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チョコレートをよく食べる人は肥満度指数(BMI)が低い傾向|米研究

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by david pacey(画像:Creative Commons)




チョコレートをよく食べる人は肥満度指数が低い傾向、米研究

(2012/3/27、AFPBB)

運動習慣があり、チョコレートを定期的に食べる人は、肥満度指数(BMI)が低い傾向があるという論文が26日、米国医師会(American Medical Association)の内科専門誌「アーカイブス・オブ・インターナル・メディシン(Archives of Internal Medicine)」に掲載された。

運動習慣があり、チョコレートを定期的に食べる人は、肥満度指数(BMI)が低い傾向があるそうです。

これを読むと、チョコレートを食べるとやせるんだと思ってしまいがちですが、記事をよく読むと、気をつけたほうがよいポイントがありました。

一つは、この部分。

運動習慣があり、チョコレートを定期的に食べる人は、肥満度指数(BMI)が低い傾向がある

チョコレートをただ単に食べればいいというのではなく、運動習慣があるという部分があることを見落としてしまいがちです。

もう一つは、この部分。

米ニューヨーク(New York)州ノースショア・ロングアイランド・ジューイッシュ・ヘルスシステム(North Shore-Long Island Jewish Health System)の公衆衛生部門のナンシー・コッパーマン(Nancy Copperman)ディレクターは「健康になるためにチョコレート・バーを1日1本食べ始める前に、1本200キロカロリーを超える場合もあり、カロリーのほとんどが飽和脂肪酸と糖分だということを思い出してほしい」と警告している。

どのようなチョコレートを選ぶのかも大事なポイント。

今回の研究に参加していない同氏は、「ダークチョコレートを1オンス(約28グラム)に抑えるか、脂肪分が非常に少ないカカオパウダーを1日1回、食事に加えるかしてみては」と提案した。

チョコレートは、ダイエットのストレスを抑えてくれるので、適量であれば、とてもいい食べ物ではないでしょうか。

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チョコレートダイエットの効果|ベストハウス123

チョコレートダイエット(ビターチョコレート・低カロリーチョコレート)

1.食物繊維
糖分・脂肪を吸収する。食事の前に取ることで糖のとりすぎを防ぐ。

2.カカオポリフェノール
脂肪燃焼を促す。燃焼効率をアップ。

3.食事前に大好きな食べ物を摂ることで脳が満足感を得られる。
余分なものをとらずにすみ、またダイエットのストレスも減らすことになる。

チョコ寒天ダイエット・作り方|寿命をのばすワザ百科 7月16日

2.ダイエットのストレスを和らげる

ドイツの研究チームによれば、チョコレート(ビター)はストレスホルモン(コルチゾール・カテコールアミンなど)を減らしたという結果が出ているそうです。

チョコレートにはストレスに対抗できる成分が多く含まれているそうです。

苦味成分テオブロミンが癒しホルモンに作用し、安らぎを与えてくれるそうです。

また、カカオポリフェノールは興奮を抑えるため、ストレスが和らぐと考えられるようです。

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肥満率世界一はアメリカ 約7割が肥満傾向|世界肥満地図

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by davejdoe(画像:Creative Commons)




肥満率世界一はアメリカ 約7割が太り気味の傾向あり

(2012/3/23、オリコン)

肥満率世界一はアメリカ 約7割が太り気味の傾向あり

旅の口コミ&ランキングサイト『トリップアドバイザー』が23日、先進国(OECD加盟国)の人口に占めるBMI値25%以上(太り気味)と30%以上(肥満)の人の比率を比較した『世界肥満地図』を公開した。

肥満率世界一となったのは米国で、68.0%の人がBMI値25%以上(うち30%以上が3割)という結果になった。

世界肥満地図によれば、肥満率世界一はアメリカで、約7割が肥満の傾向があるそうです。

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2位・メキシコ(65.1%)、3位・チリ(64.5%)、4位・ニュージーランド(62.6%)と続き、日本は加盟国(34ヶ国)中で最も低い34位(25.1%)。

日本はOECD加盟国中で最も低かったそうです。

日本人が最もスタイルを気にしているのか、それとも健康的な食事なのかということが言えそうです。

また、上位20ヶ国の結果を男女別で見ると、男性の平均が64.1%に対し女性の平均は52.8%と、男性のほうが肥満率の高いこともわかった。

男性のほうが肥満率が高いそうです。

やはり女性のほうが自分のスタイルを保とうという意識が高いようです。

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低所得者ほど生活習慣に問題=野菜食べず、運動しない|国民健康・栄養調査

Vegetables

by Sonny Abesamis(画像:Creative Commons)




低所得者ほど生活習慣に問題=野菜食べず、運動しない―初調査で判明・厚労省

(2012/1/31、時事通信)

世帯所得が年200万円に満たない人は、比較的高い収入のある人に比べて野菜を食べる量が少なかったり、運動の習慣がなかったりと、生活に問題がある傾向があることが、厚生労働省が31日公表した国民健康・栄養調査で分かった。

厚生労働省の国民健康・栄養調査によれば、低所得者ほど野菜を食べる量が少なかったり、運動の習慣がなかったりと、生活習慣に問題がある傾向があることがわかったそうです。

このニュース記事に対するコメントとしては、「こんなわかりきったことを調べているなんて!」というものがありましたが、この問題は、国の医療費にも関わる問題ですので、実はとても大事だと思います。

肥満と貧困に関連する記事をまとめてみます。

肥満と生活保護・貧困との関係|なぜフードスタンプの受給者は南部に偏っている?|アメリカ

フードスタンプに頼っている人の割合が最も高い州はミシシッピ州で、20.7%です。

5人に一人が生活保護を受けているということ。

つまり、肥満と生活保護には相関関係があるのではと推測しています。

アメリカ人の肥満傾向は拡大|2030年までに米国の医療費の6分の1が、肥満関連の疾病に費やされるおそれがある

最も肥満率が高かったのは南部ミシシッピ(Mississippi)州で成人の32%以上、10-17歳では驚くべきことに44%が肥満だった。

同州は全米で最も経済的に貧しい州とされており、貧困と肥満の関連があらためて示された形だ。

ミシェル・オバマ大統領夫人が推奨する「ダイエット・プロジェクト」とは

ミシェル・オバマ夫人が、記者団に語るシカゴ時代の自分自身のエピソードにこんなものがあります。

「弁護士の仕事を持つ母親として、会議と子供たちのサッカーやバレー教室と駆け回った日の夜には、簡単で安いファーストフードのドライブスルーや、電子レンジで温めるだけの栄養バランスのとれていない食事を子供たちに出していた」--。

自分がそうだったからこそ、多くのアメリカ人が、栄養バランスのとれた食事の大切さは知ってはいるものの、新鮮な野菜や魚などを買うための支出と、手に入れた素材を調理する手間と時間を考えるとき、それよりも数百円で手に入れることができる完成したファーストフードの魅力が大きいと感じてしまう。

経済的に貧しい地域と肥満の地域に関連がある理由としては、栄養バランスのとれた食事の重要性を知らなかったり、どんな食品をとれば健康になれるのかということを知らないということが考えられます。

しかし、どんなに栄養バランスのとれた食事の大切さを知っていても、新鮮な魚や野菜を買って、料理を作った方が良いということはわかっていても、仕事・家事をして疲れてしまうという生活をしていると、調理する時間や家計のことを考えてしまい、手軽で安いファストフード・冷凍食品に頼りがちの生活になってしまいがちです。

肥満問題については、個人のライフスタイルに影響を与えている、家計や知識、意識、社会の影響が大きいかと思います。

肥満問題を解決するためにも、個人の生活習慣の改善のために知識を提供し続ける必要があるだけでなく、貧困などの社会問題を解決していく必要があると思います。







【関連記事】

高リスクで肝ガンに進展する「非アルコール性脂肪肝炎」とは?

Eat

by Federico Ettlin(画像:Creative Commons)

> 健康・美容チェック > 肝臓 > 肝臓の病気(肝臓病) > NASH > 高リスクで肝ガンに進展する「非アルコール性脂肪肝炎」とは?




■高リスクで肝ガンに進展する「非アルコール性脂肪肝炎」とは?

高リスクで肝癌に進展する「非アルコール性脂肪肝炎」とは

(2011/12/15、NEWSポストセブン)

肝硬変肝がんは、B型やC型肝炎ウイルス感染、アルコールの過剰摂取が原因といわれている。

近年肥満糖尿病高血圧などの生活習慣病を高頻度に合併した脂肪肝で、炎症や線維化を伴う非アルコール性脂肪肝炎(NASH)による肝硬変、肝がんでの死亡が増加している。

健康診断で脂肪肝と診断され、年々肝臓の数値が悪化している場合は専門医による早期の受診が不可欠だ。

健康診断で脂肪肝を指摘されても、症状もないため放置することが多い。

しかし、肝硬変や肝がんのリスクが高い脂肪肝もある。

これまで、肝硬変や肝臓がんの原因は、B型やC型肝炎ウイルスの感染や過剰なアルコール摂取だと思っている人が多かったと思います。

しかし、最近は、ウイルスに感染していない人やアルコールをあまり摂取していない人の脂肪肝、通称NAFLD(非アルコール性脂肪性肝疾患)の中で、炎症や線維化を伴うNASH(非アルコール性脂肪肝炎)からの肝硬変・肝がんが増加しているそうです。

→ NAFLD(非アルコール性脂肪性肝疾患)とは・症状・原因 について詳しくはこちら

→ NASH(非アルコール性脂肪性肝炎)の症状・食事・改善方法 について詳しくはこちら

NASHの多くは肥満や糖尿病、高血圧などの生活習慣病を合併しており、ウイルス性やアルコール性肝炎よりも予後が悪い場合がある。

大阪府済生会吹田病院の岡上武院長に話を聞いた。
「NAFLDは現在約1000万人いるといわれ、予後が比較的良好な単純性脂肪肝と、予後が悪いNASHに分かれます。NAFLDのうち20~30%がNASHと推計され、NASHは10年以内に10~30%が肝硬変や肝がんに進展します」

NASHの多くは、肥満や糖尿病、高血圧などの生活習慣病を合併しており、ウイルス性やアルコール性肝炎よりも予後が悪い場合があるそうです。

■まとめ

最近「NASH」「NAFLD」という言葉を聞く機会が増えてきましたが、こうした病気の人が増加傾向にあるため、取り上げられる機会が増えているのかもしれません。

→ 肝臓がん|肝臓がんの症状(初期・末期) について詳しくはこちら







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米国における肥満者の割合、42%まで上昇の可能性|ハーバード大

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by Richard Leeming(画像:Creative Commons)




米国における肥満者の割合、42%まで上昇の可能性=研究

(2010/11/5、ロイター)

米ハーバード大の研究チームは4日、米国における肥満者の割合が42%まで増加し続けるとの予測を発表した。

ハーバード大研究チームがアメリカにおける肥満者の割合が42%まで増加し続けるという予測を発表したそうです。

ニコラス・クリスタキス教授率いる同チームでは2007年、友人が肥満になると、その本人の肥満のリスクは50%以上増加すると予測した研究結果を発表。

今回の研究では、これが肥満のまん延を招くとした上で、今後40年間で徐々に肥満が増加するだろうとの見方を示した。

今回の研究結果は、肥満が伝染病のように広がるという説を元に考えられたものです。

チームメンバーのアリソン・ヒル氏は、今回の研究結果は肥満が伝染病のように広がるという説に基づいたものだと説明。

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メタボの新常識|肥満は伝染する?|スロートレーニング|たけしのニッポンのミカタ!

■肥満は伝染する?

アメリカ・ハーバード大の研究によれば、肥満は伝染する!?そうなのです。

その研究によれば、配偶者が太ってきた場合、同居する相手も太る確率は37%上昇するそうです。

また、友人が太っている場合、太る確率は57%上昇するそうです。

そして、これは近くにいることは関係なく、遠くに離れていても、親しい人がいれば、肥満は伝染するそうです。

これは、太っている人を見ると太ることへの危機感が薄れることと、親しい人をまねる心理が働くことから肥満が伝染するのではないかと考えられています。

太り過ぎの子供、似た体型の友人と一緒なら食事量増加=米研究

もし、今回の予測が正しければ、ますます糖尿病高血圧脂肪肝高脂血症といった生活習慣病で悩む人も増加することが考えられそうです。