「肥満」タグアーカイブ

秋の危ない習慣|#ホンマでっか




tilt shifting in autumn

by Ken Phelan(画像:Creative Commons)

2012年10月17日放送のホンマでっかTVは「秋の危ない習慣」がテーマでした。

 

■太っている人を見るだけで食欲が増し食べる量増加!?

コロラド大学が実験したクッキーの試食会での調査

■太った人の写真を見るだけでも食べる量が増える!?

人は直前に見たものに影響されやすい

詳しい内容は、肥満はなぜ「伝染」するのか:実験結果でご紹介しました。

2番目の実験では、被験者にクッキーの試食をさせた。

事前に過体重の人の写真を見せられた被験者たちは、樹木や金魚鉢、標準体重の人の写真を見せられた被験者と比べて2倍のクッキーを食べた。

【関連記事】

 

■試験直前に教授に会うだけで点数アップ!?

プライミング効果(事前に提示された情報で脳内システムが変化)

 

■同じ食べ物でもニオイが強いと食欲減退!?

ニオイが強い→嗅覚で満足し食欲減退に

 

■ヒップ・ウエスト比は死亡率に関係する!?

ウエスト:ヒップの差が大きいほど死亡率が高い(くびれがないほど死亡率が高い)

【くびれ 関連記事】

ビタミンD不足の肥満者は骨密度が低下し歩行困難になりやすい。

 

■節電で冷たい物を摂り過ぎこの秋体調に異変!?

夏冷たいものを多く食べる→胃腸が弱る

【関連記事】

夏場の節電対策のために、冷たいものを多く摂取することで暑さをしのごうとした人が多かったそうです。

そのことにより、冷たいものを過剰に摂取することで体を冷やしすぎてしまい、免疫力や代謝が落ち、太りやすくなってしまったようです。

もしかすると、こうしたことが低体温・冷え性の原因の一つとなっているのかもしれません。

→ 低体温 について詳しくはこちら。

→ 冷え症 について詳しくはこちら。

 

■この夏糖分過剰摂取でニキビが増加!?

甘いものでニキビができた女性は今年は多かったそうです。

【関連記事】

 

■秋は皮脂過剰分泌で湿疹に注意!?

暑い湿気のある夏→涼しい乾燥した秋になると、脂漏性皮膚炎で湿疹が出やすい

脂漏性皮膚炎→ストレスも原因(睡眠+ビタミンB摂取が必要)

 

■脳出血・くも膜下出血は秋に発症しやすい!?

秋は病気になりやすいというのは、気温低下と乾燥(目の病気、のど・鼻の病気)によるで、また秋特有の花粉症というものもある。

脳出血・クモ膜下出血の死亡率が高いのは9月/10月。

脳出血・くも膜下出血は秋の夕方に発症しやすい。

ストレス過多な夏を過ぎ秋の落ち着く時期に発症

■秋は背が低く一面に咲く草花が花粉症の危険!?

ブタクサ・ヨモギ:秋の花粉症の原因となる代表される草花

秋の草花の花粉は広範囲に行かない→近づかないことが大事

【関連記事】

 

■秋は子どもの中耳炎に気をつけろ!?

子どもは夏に疲労が溜まる→気管支が弱くなる

秋に子どもが耳を気にしている時は中耳炎の危険性あり

【関連記事】

 

■秋は日照時間減少でもの悲しくなる!?

秋はメンタル面も弱る時期

日照時間と人間には関係がある。

日照時間が短くなると、幸せホルモンが減少し、悲しくなる。

秋の文学・歌は悲しい作品が多い→日本人の心には染みる

 

■秋生まれは100歳まで長生きする傾向に!?

米・シカゴ大学が1880年~1895年に生まれた1500人を対象に調査

秋生まれ(9月~11月)が100歳まで生きる確率が高かった

 

■3・5・7月生まれは100歳までの生存率が低い!?

春~夏生まれは夏に感染症にかかる危険性が高かった。

秋は母体のホルモンバランスが良好(秋は食べ物が良くビタミンもとれるため)で胎児に良い影響を与える

温帯の島国は北半球では日本のみ(南半球ではニュージーランド)

 

■楽しみを目的に掲げるイベントは飽き易い!?

人は盛り上がろうと自覚する→楽しくなくなる

目的が競争のイベント→自然と楽しみが伴い盛り上がる

例:オリンピック:楽しみ+競争

 

■女性は仲間の中でも競争心が存在する!?

仲良くしながらも仲間を出し抜くのが女性本来の姿

 

■42℃の湯に浸かるとシワが抑制される!?

37度のお湯と42度のお湯にマウスをつけ紫外線を当てた実験によれば、37度のお湯につけたマウスにはシワが出来、42度のお湯につけたマウスはシワが抑制された。

42℃のお湯に5分間毎日浸かると少しハリが出てコラーゲンが作られる

ヒートショックプロテイン→細胞をストレスに強くするタンパク質

【関連記事】

 

■美容皮膚科では60℃の熱で小顔に出来る!?

皮膚の表面を冷やしながら皮膚の奥だけ60度にできるので、小顔にできる。

麻酔クリームを塗り皮膚深部に熱刺激を与える(サーマクール)

小顔→それぞれのパーツがはっきりして本来の顔に

顔全体の治療で約40万円(個人差による)

顔だけでなく全身を小さく出来る!?

 

■頻尿がうつ病の兆候であることも!?

涼しくなると膀胱が固くなる→尿が溜められずに頻尿に

うつ病の人の約2~3割に頻尿・残尿の症状がみられる

頻尿の症状がひどい人はうつ病の疑いも

1日の排尿回数は6~7回が普通

尿が気になり生活に制限→頻尿の可能性大







長時間座っていることは、どのくらい健康に悪いのか?




■長時間座っていることは、どのくらい健康に悪いのか?

New sit-stand workstation for my office

by John M(画像:Creative Commons)

話題のApple Watchには、「スタンド」という椅子から立ち上がった頻度を測る機能がついています。

これは、

一日のうちのある時間だけアクティブでも、長い時間座っていると、それ自体が健康上のリスクをもたらします。

という考え方が基になっているようです。

これまでにも長時間座ることは健康に良くないということについて取り上げてきましたが、Appleもそのことを意識しているようです。

【関連記事】

今回紹介する記事では、長時間座ることの健康への影響について紹介されています。

長時間座っていることがどれだけ体に悪いのか?

(2015/5/21、ギズモード)

[vimeo]https://vimeo.com/127425586[/vimeo]

Is sitting damaging our health?|VIMEO

人間は座るとすぐに、脂肪を分解する酵素が90%減少、インスリン値は下がり善玉コレステロールも減少。一方で血圧はあがります。脚の筋肉で支えていた体重は首と背骨にかかり、座ることで脳の血栓ができやすくなるとも。さらに、肥満、糖尿病、心循環系の病のリスクも高まり、心臓病のリスクも2倍に。さらにさらに、乳がんも長時間座っていることが悪影響を与えてるといいます。

長時間座ることの健康への影響についてまとめてみます。

  • 脂肪を分解する酵素が90%減少
  • インスリン値は下がる
  • 善玉コレステロール減少
  • 血圧は上がる(高血圧
  • 脚の筋肉で支えていた体重は首と背骨にかかり、座ることで脳の血栓ができやすくなる
  • 肥満糖尿病、心循環系の病のリスクも高まり、心臓病のリスクも2倍になる
  • 乳がんにも悪影響を与える

長時間イスに座っているのは、健康に良くないらしいによれば、座っているときは、体の代謝に必要な仕組みがストップされているそうです。

普段からよく歩く人達に歩く量を減らしてもらう実験を行うと、糖分や脂肪の代謝機能が低下し、体脂肪率が増加したそうです。

生活習慣を改善したい人やダイエットしたいという人で長時間椅子に座るような習慣を持っている人は、まず立つ習慣を増やすようにしましょう。







【関連記事】
続きを読む 長時間座っていることは、どのくらい健康に悪いのか?

赤ワインに含まれる「ε(イプシロン)-ビニフェリン」には内臓脂肪の蓄積抑制・減少効果がある

> 健康・美容チェック > 生活習慣病 > 肥満 > 赤ワインに含まれる「ε(イプシロン)-ビニフェリン」には内臓脂肪の蓄積抑制・減少効果がある




red wintery wine at Osteria Marco

by Jing(画像:Creative Commons)

赤ワインに含まれる「ε-ビニフェリン」に肥満抑制効果があることを実証

(2016/1/20、マイナビニュース)

メルシャンはこのほど、キリンのワイン技術研究所、健康技術研究所と共同で、赤ワインに含まれるポリフェノールの一種「レスベラトロール」の二量体である「ε(イプシロン)-ビニフェリン」の肥満抑制効果を世界で初めて明らかにしたと発表した。

メルシャン、キリンのワイン技術研究所、健康技術研究所の研究によれば、赤ワインに含まれるε(イプシロン)-ビニフェリンを高脂肪食に含ませて与えたマウスでは、内臓脂肪の蓄積量が有意に減少することが分かり、肥満により生じる炎症も抑えられていることがわかったそうです。

赤ワインに含まれるポリフェノールの一種「ε-ビニフェリン」が高脂肪食による肥満を抑制する効果を発見
赤ワインに含まれるポリフェノールの一種「ε-ビニフェリン」が高脂肪食による肥満を抑制する効果を発見

参考画像:<参考資料>赤ワインに含まれるポリフェノールの一種「ε-ビニフェリン」が高脂肪食による肥満を抑制する効果を発見(2016/1/18、キリン)|スクリーンショット

<参考資料>赤ワインに含まれるポリフェノールの一種「ε-ビニフェリン」が高脂肪食による肥満を抑制する効果を発見

(2016/1/18、キリン)

●「ε-ビニフェリン」を脂肪細胞のモデルである3T3-L1細胞に添加したところ、脂肪細胞のマーカー遺伝子であるPPARγの発現が抑制され、脂肪の蓄積を低減させることが分かりました。

●高脂肪食に「ε-ビニフェリン」を含ませて与えたマウスでは、内臓脂肪の蓄積量が有意に減少することが分かり、肥満により生じる炎症も抑えられていました。

「ε-ビニフェリン」は脂肪細胞のマーカー遺伝子であるPPARγの発現を抑制することで脂肪蓄積を抑制することが分かり、高脂肪食による肥満を抑制する効果があることがわかりました。

→ 内臓脂肪を減らすには|内臓脂肪の落とし方 について詳しくはこちら







【赤ワイン関連記事】
続きを読む 赤ワインに含まれる「ε(イプシロン)-ビニフェリン」には内臓脂肪の蓄積抑制・減少効果がある

朝食を抜く食生活をしている人は、動脈硬化を発症するリスクが高くなる!?

> 健康・美容チェック > 動脈硬化 > 朝食を抜く食生活をしている人は、動脈硬化を発症するリスクが高くなる!?

【目次】




■朝食を抜く食生活をしている人は、動脈硬化を発症するリスクが高くなる

breakfast

by zoghal(画像:Creative Commons)

「Journal of the American College of Cardiology」に掲載された研究論文によれば、朝食を抜く食生活をしている人は、動脈硬化を発症するリスクが高くなるそうです。

なぜ朝食を抜く食生活をする人は動脈硬化の発症リスクが高くなるのでしょうか?

朝食欠食する習慣をする人は、全体的に不足した食事であったり、頻繁にアルコールを摂取していたり、喫煙といった不健康な生活習慣を持っていて、また、高血圧や過体重、肥満である人が多かったそうです。

■朝食の欠食状況

朝食を食べる回数が週2回以下の人は、毎日食べる人に比べて脳出血リスクが36%高まるによれば、磯博康大阪大教授と国立がん研究センターなどのチームによれば、朝食を食べる回数が週2回以下の人は、毎日食べる人に比べて脳出血リスクが36%高まるそうです。

朝食欠食状況の変遷|平成28年食育白書
朝食欠食状況の変遷|平成28年食育白書

参考画像:第1部食育推進施策をめぐる状況|平成28年食育白書スクリーンショット

第1部食育推進施策をめぐる状況|平成28年食育白書

普段、朝食をほとんど毎日食べていると回答した成人は83.7%、小学6年生は87.3%、中学3年生は83.3%という結果でした。

一方、朝食の欠食状況について、朝食を「週に2~3日食べる」、「ほとんど食べない」と回答した成人は11.4%だったのに対し、朝食を「あまり食べていない」、「全く食べていない」と回答した小学6年生は4.5%、中学3年生は6.6%という結果でした(図表1-1-5)。

平成28年食育白書によれば、朝食の欠食状況について、朝食を「週に2~3日食べる」、「ほとんど食べない」と回答した成人は11.4%だったそうです。

朝食抜き、30代男性の30%超=10年で10ポイント上昇で紹介した厚生労働省の「2007年国民健康・栄養調査」によれば、若い男女を中心に朝食を取らない人の割合が増加傾向にあり、30代男性では10年前に比べ約10ポイント上昇し、30%を超えているそうです。

朝食を抜く生活習慣を持つ人は、脳卒中になりやすかったり、むし歯になりやすいそうです。

なぜ朝食を食べないことが脳出血の危険性を高めるのでしょうか?




■朝食の欠食と脳卒中の関連

朝食の欠食と脳卒中との関連について|国立がん研究センター

脳出血の最も重要なリスク因子は高血圧で、特に、早朝の血圧上昇が重要なリスク因子であると考えられています。また、朝食を欠食すると空腹によるストレスなどから血圧が上昇することが報告されています。逆に朝食を摂取すると血圧上昇を抑えられることも報告されています。これらの報告から、朝食を欠食することで朝の血圧が上昇し、毎日朝食を摂取する人に比べて脳出血のリスクが高くなっていた可能性が考えられます。

脳出血の危険因子は高血圧で、特に早朝の血圧上昇が重要な危険因子なのだそうです。

朝食を食べないとストレスなどから血圧が上昇すると報告されており、そのことから、朝食を食べないことによって、脳出血リスクを高めると考えられるようです。

朝食をたくさん食べると、糖尿病や高血圧の予防になる!?|テル・アビブ大学によれば、たっぷり朝食を食べる派の人は、やせやすく、また糖尿病高血圧高コレステロール血症を予防できるという結果が出たそうです。

それは、食後の血糖値の上昇が緩やかであることにより、太りにくく、糖尿病高血圧高コレステロール血症といった病気にもなりにくくなっているようです。

→ 高血圧の症状・食事・数値・予防・原因・対策 について詳しくはこちら

■朝食欠食する子供は虫歯が多い

虫歯は、朝食を欠食する子供に多い |富山大学
虫歯は、朝食を欠食する子供に多い |富山大学

参考画像: 虫歯は、朝食を欠食する子供に多い |長時間メディア利用、睡眠不足、朝食欠食の子供は虫歯になりやすい?(2017/5/29、富山大学)|スクリーンショット

なぜ虫歯は、長時間メディア(特にゲーム)利用、睡眠不足、朝食欠食の子供に多いの?|富山大学で取り上げた富山大学地域連携推進機構地域医療保健支援部門によれば、虫歯は朝食を欠食する子供に多いことがわかったそうです。

朝食欠食→空腹ストレスによって、交感神経活動が高くなり、唾液分泌量が低下する可能性があり、その唾液分泌の減少によって虫歯になりやすいと考えられるそうです。

■まとめ

研究論文によれば、朝食をスキップする人は体重を減らそうと思って朝食を抜いていますが、その後の時間帯に不健康な食事をたくさんとっていることが多く、その結果、ホルモンバランスが崩れたり、サーカディアンリズム(概日リズム)が乱れてしまう可能性があるそうです。

2017年ノーベル生理学・医学賞:体内時計を生み出す遺伝子機構の発見で米の3氏に

(2017/10/3、日経サイエンス)

2017年のノーベル生理学・医学賞は,サーカディアン・リズム(体内時計)を生み出す遺伝子とそのメカニズムを発見した米ブランダイス大学のホール(Jeffrey C. Hall)博士とロスバシュ(Michael Rosbash)博士,ロックフェラー大学のヤング(Michael W. Young)博士の3氏に授与されることになりました。

2017年のノーベル生理学・医学賞はサーカディアンリズム(概日リズム)を生み出す遺伝子とそのメカニズムを発見した3氏に授与されましたが、サーカディアンリズムと朝食には深い関係があります。

遅い夕食で体内時計が混乱し太ってしまう-早大によれば、体内時計をリセットする方法は「朝食を摂る」ことなのだそうです。

なぜ朝食を摂ることが体内時計をリセットする方法なのでしょうか。

まずは体内時計の仕組みから説明します。

体内時計の正体は、遺伝子に組み込まれている時計遺伝子です。

時計遺伝子とは、体内の様々な臓器の細胞に存在している遺伝子のことで、時間を刻んでいる遺伝子です。

時計遺伝子には、1日24時間を計る仕組みがあります。

まず時計遺伝子は細胞内にたんぱく質を分泌させる指令を出します。

このたんぱく質が砂時計でいう砂であり、細胞にたんぱく質がいっぱいになるまでに約12時間かかります。

次に、時計遺伝子は、細胞内にたんぱく質を減らす指令を出します。

再び、たんぱく質が細胞からなくなるまでにおよそ12時間かかります。

このように1周が約24時間となり、その人の生活習慣に合わせて、様々なリズムをコントロールしています。

そして、この時計遺伝子によって、理想的な食事時間も決まっています。

朝食の時間と夕食の時間は起床時間で決まります。

理想的な1日のリズムは、7時起床の場合は、起床から2時間以内に朝食、起床から10時から12時間の間に夕食を摂るのが理想です。

起床時間がずれれば、食事時間もずれてしまいます。

時計遺伝子は一日ごとにリセットされ、また新たに時計の針を動かしています。

体の場所によってリセット方法が違います。

脳:朝日がリセット方法

朝日を浴びることで脳のリズムがスタート

内臓:朝食がリセット方法

※内臓の時計遺伝子をリセットするには、たんぱく質が必要。

朝食にタンパク質を取ることで、その刺激が小腸に到達し、小腸の時計遺伝子を動かします。

すると、その信号が胃や肝臓にも伝わり、エネルギー代謝がはじまります。

そのため、タンパク質の少ない朝食の場合は、時計遺伝子はリセットされず、内臓の機能も低下したままになります。

食事バランスガイドを守ると死亡リスクが減少する!|バランスの良い食事をしようというメッセージは伝わっているの?で取り上げた国立がん研究センターの多目的コホート研究によれば、食事バランスガイドの遵守得点が高いほど総死亡のリスクが低下し、遵守得点が10点増加するごとに総死亡リスクが7%減少するという結果が出ているそうです。

ただ「バランスの良い食事にしましょう」というのは最も正しいメッセージですが、最も伝わりづらいメッセージでもあります。

『スイッチ!「変われない」を変える方法』(著:チップ・ハース&ダン・ハース)によれば、「もっと健康的な食生活を送る」といった総括的な目標は、不明瞭であり、その曖昧さが感情に言い逃れの余地を与え、失敗を正当化しやすくしてしまうそうです。

スイッチ! ──「変われない」を変える方法 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

新品価格
¥886から
(2017/3/31 13:08時点)

つまり、「健康のためにはバランスの良い食事をしましょう」というメッセージは、受け取る側としてはわかりづらいもので、結果どうしたらよいかわからず、今まで通りの生活をしてしまうことになってしまいます。

そこで、今回の研究論文を参考にすれば、「朝食を食べる」というシンプルなアドバイスをすることが、「健康のためにはバランスの良い食事をしましょう」よりもわかりやすいメッセージになるのではないでしょうか。







【参考リンク】
続きを読む 朝食を抜く食生活をしている人は、動脈硬化を発症するリスクが高くなる!?

二重アゴの原因は肥満だけではない!?二重あごになる3つの原因とは?




beautiful faces

by Tom Merton(画像:Creative Commons)

二重アゴの原因は、太る(=肥満)だけではないそうです。

二重アゴダイエットで、フェイスラインがスッキリ!

(2010/3/3、日経ウーマンオンライン)

[原因1]アゴの筋肉が弱っている

食事のとき、噛む回数が減ると、筋肉が弱ってきます。

これは、アゴの下がたるんでしまう原因に!

[原因2]アゴ下のリンパが滞る

アゴの周辺はリンパ管やリンパ節が集中しています。

筋肉の衰えによって、このリンパの流れに滞りがおきると、アゴの下がむくみ、二重アゴになります。

[原因3]間違った姿勢

首や肩のコリが強いと、首が前のめりになる姿勢になりがちです。

すると、アゴ周辺の筋肉の動きを妨げ、二重アゴになりやすくなります。

アゴの下の舌骨筋が弱くなると、二重アゴになりやすくなります。

舌骨筋はのどの真ん中から舌についている筋肉で、英語の「R」の発音の時によく使います。

残念ながら、日本語の発音ではあまり使われない筋肉なのです。

つまり、英語を話す人と話さない人では筋肉の使い方が違うので、アゴの下のリンパの滞りが違ってきます。

二重あごの原因は、肥満だけではないのだそうです。

その他の原因としては、

1 噛む回数が少ないため、アゴ周りの筋肉が弱っていること

2 顎周辺のリンパの流れが滞ること

3 首が前のめりになるような間違った姿勢になると、顎周辺の筋肉の動きが妨げられること

が挙げられるそうです。

二重あごの原因を取り除くことで、二重あごを解消しましょう。

二重あごを解消するには、以下のようなことをすればよいのではないでしょうか。

  • 咀嚼回数を増やす
  • リンパマッサージ
  • 姿勢を正す

元記事では、二重あご解消ダイエットを紹介しているので、興味がある方はご覧になってはいかがでしょうか。

二重アゴ解消!簡単ダイエット







【関連記事】
続きを読む 二重アゴの原因は肥満だけではない!?二重あごになる3つの原因とは?