュウ酸は体にとって猛毒であるため、オステオポンチンがシュウ酸カルシウムとして固めていることで体を守っていると考えられるのですが、このオステオポンチンが働きすぎると、結石となってしまうそうです。

お茶や青魚、ブルーベリー、大豆、かぼちゃ、にんじんなどに含まれる「抗酸化物質」を摂取することで、オステオポンチンの働きを抑制できるそうです。

→ 抗酸化作用・抗酸化物質を含む食品 について詳しくはこちら

●また、肉や卵などの尿を酸性にする食品を多く摂取していると、尿中の結晶が増え結石のリスクが高まるので、野菜や海藻類、果物などを摂取して、バランスの良い食事に改善することによって結石のリスクは減るそうです。

●コレステロールを多く含む食品は結石の原因となるので気をつけましょう。

→ コレステロール について詳しくはこちら

●結晶の材料である「シュウ酸」を含む食品や「プリン体」を含む食品の過剰な摂取も避けた方がよいそうです。

→ 腎臓結石・シュウ酸を含む食品 について詳しくはこちら

→ プリン体を多く含む食品 について詳しくはこちら

腎臓結石を予防する方法

●1.5~2リットルを目標に水分をたくさんとるようにする。

特に、夏の暑い日に汗をたくさんかくような時には、尿の出や色(あまり濃い尿とならないように)を気にしながら十分に水分をとるようにしましょう。

●動物性タンパク質の取りすぎによって、尿中のカルシウム排泄量を増やすために結石ができやすくなります。

また、尿酸の元であるプリン体を多量に含むレバーなどを摂り過ぎると、高尿酸血症となり、痛風の原因となると同時に尿酸結石の原因となります。

●腎結石ができやすい人は、シュウ酸塩を高濃度に含むほうれん草やチョコレート、ナッツなどを避けたほうがよいようです。

また、シュウ酸塩の吸収を抑えるため、

  • 塩分を控えめにする
  • 肉の摂取量を減らす
  • 1日に何杯か水を飲む

ことも大事です。







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青島あきなさんは腎臓結石で10キロも激やせしてしまった!?

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by Jane Rahman(画像:Creative Commons)




青島あきな 腎臓結石で10キロ激やせ!?

(2011/9/19、GirlsNews)

この日は青島あきなさんの激やせぶりに報道陣も驚愕。

青島あきなさんは「この夏に10キロぐらい痩せました。腹3分目のダイエットをして痩せてきたなと思ったら腎臓結石になってました。このイベントを終わったら(超音波で)手術します。」と衝撃のエピソードを語っていた。

青島あきな「体調悪いと思ったら腎臓結石。切らずにいけるみたい」

(2011/9/13、Jcastニュース)

グラビアアイドルでタレントの青島あきなが9月12日(2011年)、「体調悪いと思ったら腎臓に結石ができてました」とブログで報告した。

幸いにも結石は小さいもので「切らずにいけるみたいなんで、よかったよ」と胸をなで下ろした様子。

<中略>

「水分とりなさいって言われました」と答えた。

青島あきなさんは、腹3分目のダイエットをして痩せてきたなと思ったら腎臓結石になっていたそうです。

腎臓 についてはこちら。

腎臓結石・尿路結石について調べてみました。

腎臓結石とは ― 大阪府立急性期・総合医療センター 腎臓・高血圧内科

主な成分はカルシウムですが、これにはシュウ酸カルシウムとリン酸カルシウムがあり、この2つで尿路結石の80%以上を占めます。

この他には、痛風の原因ともなる尿酸や、ある種のアミノ酸(シスチン)や、尿に細菌が入って感染を起こした時(腎盂腎炎)にできやすいリン酸マグネシウムアンモニウムなどがあります。

<中略>

尿には種々の物質が溶けて体外へ排出されるわけですが、”コーヒーや紅茶に砂糖を入れすぎると濃度が濃すぎて溶けきれない”と同様に、尿中でも種々の物質が溶けきれずに析出して核ができ、次第に結石としての形をとってきます。

この現象は腎臓の乳頭部という尿のしみ出してくる所で起こるのですが、石が乳頭部を離れて、腎杯や腎盂で詰まってしまったり、更に移動し尿管に落ちてくると症状がでてきます。

尿路結石の症状― 大阪府立急性期・総合医療センター 腎臓・高血圧内科

突然、脇腹が激しく差し込むような痛みに見舞われ、エビのように体を曲げて病院へ向かう場合が多いです。

血尿(目で見えない潜血のこともある)が出たり、嘔吐を伴ったり、下腹部や大腿部に痛みが走ることもあります。

尿路結石の予防 ― 大阪府立急性期・総合医療センター 腎臓・高血圧内科

水分をたくさんとることが重要です。1日の尿量として1.5~2リットルを目標にします。

特に夏の暑い日に汗をたくさんかくような時には、尿の出や色(あまり濃い尿とならないように)を気にしながら十分に水分を取るようにしましょう。水分は何でもかまいませんが、カルシウムのとりすぎに注意して牛乳は1日1本(200ml)以下にするのが良いでしょう。

尿路結石は食生活の著しい向上とともに大幅に増加しています。つまり動物性タンパク質の取りすぎが尿中のカルシウム排泄量を増やすために結石ができてしまいます。尿酸の元であるプリン体を多量に含むレバーや牛肉を摂り過ぎると、高尿酸血症となり、痛風の原因となると同時に尿酸結石の原因となります。

野菜類はどうでしょうか。野菜類に含まれる繊維成分は腸管よりのカルシウムの余分な吸収を防ぎます。ただ、ホウレン草の摂り過ぎには注意しましょう。結石の中ではシュウ酸カルシウム結石が多いのは先に述べた通りですが、ホウレン草にはたくさんのシュウ酸が含まれており、カルシウムとくっつくと水に非常に溶けにくいのです。

カルシウム摂取については制限すべきかどうか難しいところです。適当量のカルシウムは成長などの他の面からも必要です。また、一般的な食事パターンからみると、朝昼夕の3食をきっちり十分な水分をとって食べ、夕食は早目に食べて就寝まで4~5時間の間隔をあけて、夜食は控え、寝る前に一杯のお茶か水を飲むことも予防としては大事です。

腎臓結石・尿路結石の予防についてまとめてみます。

  • 水分をたくさん摂ること
    1日の尿量として1.5~2リットルを目標
  • カルシウムのとりすぎに注意
  • 動物性たんぱく質のとりすぎに注意
  • ほうれん草のとりすぎに注意
    シュウ酸が含まれているため

P.S.

腎臓結石も大変ですが、腹3分目のダイエットというのは、食べない系のダイエットということでしょうか。

食べない系のダイエットは健康的なダイエットとはいえないので、ぜひ注意してもらいたいです。

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若田光一宇宙飛行士の健康リスクとは?リハビリ内容は?




NASA Astronaut Rick Mastracchio and JAXA Astronaut Koichi Wakata visit GSFC

by NASA Goddard Space Flight Center(画像:Creative Commons)

■若田光一宇宙飛行士の健康リスク

これからリハビリ45日間…若田さん、なお激務

(2009/8/2、朝日新聞)

記事の中から、若田光一宇宙飛行士の健康リスクに関して抜き出してみました。

  • 無重量状態では体に負荷がかからないため、骨や筋肉が衰えてしまうそうです。
    記事によれば、毎日2時間の運動をこなしても、筋力は約2割落ちて一気に20歳も年をとった状態になるそうです。
  • 骨量も骨粗鬆症(こつそしょうしょう)患者の約10倍の速さで減るそうです。
  • 骨折や尿路結石の危険性も高まっているそうです。
  • 放射線被爆の影響により、白内障やがんのリスクが高まっている可能性
  • 燃え尽き症候群の恐れ

 

■若田光一宇宙飛行士のリハビリ内容

今後の対策を抜き出してみました。

  • ストレッチ、マッサージから始め、自立歩行、自転車こぎなど負荷をあげていくそうです。
    筋肉は数カ月で回復する見込みとのことです。
  • 骨量が戻るには少なくとも滞在期間のほぼ倍の時間がかかるそうです。
    若田さんは、今回骨粗鬆症の治療薬も実験的に飲んでいたとのことで、その効果が検証されるそうです。
  • 定期的な眼科検診・血液検査
  • メンタル面のサポート

宇宙に行くということはこれだけの体に負担のかかることなんですね。

若田光一さんが着陸後すぐに会見に出席したことはとてもすごいことだということがわかります。

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