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肺ガンを「息の温度」から診断できるテスト方法が研究されている!?

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by @artnabart(画像:Creative Commons)

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「息の温度」から肺ガンを診断できるテスト方法、実験進む

(2014/9/23、Wired)

研究者たちはすべての参加者たちの息の温度を分析して、「これ以上ならば、非常に高い精度で肺ガンの存在を診断できる」温度の存在を示した。息の温度はさらに、患者が習慣的な喫煙者だった年数や、腫瘍の進行段階とも関係することが判明した。

フォッジャ大学のある研究が、呼気テスト(息の温度)で肺がんを診断できるテスト方法を考えているそうです。

この方法の精度が高ければ、利用者にとっては、低コストでストレスがなく試すことができ、なおかつ早期発見が可能であるため、期待の出来る方法だと思います。







Google、ヘルスケア関連企業「Lift Labs」(パーキンソン病患者に向けたスプーンの開発)を買収

liftlabs

参考画像:LIFT labs




Google、ヘルスケア関連企業Lift Labsを買収へ

(2014/9/11、ITpro)

米Googleは現地時間2014年9月10日、ヘルスケア関連企業の米Lift Labsを買収すると発表した。

<中略>

Lift Labsは、手の震えの症状があるパーキンソン病患者などに向けたハイテクスプーンを開発および販売している。

Googleは、手の震えを伴う本態性振戦やパーキンソン病の患者が食事をしやすいよう、振動を抑制する技術を組み込んでいるハイテクスプーンの開発/販売をしているLift labsを買収したそうです。

パーキンソン病のおじいちゃんのために少女が開発した「こぼれないコップ」がすごい!【デザインは世界を変える】、という記事を以前紹介しましたが、今回紹介したハイテクスプーンは、手の震えによる食べづらさをテクノロジーで解決しています。







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宇山一朗|ロボット手術「ダヴィンチ」の普及拡大に貢献|#情熱大陸

Fort Belvoir Community Hospital astounds with groundbreaking technology and devotion to patient care

by Army Medicine(画像:Creative Commons)




2014年9月28日放送予定の情熱大陸では、最先端のロボット手術の普及拡大にまい進する、外科医・宇山一朗に密着するそうです。

医療機関での導入が急速に進み、いま最も注目されている手術支援ロボット「ダヴィンチ」。

執刀医は操縦席に座り、内視鏡カメラで体内を覗き込みながら3本のロボットアームを操作するもので、正確で繊細な手術が行えるとともに、患者への負担も少ないといわれる。

この「ダヴィンチ」の普及拡大に貢献しているのが、外科医の宇山一朗だ。

宇山は過去、王貞治の腹腔鏡胃がん手術を執刀したことでも知られる。

現在は「ダヴィンチ」による手術に取り組み、執刀数は胃がん、食道がん、肝臓がん、すい臓がんともに日本一を誇る。

宇山一朗医師は手術支援ロボット「ダヴィンチ」の普及拡大に努めているそうです。

胃がんロボ手術 保険適用 藤田保健衛生大「ダビンチ」

(2014/9/19、中日新聞)

藤田保健衛生大病院(愛知県豊明市)が申請していた内視鏡手術支援ロボット「ダビンチ」を使った胃がん手術が、国の専門家会議で先進医療として承認された。

胃がんでのロボット支援手術の承認は初めて。

先進医療は保険診療との併用が認められ、手術費以外の入院費などが公的医療保険の対象になり、自己負担が大幅に減る。

10月にも先進医療として手術が受けられる見通し。

先日内視鏡手術支援ロボット「ダビンチ」を使った胃がん手術が保険適用になったという記事を見て、ロボット支援手術が本格的に拡大していくのだろうと思っていた矢先に、情熱大陸に取り上げられるということでかなり期待されていることがわかります。

同病院上部消化管外科の宇山一朗教授によると、胃がんでは、傷が小さく、入院期間が短くなる腹腔(ふくくう)鏡手術も行われているが、手術後の合併症発生率は通常の手術と同程度だった。

これに対しダビンチ手術では、5分の1程度に減った。

従来の手術では膵臓(すいぞう)に電気メスが当たり炎症を起こすケースが見られたが、ロボットは関節が多く手ぶれも防止できるため、より安全な手術が実現できたという。

ダヴィンチ手術のポイントをまとめます。

  • ダヴィンチは4本のアームがあり、医師は1本のアームについた内視鏡カメラの三次元画像を見ながら3本のロボットアームを操作して手術する
  • ロボットは関節が多く手ブレも防止するため、従来の手術で膵臓に電気メスが当たり炎症をおこすことを避ける事ができる
  • 手術後の合併症発生率は5分の1

2つの記事を総合すると、ダヴィンチによる手術は、胃がん、前立腺がん、がん、食道がん、肝臓がんすい臓がんで行われているようです。

今後ますます注目される手術方法となりそうですので、気になる方はみてみてください。







Apple、米大手2社の診療記録サービス会社とHealthKitで提携し、患者データの一元管理を目指す!?

iPhone 5 with Health

by Health Gauge(画像:Creative Commons)




アップル、米の大手2社の診療記録サービス会社とHealthKitで提携

(2014/9/22、iphone mania)

アメリカで診療記録データサービスを行っている大手2社のAthenahealthとCernerが、アップルのiOS8上の健康関連のフレームワークであるHealthKitとデータを統合するアプリ開発し展開を行うようです。

<中略>

AthenahealthはHealthKitを利用し慢性的な病状の患者の診療に対応しようとしているようですが、一方のCernerは医療チームが患者の身体全体の治療が可能となるように患者の一般的な医療記録にアクセスできるようにしたいと考えているようです。

診療記録データサービス2社は、Healthkitとデータを統合し、医師が遠隔地にいる患者のモニタリング、診断や治療を行えるようにと考えているようです。

目指すところは患者データの一元管理なのでしょうが、こうしたサービスはできるだけ多くの人が活用してこそ役立つものだと思いますが、個人の健康情報というのは特別な個人情報であるため、受け入れない人も出てくるかと思います。

こうした仕組みがいかに安全で医療の役に立つかというアピールが重要になってきそうです。

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まつ毛治療薬の国内初の薬が承認、緑内障治療薬の副作用から開発

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by Maria Morri(画像:Creative Commons)

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まつ毛フサフサ?国内初の薬 緑内障治療薬で「副作用」

(2014/9/21、朝日新聞デジタル)

製品名は「グラッシュビスタ」。今年3月、日本初のまつ毛貧毛症治療薬として、厚生労働省から製造販売承認を受けた。成分は緑内障の点眼薬と一緒で、1日1回、寝る前に上まつ毛の生え際に塗る。自由診療のため各医療機関で異なるが、70日分が1万~数万円で販売される見込みだ。

約170人を対象に行われた臨床試験では、薬を4カ月間使うと、約8割の人が「長さ」「太さ」「濃さ」などの印象度が改善したという。副作用には結膜の充血などがある。

まつげ美容液として緑内障点眼薬が使われている?という記事を取り上げましたが、今回の記事によれば、国内初のまつげ貧毛症治療薬が承認を受けたそうです。

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まつ毛エクステで視力障害も-国民生活センターによれば、誤った施術によるまつ毛エクステによって、目の病気になることもあるそうです。

しかし、それだけまつげが女性の美にとって欠かせないものだとも言えます。

まつげの寿命を縮める5つのNG行動とは?でも紹介したとおり、まつげに負担をかけないようにしっかりとメイクを落とす→ケアをするということを大事にして欲しいですね。

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