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香川県の小4の血液検査で1割の子どもが肝機能、脂質、血糖値の異常値を示す

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by Brad Flickinger(画像:Creative Commons)




■香川県の小4の血液検査で1割の子どもが肝機能、脂質、血糖値の異常値を示す

小4の1割、おじさん化?…肝機能・脂質に異常

(2015/8/3、)

小学4年生を対象に、香川県が昨年行った血液検査で、肝機能、脂質、血糖値の異常値を示した子どもの割合が、それぞれ1割に上ることが分かった。

<中略>

総コレステロールや、中性脂肪などの脂質が異常値となった子どもは男子10・2%、女子11・5%。高血糖状態が続いていることを示す「HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)」の高値は、男子12%、女子10・9%だった。

香川県の小学4年生を対象に行なった血液検査において1割の子どもが異常値を示したことがわかったそうです。

■検査値異常の子どもの生活習慣の特徴

同県の調査で、検査値異常の子どもは「腹いっぱい食べる」「早食い」「1日のゲーム時間が長い」「特別な運動をしない」などの生活習慣が多いことが分かっている。

香川県の調査によれば、検査値が異常だった子どもは、食べ過ぎ、早食い、ゲーム時間が長い、運動不足といった生活習慣が多かったそうです。

■子どもの食事の変化が関係している?

働く母親が子どもの夕食の主菜に魚料理を調理するのは9.3%|子供に魚を食べさせたほうが良い理由とはによれば、働く母親が子どもの夕食の主菜に魚料理を調理するのは9.3%だったそうです。

1975年型食事が健康によい!?|世界一受けたい授業 4月25日によれば、2005年の食事は、コメが少なく、肉類、油脂類が多く、丼ものやパスタなどの単品メニューが目立ってきているそうです。

つまり、昔から比べると、魚介類から肉類を摂取する機会が増え、また、単品メニューが増えていることがわかります。

また、その他にも、ファストフードの食べ過ぎや清涼飲料水の飲みすぎ、運動不足なども肥満の原因と考えられます。

■まとめ

子どもの食事とIQに関連性、健康志向の食事で有意に高くというニュースであったり、子どもの肥満は55歳になる前に死亡するリスクが高まるというニュースもありますので、ぜひとも、食事内容を含めた食習慣の改善、運動する機会を増やして、生活習慣病を予防してほしいですね。







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春には、たんぱく質・旬の食材を取り入れて、肝臓をいたわろう!

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by Ishikawa Ken(画像:Creative Commons)

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お酒だけではない!春は肝臓をいたわる季節です。

(2012/4/6、毎日キレイ)

冬の間に体内に蓄積されたのは“熱”だけではなく、寒さのため活動が滞りがちになったためにたまってしまった“毒素”たち。

春を迎えて、活発に動こうと目覚めたカラダが、それらを解毒しようとするのに、肝臓にはかなりの負担がかかってしまうため、春は肝臓が弱ってきてしまうようです。

こういう理由で、この季節、肝臓に負担がかかってしまうのは決して歓送迎会やお花見などでお酒を飲みすぎてしまうだけではなさそうです。

春は、体内リズムが冬型から春型になり、ホメオスタシスを維持する機構が変化する時期であり、また冬の間に溜まった毒素を解毒しようとする時期であり、そして歓迎会やあいさつ回りでお酒を呑む機会が増えたり、新しい職場との人間関係でストレスや疲労がたまってくるため、肝臓に負担がかかってしまいがちです。

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■たんぱく質は肝臓に欠かせない!

そんな弱ってしまった肝機能の回復に欠かせないのがたんぱく質です。

たんぱく質は筋肉を作りあげるのにも重要な役割をしますが、肝臓にたまった脂肪(中性脂肪)を血液中に送り込んで出してくれる役割もしています。

たんぱく質が極端に不足してしますうと脂肪肝になる恐れもあるのです。

この場合、動物性たんぱく質ばかり摂取すると脂肪分も取りすぎてしまい余計に肝臓が疲れてしまうことも。

おすすめは高たんぱくで低脂肪のお豆腐や大豆製品を中心に、動物性と植物性をバランスよく摂取することです。

肝臓の働きを高めるためには、タンパク質が必要です。

例えば、卵には食事からとる必要のある必須アミノ酸がバランス良く含まれているので、おすすめです。

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また、内臓の体内時計をリセットすることにもタンパク質が必要です。

タンパク質の少ない朝食の場合は、時計遺伝子はリセットされず、内臓の機能も低下したままになり、体内に脂肪を溜め込みやすくなります。

体内時計 ダイエット|たけしの家庭の医学 5月25日

内臓:朝食がリセット方法

※内臓の時計遺伝子をリセットするには、たんぱく質が必要。

朝食にタンパク質を取ることで、その刺激が小腸に到達し、小腸の時計遺伝子を動かす。

すると、その信号が胃や肝臓にも伝わり、エネルギー代謝がはじまる。

そのため、タンパク質の少ない朝食の場合は、時計遺伝子はリセットされず、内臓の機能も低下したままになります。

すると、すでに活性化している脳が、栄養分が入っていないことを感知し、体が飢餓状態にあると判断します。

そのような状態で昼食をとると、飢餓状態に対応するため、体内に脂肪をため込む機能がスタート。

脂肪がエネルギーとして消費されず、コレステロール量が増加してしまう。

 

■春の山菜&貝で解毒

一年中、どんな食材でも手に入るようになりましたが、やはりこの季節ならではの旬の食材の王道はなんといってもこの季節限定の「春の山菜」たちです。

その独特なの苦みやアクのある春の山菜(タケノコ、ふきのとう、タラノメ、ワラビ、ゼンマイなど)の新芽を食べることで、冬の間に蓄積された脂肪分の分解や解毒作用を高めてくれるアルカロイドやポロフェノールを取ることができます。

この記事では、春の山菜を紹介していますが、春の野菜と果物にも“抗酸化成分”が豊富です。

その旬の季節には体にとって欠かせない栄養素が含まれているのではないでしょうか。

また、貝類ではシジミが肝臓に効果的とよく聞きますが、いまの季節はなんといってもアサリが旬です。

シジミに匹敵する鉄分を含み、ビタミンB12の含有量は貝類の中でもトップクラスです。

ビタミンB12には神経細胞の核酸や、たんぱく質、脂質の合成を補助、修復して、精神の安定、集中力、記憶力を向上させる働きがありますので、新生活をスタートさせる人には持ってこいの旬な食材ですね。

貝類には肝臓を助けてくれる栄養素が豊富です。

タウリンが豊富な食品もおすすめです。

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旬の食べ物を積極的に日頃の食事にとりいれていきたいですね。

P.S.

肝臓を守るためにも、1.リラックス 2.肝臓の負担を減らす 3.肝機能を助ける、という3つの点が重要です。

→ 脂肪肝とは|脂肪肝の症状・原因・治し方 について詳しくはこちら。

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製造業従事者の健康状態に問題|高脂血症、頚椎・腰椎の異常、尿酸値の上昇、肝機能の異常、脂肪肝などの症状が多い|中国

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by Fabrice Florin(画像:Creative Commons)




製造業従事者の健康状態に問題、長時間労働や休憩不足で―中国

(2011/4/15、レコードチャイナ)

健康状態が最も悪かった製造業界では、高脂血症(73.8%)、頚椎・腰椎の異常(30.1%)、尿酸値の上昇(30.9%)、肝機能の異常(32.9%)、脂肪肝(27.3%)などの症状が目立った。

労働者の健康に問題のある業界の中で最も健康状態が悪かったのが、製造業界だったそうです。

製造業の従事者は、高脂血症、頚椎・腰椎の異常、尿酸値の上昇、肝機能の異常、脂肪肝などの症状が多かったようです。

製造業界の従事者の健康状態が悪化している理由として、以下のような理由が考えられるようです。

調査組織委員会主席の韓小紅(ハン・シャオホン)博士は「製造業界では、約8割が1日8時間以上働き、6割が週休2日を実施できておらず、約7割が疲労を感じている」とし、長時間の労働に加え、休憩やトレーニング不足が健康状態を悪化させていると話した。

また、健康に対する意識不足や食生活バランスの欠如、不健康なライフスタイルなども影響していると指摘している。

今回の記事では、製造業界を中心に書かれていましたが、中国では、肥満糖尿病が新たな課題となってきています。

健康に対する知識を広めていくことが重要だと思います。







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オルニチンで筋肉増強・体脂肪減少・メタボ対策ができる!?

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by Leon Brocard(画像:Creative Commons)

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【知ってる!?】オルニチン(3)

(2010/5/17、msn産経)

オルニチンは肝機能の向上、肉体・精神疲労やアルコール性疲労を回復させ、解毒作用も促すアミノ酸として注目されている新顔の栄養素だ。

<中略>

オルニチンは成長ホルモンの分泌を促し、タンパク質合成や糖・脂肪の代謝を促進する効果もある。

運動とともに日常取り入れることで筋肉増強や体脂肪減少も期待されている。

メタボ対策にも活用したいアミノ酸だ。

オルニチンは、肝機能の向上や疲労回復するとして注目されている栄養素ですが、運動とともに取り入れることで、筋肉増強や体脂肪減少も期待されているそうです。

オルニチン についてはコチラ

肝臓 についてはコチラ

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4人に1人に肝機能の異常がある!?|肝臓の働きを良くする方法とは?

Eric cooked lunch at the studio

by Juhan Sonin(画像:Creative Commons)

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肝臓を健康に保つにはどうしたら良いのかについて、日本肝臓学会専門医の須田都三男・元東京慈恵会医科大准教授に聞いたインタビュー記事をご紹介します。

■男女全体で4人に1人、男性だけでは3人に1人に肝機能の異常がある

ヘルシーリポート:腹八分目で飲み過ぎず=須田都三男さん

(2010/4/10、毎日新聞)

--現代人は肝臓の働きの悪い人が多いのでしょうか。

須田氏 人間ドックの統計(08年)によると、男女全体で4人に1人、男性だけでは3人に1人に肝機能の異常があります。

肝臓は沈黙の臓器といわれ、病気が相当重くならないと自覚症状が表れないので、症状がないからといって安心は禁物です。

人間ドックの統計(08年)によれば、男女全体で4人に1人が肝機能の異常があり、男性に限れば3人に1人に肝機能の異常があるそうです。

しかし、肝臓の自覚症状は現れにくいので、気づかない方も多いのではないでしょうか。

■肝臓の機能が悪くなる原因

肝臓の機能が悪くなるのには、どのような原因があるのでしょうか。

--どんな原因が考えられるのでしょうか。

須田氏 アルコールの飲み過ぎはもちろん、肥満や運動不足、睡眠不足、精神的なストレスも関係します。

肝臓に中性脂肪がたまって脂肪肝になると、脂肪性肝炎や肝硬変になる恐れもあります。

中性脂肪が高くても脂肪肝につながりますので、健康診断で中性脂肪の数値が200を超えるようなら要注意です。

--酒の飲み過ぎはなぜ肝臓に悪いのでしょうか。

須田氏 アルコールは体内でアセトアルデヒドという有害物質に変わります。

肝臓はこれを無害な物質に処理してくれます。

アルコールを過剰に飲み続けると肝臓が疲れるだけでなく、脳に供給される糖などの産生も阻害されます。

また、肝臓は有毒なアンモニアを尿素に変えて排せつする役割も果たしており、機能が低下すると、その処理が滞ってしまいます。

今回のインタビュー記事では、アルコールの飲み過ぎにスポットを当てていますが、肝臓の機能が落ちる原因は、アルコールの飲み過ぎだけでなく、肥満や運動不足、睡眠不足、精神的ストレスなども関係しています。

原因はひとつだけでなく、複数あることも考えられます。

生活習慣の見直しが重要だと言えるのではないでしょうか。

→ 脂肪肝とは|脂肪肝の症状・原因・治し方 について詳しくはこちら。

→ 肝臓とは|肝臓の機能・働き・位置(場所) について詳しくはこちら。

→ 肝臓の病気|肝臓病の初期症状・種類・原因 について詳しくはこちら。

■肝臓の働きを良くする方法

--働きをよくする方法はあるのでしょうか。

須田氏 シジミに含まれるオルニチンというアミノ酸は、アンモニアを尿素に変える上で大切な役割を果たしており、欧米ではサプリメント(栄養補助食品)や医薬品にもなっています。

もっと研究が必要ですが、オルニチンは脳の視床下部の下垂体に作用して成長ホルモンを増やしたり、ストレスを軽減させる働きも期待されています。

もちろんサプリメントだけに頼るのはよくありません。

アルコールの過剰摂取はやめ、腹八分に食べること、ストレスがたまらないようにすることが肝臓を守るための基本です。

最近は、しじみに多く含まれるオルニチンに注目が集まっていますね。

オルニチン について詳しくはこちら

食事やサプリメントで取り入れてみても良いかもしれません。

この記事の最後にも紹介されている通り、アルコールの過剰摂取はやめ、腹八分に食べること、ストレスがたまらないようにすること=生活習慣を見直すことが肝臓を守るための基本だと思います。

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