目は私たちの身体の中でも、特に活性酸素の害を受けやすいところです。
眼はまぶたを開いているとき、必ず色々な光が入ってきます。
この光の中の青色光と紫外線が、活性酸素を発生させる原因となっています。
つまり、眼は常時、活性酸素の害にさらされているわけですが、ルテインは強力な抗酸化剤として、眼をこの害から守っているのです。
私たちが物を見るとき、光は角膜、前房、水晶体、硝子体を通り、網膜黄斑部で光を感じています。
この黄斑部と水晶体には、ルテインが集中していて、水晶体のルテインは青色光を吸収してフィルターの役割を果たし、黄斑部のルテインは網膜上で発生する活性酸素を無害化しています。
黄斑部にはルテインとゼアキサンチンという成分しか含まれておらず、ルテインが減少することで、太陽光線の影響を受け、視力低下や眼の病気を引き起こしてしまうといわれています。
近年の研究により、水晶体・黄斑部のルテインの量が少なくなると、白内障・加齢黄斑変性(AMD)といった眼病の要因になるともいわれるようになりました。
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