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閉経の遅い女性と初経の早い女性は、甲状腺がんのリスクが高い!




女性関連要因と甲状腺がん罹患との関連について|国立がん研究センターによれば、閉経年齢が高いと甲状腺がんのリスクが高くなるという結果や、初経から閉経までの期間が長い女性(閉経年齢が高いこと/初経年齢が早いこと)は女性ホルモンであるエストロゲンにさらされる期間が長いといったことから、甲状腺がんが女性ホルモンに関連しているのではないかと考えられるそうです。

また、閉経後女性では、外科的手術などにより人工的に閉経が行われた女性では、自然に閉経した女性と比べて、閉経後甲状腺がんのリスクが2.34倍と高くなりました。

エストロゲンにさらされる期間が長いと甲状腺がんのリスクが高くなるという結果と、人工的に閉経することによって甲状腺がんのリスクが高くなるという結果は全く違う結果なのですが、一つ考えられることは甲状腺がんと女性ホルモンに何らかの関係があるという説です。

外科的治療などで人工的に閉経することで、女性ホルモンの分泌が急激に低下することが甲状腺がんと関連しているという報告もあり、甲状腺がんが女性ホルモンに関連していることを示唆しています。人工的に閉経することで、その後のエストロゲン剤服用と関係するのかもしれませんが、よくわかっていません

女性ホルモンの分泌が急激に低下することが何か影響しているのか、それとも人工的に閉経しその後にエストロゲン剤を服用したことが関連しているのかわかっていないものの、女性ホルモンの変化が甲状腺がんに何か関係しているのではないかということがうかがえます。

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■まとめ

最近では更年期・閉経前後で病気のリスクが高くなることもわかってきています。

研究が進むことで病気のリスクが低くなっていくといいですね。

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「本記事は医療行為の代替ではなく、テレビ・論文・公的資料を一般の生活者向けに噛み砕いたものです」

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糖化のトリセツ/糖化測定器で寿命が予測できる?/糖化度チェックリスト/糖化年齢の高い人は食後高血糖の人が多い!【トリセツショー】




2025年4月10日放送のNHK「トリセツショー」のテーマは「糖化のトリセツ」でした。

■糖化とは?

「糖化」とは、私たちの体内にある大切なたんぱく質と、食事によって摂取した「糖」とが結びつくことで、糖化したたんぱく質AGE(糖化最終生成物)が生成され、体内に蓄積してしまうことです。

糖化・AGEsのことを知って、アンチエイジング・病気予防!によれば、糖化は、老化を促進するだけでなく、肌のシミ、シワ、たるみだけでなく、骨、血管、脳にも影響を与えます。

糖化によって起こる症状をまとめてみます。

【肌】

  • 肌のキメが粗くなる
  • シワ、くすみの増加
  • 肌のたるみ
  • カサつき、ゴワつき
  • 体もたるむ

【病気】

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■「糖化」で寿命が予測できる?

2018年、オランダのフローニンゲン大学がAGEの蓄積度を測定する糖化測定器を使って調べたところ、AGEの蓄積度が高いグループは、低いグループに比べて糖尿病や心臓病になるリスクが3倍、死亡リスクは5倍になることが分かったそうです。

【補足】

血液中の糖のコントロール状態を示す「HbA1c(ヘモグロビンA1c)」と、皮膚で測る「SAF(皮膚自己蛍光)」という2つの方法で2型糖尿病の人が将来「血管のトラブル」(心臓病や目の病気など)を起こすリスクを予測する方法を調べた研究です。

SAF:皮膚にたまった「AGE(終末糖化産物)」という物質を光で測る方法。AGEは、糖が体の中で悪さをした結果できる物質で、血管を傷つける原因になります。

この研究によれば、HbA1cが高い人は、微小血管合併症(目や腎臓の細かい血管のトラブル)が起こりやすく、SAFが高い人は、「大血管イベント」(心臓病や脳卒中など大きな血管のトラブル)が起こりやすかったことから、SAFは、大血管イベントを予測するのに役立つことがわかりました。

【参考リンク】

■糖化しやすい人の特徴とは?

最近の研究により、血糖値が正常な健康な人々の中にも糖化が進んでいる人がいることが分かってきたそうです。

昭和医科大学の山岸昌一さんが健康な日本人1万人のAGEを測定し、生活習慣を調査し、健康な人でも糖化が進んでいる人に特徴的な生活習慣をもとに作った番組独自の「糖化度チェックリスト」が紹介されています。

【糖化度チェックリスト】

□ 運動不足である(30分程度の運動を週1回以下)
□ 睡眠不足である(5時間未満が週4日以上)
□ 甘いものをよく食べたり飲んだりする
□ ふだんから朝食をよく抜く
□ 食後に急激な眠気を感じることがある
□ 夕方にけん怠感やだるさを感じることがある
□ こげの多い食品や加工食品を多くとっている
□ アルコールをよく飲む(ほぼ毎日)
□ たばこを吸っている

※チェックが3~4つ→糖化リスクに【注意】
※チェックが5つ→糖化リスクに【要注意】

以前紹介された糖化チェックを見てみるとその違いがわかります。

□甘いものの間食が多い
□丼物が多い
□アメやお菓子が周りにある
□ペットボトルの清涼飲料水をよく飲む
□甘辛い料理が多い
□ごはんや麺類などの主食をしっかり食べたい
□野菜や豆類が嫌い
□夜食を食べることが多い
□早食いをする
□運動不足

以前の糖化チェックリストはほとんど食事の内容が中心でしたが、今回番組で紹介されたチェックリストでは、睡眠不足であったり、朝食抜きだったり、食後の眠気、夕方の倦怠感、アルコール、たばこというように、血糖値スパイク(食後高血糖)に関連していたり、悪い生活習慣に挙げられていることが実は糖化の症状につながっていることがわかります。

■糖化年齢の高い人は食後高血糖の人が多い!

糖化測定器で「糖化年齢が実年齢よりも高い」と判定された方5人に、血糖値を24時間モニタリングできる機器をつけて調べてみたところ、5人中4人が食後高血糖(食後に血糖値が急上昇する)であることが分かったそうです。

【補足】

糖尿病のこれまでの診断基準は、空腹時血糖値または食後血糖値を基準に診断されていましたが、血糖値は、食事や運動の影響を受けやすく、検査前の一時的な節制をすることで数値が変わってしまい、より適正な診断ができない可能性がありました。

隠れ糖尿病の原因となる脂肪肝と脂肪筋の簡単改善法のやり方!|#ためしてガッテン(#NHK)によれば、隠れ糖尿病とは、空腹時は正常な血糖値であっても、食後は基準値以上の血糖値=高血糖になってしまう状態のことをいいます。

隠れ糖尿病と普通の糖尿病との違いは、普通の糖尿病は空腹時の血糖値が高いのですが、隠れ糖尿病は、空腹時の血糖値は正常であるため、通常の健康診断では見つけるのが難しいのです。

そこで注目されたのが、ヘモグロビンA1c(HbA1c)。

HbA1cは、赤血球に含まれるヘモグロビンにブドウ糖が結びついたもので、赤血球の寿命が長いため、過去1~2カ月の血糖状態を把握できます。

HbA1cを診断基準として導入すると、短期間の血糖の状態ではなく、長期的に見た血糖状態が把握できることで、より適切な判断ができるということのようです。

ただこのHbA1cは長期的に見た血統状態の把握に向いているのですが、「一日の中で血糖値が上下動する様子は捉えられない」という弱点がありました。

そこで新たな評価指標「TIR(Time in range)」が用いられるようになってきているそうです。

糖尿病の新たな診断指標「TIR(ティーアイアール)」とは?CGM(シージーエム)による血糖値のリアルタイム計測によって生まれた血糖値管理で高血糖と低血糖を回避する!によれば、TIRはCGM(Continuous Glucose Monitoring、持続血糖測定器)によって血糖値をリアルタイムで計測できるようになったからこそ、生まれた考え方ですね。

【関連記事】

■食後高血糖を防ぐには

血糖値を下げる方法|ngsp(エヌジーエスピー)値を下げるには?血糖値(HbA1c;ヘモグロビンエーワンシー)を抑える食べ方|#たけしの家庭の医学によれば、血糖値を抑えるには、食後一時間以内にエネルギーを消費するとよいそうです。

食後一時間以内に運動や入浴をすると、エネルギーとして糖分が消費され、血糖値は抑えられるそうです。

→ 糖化の症状・原因・チェック・糖化を防ぐ方法 について詳しくはこちら







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「本記事は医療行為の代替ではなく、テレビ・論文・公的資料を一般の生活者向けに噛み砕いたものです」

この話を読んでくれた方へ

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「何を食べるか」よりも
「どうやって暮らしの中で調整してきたか」を大切にしています。

もし、

なぜこういう考え方になるのか

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👉 この街の歩き方ガイド

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【家庭料理の視点から】なぜはちみつが咳に効くの?




昔から「風邪を引いたら蜂蜜をなめる」「蜂蜜レモンが咳にいい」と言われてきましたが、なぜはちみつが咳に効くといわれるのか?どの成分が効いているのか?(「喉を潤すから」「抗菌作用だから」)がわかっていませんでした。

今回紹介する理化学研究所・東京理科大学の研究によれば、「メルピロール」と「フラジン」に咳止め効果があることがわかりました。

【参考文献】

今回の重要なポイントは2つ。

1)市販の代表的な咳止め薬「デキストロメトルファン」(メジコンなどの主成分)に匹敵するレベルの効果の強さだということ

2)蜂蜜を喉に塗ったり口に含んだだけではなく、胃に直接入れても咳が抑えられた → つまり単なる喉の保湿効果ではない

■【仮説】はちみつで咳を止める仕組み

●一酸化窒素 (NO) を介した経路が関わっているかもしれない

●咳を引き起こす咳反射そのものを中枢(脳や神経)レベルで抑えている可能性が高い
=蜂蜜を食べると体の中でメルピロールやフラジンが働いて、咳の「信号」をブロックするようなイメージ

【家庭料理の視点から】

金柑や柚子、花梨、大根のはちみつ漬けはのどに良いといわれてますよね。

でも今回の研究を参考にすれば、そもそもはちみつ自体に咳を止める効果があるんですよね。

【関連記事】

はちみつレモンの作り方

農家直伝!金柑のはちみつ漬けの作り方(材料・手順・コツ付き)/はちみつ金柑茶レシピ|How to Make Homemade Kumquat Honey

はちみつ屋さん直伝!ゆずのはちみつ漬けの作り方(材料・手順・コツ付き)/柚子レシピ/ばあちゃんの料理教室

自家製はちみつ大根シロップ(大根の蜂蜜漬け・大根飴)の作り方【ばあちゃんの料理教室】|風邪や喉の痛み、咳にいい!?|How to make Honey Daikon Syrup

ハチミツ屋さん直伝!花梨のはちみつ漬けの作り方/かりんレシピ/ばあちゃんの料理教室

■まとめ

風邪を予防したい、咳止めをしたいという方はぜひはちみつをなめてくださいね。







「本記事は医療行為の代替ではなく、テレビ・論文・公的資料を一般の生活者向けに噛み砕いたものです」

【家庭料理の視点から】認知症の約1/3が歯周病や肝硬変、難聴などの脳以外の病気と関係している!




Nature誌に掲載された論文によれば、認知症は脳の病気というイメージを持たれている方がほとんどだと思いますが、認知症の原因の約3分の1が、意外と「体の他の部分の病気」に関係していることがわかりました。

→ 認知症対策|認知症に良い食べ物・栄養 について詳しくはこちら

■研究の目的

最近の研究で「脳以外の体の病気(末梢疾患)が認知症のリスクを上げるかも」という報告が増えているそうです。

そこで、体のいろんな病気がどれだけ認知症のリスクがかかわっているか、逆に言えば、もしこの病気がなかったら認知症患者がどれくらい減るかを調べました。

■結果

認知症のリスクが上がる病気は16あり、この16の体の病気が全部合わせると、認知症の33.18%(約1/3)に関係しています。

2021年時点で約1,880万人の認知症が、これらの病気と関連している計算になります。

【特に影響が大きいトップ10の病気(PAFの割合が高い順)】

  1. 歯周病(歯の病気・歯茎の炎症) → 6.10%
  2. 肝硬変・その他の慢性肝疾患 → 5.51%
  3. 加齢性難聴・その他の難聴 → 4.70%
  4. 失明・視力低下 → 4.30%
  5. 2型糖尿病 → 3.80%
  6. 慢性腎臓病 → 2.74%
  7. 変形性関節症(関節の変形・痛み) → 2.26%
  8. 脳卒中 → 1.01%
  9. 虚血性心疾患(心筋梗塞など) → 0.97%
  10. 慢性閉塞性肺疾患(COPD) → 0.92%

この研究を参考にすれば、認知症予防には脳だけでなく、体全体の体調管理が重要になることがわかります。

認知症予防には次のことが効果的だと考えられます。

  • 歯の定期検診・歯周病予防
  • 難聴の補聴器早期使用
  • 糖尿病・慢性腎臓病のコントロール
  • 肝臓の健康維持(お酒の節度など)
  • 視力の定期チェック

■【家庭料理の視点から】

病気の予防・改善といえば、体の部分的にいいものをおすすめされがちですよね。

しかし、今回の研究を参考にすれば、体全体にいいものを食べることが結果的にほかの病気を減らし認知症も予防できるということなんです。

肝臓病糖尿病慢性腎臓病にならないような食事を心がけること。

食事をしたらきちんと歯を磨くこと。

これを徹底するだけで認知症予防につながるんですね。

食生活を改善することで糖尿病脂肪肝、慢性腎臓病を予防することが、認知症の予防につながることが期待できます。

炎症を引き起こす食事をしている人は認知症のリスクが高い!によれば、地中海式ダイエット(野菜、果物、魚、オリーブオイルなどが中心)など健康的な食事をしている人は認知症のリスクが低く、反対に炎症を引き起こす食事をしている人は認知症のリスクが高いことがわかりました。

認知症予防のために毎日食べたい!抗炎症力や抗酸化力を持つ○○科の野菜とは何?によれば、認知症リスクを減らすために毎日食べたい食材としてアブラナ科の野菜を紹介しています。

その理由としては、アブラナ科の野菜には、認知症予防に欠かせない「抗炎症力」「解毒力」「抗酸化力」という3つの力が備わっているから。

ブルーベリーやイチゴなどフラボノイドを豊富に含むベリー類を摂取すると、高齢女性の記憶力低下を2.5年遅らせることができる!では、ブルーベリーやイチゴに含まれる**フラボノイド(特にアントシアニン)**が活性酸素(細胞を傷つける物質)を減らし、脳の神経細胞を老化やダメージから守る抗酸化作用があり、また、脳の炎症を抑え、認知症やアルツハイマー病のリスクを下げる抗炎症作用があると紹介されています。

つまり、認知症リスクを下げる方法の一つとして、抗炎症作用のある食品を選択するといいのではないでしょうか?

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■まとめ

「認知症は脳の病気」ではなく「認知症は体全体の病気の影響を受ける」と認識を改めることが大事ですね。

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【参考文献】







「本記事は医療行為の代替ではなく、テレビ・論文・公的資料を一般の生活者向けに噛み砕いたものです」

フットボールアワーの後藤輝基さんと岩尾望さん、帯状疱疹を告白/YouTubeチャンネル「ざっくりYouTube」




フット岩尾、体に痛みも「原因不明で」 CT撮影でも分からず→数日後に判明「皮膚科で見てもらったら」(2025年8月15日、ENCOUNT)によれば、フットボールアワーの岩尾望さんがYouTubeチャンネル「ざっくりYouTube」に出演した際に、帯状疱疹にかかったことを告白しました。

お腹がチクチク痛くなり、おなかなのか、あばらなのか、足の付け根なのか、いたい箇所がわからず、原因不明のため、病院でCT検査を行ってもわからなかったそうですが、後日皮膚科で診てもらったところ、「帯状疱疹」であることが分かったそうです。

【追記(2026年1月18日)】

2026年1月17日にフットボールアワーの後藤輝基さんが帯状疱疹になったことを明かしました。

【!追記終わり】

ナイナイ岡村隆史さんが経験したことがある病気は「帯状疱疹」 激痛で夜も寝られない!|帯状疱疹の症状・原因とは?によれば、帯状疱疹の症状の特徴は、次の通り。

  • 体の片側に起きる強い痛み
  • 痛みがある部分にできる帯状の赤み
  • ブツブツ
  • 水ぶくれ

帯状疱疹の患者の約70%は50歳以上であるので、疲れなどで免疫力が低下していることにより、「水ぼうそう」のウイルスが原因で神経と皮膚を攻撃して帯状疱疹の症状が出ていると考えられます。

■まとめ

帯状疱疹は、ヒトからヒトへ感染せず、かかった場合にも重篤化するおそれは大きくないのですが、一定割合で帯状疱疹後神経痛(PHN)を合併すること、そして発症早期の治療によって合併症の予防効果も期待できることから、帯状疱疹ワクチンによって帯状疱疹やPHNの発症を予防すれば、高齢者における重症化するリスクを避け、PHNの発症によるQOL低下を防ぐことができるので、50代以上の人ができる対策の一つとして検討してみてはいかがでしょうか?







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