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脂肪肝の改善・NASH|お酒を飲まないのに、なぜ肝臓が悪くなってしまうのか?|#たけしの家庭の医学

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2010年12月14日放送のたけしのみんなの家庭の医学では、「脂肪肝・NASH」を取り上げました。

今回のケースで出てきた肝臓の病気は、NASH(非アルコール性脂肪肝炎)。

NASHは、非アルコール性とあるように、アルコールなしで発症する肝炎のことをいいます。

NASHは、実は肝硬変や肝臓がんにもなる恐れのある怖い病気です。

推定患者は200万人なのだそうです。




■お酒を飲まないのにもかかわらず、なぜ肝臓が悪くなってしまうのか?

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by Eric Ward(画像:Creative Commons)

NASHの原因は、カロリーオーバーな食事。

通常、体内に取り入れられた脂肪は、肝臓の中で身体が利用できるエネルギー源として変化。

全身に送り出されます。

しかし、カロリーオーバーの食生活で内臓脂肪が溜まると、そこから常に、大量の脂肪が肝臓へと供給されることに…。

すると、余った脂肪が肝細胞の中に溜まってしまいます。

これが、「脂肪肝」。

こうなった肝臓は、溜り続ける脂肪を燃やそうと奮闘するのですが、その過程で、不完全燃焼から有害な活性酸素が発生。

肝臓の細胞を攻撃し、炎症を引き起こしてしまうのです。

カロリーオーバーの食事が原因で内臓脂肪がたまると、肝臓に溜まってしまい、脂肪肝になってしまうのです。

また、NASHは、閉経による内臓脂肪の増加によって、40代以降の女性に増えているそうです。

→ 内臓脂肪を減らすには|内臓脂肪の落とし方 について詳しくはこちら

閉経前の女性は、卵巣からエストロゲンと呼ばれる女性ホルモンを分泌。

その働きの1つが、出産に備え、脂肪を皮下脂肪の形で貯蔵しておくというもの。

そのため閉経を迎え、エストロゲンの分泌が減少すると、皮下脂肪として蓄えられていた脂肪が、血液中に放出され、内臓脂肪に移行すると考えられているのです。

アルコールを飲んでいないからといって脂肪肝にならないというわけではありませんので、ぜひ食生活に気をつけてくださいね。

 

脂肪肝とは|脂肪肝の症状・原因・治し方 について詳しくはコチラ

脂肪肝の改善方法 について詳しくはコチラ







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閉経後の女性が海藻食べ過ぎると甲状腺がんリスク増か




■閉経後の女性が海藻食べ過ぎると甲状腺がんリスク増か

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by Mario Mancuso(画像:Creative Commons)

海藻食べ過ぎ、甲状腺がんリスク増か=閉経後の女性―環境研究所など

(2012/4/11、時事通信)

閉経後の女性が海藻を食べ過ぎると、甲状腺がんのリスクが高まる可能性があるとする報告を国立環境研究所と国立がん研究センターのチームがまとめ、11日までに欧州のがん専門誌に発表した。

環境研の道川武紘研究員は「海藻に含まれるヨウ素が原因の可能性がある」と分析している。

国立環境研究所と国立がん研究センターのチームによれば、海藻をほぼ毎日食べるグループは、週2回以下のグループに比べ、2.4倍がんになりやすいことがわかり、また、甲状腺がんの一種である乳頭がんでは3.8倍の差があったそうです。

原因としては海藻に含まれるヨウ素の可能性があるそうですが、まだはっきりとした原因は分かっていないようです。

【関連記事】

ヨウ素 摂り過ぎ注意 「食事摂取基準」4月改定

◆甲状腺機能に影響

ヨウ素は甲状腺ホルモンの働きに必要なミネラル。

海藻、特に昆布に豊富に含まれる。

乳幼児期に不足すれば脳などの発達に影響し、成人では甲状腺機能が低下する。

日本人の平均的なヨウ素摂取量は1日当たり約1500マイクログラム(推定値)。

推奨量(成人)は130マイクログラムで、普通の食生活なら不足の心配はない。

バランスよく食べれば問題ないそうですが、とりすぎには注意が必要です。

なお、みそや納豆、しょう油、豆腐などの原料となる大豆にはヨウ素中毒を防ぐ働きがあり、昆布などと一緒に取るとよいそうですよ。




骨粗鬆症の患者数は約1000万人!閉経後の女性や高齢者に多い

La Osteoporosis afecta a hombres y mujeres http://t.co/O38Vnv6jYz

by German Tenorio(画像:Creative Commons)

> 健康・美容チェック > 骨粗しょう症 > 骨粗鬆症とは




骨粗鬆症ってな~に? (2008/11/6、大手小町・読売新聞)

骨の量が減って骨がもろくなる(スカスカになる)病気が骨粗鬆(そしょう)症です。

閉経後の女性や高齢者に多くみられ、現在日本では高齢化社会にともない、その患者数は約1000万人ともいわれています。

骨粗しょう症はたびたびニュース等で紹介されているため、ご存知の方も多いのではないでしょうか。

しかし、骨粗鬆症の患者数が約1000万人とは驚きです。

骨粗鬆症は高齢者に多い病気だと思っていましたが、今、若い人にも骨粗鬆症が起こっているそうなのです。

偏った食事や無理なダイエットをすることで十分なミネラルの摂取ができず、また日光にあたることもなく運動もあまりしない生活を続けていると、骨の形成に大切なビタミンDが活性化されず骨粗鬆症になってしまうのです!

偏った食事や無理なダイエットによって栄養バランスが崩れてしまい、また、運動もあまりしないような生活を続けていると、骨粗鬆症になってしまうそうです。

では、骨粗鬆症の予防のためにはどのようなことをする必要があるのでしょうか。

骨粗鬆症の予防に大事なことは、食事と運動です。

  • 食事:カルシウムを多く含む食品を摂ること
  • 運動:適度な運動をすること

バランスよい食事と適度な運動が骨粗鬆症の予防に欠かせません。

バランスよい食事と適度な運動を行なって、骨粗鬆症を予防しましょう。

→ 骨粗しょう症の症状・原因・予防・食事 についてはこちら







知識次第で健康が選べる時代|女性の閉経後、虚血性心疾患(CHD)が増える

Cherry-Tomaten

by LID(画像:Creative Commons)




知識次第で健康が選べる時代<2>

(2008/9/11、読売新聞)

女性の閉経後にぐーんと増えてしまう疾患に、虚血性心疾患(CHD)があります。

CHDの危険因子に性差が明らかにあるのをご存じですか?

男性の危険因子の順位は、1位:高血圧 2位:喫煙 3位:糖尿病 4位:家族歴 5位:高コレステロール血症です。

それに比べ女性は、1位:喫煙 2位:糖尿病 3位:高血圧 4位:高コレステロール血症です。

男性と女性でこれほど虚血性心疾患(CHD)の危険因子に違いがあるとは知りませんでした。

【関連記事】

特に閉経後は、これまで血管を守っていた女性ホルモンであるエストロゲンが、急激に低下し、内皮障害を受けやすくなってしまうため、急に血管病変が進行します。

女性は、ライフスタイルの選択で、喫煙をしないことがとても大切です。

また、甘いものは幸せ感を味わえるので、「別腹」と言ってついつい食べすぎてしまうのにも要注意ですね。

女性がCHDを予防するためには、禁煙することが重要のようです。

また、甘い物の摂りすぎにも注意が必要なようです。

また、男性は高コレステロール血症の中のLDLコレステロールの厳密な治療が大切ですが、女性は、どちらかというと高トリグリセライド血症(中性脂肪)に注意を払わなければいけないということを、是非忘れないでほしいです。

これは、脂質だけでなく、総カロリーが大切で甘いものの食べすぎも赤信号です。

ジャンクフードに多く含まれるトランス型脂肪酸は、特に血管の酸化ストレスを増やし、粛々と動脈硬化を引き起こしていきます。

オメガ6系 オメガ3系の油の摂取比率(オメガ6:オメガ3=4:1)がとても大事になりますので皆さんよく覚えておいてくださいね。

油(脂質)の摂り方も重要ですね。

最近よく聞くようになりました。

オメガ6:オメガ3=4:1がポイントです。

しかし、現代人の食事はほとんどがオメガ6を多く摂る食事をしています。

オメガ3を多くとる食事に変えていく必要があります。

【トランス脂肪酸 関連記事】

やせているから安心ではないのです。

生活習慣病の怖さは、サイレントキラーと呼ばれるように、知らないうちに忍び寄ってくる点にあります。

ダイエットで細くなった女性でも、栄養バランスを崩して脂肪肝になっていると、脂肪肝→非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)→非アルコール性脂肪肝炎(NASH)→原発性肝臓癌(HCC)発生も報告されています。

ですから皆さんぜひ、健康を守るため、食事の重要性・ライフスタイルの改善・良い思考習慣、毎日の排便チェックをしてくださいね。

やせているからといって安心してはいけないという言葉、重要ですね。

脂肪肝や肝臓の病気にならないためにも、栄養バランスを保った食事をとるという生活習慣を身につけましょう。

野菜を沢山食べて、運動し、水に浮くくさくない(食物繊維が多く善玉菌に作られた)便を作ってくださいね。

食べたら出す便のチェックは、健康のバロメーターですよ!!

便秘をしないように、野菜を多く食べるようにしたいですね。

便のチェックで健康チェック!