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ニコチン依存症治療アプリ「CureApp 禁煙」の日本初の「アプリの治験」の結果有効性が確認|CureApp(キュア・アップ)




■ニコチン依存症治療アプリ「CureApp 禁煙」の日本初の「アプリの治験」の開始を発表|CureApp(キュア・アップ)

ニコチン依存症治療アプリ「CureApp 禁煙」の日本初の「アプリの治験」の開始を発表|CureApp(キュア・アップ)
ニコチン依存症治療アプリ「CureApp 禁煙」の日本初の「アプリの治験」の開始を発表|CureApp(キュア・アップ)

参考画像:日本初の「アプリの治験」開始へ:ニコチン依存症治療アプリ「CureApp禁煙」の治験開始を発表(2017/10/3、キュア・アップ PR Times)|スクリーンショット

日本初の「アプリの治験」開始へ:ニコチン依存症治療アプリ「CureApp禁煙」の治験開始を発表

(2017/10/3、キュア・アップ PR Times)

ニコチン依存症治療アプリ「CureApp禁煙」は、スマートフォンを通じて個々の患者様の治療状況や体調の変化に応じてカスタマイズされたサポートを行い、正しい知識の習得や心理的依存を克服する為の支援を強化します。加えて、常に患者様の身近にあることができるスマートフォン・アプリの特性を最大限に活かし、在宅や勤務中などの現行医療制度における「治療空白」期間においても医学的なサポートを届けることで治療介入の頻度を増やし、よりきめ細やかにサポートすることを可能にします。

医学的エビデンス+人工知能による脂肪肝・NASH治療アプリが開発される!?|東大病院(2016/10/5)では、東京大学医学部附属病院 消化器内科とキュア・アップが共同開発したNASH(非アルコール性脂肪肝炎)の治療アプリの臨床研究を開始したというニュースを以前取り上げましたが、キュア・アップは医学的エビデンスに基づいた病気を治療するアプリの開発に取り組んでいるそうです。

CureApp(キュア・アップ)は、ニコチン依存症治療アプリ「CureApp 禁煙」について、日本初となる「アプリの治験」を開始すると発表しました。

■背景

喫煙によるニコチン依存症は、薬物依存症(精神疾患)の一種であり、「身体的依存」と「心理的依存」の2種類の依存があると言われています。そのうち「身体的依存」に対しては医薬品(禁煙補助薬)が有効である一方、「心理的依存」は長年の喫煙習慣によって身についたタバコを欲する習慣や癖からの離脱ができない心理状態が原因のため医薬品が効果を持たず、その克服に対しては医学的サポートが不足していると言われています。

また、禁煙外来での治療では3ヶ月のうち5回の診療の時にしか、医師・看護師による医学的サポートが受けられず、診療時以外の在宅や勤務中など多くの時間は自分一人での孤独な闘いとなってしまい、その間に生じる離脱症状の苦しさなどから断念してしまうことが多くあります。

禁煙治療においては、「身体的依存」に対する医薬品(禁煙補助薬)と「心理的依存」に対する習慣や癖から抜け出すためのサポートが必要になると考えられますが、禁煙外来における治療では、医学的サポートが受けられずに禁煙治療をあきらめてしまうということが起きているそうです。

そこで、治療ができない期間中に、ニコチン依存症治療アプリ「CureApp禁煙」による医学的サポートを行なうことで、治療継続に対するモチベーションの維持を行なっていくというのがこのアプリのポイントだと考えられます。

【参考リンク】

■治験の結果、アプリの有効性が確認

<日本初の「アプリの治験」結果を米国胸部学会議2019 で公表> 国内第Ⅲ相臨床試験で禁煙外来におけるニコチン依存症治療用アプリの有効性を確認(2019/5/30、キュア・アップ)によれば、慶應義塾大学医学部内科学(呼吸器)教室とキュア・アップで共同開発を行ったニコチン依存症治療用アプリの治験を行った結果、アプリの有効性が確認できたそうです。

2018 年12 ⽉に国内第Ⅲ相臨床試験が完了しており、先⽇⽶国ダラスで開催された⽶国胸部学会(ATS)2019 の Late Breaking Clinical Trials Session において、慶應義塾⼤学医学部内科学(呼吸器)教室の舘野博喜医師が本治験結果の発表を⾏いました。
禁煙治療における治療⽤アプリの有効性を検証するための主要評価項⽬として設定した9-24 週における継続禁煙率*は、対照群と⽐べ、治療⽤アプリを使⽤した治験治療群で統計学的有意に⾼く、ニコチン依存症治療⽤アプリが禁煙の継続に寄与したことが⽰されました。

■>禁煙治療用アプリ 医療機器として国内初承認の見通し

■まとめ

オンライン診療と対面治療の組み合わせによる禁煙治療の治療継続効果は1.5倍にで取り上げたメドレーの川田裕美医師と自治医科大学 地域医療学センターの小谷和彦氏によって論文化が進められている臨床研究によれば、オンライン診療と対面診療を組み合わせた禁煙プログラムは、対面診療のみの治療と比べると治療継続効果が高いという結果が得られているそうです。

また、食道がんの予防や逆流性食道炎、胃食道逆流症の治療に禁煙が効果的といわれていますので、今回の治験の結果によっては、単なる禁煙治療だけではなく、病気の予防のためのサポートアプリとしての活用にもつながる可能性があります。

【関連記事】

治療空白期間中にこうしたアプリを活用して、治療継続へのモチベーションを維持させる仕組みはこれからのトレンドになっていくかもしれません。







なぜ喫煙率が下がっているのに肺がん死が増えているのか?

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■なぜ喫煙率が下がっているのに肺がん死が増えているのか?

たばこ消費と肺がん死亡との関係はあるが、20-25年のタイムラグ
たばこ消費と肺がん死亡との関係はあるが、20-25年のタイムラグ

参考画像:非感染性疾患と傷害による成人死亡の主要な2つの決定因子は喫煙と高血圧|厚生労働省スクリーンショット

肺がん死なぜ減らない?喫煙率下がってるけど

(2010/4/13、読売新聞)

たばこは多くの発がん物質を含み、がんの原因の3分の1を占めるとされる。

なかでも肺がんは、喫煙と強く関係しており、喫煙者の方が男性で4・4倍、女性で2・8倍なりやすい。

日本での肺がんによる死者は1960年に5000人余りだったのが、98年には5万人を超え、胃がんを抜いてがんの種類別死亡原因のワースト1になった。

その後も増え続け、2008年は約6万7000人が肺がんで亡くなっている。

肺がんによって亡くなっている人の数は、増え続けているそうです。

しかし、喫煙率は下がっているそうです。

世界でいち早く、たばこによる健康被害に警鐘を鳴らし、1960年代半ばから消費量が減り始めた米国でも、肺がん死亡率が低下に転じたのは90年代に入ってから。

約25年かかった。

日本人男性の喫煙率は60年代半ばから年々下がり、09年は39%にまで下がった。

だが、たばこ消費量全体の伸びに歯止めがかかったのは90年代半ばになってから。

日本人の喫煙率は2009年には39%まで下がったそうです。

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喫煙率が下がっているにも関わらず、なぜ肺がんによって亡くなっている人が増え続けているのでしょうか。

国立がん研究センターたばこ政策研究プロジェクトリーダーの望月友美子さんは

「がんは、正常細胞がゆっくりとがん化していく病気。

このため、喫煙率低下の影響が表れるのには、時間がかかる」と説明する。

<中略>

「米国の例をあてはめると、日本で肺がん死亡率が減るには、あと10年かかる計算になる」と、望月さん。

がんはゆっくりと進行していく病気であるため、喫煙低下の影響が現れ、肺がん死亡率が減るには時間がかかるそうです。

もう一つ、がんで亡くなっている人が増えている要因としては、寿命が延びていることが挙げられます。

全体で見ると、肺がんによる死亡率が増えていたとしても、禁煙による個人の健康への効果は早く現れるそうです。

禁煙の効果は、個人レベルではもっと早く表れる。

国際機関の研究では、禁煙後5~10年以内で肺がんの危険は減り、禁煙期間が長いほど危険度が下がる。

がんを予防するためにも、ぜひ禁煙をおすすめします。

■喫煙率の高さと健康の関係

喫煙が引き起こす疾患|WHO 世界のたばこの流行に関する報告書2009年版
喫煙が引き起こす疾患|WHO 世界のたばこの流行に関する報告書2009年版

参考画像:非感染性疾患と傷害による成人死亡の主要な2つの決定因子は喫煙と高血圧|厚生労働省スクリーンショット

岩手県、脳卒中の死亡率が全国でワースト1!その原因とは!?によれば、岩手県は脳卒中の死亡率が全国でワースト1なのですが、その原因の一つに喫煙率の高さがあります。

なぜ、青森県が平均寿命最下位なのか?|青森県を長寿県にするための方法とは?によれば、たばこに関しては厚労省の25年の国民生活基礎調査によると、青森県民の喫煙率は男性が40・3%で全国1位、女性は14・3%で同2位と、喫煙率は男女とも高いという結果が出ています。

たばこを吸う人は非喫煙者に比べてがんの再発リスクは2.5倍|山形大によれば、がん経験者でたばこをやめなかった人は、たばこを吸わない人に比べて、がんの発症リスクが約2.5倍になるそうです。

世界一受けたい授業 5月2日|エクオール|健康な血管を作る為の3つの習慣|最新のがん予防法によれば、喫煙は肺がん・食道がん・胃がん・すい臓がん・子宮頸がんのがんの発症リスクを上げるそうです。

国立がん研究センターが提供している「日本人のためのがん予防法|国立がん研究センター」でも禁煙をすすめています。

世界中からガンのリスクに関する論文を集め、徹底分析し、癌のリスクとなる要因を決定しようとする大規模プロジェクトです。

●喫煙

たばこは吸わない。他人のたばこの煙をできるだけ避ける。

■受動喫煙と肺がんの関係

受動喫煙が引き起こす疾患
受動喫煙が引き起こす疾患

参考画像:非感染性疾患と傷害による成人死亡の主要な2つの決定因子は喫煙と高血圧|厚生労働省スクリーンショット

受動喫煙による肺がんのリスク約1.3倍!|受動喫煙の肺がんリスク評価「確実」へ|国立がん研究センターによれば、たばこを吸わない日本人の受動喫煙による肺がんのリスクは、受動喫煙のない人に比べて約1.3倍高いという解析結果を発表し、肺がんに対する受動喫煙のリスク評価を「ほぼ確実」から「確実」に格上げしました。

受動喫煙が原因の死者数、年間1万5,000人|なぜ前回調査に比べて倍増したのか?|厚労省調査で紹介した厚生労働省研究班の調査によれば、受動喫煙が原因の死者数は、2010年の調査では、6800人と推定されていましたが、今回の調査ではほぼ倍増し、年間1万五千人と推計されるそうです。

受動喫煙が肺がん心筋梗塞だけでなく、脳卒中やSIDS(乳幼児突然死症候群)にも因果関係があるとされたため、大幅に増えたそうです。

受動喫煙を受けている女性は、受けていない女性より血圧が高い|東北大によれば、東北大学大学院薬学研究科の今井潤教授のグループによれば、受動喫煙を受けている女性は、受けていない女性より血圧が高いことがわかったそうです。

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■まとめ

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by cori kindred(画像:Creative Commons)

喫煙率が下がっているのに肺がんでなくなっている人が増えているという理由から疑問を感じている人もいるかと思います。

がんはゆっくりと進行していく病気であるため、喫煙低下の影響が現れ、肺がん死亡率が減るには時間がかかるため、長い目で見れば、喫煙率が下がることで肺がんで亡くなる方が減少していくでしょう。

個人のレベルでいえば、禁煙の効果は早く現れるので、健康が気になる方は、少しでも早く禁煙をしてくださいね。

→ 肺がんの症状・原因・予防するための検査 について詳しくはこちら







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女性の核性白内障の発病リスクを低くするにはビタミン・ミネラル類を多く含んだ健康的な食事が重要

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by Maria Morri(画像:Creative Commons)

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健康的ライフスタイルは女性の白内障リスクを低くする

(2010/9/17、日刊!目のニュース)

米ウィスコンシン州マディソン・ウィスコンシン大学Julie A. Mares博士らによって、女性の日常的な食事と白内障の因果関係を研究した結果がArchives of Ophthalmology(アーカイブス オブオプサルモロジー米国版)に発表されました。

アイオワ州・ウィスコンシン州・オレゴン州在住の女性1,808例を対象に実施された調査では、女性健康イニシアチブ(WHI)調査の一環である半定量的食物摂取頻度質問票への回答をもとに、検討されました。

その結果、WHI調査参加時に食事指針に従ってビタミン・ミネラル類を多く含んだ健康的な食事をしていた女性は、核性白内障の発病率が低いことがわかったのです。

Mares博士らは、

「健康的な食生活,禁煙,肥満の回避といったライフスタイルの改善が、米国人高齢女性における白内障手術を減らし、経済的負担を低減させる」

と、今回の研究結果を結論付けました。

マディソン・ウィスコンシン大学Julie A. Mares博士らの研究によれば、ビタミン・ミネラルなどバランスよい食生活や禁煙といった健康的なライフスタイルが女性の白内障の発症リスクを減らすということがわかったそうです。

白内障のリスクを減らすためにも、早い時期から、ビタミン・ミネラルなどバランスよい食生活や禁煙といった健康的なライフスタイルを作っていきましょう!

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公開日時: 2010年12月3日 @ 03:36

禁煙で太ってしまうのは肥満型腸内細菌が増えていることが原因!?|スイスのチューリヒ大学病院

Smoking

by Leonid Mamchenkov(画像:Creative Commons)




■禁煙で太ってしまうのは肥満型腸内細菌が増えていることが原因!?|スイスのチューリヒ大学病院

禁煙で太る原因、大食ではなく腸内細菌か スイス研究

(2013/8/30、AFPBB)

スイスのチューリヒ大学病院(Zurich University Hospital)の研究者らが発表した論文によると、体重が増加する原因は、禁煙前よりも多くの量を食べていることにはないかもしれないという。

禁煙後にカロリー摂取量を減らした人でも太る傾向があると指摘するゲルハルト・ログラー(Gerhard Rogler)教授は、たばこをやめた人の腸内細菌叢(そう)の組成に生じる変化が体重増加の原因かもしれないことを、他の研究者らと共に突き止めたと話している。禁煙すると腸内の細菌株の多様性が変化し、肥満症患者の腸内に多くみられるプロテオバクテリアとバクテロイデスという2種類の細菌が増えることが明らかになったという。

禁煙した人はよく食欲が増すために太りやすくなるといわれており、実際に太っている人が多いようです。

スイスのチューリヒ大学病院の研究者によれば、体重が増加する原因は、禁煙前よりも多くの量を食べていることにはなく、プロテオバクテリアとバクテロイデスという2種類の肥満型腸内細菌が増えていることが関係しているそうです。

これらの細菌は、エネルギーを非常に効率良く使用し、消化されにくい食物繊維を分解すると考えられている。結果として、食べ物が排せつ物として体外に排出されずに、通常よりも多く脂肪に変換されることになる。

やせない原因は腸にあった!?やせ型腸内細菌と肥満型腸内細菌|腸サビ|#世界一受けたい授業によれば、肥満型腸内細菌とヤセ型腸内細菌は両方とも誰もが持っており、同じものを食べていても、肥満型腸内細菌が多い場合は、栄養の吸収をどんどん促進させて肥満になってしまうのだそうです。

アメリカ人には肥満型腸内細菌を持つ人が多いと言われており、日本人にはヤセ型腸内細菌を持つ人が多いと言われています。

それは和食や食物繊維の多い野菜をよく食べているため、肥満型腸内細菌が抑制されているのではないかと考えられるそうです。

禁煙した人は、和食や食物繊維の多い食事を中心にするといいのではないでしょうか。







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「肺の生活習慣病=COPD」の疑いがある人の受診率は1割未満

ray gun

by Jon Bunting(画像:Creative Commons)

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■「肺の生活習慣病=COPD」の疑いがある人の受診率は1割未満

「肺の生活習慣病」受診率は1割未満

(2009/12/21、キャリアブレイン)

喫煙習慣が主な原因で、今回の新型インフルエンザではワクチン優先接種の対象疾患にもなっているCOPD(慢性閉塞性肺疾患)。

その疑いがある人のうち医療機関を受診したことがあるのは1割にも満たないことが、日本ベーリンガーインゲルハイムとファイザーの調査で明らかになった。

ファイザーでは、「肺の機能は年齢とともに衰えるが、COPDになるとその衰え方が激しくなる。

COPDの原因の大半がたばこであり、喫煙習慣を見直すことで、急激な肺機能の悪化を抑えることができる」などと指摘し、今後も疾患の啓発に努めたいとしている。

COPDの疑いがある人のうち、医療機関を受診したことがある人は1割未満だったそうです。

COPDの主な原因がタバコであるので、喫煙習慣を見直し、できれば禁煙をして、肺機能の悪化を食い止めましょう。

→ COPDの症状・原因・チェック・予防 について詳しくはこちら







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公開日時: 2010年1月19日 @ 06:51