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米スポーツ界では乳幼児飲料ペディアライト(Pedialyte)が密かなブーム!?

Dorst

by Jos Dielis(画像:Creative Commons)




米スポーツ界で乳幼児飲料がブーム。300勝投手、ジャイアンツのペンス、ロッキーズのトゥロウィツキも

(2015/5/27、谷口輝世子 | スポーツライター)

米国のスポーツ界で乳幼児用飲料が密かなブームになっている。

この乳幼児用飲料はペディアライト(Pedialyte)と呼ばれている商品。乳幼児が発熱や下痢、嘔吐の症状があるときに飲ませる電解質補給飲料で、全米各地の薬局やスーパーマーケットに置かれている。

メジャーリーガーやNFLのフットボール選手たちやNHLのアイスホッケー選手の中には、乳幼児用のペディアライトというスポーツドリンクに比べて砂糖が少なく、逆に電解質が多く含まれているドリンクを発汗時の水分と電解質補給のために飲んでいる選手がいるそうです。

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熱中症・かくれ脱水|みんなの家庭の医学 7月17日によれば、脱水症とは「カラダから水分が失われるだけでなく、電解質も同時に失われている」状態です。

そこで、熱中症や脱水症状予防のために、水に塩分などの電解質と糖とがバランスよく配合された経口補水液を飲んで予防するのですが、この乳幼児用のペディアライトはその考え方に近いのではないでしょうか。

アスリートが飲んでいることはあまり知られていませんが、こうした情報によって、自然と広まっていくかもしれませんね。







P.S.

マンチェスター・シティでは血液検査をして選手に食品のアドバイスや栄養ドリンクを準備しているによれば、マンチェスター・シティでは、血液検査を行なって、必要な食品のアドバイスを行ったり、選手一人ひとりに合わせて作られた栄養ドリンクを用意しているそうです。

エアコン禁止で熱中症になってしまっては問題

mammoths

by paul bica(画像:Creative Commons)




エアコン禁止でPC壊れたってのは何か取り組み方が間違っているような気がする…

(2011/7/4、ITmedia オルタナティブ・ブログ)

そんな中で皆さんもお聞きになれば「あの会社ね」というネームバリューのある会社の事務系の事業所でエアコン使用自体を停止、各自が小型の扇風機を利用しているという話で、人間も暑いですが、事務利用しているパソコンが熱暴走どころか、熱ですでに複数台壊れてしまい、こういう節電対策はどうなんだ?という世間話をする機会がありました。

基本的にエアコンが稼働している事が前提の気密性の高いビルでの空調利用やら、窓を開けていると外部からの臭いや各種騒音の問題などがあり、消費電力の削減自体は重要な取り組み課題ですが、オフィス環境それぞれでの工夫が必要でしょうし、働いている人が調子が悪くなるとか、今日取り上げたようなPC が壊れてしまうような事例が続くようなら見直しが必要じゃないですかね?

電力使用制限令によって、各企業が節電に取り組んでいるそうです。

しかし、この記事でも紹介されているとおり、事務所内でエアコンの使用自体を停止したため、熱でパソコンが壊れてしまっては問題です。

また、こうしてパソコンに熱が起きているということは、オフィス内が暑くなっているのでしょうし、それによって、熱中症になって健康を害してしまっては意味がありません。

基本的にエアコンが稼働している事が前提の気密性の高いビルでの空調利用やら、窓を開けていると外部からの臭いや各種騒音の問題など

現在のオフィス環境は、基本的にエアコンが稼動していることを前提にしているはずです。

この前提を今すぐにはなくすということは出来ないので、やはり大事なのは、電力のピークをずらしつつ、出来る限り快適なオフィス環境に持っていくということです。

そこで、各企業で行われているのは、次のようなことです。

  • クールビズ
  • 小型扇風機を利用する
  • 消費電力の少ない時間帯に仕事をするということでサマータイムで仕事をする

しかし、他にも何か方法がないのでしょうか。

消費電力の少ない時間帯の電気を「電気」として持ってくるのではなく(実際は電気は簡単には貯められないので)、冷やした物として持ってきてはいかがかと。

単純に考えると、大型の氷を消費電力の少ない時間帯に作り、昼間の時間帯にその氷の冷気を扇風機などでオフィス内に回すことです。

※昔の冷蔵庫みたいですが。

私が考えるのはこの程度のことですが、もっと頭がいい専門家の人がいれば、もっといいアイデアが出るはずです。







日本の夏に適した新しいビジネスマンのファッションに期待|メニコン、全社員ポロシャツ義務化

Shinjuku Eisa Festival 2013

by Guilhem Vellut(画像:Creative Commons)




メニコン、異例の全社員ポロシャツ義務化

(2011/7/7、産経新聞)

ポロシャツ義務化に合わせ節電も徹底。

オフィスでは室温30度までエアコンは入れず、28度まで下がったら切っている。

このほど開かれた株主総会でも、壇上の役員全員がポロシャツ着用で出席する徹底ぶり。

メニコンでは、全社員にポロシャツを義務化したそうです。

メニコン経営陣の大英断を評価したい

(2011/7/8、南充浩の繊維産業ブログ)

ちなみに、今日7月8日のヤフーの天気予報によると、
パリの最高予想気温は19度、ロンドンの最高予想気温は16度である。

これらの地域と同じ服装をしようというのが土台間違いなのである。

日本人は今後、気候風土に適した洋服の着こなしを真剣に考える必要がある。

デザイナーやクリエイターが日本の気候に適した仕事着を積極的に提案すべきだと思います。

なぜデザイナーやクリエイターに提案して欲しいかといえば、官庁や企業が提案する服装は、あまり考えられていないと思うからです。

例えば、スーパークールビズとして、ジーンズOK(6月から「スーパークールビズ」=ポロシャツ、ジーパンOK―環境相)とありましたが、実際にはジーンズは蒸し暑くて着てられないですよね。

このことひとつ見ても、日本の気候を意識した服装の提案ではなく、カジュアルにすればいいだろう、というような感じをうけてしまいます。

次に思うことは、やはり日本は「ファッション後進国」であるということ。

会社が義務化してくれなければ、自発的に服装一つ決められない。

<中略>

メニコンの経営陣とすれば、制服化することで、社員が感じる抵抗感を減らすという効果を狙った部分もあるだろう。

文末には「営業の社員は戸惑って」とあるが、制服が作られたのなら「制服なので着用しています」と胸を張れるということだろう。

ファッション後進国とはいいすぎかもしれませんが、日本のビジネスマンの服装は固定化(進化していない)されすぎているかもしれませんよね。

メニコンはポロシャツを義務化して、さらに制服化したそうですが、それはそれで面白くない気がします。

ただ、長い間同じようなスーツで身を固めてきた男性ビジネスマンには、自由なファッションにしていいというのは難しそうです。

やはり、新たなビジネスマンのファッションの提案が必要になるでしょう。

男性のクールビズファッションをカッコ良くする3つのポイント

(2011/7/7、オルタナ)

クールビズが始まった2005年の愛知万博でクールビズファッションショーを手掛けたファッションプロデューサーの四方義朗さんによると、男性がクールビズファッションをカッコよく着こなすには3つのポイントがあるという。

まずはサファリルック。

短いパンツスタイルに長い靴下を組み合わせることで、足元の涼しさを演出しながらも、すね毛が気になるという女性の反応にも配慮できる。

次はマリンスタイル。

白い靴や胸元のチーフを組み合わせると、清潔感を印象づけることができる。

最後に、水で濡らして使えるスカーフやサングラスを上手に取り入れること。

カジュアルフライデーなどに試してみたいスタイルだ。

こうした提案をどんどんしていただいて、日本の夏に適した新しいビジネスマンの服装ができるといいなと思います。

スーパークールビズのファッションにはこうした点もあるので、注意が必要ですね。

スーパークールビズ 男の透け乳首に女性「キモい」

(2011/7/7、日刊SPA!)

予想以上に、男の透け乳首に関して辛辣な意見が多いのだ。

従来のクールビズでは、シャツの下に肌着や白のTシャツ・タンクトップなどを着るビジネスマンが多かったため、この手の問題は顕在化しづらかった。

しかし、スーパークールビズでは、ポロシャツや柄物のシャツを直に着る傾向にあるため、こうした新たな問題が浮上したというわけだ。

ファッション事情に詳しい人妻ジャーナリストの伊集院まり絵さんは、男の透け乳首に関して、女性側の意見をこう代弁する。

「シャツの胸元をはだけたり、スケスケのTシャツを着たりするのがセクシーだと捉える欧米と比べたら、日本人の乳首に対する意識はまだまだ保守的です。

若者ならともかく、30代以上の男性が公衆の面前、特に節度が重んじられるビジネスシーンにおいて無防備に乳首を晒していては、マナー違反どころか、一種の露出狂みたいに思われてしまいます。

<中略>

夏は始まったばかり。今夏、スーパークールビズで女性に不快感を与えないためにも、サイズに余裕のある、ダークな色のシャツを選んだようが得策のようだ。

こうした意見があるので、安全なスーツを選んでしまっているのかもしれません。

この視点を乗り越えるファッションや意識の転換が必要だと思います。

P.S. メンズファッション業界としてはチャンスだと思いますので、期待したいですね。

【関連リンク】







熱中症予防のために就活学生にはスーツ禁止を!

Super Opening Live 2011

by Dick Thomas Johnson(画像:Creative Commons)




就活学生にはスーツ禁止を!~「クールスポット」をつくろう(3)

(2011/7/1、SYNODOS JOURNAL)

就職難のなか、わずかなチャンスも逃したくない彼らにとって、クールビズの意義など理解しない意識の低い面接担当者に当たって落とされるリスクを回避できるなら、とりあえずリクルートスーツを着ておくという選択肢をデフォルト戦略にするのはむしろ当然のことだ。

企業が連携して(少なくとも財界ベースで)、よほど強く、「スーツ禁止」ぐらいはっきりといわないかぎり、スーツ姿の就活生が消えることはないだろう。

彼らは、汗を抑えるため水分を控えようとするだろうし、少々気分が悪くても黙ってがまんしようとするだろう。

Yahoo!ニュースの熱中症カテゴリーを見ると、熱中症になった人のニューズが増えているようです。

 

熱中症 について詳しくはこちら。

 

熱中症対策のために、企業では、例えば6月から「スーパークールビズ」=ポロシャツ、ジーパンOKだったり、家庭でも様々な対策を行うことが出来ますよね。

しかし、忘れがちなのが、就活学生のスーツです。

就活のために、暑い中でもリクルートスーツを着なければならないと考えている学生も多いでしょう。

採用を行う企業側が就活学生の健康のためにも、スーツ禁止とまでいわなくても、ジャケット禁止ぐらい言ってもいいのではないでしょうか。

もちろん就活学生だけでなく、現役の働き手世代も同様のリスクにさらされている。

労働災害における熱中症は30代~50代に多く、死亡者の発生は14~16時前後に集中している。

労働中、あるいは休憩後に労働を再開した直後などが典型的なケースだ。

熱中症による死亡者に男性が多いのは高齢者を除けば他の世代でも共通だから、よく揶揄される男性ビジネスマンの「暑苦しい服装」のせいばかりではなかろう。

熱中症による死亡者に男性が多いのは、高齢者を除けば他の世代でも共通なのだそうです。

男性ビジネスマンの「服装」にも問題があるのかもしれませんね。

 

熱中症 について詳しくはこちら。







本格的な夏の暑さに負けないためにも暑さに強い体作りをする方法

Cause and Effect - OOPS

by swong95765(画像:Creative Commons)




節電の夏、暑さに負けない体作り

(2011/6/3、読売新聞)

電力不足に伴う夏場の節電で、熱中症の増加が懸念されている。

暑さが本格化してからの対策だけでなく、今の時期から適度な運動で発汗を促すなど、「暑さに強い体作り」を始めることを専門家は勧めている。

ここ数年問題になっていた熱中症。

熱中症 について詳しくはこちら。

熱中症対策として有効とされていたのが、エアコンの使用でした。

しかし、今年は電力不足による節電のため、エアコンを使用しないと考える人も多いと予想され、有効な対策を行わなければ、昨年以上に熱中症で体調を崩す人が増えてしまうかもしれません。

そこで、今回の記事では、「暑さに強い体づくり」を紹介していました。

暑さに強い体づくりをするためにはどのようにしたらよいのでしょうか。

提言では、本格的な夏が到来する前の今の時期に、ジョギングなど少し汗をかくくらいの運動を始めることを勧めている。

1日30分を週に3回程度、4週間ほど続けるのが目安という。

<中略>

中高年や体力に自信がない人は、速足でのウオーキングとゆっくり歩くことを3分ずつ繰り返すなど、「ややきついと感じる運動」をするのがお勧めだという。いずれも朝夕の比較的涼しい時間帯を選び、軽い運動ができる服装や靴で取り組むのがポイントだ。

こうした運動の効果について、同学会会員で信州大教授(スポーツ医科学)の能勢博さんは、「体内の血液量を増やすので体の熱が外に逃げやすくなって体温調節機能が改善する。発汗作用も高まり、熱中症の予防になります」と説明する。

能勢さんや田中さんの研究では、運動を続けた人たちの血液量や発汗量が増えるなど、体質改善につながったとの結果が出ているという。

暑さに強い体づくりには、本格的な夏になる前に、少し汗をかく運動(ジョギングなど)を始めることを勧めており、1日30分を週3回、4週間ほど続けるのが目安なのだそうです。

こうした運動をすることで、体内の血液量を増えたり、発汗量が増え、体の熱が外に逃げやすくなって体温調節機能が改善し、熱中症の予防になるそうです。

記事の中では、その他の対策も紹介されています。

簡単にできそうなのは、衣服の工夫だ。

汗を吸いにくいワイシャツなどを素肌に直接身に着ける人もいるが、「吸湿性、速乾性のある化学繊維混紡の下着を着るといい。ネクタイをはずし、シャツと下着の間に風を通りやすくすれば、汗の気化を促進させ、涼しく感じられます」と田中さん。

体感温度を下げる「冷却グッズ」の活用もお勧めで、持ち歩き可能な氷のうタイプのアイスバッグ、冷却パッドなどが人気という。

屋外では日陰を選んで通行し、信号待ちなどで立ち止まる場合は建物の陰に入って日差しを防ぐなど、体感温度を下げるよう工夫する。

こまめな水分補給も大切で、汗をかいたら、喉が渇く前にスポーツドリンクなどを飲むことも呼びかけている。

熱中症対策として、

  • 衣服の工夫
    吸湿性、速乾性のある化学繊維混紡の下着を着る
    ネクタイを外す
  • 冷却グッズの活用
  • 日陰を選んで歩く
  • こまめな水分補給

が紹介されています。

記事では最後のまとめとして

「冷房の普及で現代人は汗をかかなくなった。適度な汗をかくことは、熱中症予防だけでなく、健康づくりにもつながります」と田中さんは話す。

と書かれています。

冷房病というものがあったくらいですので、あまりにも冷やしすぎていたのかもしれません。

適度な汗をかけるように、本格的な夏を前にしっかりと準備しておきたいですね。