> 健康・美容チェック > 更年期障害 > 男性更年期障害 > 頻尿(おしっこが近い・夜の尿の回数が多い)|男性更年期の症状
男性更年期障害は、男性ホルモン(テストステロン)の減少が原因です。
男性ホルモンの分泌量のピークは20代から30代で、その後、年をとるにつれて、40代後半あたりから減少していきます。
男性ホルモン(テストステロン)の減少によって、身体的・精神的不調が起こるのですが、その一つに「頻尿(おしっこが近い・夜の尿の回数が多い)」ということがあります。
【目次】
■男性が更年期になるとなぜ頻尿(おしっこが近い・夜の尿の回数が多い)になるのか?
by Daniel(画像:Creative Commons)
男性更年期の症状として「頻尿(おしっこが近い・夜の尿の回数が多い)」がありますが、その理由としては、動脈硬化がかかわっています。
→ 動脈硬化 について詳しくはこちら
男性ホルモン(テストステロン)が低下すると、動脈硬化が進みます。
(2013/10/14、.dot)
アンドロゲンと男性の疾患との関係を研究している東京大学医学部附属病院老年病科教授の秋下雅弘さんは、生活習慣病をもっている人のテストステロン値を調べた。その結果、テストステロンの低いグループは、高いグループと比べて、心筋梗塞発症の確率が4倍だったという。研究結果から、テストステロンには血管を拡張して、それを維持する働きがあり、テストステロンが低下すると動脈硬化が進行することがわかったという。
血管の細い陰茎の血管は細いため、動脈硬化の症状が最も早く表れます。
働き盛り世代を襲う男性更年期障害 男性ホルモン低下が招く多様な症状|日本新薬株式会社
メタボであると診断された人々のIIEF(国際勃起障害機能スコア)を調べた結果、メタボとEDにも相関関係が認められるという。そのうえ、衝撃的ともいえるデータを明かす。
「狭心症や心筋梗塞など心血管疾患を患った男性のうち67%は、発症の平均3年9ヵ月前にEDを自覚していたとの調査結果が、2003年に発表されました。また06年には、心血管疾患の男性患者はほとんど全員が、2~3年前からEDだったとも報告されました。このように、EDを自覚して3年ほどの間に心血管疾患が発症する可能性は高いといわざるを得ないのです」
つまり、おしっこが近い(尿が近い)という症状は、男性更年期障害の症状であり、動脈硬化(狭心症や心筋梗塞など)のサインの一つでもあるのです。
■更年期障害の食事・更年期を乗り切る方法
- 食生活の見直しをする
- ビタミン・ミネラルなどバランスの取れた食事で栄養を十分に摂る。
亜鉛は、ホルモンバランスを整える働きがあります。
→ 亜鉛を多く含む食品 についてはこちら - 軽いウォーキング・筋トレなどの適度な運動
- ご自身にあったリラックス方法
- 家族との会話をする機会を増やす
- 相性の合う医師・病院を見つけておく
「がんや認知症も!?コワ~い“男の更年期障害”」|#クロ現プラスでは、テストステロンアップ術を紹介していました。
- 適度な運動(例:早歩き)
消費と分泌の繰り返しでホルモンが出やすい体質に - キャッチボール
ポジティブな刺激を脳に - 夫婦で腕を組んで歩く
ワクワクやドキドキを脳に - 寝る前はリラックス(例:ホットミルク)
- 褒めてもらったり認めてもらう
- 飲み過ぎに注意!
- 仲間とともに行動する
- 学生時代の友達と会う
- 海に入る
- 好きな香りをかぐ
- ゲームをする
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■まとめ
男性ホルモン(テストステロン)の低下→動脈硬化→頻尿(おしっこが近い・夜の尿の回数が多い)
→ 男性更年期障害の症状・原因 について詳しくはこちら
→ 更年期障害の症状・原因・チェック|40代・50代の更年期の症状 について詳しくはこちら
ただ、頻尿の場合は、糖尿病や腎機能低下によるものなど様々な可能性が考えられますので、頻尿の症状が気になる方は一度病院で相談してみることをおすすめいたします。
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■男性更年期障害の症状