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高血圧や糖尿病など生活習慣病に関する医療費急増|練馬区調査




生活習慣病の医療費急増 練馬区調査

(2010/6/9、msn産経)

東京都練馬区で高血圧や糖尿病など生活習慣病に関する医療費が平成17年度から20年度の4年間で10%増え、区財政を圧迫する要因になっていることが、区の調査で分かった。

生活習慣病になる可能性が高いメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)とその予備軍の割合は男性が圧倒的に多い。

区は「特に男性はメタボ健診を積極的に受診して」と呼びかけている。

東京都練馬区では、高血圧糖尿病などの生活習慣病に関する医療費が急増しているそうです。

そして、この医療費の急増が区の財政を圧迫しているようです。

さらに、1人当たりの年間医療費も調べたところ、2000万円以上の高額な医療費がかかった区民の8割が、複数の生活習慣病を抱えていることも判明した。

複数の生活習慣病に抱えている人が高額の医療費が掛かっているようです。

メタボ健診などで予防を行なっていくことが今後より重要になりそうですね。

【関連記事】

知らないと損する!医療費徹底節約|たけしの本当は怖い家庭の医学

生涯医療費をできるだけ低くするには、その時々の段階での治療をきちんと行うことが重要です。

また、メタボリックシンドロームの段階できちんとした対策をとることも医療費を低くする方法ともいえます。

メタボが悪化すると多額の医療費がかかります。

(急いでメモしたため、詳細な金額は間違っているところもあるかもしれません。)

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高血圧 174万7500円

脂質異常症高脂血症) 368万2200円

糖尿病 584万8200円

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メタボリックシンドロームだとかかる医療費5割増し

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中国、肥満や糖尿病が新たな課題に-医療保険改革は前途多難




飽食の中国、肥満や糖尿病が新たな課題に-医療保険改革は前途多難

(2010/5/25、Bloomberg)

中国は数千年にわたって国民の食糧確保という課題を抱えてきたが、世界で最も高い成長率を誇る今、矛盾する問題に直面している。

それは過食だ。

米ノースカロライナ大学チャペルヒル校の肥満に関する学際研究センターのディレクター、バリー・ポプキン氏は電話インタビューで、肥満の人の割合は約30%と、2004年時点の25%から拡大しているとの推計を示した。

中国は経済成長に伴って、食事の内容が変わり、肥満や糖尿病が問題となっているというのは、このブログで何度もお伝えしております。

糖尿病 についてはこちら。

肥満率の上昇は中国の包括的な医療制度改革の実現を困難なものにしている。

中国では3億人以上が医療保険に加入していない状態だ。

中国政府は20年までに全国民約13億人に医療保険を提供するため総額1250億ドル(約11兆2000億円)を投じる計画を進めている。

世界銀行の保健担当シニアスペシャリスト、王世勇氏(北京在勤)は電話インタビューで、中国の計画では基本的な給付のみがカバーされ、肥満に関連する慢性疾患の外来診療などのサービスは含まれていないと指摘した。

この状況が続けば、中国は、肥満による大きな影響を受けそうです。

 

米医学雑誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンの3月25日号に掲載された調査結果によると、中国では成人9200万人以上が主に高カロリーの食事や運動不足によって引き起こされる「2型糖尿病」に苦しんでいる。

国際糖尿病連盟(ブリュッセル)はこのデータを基に、中国の糖尿病患者数は30年に5億人に迫るとの見通しを示した。

記事によれば、中国ではもうすぐ約1億人が糖尿病になるかもしれません。

そして、さらには、2030年には、5億人(!)になるのではないかという予測が立てられているそうです。

 

健康と生産性の関係|出勤していても体調不良を感じている社員は労働生産性が下がっているによれば、肥満の労働者は業務遂行障害が2.3倍になるといわれています。

米国では肥満による健康リスクも大きな問題になっている。

肥満の労働者は、メタボリック・シンドロームになるリスクが健康な労働者の約9.4倍、高血圧のリスクが4倍にもなることがわかっている。

さらに、注目に値するのは肥満労働者の業務遂行障害が2.3倍にもなるという事実である。

つまり、もし実際に中国がこのままの状況であれば、健康問題によって、労働生産性が下がり、また医療が国の財政に影響を与え、経済成長がストップしてしまうかもしれません。

日本としては、医療観光に力を入れていくべきかもしれません。







中国は糖尿病の罹患率が10%、患者数でも世界最多―米紙

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by DvYang(画像:Creative Commons)

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中国は糖尿病の罹患率が10%、患者数でも世界最多―米紙

(2010/3/25、レコードチャイナ)

2010年3月25日、環球時報によると、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルはこのほど、中国では成人の10人に1人が糖尿病患者で、他に16%が糖尿病予備軍の状態だと伝えた。

この数値はドイツやカナダなど欧米諸国を上回るもので、米国(11%)に匹敵している

中国は、成人の10%が糖尿病患者なのだそうです。

糖尿病 とは

現在、中国には9200万人の糖尿病患者がおり、すでにインドを超え、世界最多の糖尿病患者を抱える国になっている。

患者数でも世界最多となっているそうです。

以前取り上げたニュースでも、中国では、肥満や糖尿病、脂肪肝高血圧高コレステロール血症などが問題となっており、その影響は子供にまで及んでいます。

【関連記事】

糖尿病予防・対策を行わなければ、この数はさらに増えていきそうです。

→ 糖尿病の症状 について詳しくはこちら

P.S. 日本に糖尿病治療ツアーにくる中国の方が増えるかもしれませんね。







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糖尿病:学会が新診断基準決める 確実に早期発見しやすく

(2010/5/27、毎日新聞)

日本糖尿病学会(門脇孝理事長)は27日、岡山市内で総会を開き、糖尿病の新診断基準を決めた。

従来の血糖値による診断に加え、過去1~2カ月の平均的な血糖状態を示すヘモグロビンA1c(HbA1c)を取り入れる。

確実に早期発見しやすくなり、糖尿病や合併症の減少が期待できるという。

7月1日から適用する。

日本糖尿病学会で、糖尿病の新基準が決まったそうです。

また、HbA1cの数値を国際基準に合わせる方針も確認された。7月1日から国際学会の発表などで新しい基準を使用する。

国際基準にあわせていくようですね。

糖尿病の症状・初期症状|糖尿病とは についてはこちら。

 

P.S. 1年以上前から糖尿病の診断基準の見直しという案が出ていましたが、実際に変わるまでには、時間がかかるものなんですね。

【関連基準】







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適度の飲酒、糖尿病のリスク減らす可能性=研究

glass of wine

by Steve Bedak(画像:Creative Commons)

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適度の飲酒、糖尿病のリスク減らす可能性=研究

(2010/5/26、ロイター)

健康な成人が1日にグラス1─2杯のアルコール飲料を摂取した場合、まったく飲酒しなかった人と比べて、特定の糖尿病の罹患率が低いとするオランダでの研究結果が25日明らかになった。

オランダでの研究結果によれば、一日に1~2杯の飲酒は、糖尿病のリスクを減らす可能性があるそうです。

研究は、オランダ国立公衆衛生環境研究所と同国の複数の科学・医学関連の研究施設が、主に40歳以上の人々がかかる「2型糖尿病」に焦点を当て、成人3万5000人を対象に10年間にわたって実施。

その結果、健康的な生活に加えて適度の飲酒を続けた人たちは、アルコールを完全に控えた人々と比べて2型糖尿病にかかる割合が40%低かった。

このように紹介されると「お酒を飲んだ方がいいなら、どんどん飲もう」という人がいるかも知れないので、あくまでも「適度な飲酒」が大事なポイント。

適度な飲酒とはどのくらいの飲酒なのでしょうか。

同研究では「適度な飲酒」量について、女性の場合は1日最大グラス1杯、男性の場合は同2杯と定義している。

また「健康的な生活」については、バランスの取れた食生活と適度な運動を行うこと、肥満を予防し喫煙をしないこととしている。

まとめると、

●バランスのとれた食生活

●適度な運動

●禁煙

●肥満予防

●適度な飲酒(女性一日グラス1杯、男性一日グラス2杯まで)

が糖尿病のリスクを減らす生活と言えそうです。

 

→ 糖尿病の症状 について詳しくはこちら







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