> 健康・美容チェック > 冷え性 > 手足の冷え|なぜ手足が冷たくなるのか?その原因・対策|冷え性の症状
冷え性の症状として、「手足の冷え(手足が冷たくなる)」がありますが、なぜ手足が冷たくなってしまうのでしょうか。
【目次】
■なぜ手足が冷たくなってしまうのか?
Tamara Bellis|unsplash
人間の体は寒くなると、手足の表面の血管を細めます。
それは、血液の流れを減らし、温かい血液をできるだけ内臓に集めようとするためです。
そのため、手足が冷たくなってしまうのです。
■手足の冷え対策
バランスのとれた食事で亜鉛などのミネラルやビタミン補給
低体温改善に必要不可欠な栄養素は、亜鉛・鉄・セレンなどのミネラルと、ビタミンB1・B2などのビタミンです。
亜鉛などのミネラル補給は、女性ホルモンのバランスを保ち、冷え・生理不順・低体温を改善します。
→ 亜鉛が多い食品 について詳しくはこちら
→ 低体温の改善方法(温活の方法)(食事・運動) について詳しくはこちら
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マッサージ
手足の荒れ、「冷え」が犯人 マッサージで血行改善によれば、血液を送るポンプの役割を果たすふくらはぎをマッサージをするのが効果的なのだそうです。
ふくらはぎの状態で体調が分かる?|マッサージで全身の健康維持によれば、ふくらはぎの血流が滞る(ふくらはぎが東洋医学にいう『お血(けつ)(血液が一定の個所に滞る状態)』の状態)と、免疫力の低下や自律神経の乱れ、コリ、むくみといった症状が出くるそうです。
<良いふくらはぎの状態>
- 冷えていたり熱すぎたりせず、適度な体温を感じられる
- 弾力がある
- 皮膚に張りがある
- コリコリした部分がない
- 押したり触ったりしても痛みがない
- 指で押して離すと、すぐに元の状態に戻る
足先を温めるためには、ふくらはぎを温めればよい!?
「足先を温めるには、靴下を履いて、足を温めればいいんじゃない?」
そう思う人も多いと思います。
しかし、実は、足先だけを温めようとしても効果が小さいのです。
心臓から送られた温かい血液が足先へ運ばれると自然と足先は温まりますが、足への通り道である「ふくらはぎ」が冷えていると、筋肉が収縮して血液が流れにくくなってしまい、足先へ温かい血液が届かず、足先が冷えてしまいます。
つまり、足先を温めるには、ふくらはぎの冷え対策をする必要があるのです。
貧乏ゆすり
貧乏ゆすりの効果とは?|冷え性解消・ストレス解消・血流アップによれば、「貧乏ゆすりは冷えの解消につながり、3分間続けてると、ふくらはぎの温度が1度近くあがり、約20分のウォーキングに相当する」そうです。
ツボ
足の冷え改善のツボ:八風(はちふう)の位置・押し方|たけしの家庭の医学
八風(はちふう)のツボを押すと、足先の末梢血管の血流の回復が期待できるそうです。
築賓(ちくひん)のツボを押すと、下半身全体の血行を促し、足の冷えを解消するそうです。
ふくらはぎの血流が良くなり、むくみも取れるそうです。
足と腰の血行を促し、足の冷えや腰痛に効果があるそうです。
ヘスペリジン
グリコ健康科学研究所によれば、冷えを感じる女性が「ヘスペリジン」に糖を結合させた「糖転移ヘスペリジン」を摂取すると冷水で冷やした手の皮膚表面温度の回復を早めることが分かったそうです。
また、あらかじめ糖転移ヘスペリジンを摂取しておくと、冷房が効き過ぎていても、手足の冷えが抑えられるそうです。
→ 青みかんのヘスペリジンで冷えが改善できる|糖転移ヘスペリジンを摂取すると冷房が効き過ぎていても手足の冷えが抑えられる! について詳しくはこちら
酒粕
月桂冠株式会社は、冷え性の症状がある男女8名に、アルコールを除いた酒粕の粉末を10g食べて、40分後に手を冷却することによって負荷をかける実験を行ったところ、酒粕を食べた人は手の表面温度に上昇傾向がみられたそうです。
→ なぜ酒かすを食べると体が温まるのか?|酒粕分解ペプチドに冷え性の血流改善効果 について詳しくはこちら
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