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6月6日は「アンガーマネジメントの日」|「カッときたら、6秒待ってみる」ルールを守れば、怒りは抑えられる!?

Tough Guy

by Ben Grey(画像:Creative Commons)




■6月6日は「アンガーマネジメントの日」|「カッときたら、6秒待ってみる」ルールを守れば、怒りは抑えられる!?

“怒り”をテーマにした調査結果を発表

(2016/6/6、日本アンガーマネジメント協会)

アンガーマネジメントとは、1970年代にアメリカで開発された、怒りの感情と上手に付き合う(マネジメントする)ための心理トレーニングです。

アンガーマネジメントを学ぶことによって、自分自身の怒りを理解し、感情のコントロールをしたり、ポジティブな考えを生み出せ、また周囲との良好な人間関係を成立させることができます。

2015年から6月6日を「アンガーマネジメントの日」と制定されました。

アンガーマネジメントの基本としてメディアで紹介されているのは、人はカッとしても6秒ほどしかピークが続かないので、最初の6秒だけ感情を過ぎ去るのを待てば、怒りっぽい性格でこれまで人間関係を壊してしまうということはなくなるというものです。

「カッときたら、6秒だけ待ってみる。」というルールを守れば、言わなくてもよい言葉を言うことがなくなるかもしれません。

■まとめ

一瞬の怒りが収まったら、恋人とケンカする(した)ときの解決方法でも紹介した、怒るようなことがあったとしても、一度相手の立場になって考えてみることを試してみましょう。

例えば、あなたがどんなに愛する恋人とはいっても、まったく同じ価値観ではありません。

あなたが怒ったとしても、恋人にとっては怒るようなことではないかもしれません。

ですから、あなたが相手に対して怒るようなことがあっても、一度相手の目線で物事を見て、あなたが相手に対してそのようなことをした場合に怒るかどうかを想像してみて、これは怒るべきことであると思った場合にのみ怒るようにするとよいでしょう。







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ロボットに感情は必要なのか?|アンドロイド研究者石黒浩教授へのインタビュー

iCub, a child-like humanoid designed by the RobotCub Consortium, taken at VVV 2010

by Jiuguang Wang(画像:Creative Commons)




ロボットに感情は必要なのか? アンドロイド研究の第一人者に聞いた

(2014/8/4、ギズモード)

感情というのは最も速い通信手段なんですよ。例えば英語がわからなくても外国人と一緒に笑うことはできますし、怒ることもできます。感情というのは他者と意思疎通をはかる最も単純で重要なコミュニケーションの手段。なのでアンドロイドに感情がないと意思疎通がしにくくなる。だからアンドロイドには言葉よりも、まず感情を与えるべきだと思う。先に感情表現ができて、その上で言葉が理解できるようになるのが正しい順序。

アンドロイド研究の第一人者として知られる大阪大学・石黒浩教授へのインタビューで、「ロボットに感情は必要なのか?」という質問に対して、感情はコミュニケーションに欠かせないので、言葉よりも先に感情を与えるべきだと答えています。

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「科学者が、コンピュータが感情をもつことは可能だと言うんだよ」|映画「トランセンデンス」監督ウォーリー・フィスターインタビューで紹介した映画「トランセンデンス」の監督ウォーリー・フィスターが科学者にリサーチしたところによれば、人間の脳を全部コンピューターにアップロードしたら感情を持つかという質問をしたら、全員イエスと答えたそうです。

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また、最近の研究によれば、「喜怒哀楽」と「恐怖」の5つの感情の歩行パターンをデータ化することにより、歩く速度や頭、胴体の姿勢など動作の一部から約70%の確率で感情を読み取れることに成功したそうで、ロボットが歩き方から感情を読み取ることができるようになっているそうです。(あなたは歩き方から感情を読み取ることができますか?

 それは人間というカテゴリに入っているだけでロボットよりも、自分の価値はロボットに勝ると思っているからです。だから人間とロボットの境界がなくなると怖いんです。両者の境界がなくなれば、その価値は個々の作業能力の比較になります。しかし、計算速度を競っても、記憶の容量を競っても、何一つロボットには勝てない。自分の存在価値が消えてしまう可能性がでてきます。

人間は人間というカテゴリーにいるからロボットとは違って価値のある存在だと思っていますが、いまの技術を持ってすれば、感情を持ち、感情を読み取れるロボットを作ることは将来的に不可能ではなく、人間とロボットとの境は何なのかを考える時が来ると思います。







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あなたは歩き方から感情を読み取ることができますか?|人間の感情を先読みして、日常生活を支援するロボットの開発も期待|東京農工大・筑波大

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by Andrea Benjamin Manenti(画像:Creative Commons)




■あなたは歩き方から感情を読み取ることができますか?|人間の感情を先読みして、日常生活を支援するロボットの開発も期待|東京農工大・筑波大

参考画像:『歩き方』によって人の感情を認識可能と証明~感情認識ロボットの飛躍的な機能進化に期待~(2014/7/14、筑波大学)|スクリーンショット

『歩き方』によって人の感情を認識可能と証明~感情認識ロボットの飛躍的な機能進化に期待~

(2014/7/14、筑波大学)

ヒトの歩き方で感情察知 生活支援ロボットに期待 東京農工大、筑波大など確認

(2014/7/20、産経新聞)

東京農工大大学院のベンチャー・ジェンチャン准教授と筑波大サイバニクス研究センターの門根秀樹助教らの研究チームは、人間の歩く動作の一部から感情が読み取れることを確認したと発表した。この原理を活用すれば、近い将来、人間の感情を先読みして、日常生活を支援するロボットの開発も期待できるという。

東京農工大大学院のベンチャー・ジェンチャン准教授と筑波大サイバニクス研究センターの門根秀樹助教らの研究チームは、「喜怒哀楽」と「恐怖」の5つの感情の歩行パターンをデータ化することにより、歩く速度や頭、胴体の姿勢など動作の一部から約70%の確率で感情を読み取れることに成功したそうで、近い将来、人間の感情を先読みして、日常生活を支援するロボットの開発も期待できるかもしれないそうです。

これまでは、声の調子や表情の変化を読み取って、相手の感情を判断していたそうですが、今回の研究によって、歩き方から感情を読み取れるようになったことで、より人間らしいロボット開発に活かされるとのことです。

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P.S.

今回の記事は、歩き方から感情を読み取るというものでしたが、もしかすると、人間よりもロボットのほうが感情を読み取ることがうまくなるかもしれません。

というのも、最近は、直接人とコミュニケーションするよりも、スマホなどツールを通じてコミュニケーションをすることのほうが多いような気がするからです。

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1:異性との会話スキル(異性と楽しく会話する話題がある)
2:状況判断スキル(異性の考えが顔や態度でわかる)
3:異性への自己表現スキル(異性に自分の意見をはっきり伝えられる)
4:葛藤解決スキル(異性が自分と違う考えをもっていても上手くやっていける)

コミュニケーションスキルは、多くの人とコミュニケーションをとることによって、トレーニングしていくものですが、ネットやスマホとばかり向き合っていると、直接人とコミュニケーションする機会が少なくなり、感情の読み取り方を学ぶことができなくなるのではないでしょうか。

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人とのコミュニケーションスキルは、経験を通じて学習するものであり、ネットに集中する時間が長いと、直接人と接触する機会が少なくなることから、感情の読み取り方を学ぶことができなくなるようです。

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読心スキル=コミュニケーション能力を高めるには、多くの人と積極的にコミュニケーションをとることがトレーニングになるようです。

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女性は「なぜオジサンはセクハラするの?」と思っているかもしれませんが、オジサンは異性とのコミュニケーションスキルが乏しく、女性からはセクハラと思われるコミュニケーション手段しか持っていないため、現在のような状況となっていると考えられます。

最近では、せっかくいっしょにいてもスマホとばかり向き合っている人が多いと思いませんか。

もちろん気を遣う必要がない間柄だからということもあるかもしれません。

でも、もしかしたら、隣にいる大事な人が何かサインを出していても、あなたがそのサインを見ていなければ気づくことはないのです。

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(2014/6/20、WebDice)

リサーチの過程で、何人かの教授に、「もし人間の脳を全部機械にアップロードしたとしたら、機械が感情まで持つことはありえるでしょうか?」と聞いた。すると、全員が「イエス」と言ったんだよ。それは驚きだったね。今回のリサーチで一番大きな発見は、それだった。その分野をずっと研究してきている科学者が、コンピュータが感情をもつことは可能だと言うんだよ。

映画「トランセンデンス」の監督ウォーリー・フィスターが科学者にリサーチしたところによれば、人間の脳を全部コンピューターにアップロードしたら感情を持つかという質問をしたら、全員イエスと答えたそうです。

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恋をすると、なぜ「触れたい」という感情が生まれるか?|映画「HER/世界でひとつの彼女」では、人工知能型OSとの恋愛というストーリーですが、人工知能型OSはものすごい数の人との会話からものすごいスピードで知識や感情を吸収し、成長していくわけですから、いずれコンピューターが感情を持つようになることも不思議ではないのかもしれません。







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