「TikTok」タグアーカイブ

Clubhouseの盛り上がりはVRとライブコマースの普及の序章に過ぎない!?




Clubhouseの盛り上がりはVRとライブコマースの普及の序章に過ぎない!?
Clubhouseの盛り上がりはVRとライブコマースの普及の序章に過ぎない!?

ウィリアム・クラウゼ|unsplash

Clubhouseのような音声メディアには直接リンクも貼れず、購買への導線設計もどうしたらいいかわからないが、異常なエンゲージメントの高さと消費時間の多さがあるわけで、そこに何か次のヒントがあると考えます。

「ミライをつくろう!」ではVRが一般的に普及するためには3つのことを経る必要があると書かれています。

1)VRよりもARが先に伸びる
2)音のARによる一般化(例:減損現実)
3)HMDをずっとつけたままにすること

ARが、着ける人々が便利になるメガネのような機器の延長線上にあるものとして登場し見慣れるようになる。(例:ARを着けることで人の情報が表示される、産業分野など)

「音のAR」の役割として、ヘッドホン・イヤホンによるナビゲーション、スマホと連動した音声操作、ノイズをカットするといったことが一般的になる。

イヤホンの進化において重要なのは、外の音を拾うことができるようになったこと。

このことにより、イヤホンを着けたままの状態で周りと会話ができるようになりました。

つまり、イヤホンをずっとつけたままにできるようになったわけです。

すでにイヤホンの存在はVRが一般化するための条件を備えているといえます。

最近ではポッドキャストが注目されていますが、こうしたことを踏まえると、イヤホンの一般化が重要な役割を果たすのではないかと考えられます。

●常にイヤホンを着けた状態が珍しくなくなってきた(例:AirPodsを着けると耳からうどん)
●ノイズキャンセリング率を100%にして仕事や勉強に集中する
●通勤・通学中にオーディブルを聴く(忙しい人はビジネス書の朗読を聴ける)
●耳が遠くなった人は音を大きく調整できる
●エンタメとして音楽を聴いたり、ラジオやポッドキャストを聴いたり、ASMRを楽しんだり
●仕事や日常生活でリマインダーや秘書(AIアシスタント)サービスを音声で受ける
●スマートスピーカー的(モビリティのあるイヤホン)に活用して買い物の指示をしたり、Nestなどのスマートホームアプリと連携して、話しかけるだけで、料理や洗濯で忙しいときでも、照明などのスマートホーム デバイスを操作したり。

音声メディアの普及はVRの一般化の直線状にあるものであり、Clubhouseのような音声型SNSが盛り上がるのは必然だったのでしょう。

そして、もう一つはライブ配信からのライブコマースという流れです。

ここには短尺動画で人気があるTikTokがライブ配信を始めたことがつながっていくのではないかと考えました。

TikTokのライブ配信・マネタイズ手段の導入によって、短尺動画業界、ライブ配信業界、YouTubeの勢力図が変わっていく

■2021年のTikTokは「直線的な『回答』から曲線的な『回遊』への転換」

■「興味からいきなり購買へと駆り立てられる『興味突破』の購買行動が起きている」

■なぜTikTokはライブ配信をはじめたのか?

2021年のTikTokでは「欲しい回答を求めてインターネットを検索する時代は終わり、検索するのさえも面倒くさがる人たちが回遊しながら情報を得る場が求められている」ことから「直線的な『回答』から曲線的な『回遊』への転換」が起こっていきます。

そして、すでに「興味からいきなり購買へと駆り立てられる『興味突破』の購買行動が起きている」という兆しが出てきています。

また、TikTokはライブ配信を確立された収益化のモデルだと理解しながらも、ショー形式を優先することなく、強力なインタラクティブツールであり、フォロワーとの緊密なつながりを保てることを活かして、ショッピング機能を重視する、つまりライブコマースを重要な収益源を選ぶのではないかと考えられます。

つまり、音声メディアの盛り上がり→音のAR→HMDの常時着用→VRという一つの流れと短尺動画の人気→ライブ配信→ライブコマースというもう一つの流れがあり、その二つの流れが重なった時に「VR×ライブコマース」という大きな波が訪れるのではないかと考えられるのです。

VRとライブコマースの組み合わせという大きな波が来る前に少しずつ試していきましょう!

ライブ配信(ライバー)・ライブコマース(FACEBOOKショッピング)…「ライブ」の価値が高まっている!

「ライブ配信」「常時接続」の時代を見越して、ライブ配信にチャレンジ!どうすればいいライブ配信ができるようになるの?







Facebook、Reels(インスタ版TikTok)機能を公開!しかし「邪魔」「検索画面をとりすぎ」といった反応が多い




Facebook、Reels(インスタ版TikTok)機能を公開!しかし「邪魔」「検索画面をとりすぎ」といった反応が多い
Facebook、Reels(インスタ版TikTok)機能を公開!しかし「邪魔」「検索画面をとりすぎ」といった反応が多い

Georgia de Lotz|unsplash

Instagramが「インスタ版TikTok」ともいえる最長15秒の動画を作成・投稿できる機能「Reels」を公開しました。

この機能を公開したのは、トランプ米大統領がTikTok規制を検討しているタイミングであり、米国事業の売却先がFacebookではなくMicrosoftであったことから、この点を意識したものと思われます。

しかし、Twitterを見ると「邪魔」「検索画面をとりすぎ」というようにあまりよくない反応が多いです。

その理由は、インスタとTikTokでは見たいものが違うから。

インスタは憧れやお気に入りの人・モノを見るため。

TikTokは楽しくて面白い動画を見るため。

この「Reels」の機能によって、インスタのファンが離れていくかもしれません。

ただビジネスマン、マーケターの視点で言えば、試してみなくちゃわからないということ。

COHINAの創業者はインスタの機能を全部試しているといっていましたし、ブランドもみんなが毎日触っているもの(近年ではインスタ)をうまく運用できていたかがポイントだという経営者の方もいるように、まずは触ってみて、取捨選択する姿勢が大事。

また、今までの傾向を見ると、新しい機能に関してはプラットフォーム側も盛り上げたいので、再生数が伸びやすいので、チャンスがあるはず。

■TikTokとReelsの違い

Facebook、「TikTok」競合の「Instagram Reels」を日本を含む世界で公開

(2020/8/6、ITmedia)

TikTokとの違いは、リールはフィードで公開するだけでなく、限定公開やダイレクトメッセージとして限られたユーザーと共有できる点だ。

どちらかというと、TikTokよりもSnapchatを意識した機能といえそうです。

■LINEタイムラインにUUUMクリエイターの動画を投稿

■まとめ

WSJによれば、インスタグラムがTikTokの人気投稿者に接触してお金を支払っているそうですが、今後はこのようにメディア化した個人とプラットフォーム契約することが増えていくでしょうし、個人が様々なビジネスを展開するようになるでしょう。