「Health」カテゴリーアーカイブ

納豆の酵素「ナットウキナーゼ」はLong COVID(コロナ後遺症) で問題になっている特殊な小さな血栓を試験管の実験で溶かせることがわかりました!




納豆の酵素「ナットウキナーゼ」 がLong COVID(新型コロナ後遺症) などで問題になっている特殊な小さな血栓(fibrinaloid microclots)をどれだけ溶かせるかを調べた研究によれば、ナットウキナーゼは『溶けにくい小さな血栓』を試験管内の実験によればしっかりと溶かせることがわかりました。

■背景

普通の血栓(血液のかたまり)は、体の中の酵素(プラスミンなど)で溶けるのですが、Long COVID や一部の慢性疾患の人では、血液中のフィブリノゲンというタンパク質が異常なかたち(アミロイド様) に変化して、とても溶けにくい小さな血栓(これをfibrinaloid microclots=フィブリナロイド微小凝固塊と呼ぶ)を作ってしまうことがわかってきました。

この小さな血栓がたくさんあると、毛細血管が詰まりやすくなり、疲労感・息切れ・ブレインフォグなどの症状が長引くと考えられています。

■結果

ナットウキナーゼを加えると、明らかに血栓が減ることがわかりました。

【参考文献】

【補足】【家庭料理の視点から】

納豆に含まれるナットウキナーゼには血栓を溶かす効果がある!?によれば、ナットウキナーゼには血栓を溶かすために役立つ効果がいくつかあるようです。

  • 血栓の主成分であるフィブリンに直接働きかけ分解(溶解)する作用
  • 身体の中の血栓溶解酵素であるウロキナーゼの前駆体プロウロキナーゼを活性化する作用
  • 血栓溶解酵素プラスミンを作り出す組織プラスミノーゲンアクチベーター(t-PA)量を増大させる作用

血栓を溶かす食べ物・飲み物・運動 について詳しくはこちら

■まとめ

コロナ後遺症に悩まされている人は少なくありません。

【関連記事】

現在は試験管内の実験ですが、ナットウキナーゼがコロナ後遺症の小さな血栓を溶かすことに役立つことが期待されます。







「本記事は医療行為の代替ではなく、テレビ・論文・公的資料を一般の生活者向けに噛み砕いたものです」

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この街には、生活・料理・健康についての記事が、
同じ考え方のもとで並んでいます。

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単発の健康情報やレシピの話ではありません。

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「何を食べるか」よりも
「どうやって暮らしの中で調整してきたか」を大切にしています。

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なぜこういう考え方になるのか

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「人の生活を、断定せず、文脈ごと残す」
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西村知美さんはいびきに悩まされている!睡眠時無呼吸症候群も併発!【櫻井・有吉 THE夜会】




2026年3月6日放送のTBS系「櫻井・有吉 THE夜会」に出演した西村知美(55)さんは10代のころから40年以上「いびき」に悩まされているそうです。

西村知美さんは尿漏れ(腹圧性尿失禁)の悩みを告白【名医のthe太鼓判】

西村さんはいびきに加え睡眠時無呼吸症候群であることがわかりました。

睡眠時無呼吸症候群になると脳への酸素不足により心筋梗塞や脳卒中リスクが高まるそうです。

睡眠時無呼吸症候群の人には肥満の人が多いという印象がありますが、西村さんは細身で睡眠時無呼吸症候群とは無縁な感じがします。

睡眠の専門医「東京むさしのクリニック」橋本将吉院長によれば、元々骨格が小さく気道が狭く、通常の人より舌が長いため気道をふさぎやすく、また更年期も筋肉が緩みやすくなり、いびきが強くなることもあるそうです。

■睡眠時無呼吸症候群とは?

睡眠時無呼吸症候群は、簡単に言うと、眠っている間に呼吸が何度も止まってしまう病気のことを言います。

睡眠時無呼吸症候群の診断基準は、「10秒以上の無呼吸が1時間に5回以上ある」場合です。

睡眠時無呼吸症候群は、「SAS(Sleep Apnea Syndrome)」とも呼ばれます。

睡眠時無呼吸症候群の自覚症状としては、日中の眠気ですが、周囲からはいびきがうるさいといわれることがあります。

  • 大きないびき(いびきがうるさいと言われる)
  • 眠っている間に呼吸が止まる
  • 日中の眠気
  • 熟睡感がない(よく眠れた感じがしない)
  • 起床時に頭痛やだるさを感じる
  • 睡眠中に何度も目が覚める

睡眠時無呼吸症候群になると、心筋梗塞糖尿病メタボリックシンドロームになるリスクが高くなるといわれています。

→ 睡眠時無呼吸症候群(SAS)の症状・原因・検査・治療法 について詳しくはこちら

■まとめ

「#睡眠負債(SLEEP DEBT)」|わずかな睡眠不足の影響が脳のパフォーマンスの低下・病気のリスクを高める|#NHKスペシャルによれば、わずかな睡眠不足の影響が、まるで借金のように積み重なることで、知らず知らずのうちに脳のパフォーマンスを低下させたり、病気のリスクを高める恐れがあるそうです。

FITBITの睡眠データ分析により7時間以上の睡眠は健康に良い影響を与えることが判明によれば、睡眠データの分析によって、睡眠が7時間以下になると深い睡眠とレム睡眠を十分に得られない可能性があり、睡眠時間7~8時間の際に深い睡眠とレム睡眠の割合が最も高くなることがわかったことから、7時間睡眠が健康に良いという一つの裏付けができたといえそうです。

このように睡眠の重要性に注目が集まる中、睡眠時無呼吸症候群になると、日中の眠気があったり、よく眠れた感じがしないだけでなく、心筋梗塞糖尿病メタボリックシンドロームになるリスクが高くなるといわれています。

ただ、寝ている間の無呼吸になかなか気付くことができないことから、検査・治療を受けていない多くの潜在患者がいるのではないかと考えられています。

最近ではSAS予兆チェックサービスもあるようですので、いびきを睡眠時無呼吸症候群のサインと考えて一度受診することが、睡眠時無呼吸症候群の早期発見につながるのではないでしょうか?

→ 睡眠時無呼吸症候群(SAS)の症状・原因・検査・治療法 について詳しくはこちら

→ 睡眠時無呼吸症候群の症状である「いびき」をアプリで録音・分析する「SAS予兆チェックサービス」|三井住友海上火災保険株式会社 について詳しくはこちら







【関連記事】
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【トリセツショー】100キロカロリーカードで健康診断オールAの近道!




2026年3月5日放送のNHK「あしたが変わるトリセツショー」のテーマは「健康診断オールAへの近道」です。

解説:大阪大学大学院の野口緑特任准教授

■健康診断の数値を知ることが命を守る!

血圧が上がっても血糖値が高くなっても自覚症状は出ないというのが生活習慣病の特徴。

自覚症状の代わりに数値で自分の体の変化を知るしか方法がなく、健康診断の数値を知ることが命を守る大切な情報になります。

20年前こちらで保健師をしていた野口さんは健診結果を血管のダメージが進んでいく順番でレベルを分けた健診結果表を作成しました。

レベル1:ダメージが潜在的に進行している段階
レベル2:傷み始める段階
レベル3:血管が変化する段階
レベル4:健康障害が出る段階。

レベル2のLDLコレステロールより尿蛋白が出る方が血管の状態は良くないのだそう。

■数値で分かる「血管のダメージ」

尿酸値

尿酸値とは血液に含まれる尿酸の濃度で値が高くなると尿酸が結晶化し血管に深刻なダメージを与えます。

つまり痛風は血管が傷み始めているサインでもあるのです。

トリセツショーでは「尿酸値の取扱説明書」の中で100kcalカードについて取り上げました。

「マイナス100キロカロリーカード」を一日3枚選んで実行すれば、一日の目標である300キロカロリーが達成できるというものです。

→ マイナス100キロカロリーカード についてはこちら

血圧

野口さんが血管にもっともダメージを与える原因と考えているのが血圧。

高血圧に相当する150を水圧に換算すると水を約2m吹き上げる力に相当し、ダメージを負った血管は変形しもろくなってしまいます。

さらに高尿酸・高血圧高血糖高LDLの状態だと血管内にプラークと呼ばれるコブができ、薬を使っても取り除くことができなくなるそうです。

野口さんが尼崎市役所にいたころ、若い人でも脳卒中や心筋梗塞で亡くなっていたそうで、気になり直近の健診データを調べてみたが明らかな原因は見当たらなかったという。

そこで過去20年分の健診結果を徹底的に調査したところ、少し悪い数値がいくつも重なったり長期間続くと突然死につながることがわかった。

【補足】

閉経後の女性でLDLコレステロールの数値が上がったら、どのように食事に気を付けたらいいの?【モーニングショー】

野口さんによれば「わずかな異常でも、重なり出すと血管障害が進む可能性が高い。血管障害の進行は、自覚症状がないのが最大の特徴。経年変化をチェックすることで、対策方法が見えてくる」ということでした。

このアドバイスから学べることは、

1)人間ドックなどの血液検査でわずかな異常をそのままにしない

2)わずかな異常でも重なりだすと血管障害が進む可能性が高い

3)単年度で見るのではなく、経年変化をチェックすることが大事

【ガッテン】100キロカロリーカードを活用した1日50gダイエットのやり方!肝臓の脂肪から分泌される「ヘパトカイン」がメタボの原因になる!

メタボを改善するためには標準体重にする必要があると思われていましたが、体重の3%を減らすだけで、脂質代謝異常や高血圧、高血糖の改善が期待されます。

つまり、極端に体重を減らす必要はないのです。(標準体重を目指して急激なダイエットをすると、リバウンドしたり、肝臓への負担がかかる恐れもあります)

番組が提案したのは1日50gの減量を目指す「1日50gダイエット」。

一日50gの減量と聞くと少ないように見えますが、1か月で1.5kgの減量になります。

1日50gを減らすためには、1日300kcalを目安に減らす必要があります。(脂肪で換算した場合)

「マイナス100キロカロリーカード」を一日3枚選んで実行すれば、一日の目標である300キロカロリーが達成できるというものです。

→ マイナス100キロカロリーカード についてはこちら







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納豆を週数パック食べる日本の高齢男性の死亡リスクは約40%低い!




日本の高齢男性を対象に「納豆を食べると本当に寿命が延びるのか?」を15年間追跡した調査によれば、週に数パック(2〜3回くらい)食べる人は死亡リスクが約40%低いことがわかりました。

■結果

一番大事な結果納豆を全く食べない人と比べて、週に数パック(2〜3回くらい)食べる人は、死亡リスクが約40%低いことがわかりました。

また、毎日1パック以上食べる人は、死亡リスクが約21%低く、長期間(ベースラインと5年後でも継続して)週数回〜毎日食べ続けている人は、死亡リスクが約30%低いことがわかりました。

興味深い点は、毎日食べる人よりも週に数回コンスタントに食べている人の方が死亡リスクが低下している点です。

■なぜ納豆が良いと言われるの?

●ナットウキナーゼ → 血液をサラサラにする効果が期待される
●ビタミンK2 → 血管の石灰化を防いだり、骨を強くする
●大豆イソフラボン → 抗酸化・ホルモン調整
●発酵によるプロバイオティクス効果 → 腸内環境改善

【補足】

日テレ「ヒルナンデス」抗酸化力高い食品10選(伊藤明子先生)によれば、納豆には、血栓溶解を促すナットウキナーゼやビタミンKなどが入っているそうです。

Q.納豆の栄養価を効率的に取り入れるのは?

A.大粒、B.小粒、C.ひきわり。

正解:ひきわり。

ひきわり納豆は、断面積が増えているため吸収に良いから。

納豆に含まれるナットウキナーゼには血栓を溶かす効果がある!?によれば、ナットウキナーゼには血栓を溶かすために役立つ効果がいくつかあるようです。

  • 血栓の主成分であるフィブリンに直接働きかけ分解(溶解)する作用
  • 身体の中の血栓溶解酵素であるウロキナーゼの前駆体プロウロキナーゼを活性化する作用
  • 血栓溶解酵素プラスミンを作り出す組織プラスミノーゲンアクチベーター(t-PA)量を増大させる作用

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■まとめ

週に2〜3回、納豆を食べる習慣がある日本の高齢男性は、15年後に死亡リスクが4割近く低いことがわかりました。

【参考文献】







「本記事は医療行為の代替ではなく、テレビ・論文・公的資料を一般の生活者向けに噛み砕いたものです」

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単発の健康情報やレシピの話ではありません。

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もし、

なぜこういう考え方になるのか

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【モーニングショー】大腸がんチェックリスト/50歳未満の大腸がんの患者が増えている




2026年2月27日放送のテレビ朝日系「モーニングショー」のテーマは大腸がん。

■大腸がんチェックリスト

  1. 赤肉や加工肉を多くとっている
  2. 野菜や果物はあまり食べない
  3. 食物繊維の摂取が不足気味
  4. お酒を毎日飲む
  5. 喫煙している
  6. 内臓脂肪が多く肥満体型
  7. 便秘症
  8. 運動をほとんどしていない
  9. 50歳以上
  10. 家族に大腸がんになった人がいる

8-10個以上の該当で大腸がんリスク高
4-7個の該当で要注意
0₋3個の該当で大腸がんリスク低い

■【家庭料理の視点から】

●肉と加工肉

肉を多く食べると大腸がんになるリスクが高い|国立がん研究センターによれば、女性では毎日赤肉を80g以上食べるグループで結腸がんのリスクが高く、男性では鶏肉も含む肉全体の摂取量が最も高いグループでリスク上昇がみられたそうです。

●お酒

大腸がん予防方法・大腸がんの危険度チェック|たけしの健康エンターテイメント!みんなの家庭の医学

日本酒なら1合以上
ビールなら大瓶1本以上
焼酎や泡盛なら1合の2/3以上
ウィスキーやブランデーならダブル1杯以上
ワインならボトル1/3程度以上

●運動

大腸がん患者の再発リスクを下げるのは「運動」!死亡リスクが37%低くなる!によれば、大腸がんの手術と化学療法を受けた患者が、3年間の計画的な運動プログラムに参加することで、病気の再発を抑え、生存期間を延ばす可能性があることがわかりました。

大腸がん予防方法・大腸がんの危険度チェック|たけしの健康エンターテイメント!みんなの家庭の医学によれば、大腸がんの危険度チェックの項目の一つに運動不足があり、毎日合計60分歩く程度の運動をしていない方が該当します。

→たとえば、ほとんど座って仕事をしている人なら、ほぼ毎日合計60分程度の歩行などの適度な身体活動に加えて、週に1回程度は活発な運動(60分程度の早歩きや30分程度のランニングなど)を加えましょう。

がんになっても長生きできる生活習慣|#たけしの家庭の医学では、がんリスクを下げる条件として、「週2回以上息がはずむ程度の運動をしている」が挙げられており、運動は大腸ガン・乳癌(閉経後)・子宮体がんのリスクを下げると紹介されています。

肥満

男性のBMI(体重(kg)÷身長(m)÷身長(m))で27、女性では25を超える方が該当

●喫煙

一日に一本でも吸っていれば該当

●家族歴

【家庭料理の視点から】大腸がんの35%が遺伝性!家族・近親者が発症したら4つのサインに気を付けよう!によれば、遺伝性大腸がんと家族性大腸がんの35%程度が何らかの原因で遺伝子がかかわっている大腸がんということです。

●【補足】超加工食品の摂取量が多いほどがんの発症、男性の大腸がん、女性の卵巣がんのリスクがアップする!で紹介されている超加工食品と大腸がんのリスクの関係に関する研究によれば、超加工食品を多く食べる男性は摂取量が少ないグループと比べると大腸がんを発症するリスクが29%高いことがわかっています。

■50歳未満の大腸がんの患者が増えている

若年層の大腸がんと子宮体がんが複数の国で罹患率・死亡率ともに増加/国立がん研究センターによれば、若年層(20歳以上50歳未満)での子宮体がんと大腸がんは、複数の国で罹患率、死亡率ともに増加していることがわかりました。

一つの理由として挙げられていたのが、若年発症がんと肥満との関連で、肥満率の高い国や地域では、若年発症がんの罹患率も上昇しているそうです。

■若年者の大腸がんの増加

以前世界的に若年者の大腸がんが増加しているという記事を紹介しました。

日本人の大腸がん患者の5割に腸内細菌のコリバクチン毒素が関与か/若年者の大腸がん発症増との関連もによれば、近年、「コリバクチン」という大腸がんの発生リスク因子に注目が集まっています。

「コリバクチン」は大腸がん患者の7割が保持する、腸内細菌由来の毒性成分です。

国立がん研究センターによれば、コリバクチン毒素による変異パターンは、高齢者症例(70歳以上)と比べて若年者症例(50歳未満、大腸がん全体の約10%を占める)に3倍多い傾向がみられ、日本をはじめ世界的に問題視されている若年者大腸がんの重要な発症要因である可能性が示唆されました。

→ 大腸がんの症状(初期症状)チェック はこちら

コリバクチンが大腸がんの新たな発生リスク因子として注目されているのですが、なぜこの菌が大腸がんに影響しているのか、そしてなぜ世界中の若者の大腸がんの発症が増えているのか、についてはわかっていません。

ただ現時点では、食生活の欧米化と大腸がんの関連がある可能性があり、具体的に言えば高脂肪・低繊維食が何か関連があるとすれば、大腸がん予防には低脂肪・高繊維食が大事ではないかという仮説が立てられます。

また、大腸がんはもはや高齢者の病気ではない!若い世代で大腸がんの発生率が高まっている理由とは?によれば、貧困によって砂糖入りの飲料や加工食品を選択するなど食事の質が低くなる傾向にあり、そのことが腸内細菌に影響を与えて、大腸がんのリスクを高めているのではないかという説が紹介されていました。

米国で発生したがんによる死亡者のほぼ半数は生活習慣の改善で予防できる可能性がある!で紹介した米国がん協会の研究によれば、がんと生活習慣の関係を調べたところ、2019年に米国で発生したがんによる死亡者のほぼ半数は生活習慣が要因になっている可能性があるそうです。

もし世界中の若者の食習慣に共通するものがあり、例えば、砂糖入りの飲料や加工食品を多く摂取している、野菜(食物繊維を含む)が不足しているという共通項があるのだとしたら、大腸がんを減らす方法になりうるかもしれませんね。

子どもの頃に腸内細菌叢に起きたことが大腸がんの発症時期を早めている可能性がありますが、その原因は何かはわかっていないようです。

またコリバクチン産生菌は健康な人にも存在し、全員が大腸がんを発症するわけではなく、若い世代の大腸がんの発症の増加をコリバクチンだけに範囲を狭めて研究するのは時期尚早で、健康的な生活習慣を心掛け、早期発見・早期治療が重要なので、大腸がんの症状のサインを見逃さないことを心掛けたほうが良いようです。

ただ世界的に若年層の大腸がんの罹患率、脂肪率が増加していることは今後問題になっていきそうです。

→ 大腸がんの症状(初期症状)チェック はこちら







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