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■体温を上げる方法を実践して、冷え性・低体温を改善しましょう!
【近ごろ都に流行るもの】「万病のもと」冷えに抵抗体温アップ
(2009/11/15、MSN産経ニュース)
「冷えは諸悪の根源。放っておくと深刻な病を引き起こす可能性がある」と警鐘を鳴らすのは、東京女子医大附属青山自然医療研究所クリニック所長の川嶋朗医師。
統合医療の現場でがん、糖尿病、うつ、不妊、アトピーなどあらゆる患者を診ているが、「いずれもおなかを触診するとヒヤッとするほど冷えている。
安易な薬の服用で体の防衛反応まで鎮めて冷えている場合もある。
解消する手段は簡単、温めることです」。
東京女子医大附属青山自然医療研究所クリニック所長の川嶋朗医師によれば、統合医療の現場でがん、糖尿病、うつ、不妊、アトピーなどあらゆる患者を診ているそうですが、「いずれもおなかを触診するとヒヤッとするほど冷えている」そうです。
→ 低体温の改善・原因・症状 について詳しくはこちら
それだけ、冷えや低体温に悩んでいる人が多いということなのでしょう。
健康な生活を維持するのに必要な体温はどのくらいなのでしょうか?
「生命活動を維持する酵素が最も活発に働く温度は内臓で38度、体表で36・5~37度が理想です。
50年前の日本人の平均体温は36・9度ありましたが、今は36度前後が圧倒的に多い。
低体温に慣れ、特に男性は無自覚なまま不調から病気に進行してしまうケースが目立つ」と指摘した。
健康な生活を維持するには、36.5度以上あるのが理想とされますが、以前に比べて、日本人の体温が下がってきているようです。
そのために、体の不調に悩まされる人が増えているようです。
昨年「バイアグラ効果?」と一部で話題になった血流促進成分の「シトルリン研究会」が、男女1千人に「最も感じる冬の悩み」をアンケートしたところ「冷え症」が21%で第1位。
特に20代で女性39%、男性25%にのぼるなど若年層の低体温化が顕著となった。
若年層の低体温化が顕著なのだそうです。
若い人特有の生活習慣に何か原因があるのかもしれませんね。
記事では、ストレスを低体温の原因としてあげています。
生きにくい時代を反映するストレスも体を交感神経優位にして血流を妨げる低体温化の主要因だ。
ストレスを解消することや食事、運動、入浴方法、服装などの生活習慣を見直して、体を温める生活に切り替えて、冷え性や低体温を改善しましょう。
→ 体温を上げる方法 について詳しくはこちら
■低体温改善方法
冷たい食べ物や甘い食べ物をあまり食べないようにする
糖分には体を冷やす作用があり、低体温の原因となるので、できるだけ食べないようにする。
温かい飲み物を飲んで低体温改善!
旬の野菜や果物を摂取して低体温改善!
食べない系ダイエットは避ける
食事をすると、体内に吸収・分解される際に、熱が発生します。
食事誘発性熱産生といいます。
たんぱく質は熱に変わりやすいので、たんぱく質の摂取を忘れない
基礎代謝をアップして痩せやすい身体を作る4つの方法によれば、筋肉をつけるためには、運動することだけではなく、筋肉を作る材料となるたんぱく質を摂取することが大事です。
低体温の人が増えている理由の一つには、デスクワークが増えたり、運動する機会が減るなどして、筋肉量が減少していることが挙げられます。
たんぱく質を摂取し、運動する機会を増やして、熱のもととなる筋肉を付けたいですね。
運動で低体温改善!
運動不足になると、血液を送る筋力が低下し、低体温の原因となるので、積極的に運動して筋肉を鍛えましょう。
第2の心臓とも呼ばれるふくらはぎが動き、そのポンプ作用で血流が良くなります。
また筋肉を使うことで体温が上がります。
ウォーキングやスクワット・スロトレなどがオススメ。
お風呂にゆっくり浸かる
お湯に浸かると、身体が温まり、血液の循環がよくなり、疲れもとれ、健康にもダイエットにも効果的。
また、ストレスがかかりやすい現代人の生活の中ではリラックスする方法としてもお風呂の時間を大事にしたいものです。
お風呂にゆっくりつかることで体が温まるだけではなく、リラックスすることで自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスが整うことが期待されます。
さらには、低体温になると、血流が悪くなり、肌に栄養がいきわたらず、老廃物の代謝が低下してしまうため、肌の不調が出てくるので、美容のためにも、お風呂にゆっくりつかるのはよいのではないでしょうか。
●オススメ入浴法:ストレッチ入浴法
40度~42度のちょっと熱いと感じる程度のお湯を用意し、入浴時間は10分間。
最初の5分は寝るようにして首までしっかり浸かり、残りの5分は起き上がり座った姿勢で胸元を出してリラックス。
※入浴前は足元からかけ湯を行うこと。
1.お湯は40~42℃で2分間首まで浸かる。
2.2分経ったら上半身のストレッチ
両肘を後ろに突っ張り胸をはる
左右の肩甲骨をくっつけるように背筋を伸ばし5つ数える(2回)
(思いっきり力を入れて背筋を伸ばすのがポイント)
3.下半身のストレッチ
入浴から5分後起き上がり胸元まで体を出す
坐禅のように脚を組む
足の指先を手で握り引き寄せるように足指を伸ばす
5つ数えたら手を離し足を伸ばす。(2~3回)
(足を伸ばすことで血液がしっかり流れる)
4.10分たつまでゆっくり浸かる
【参考記事】
お酒の飲みすぎに気をつける
タバコを控える
タバコは急激に血管を収縮させてしまい、血液の流れが悪くするともに基礎代謝も低下させてしまうためです。
ヘスペリジン
グリコ健康科学研究所によれば、冷えを感じる女性が「ヘスペリジン」に糖を結合させた「糖転移ヘスペリジン」を摂取すると冷水で冷やした手の皮膚表面温度の回復を早めることが分かったそうです。
また、あらかじめ糖転移ヘスペリジンを摂取しておくと、冷房が効き過ぎていても、手足の冷えが抑えられるそうです。
【関連記事】
酒粕
月桂冠株式会社は、冷え性の症状がある男女8名に、アルコールを除いた酒粕の粉末を10g食べて、40分後に手を冷却することによって負荷をかける実験を行ったところ、酒粕を食べた人は手の表面温度に上昇傾向がみられたそうです。
【関連記事】
冷え性のツボ
・下腹の冷え解消・更年期障害・月経不順のツボ:三陰交(さんいんこう)の位置・押し方
マッサージ
冷えと肌荒れに共通するのが、血行不良。
冷えは血行不良が原因の一つであり、血行が悪いと新陳代謝が落ちるため、肌荒れが起きやすくなるそうです。
また、ユースキン製薬が男女約800人に調査したところ、かかと荒れがある人のうち約8割が「冷えの自覚がある」と答えています。
冷えと肌荒れ防止のために、マッサージクリームを使ってマッサージをすると、冷え対策・肌荒れ対策になり一石二鳥ですよね。
特に、ふくらはぎのマッサージを入念にやるとよいそうです。
ふくらはぎは血液を送るポンプの役割を果たしていて、ふくらはぎをマッサージをするとその機能を補うことが出来ます。
【参考記事】
→ 体温を上げる方法!温活・低体温改善方法(食事・運動) について詳しくはこちら
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