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西村知美さんは尿漏れ(腹圧性尿失禁)の悩みを告白【名医のthe太鼓判】




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by Pedro Ribeiro Simões(画像:Creative Commons)

2020年1月20日放送のTBS系「名医のthe太鼓判!」に出演した西村知美さんは43歳の頃から尿漏れに悩んでいたことを告白しました。

診断結果は「腹圧性尿失禁」で、咳やくしゃみなど、お腹に力が加わった時に尿がもれるもので、骨盤低筋の緩みが原因なのだそうです。







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上原さくらさんが更年期障害かどうかわからない症状に悩まされていることを告白/肩こり・腰痛・疲れやすい・冷え性・寝付けない

> 健康・美容チェック > 更年期障害 > 上原さくらさんが更年期障害かどうかわからない症状に悩まされていることを告白

更年期とは、女性の場合、卵巣機能が衰えはじめ、女性ホルモンの分泌が減少する「閉経を迎える前後の期間」のことをいいます。

女性の更年期は40代半ば(月経異常・月経不順が続く方が多い)頃といわれています。

もちろん、更年期が始まる時期には個人差がありますが、閉経年齢で最も多いのが、50歳だといわれますので、45歳ぐらいがその目安といえます。

40代・50代という更年期の時期は、仕事での責任感が増し、子供の独立・夫の定年・親の介護など急激に生活のリズムが変わる時期でもあり、生活のリズムの変化による精神的ストレスや家庭や職場でのストレスなども加わって、更年期障害が現れます。

更年期になると、どんな症状が現れるのでしょうか?




【目次】

■更年期とは?更年期障害とは?

更年期障害とは、ホルモンバランスの乱れが原因の身体的・精神的不調のことであり、自律神経失調症の一つです。

更年期を迎える時期になると、卵巣の機能が衰え、その結果、卵巣から分泌されている女性ホルモン(エストロゲン)の量が減少します。

エストロゲンの分泌量が減ると、脳は盛んに卵胞刺激ホルモンを分泌し、卵巣からエストロゲンを分泌するように促します。

しかし、更年期を迎えた卵巣は、必要な量のエストロゲンを分泌することが出来ないため、エストロゲンの減少と卵胞刺激ホルモンの増加という「ホルモンバランスの乱れ」が起こります。

そして、ホルモンバランスの乱れによって次のような症状が現れます。

→ 女性が更年期に太る3つの原因|更年期に太りやすい女性は生活習慣病に注意! について詳しくはこちら

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■上原さくらさんが更年期障害かどうかわからない症状に悩まされていることを告白

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by Alp Erturul(画像:Creative Commons)

更年期障害???(2021/11/22、上原さくら公式ブログ)によれば、上原さくらさんは更年期なのかどうかわからない症状に悩まされているそうです。

婦人科を受診した際に「肩こりと腰痛が酷すぎるので『命の母』を飲み始めました」と医師に話したところ、「肩こりや背中、腰の痛み」「大したことをしていないのにすぐ疲れちゃうこと」「万年冷え性だから、冬になると足先が寒すぎて一層寝付けないこと」といった全ての症状を伝えて、医師からは疲れやすくて冷え性で貧血気味で、肩こり、耳鳴り、動悸がある人向けの当帰芍薬散を処方されたそうです。

「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」とは、更年期障害対策にブラックコホシュなどのサプリメント・漢方薬を使用する際の注意点とは?によれば、虚弱者の血行をよくして、貧血や冷えの症状を改善する漢方薬ですね。

更年期なのかどうかわからない症状でもこうしてかかりつけ医に相談できる態勢を作っておくというのは重要なことなので参考にしたいですね。

→ 更年期障害の症状・原因・チェック|40代・50代の更年期の症状 について詳しくはこちら

【追記(2023/1/1)】

冷たくて眠れない…(2022/12/31、上原さくらオフィシャルブログ)によれば「昨日はバケツで水をかぶったみたいな寝汗をかいて目が覚めたのに、今夜は手足が冷たくて眠れない」という更年期症状に悩まされているそうです。




更年期障害の食事・更年期を乗り切る方法

●食生活の見直しをする

●ビタミン・ミネラルなどバランスの取れた食事で栄養を十分に摂る。

亜鉛は、ホルモンバランスを整える働きがある。

女性の場合は、亜鉛が不足すると女性ホルモンの働きが悪くなったり、月経異常を引き起こしてしまう可能性がある。

特に更年期ともなれば、亜鉛不足がホルモンバランスをさらに乱れさせて症状を悪化させてしまうことにもありえる。

→ 亜鉛の多い食品 について詳しくはこちら

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→健やかに過ごしたい40代・50代の女性に亜鉛サプリ!まとめ買いで最大18%OFF!

●軽いウォーキングなどの適度な運動

寝る前に毎日10分間、ヨガを取り入れたストレッチを3週間行うことで、更年期女性の「更年期症状」と「抑うつ」を改善することがわかったそうです。

→ 寝る前のストレッチ&ヨガは、女性の「更年期症状」と「抑うつ」を改善する効果がある!おすすめのやり方 について詳しくはこちら

●ご自身にあったリラックス方法

更年期障害の症状を和らげたいと考えている方は、呼吸をゆっくりしたり、音楽を聴いてみてはいかがでしょうか?

→ 更年期障害の症状の顔のほてり(紅潮)は音楽を聴くと改善する! について詳しくはこちら

●家族との会話をする機会を増やす

●更年期障害のツボ

→ 更年期障害のツボ:三陰交(さんいんこう)の位置・押し方|たけしの本当は怖い家庭の医学 について詳しくはこちら

●相性の合う医師・病院を見つけておく

●エクオール

大豆イソフラボンは、更年期障害の原因といわれる「エストロゲン」と構造が似ているため、体内に入ると、エストロゲンと同じような働きをするといわれています。

大豆イソフラボンは大豆製品などから摂れます。

ただ、最近の研究によれば、大豆イソフラボンの健康効果の恩恵を受けやすい人とそうでない人がいることが明らかになったそうです。

その違いは、エクオールを作り出すためのエクオール産生菌という腸内細菌を持っているかどうかです。

腸内細菌によって大豆イソフラボンに含まれるダイゼインという成分をエクオールに変えることで、ダイゼインのままと比べ、よりエストロゲンに似た働きをすると言われています。

更年期症状の軽い人はエクオールの量が多いそうで、更年期症状の重い人のグループに、エクオールをつくれる人が少なかったそうです。

更年期のホットフラッシュ(ほてり)や首や肩のこりを改善する効果が確認されているそうです。

エクオールの産出能力をチェックするには、「尿中エクオール検査」や「ソイチェック」といった簡単な尿検査で調べることができるそうです。

→ エクオール(EQUOL サプリ)が更年期(更年期障害)症状の軽減に役立つ について詳しくはこちら

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■更年期障害と有名人

続きを読む 上原さくらさんが更年期障害かどうかわからない症状に悩まされていることを告白/肩こり・腰痛・疲れやすい・冷え性・寝付けない

【更年期太り】なぜ女性は更年期になると激太り(太りやすくなる)するのか?2つの理由

> HOME > 健康・美容チェック > 更年期 > <女性の更年期の悩み>なぜ激太り(太りやすくなる)するのか?2つの理由




【目次】

■女性ホルモンの減少で太りやすくなる

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by Alp Erturul(画像:Creative Commons)

女性の更年期の悩み 増える内臓脂肪 メタボに注意

(2010/2/26、産経新聞)

更年期は、思春期、出産と並んで女性にとって太りやすい時期。

その一番の原因は女性ホルモン(エストロゲン)の減少にある。

エストロゲンは、体の中でコレステロールを低く保ち、内臓脂肪をつけにくくする働きをしており、女性を心筋梗塞(こうそく)や脳卒中などの心血管疾患から守っている。

更年期にはこの大事なホルモンが急激に減り、閉経を過ぎるとほとんどなくなってしまう。

このため、それまでと同じ食生活で運動量も変わらなければ、どうしてもおなか周りに脂肪がたまってくることになる。

更年期になると、太りやすくなってしまう原因は、女性ホルモンであるエストロゲンの減少にあります。

そのため、これまでと同じような生活習慣だと、太りやすくなってしまうわけです。

順天堂大学大学院医学研究科の白沢卓二教授(加齢制御医学)によれば、

「日本人の場合、体重が適正の範囲内でも体脂肪率が高い『隠れ肥満』や『隠れ糖尿病』が少なくない。

女性の場合、更年期の50歳ごろから太り始めた人は動脈硬化や糖尿病となる危険性が高いので、今すぐ手を打つ必要がある」

そうです。

体重が適正範囲とはいえ、体脂肪が多くなってしまい、動脈硬化や糖尿病になる危険性があるようです。

■筋肉量や基礎代謝の減少で太りやすくなる

また、更年期に太りやすくなる原因としては、筋肉量や基礎代謝の減少も関係があるそうです。

更年期に太りやすくなるのは、筋肉量や基礎代謝が減ることも関係している。

基礎代謝は、呼吸や体温を調節するのに消費するエネルギー量。

若いときはだまっていても消費されるエネルギーが、年をとると使い切れず残ってしまうため、若いときと同じように食べているとエネルギーのとりすぎとなってしまう。

更年期に入ると、若いときに比べて基礎代謝が低くなってくるため、同じような食生活をしているとエネルギーの摂り過ぎとなってしまいます。

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■更年期に太らないようにするための食事方法

では、どのような食生活に変えていく必要があるのでしょうか。

太らないためには、食事の量・カロリーをコントロールするとともに、栄養成分を偏らないようにすること。

食事全体のうち、タンパク質20%未満、脂肪20~25%未満、炭水化物50~70%未満のバランスであれば問題ない。

また、肥満からくる糖尿病を防ぐために、血糖値を急激に上げないよう食事のとり方を工夫する必要がある。

白沢教授は「食事のときはまず最初に野菜を食べ、ご飯やパンなど炭水化物は最後にするというように食べる順番も大事。

また、やせたいからと食事を抜く人がいるが、欠食は逆に肥満の原因になる。

健康長寿のためにも、1日3食、腹七分目を心がけてほしい」と話している。

以下のような内容に気を付けた方がよいようです。

  • 食事の量・カロリーを制限すること
  • 栄養をバランスよくすること
  • 食事の摂り方に気を付けること
    (食事の回数は減らさない)

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最後に、食生活の基本ルール10か条が紹介されていましたので、ご紹介します。

【白沢卓二教授が提唱する元気に生きるための食生活の基本ルール10カ条】
(1)食事を抜かない
(2)腹八分目でなく「腹七分目」
(3)ご飯やパンは食事の最後に
(4)朝食に「ネバネバ・メニュー」を
(5)薬の働きが期待できる野菜を
(6)魚はサケやサバ、イワシを中心に
(7)肉と魚は1日おきに
(8)油は高くても良質なものを
(9)乳製品を毎日とる
(10)香辛料やハーブを活用し減塩
(白沢教授著『50歳すぎたら絶対にやせなさい!』より抜粋)

→ 女性が更年期に太る3つの原因|更年期に太りやすい女性は生活習慣病に注意! について詳しくはこちら

→ 【女性・男性別】更年期太り・更年期脂肪対策(食事・運動・サプリ) について詳しくはこちら

→ 50代女性のダイエットにおすすめの3タイプのサプリとは? について詳しくはこちら




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君島十和子さんが行なう3つの更年期対策|人間ドック・体を冷やさない・女性ホルモンを食事で補う

> 健康・美容チェック > 更年期障害 > 君島十和子さんが行なう3つの更年期対策|人間ドック・体を冷やさない・女性ホルモンを食事で補う

エストロゲンの分泌量が減ると、脳は、盛んに卵胞刺激ホルモンを分泌し、卵巣からエストロゲンを分泌するように促します。

しかし、更年期を迎えた卵巣は、必要な量のエストロゲンを分泌することが出来ないため、エストロゲンの減少と卵胞刺激ホルモンの増加という「ホルモンバランスの乱れ」が起こります。

このホルモンバランスの乱れによって、身体的な症状が現れるだけでなく、イライラ・不安などの精神的な症状が現れます。

「更年期障害」という悩みを抱えていると毎日が大変ですが、そんな悩みがなくなれば、ストレスなく楽しい毎日が過ごせますので、君島十和子さんが行なう3つの更年期対策を参考に、更年期を乗り切る方法を実践していきましょう!




【目次】

■君島十和子さんと更年期

Portrait of a young business woman at office

by anton petukhov(画像:Creative Commons)

今、まさにその時期。君島十和子さんの意外とシンプルな「更年期対策」とは?

(2016/5/8、OurAge)

「女性ホルモンが老化を遅らせ、骨粗しょう症や動脈硬化など、病気になりにくい体を作るホルモンであることを考えると、その恩恵は少しでも長く受けていたいものです。 そんな体の事情と自分の希望野望もあって、私の更年期対策はごくごくシンプルなものです」

それは「体を冷やさないこと」「女性ホルモンは薬やサプリメントではなく食事で補うこと」の、たった2点だという。

君島十和子さんに行なった更年期対策に関するインタビュー記事ですが、いつまでも若々しいので、更年期にはまだまだ早いのではと思って(失礼ですが)年齢を調べてみたところ、1966年5月30日生まれの当時49歳で、更年期を迎えている方が多い世代といえます。

女性の更年期は40代半ば(月経異常・月経不順が続く方が多い)頃といわれています。

もちろん、更年期が始まる時期には個人差がありますが、閉経年齢で最も多いのが、50歳だといわれますので、45歳ぐらいがその目安といえます。

→ 更年期障害の症状・原因・チェック|40代・50代の更年期の症状 について詳しくはこちら




■君島十和子さんが行なう3つの更年期対策とは?

●年に1回、人間ドックで検査を受ける

エストロゲンなどの女性ホルモン値を計測し、医師からアドバイスを受けているそうです。

君島十和子さんの場合は、女性ホルモンが多く、女性ホルモンを補うような治療やサプリの摂取は必要がないほどなのだそうです。

●体を冷やさない

体を冷やさない・体を温めるという生活習慣を取り入れている有名人の方は多いですよね。

低体温(35℃)だと、更年期障害、新陳代謝の低下による肌のくすみ、自律神経失調症、生理不順などを招くことが考えられます。

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●女性ホルモンは薬やサプリメントではなく食事で補うこと

「大豆イソフラボンが女性ホルモンに似た働きを持つ成分であることはもはや常識ですよね。豆乳、納豆、お豆腐、きな粉、油揚げ、お味噌汁など、大豆製品を意識的に摂るようにしています」

大豆イソフラボンは、更年期障害の原因といわれる「エストロゲン」と構造が似ているため、体内に入ると、エストロゲンと同じような働きをするといわれています。

ただ、最近の研究によれば、大豆イソフラボンの健康効果の恩恵を受けやすい人とそうでない人がいることが明らかになったそうです。

その違いは、エクオールを作り出すためのエクオール産生菌という腸内細菌を持っているかどうかです。

エクオールとは、大豆イソフラボンがエクオールを作り出すための腸内細菌(エクオール産生菌)のチカラでつくられます。

腸内細菌によって大豆イソフラボンに含まれるダイゼインという成分をエクオールに変えることで、ダイゼインのままと比べ、よりエストロゲンに似た働きをすると言われています。

​エクオール産生菌という腸内細菌を持っている人といない人がいるそうで、エクオール産生菌がいない人は、大豆イソフラボン(ダイゼイン)のまま吸収されるそうです。

日本人の50%がエクオールを作れるそうです。

【追記(2017/6/5)】

第15回日本抗加齢医学学会総会たった3割?エクオール産生者減少の可能性。

(2015/5/29、浜松町ハマサイトクリニック)

2015年5月29日に開催された第15回抗加齢医学会総会での発表によれば、エクオール産生能力者は約3割の結果が出ているとのことで、エクオール効果の恩恵にあずかれる女性は、これまで知られていた以上に減少している可能性があります。

【!追記終わり】

若い人にエクオールを作れる人が少なくなっているそうですが、食の欧米化が原因ではないかと考えられます。

エクオールの効果|エクオールを作れる人、作れない人の違いとは?|世界一受けたい授業 5月2日によれば、更年期症状の軽い人はエクオールの量が多いそうです。

エクオールには、更年期のホットフラッシュ(ほてり)や首や肩のこりを改善する効果が確認されているそうです。

→ エクオール(エクオールサプリ)が更年期症状の軽減に役立つ について詳しくはこちら

その他にも、若返りホルモンと言われているDHEAと似た分子構造を持つジオスゲニンが含まれた山芋やビタミンEを含むゴマ、女性ホルモンの構成成分であるコレステロールが豊富な卵、そして高蛋白の赤味のお肉も欠かせない食材だという。

ネバネバヌルヌル食材の健康効果|世界一受けたい授業 5月1日によれば、ヤマイモの中には、ジオスゲニンという成分が含まれているそうで、ジオスゲニンは、ホルモンのバランスを整えて、更年期障害などの症状を和らげることが知られているそうです。

ゴマは、若返り(アンチエイジング)に役立つ食べ物だといわれていたり、女性ホルモンのもとであるコレステロールが豊富な卵ですが、たまごには食事からとる必要のある必須アミノ酸がバランス良く含まれていますし、お肉や卵といったたんぱく質は、エネルギーの3割が熱に変わるので、体温が上がり、より活発に動くことができるようになります。

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■まとめ

君島十和子さんの更年期対策は3つ。

●年に1回、人間ドックで検査を受ける

●体を冷やさない

●女性ホルモンは薬やサプリメントではなく食事で補うこと

→ 更年期障害の症状・原因・チェック|40代・50代の更年期の症状 について詳しくはこちら

→ 君島十和子さんは閉経後に朝起きると理由もないのにドキドキして不安感に襲われるといった更年期症状が現れた!更年期症状の緩和・改善への取り組みとは? について詳しくはこちら







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続きを読む 君島十和子さんが行なう3つの更年期対策|人間ドック・体を冷やさない・女性ホルモンを食事で補う

【女性・男性別】更年期太り・更年期脂肪の落とし方(食事・運動・サプリ)

> 健康・美容チェック > 更年期障害ダイエット > 【女性・男性別】更年期太り・更年期脂肪の落とし方(食事・運動・サプリ)




【目次】

■更年期太り・更年期脂肪とは?

更年期太り・更年期脂肪
更年期太り・更年期脂肪

更年期になると、太りやすく痩せづらい体型、いわゆる「中年体型」や「おばさん体型」といわれるような体型になってしまうことがあります。

更年期になると、女性の場合は、女性ホルモンのエストロゲンの量が大きく減少するため、脂肪の代謝が悪くなり、太りやすくなってしまうことがあり、また、男性の場合は、男性ホルモン(テストステロン)の減少による筋肉量の減少に伴う基礎代謝の低下によって、太りやすくなってしまうことがあります。

つまり、ホルモンバランスが崩れる更年期をきっかけに、太ってしまったり、脂肪がついてしまうことを「更年期太り」「更年期脂肪」と呼ぶのです。

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■【女性におすすめ】更年期太り・更年期脂肪の落とし方

更年期太り・更年期脂肪対策にはどのようなことをしたらよいのでしょうか?

女性も男性も更年期太りに共通するのが、ホルモンバランスが崩れていること。

エストロゲンが減少すると、それまで皮下脂肪として蓄えられてきた脂肪が内臓脂肪として蓄えられるようになるのです。

男性のメタボと同じような状態です。

そこで、注目を集めているのが「エクオール」!

名医が更年期障害を改善SP|女性ホルモン低下を救うエクオール|アボカド納豆|男性更年期障害の改善方法【#その原因Xにあり】で解説した医師によれば、減少した女性ホルモンはエクオールという物質で補うことができるそうです。

エクオールとは、大豆イソフラボンがエクオールを作り出すための腸内細菌(エクオール産生菌)のチカラでつくられます。

大豆イソフラボンは、更年期障害の原因といわれる「エストロゲン」と構造が似ているため、体内に入ると、エストロゲンと同じような働きをするといわれています。

ただ、最近の研究によれば、大豆イソフラボンの健康効果の恩恵を受けやすい人とそうでない人がいることが明らかになったそうです。

その違いは、エクオールを作り出すためのエクオール産生菌という腸内細菌を持っているかどうかです。

腸内細菌によって大豆イソフラボンに含まれるダイゼインという成分をエクオールに変えることで、ダイゼインのままと比べ、よりエストロゲンに似た働きをすると言われています。

エクオールの効果|エクオールを作れる人、作れない人の違いとは?|世界一受けたい授業によれば、​エクオール産生菌という腸内細菌を持っている人といない人がいるそうで、エクオール産生菌がいない人は、大豆イソフラボン(ダイゼイン)のまま吸収されるそうです。

エクオール産生者と非産生者を比較すると、エクオール非産生者に隠れ肥満が多いそうです。

体脂肪・内臓脂肪面積・動脈硬化…エクオールに生活習慣病リスク低減の可能性 50代・60代の閉経期女性の味方!によれば、50代における体脂肪の数値はエクオール産生者で25.7%、非産生者で27.8%とその差は約2%、内臓脂肪面積においても41.8c㎡に対し54.0c㎡とエクオール産生者が約12c㎡少ない結果です。

BMI(身長と体重のみから出す肥満指数)ではエクオール産生者と非産生者に有意差はないことから、「体格が同じように見えてもエクオール非産生者に隠れ肥満が多い」という結果が明らかとなりました。

エクオールを作れる人と作れない人との差は「今までに大豆食品をどれだけ食べてきたか」!

2017年6月6日放送の「みんなの家庭の医学」によれば、エクオールを作り出すのは腸で、エクオールの材料である大豆食品が腸に届くと、腸内細菌が分解し、エクオールを作り出し、エクオールを作る腸内細菌が増加すると、より多くのエクオールが作られるそうです。

エクオールを作れる人は、大豆イソフラボン1日必要量は50mgで、納豆なら50gを摂取すればよいそうです。

「これまで大豆食品を食べてきていない人にはエクオールは作れないの・・・」と考える人もいるかもしれません。

しかし、【#その原因Xにあり】名医が更年期障害を改善SP|女性ホルモン低下を救うエクオール|男性更年期障害の改善方法に出演した医師によれば、食生活を1年半変えてもらったところ、エクオールを作れるようになった人もいるそうです。

納豆にはエクオールの原材料となる大豆イソフラボンが豊富で、また腸内の善玉菌を増やし、悪玉菌を抑える働きがあるといわれているそうです。

食生活の変化とは、一日1パックの納豆を食べること。

番組でおすすめしていたのは、「アボカド納豆」。

納豆1パックにアボカド1/2個をタレで和えるだけ。

アボカドには水溶性食物繊維と不溶性食物繊維が豊富で、食物繊維が腸内環境を整える黄金比1:2で含まれているそうです。

食べる時間は、腸内環境は夜作られるので夕食に食べるとよいそうです。

また、エクオールを作るには大豆食品に加えて、腸内細菌のエサになるフラクトオリゴ糖が含まれている玉ねぎやゴボウを摂るとよいそうです。

フラクトオリゴ糖で腸内で善玉菌が増えることにより、エクオールが作られやすくなるそうです。

ただ、納豆がどうしても苦手という人もいると思いますので、納豆が苦手な人はエクオールサプリメントを活用してみてはいかがでしょうか?

ちなみに、エクオールの産出能力をチェックするには、「尿中エクオール検査」や「ソイチェック」といった簡単な尿検査で調べることができます。

→ 50代女性のダイエットにおすすめの3タイプのサプリとは? について詳しくはこちら




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■【男性におすすめ】更年期太り・更年期脂肪の落とし方

更年期に入ると、若いときに比べて基礎代謝が低くなってくるため、同じような食生活をしているとエネルギーの摂り過ぎとなってしまい、その結果、太りやすくなってしまいます。

加齢とエネルギー代謝|なぜ加齢とともに基礎代謝量は低下していくのか?によれば、基礎代謝は、男性の場合、15から17歳がピークで、女性の場合、12から14歳がピークで、それ以降は加齢とともに基礎代謝は低下していくのがわかります。

出典:厚生労働省策定 日本人の食事摂取基準2005年度版,28-38,第1出版,(2005)

男性の場合は、筋力の衰え・低下|男性ホルモンが減少する40代・50代の男性更年期になると筋肉量が減る理由|プロテインと筋トレで筋力アップ!によれば、男性ホルモンのテストステロンには、筋肉を増強する役割があり、男性ホルモンが減少することによって、筋肉量が落ちやすくなります。

つまり、男性の場合は、男性ホルモンの減少によって、筋肉量が落ち、太りやすい体質になるため、意識的に運動・筋トレをして、筋肉量を保つ必要があるわけです。

→ お腹周りの脂肪が気になる50代男性のダイエットのポイントと痩せるコツ(サプリ・食事・運動) について詳しくはこちら

【#クロ現プラス】がんや認知症も!?コワ~い“男の更年期障害”|テストステロンが減少するとどうなる?|男性更年期障害の治療(血液検査・ホルモン補充療法・漢方薬)では、男性ホルモンであるテストステロンアップ術が紹介しました。

  • 適度な運動(例:早歩き)
    消費と分泌の繰り返しでホルモンが出やすい体質に
  • キャッチボール
    ポジティブな刺激を脳に
  • 夫婦で腕を組んで歩く
    ワクワクやドキドキを脳に
  • 寝る前はリラックス(例:ホットミルク)
  • 褒めてもらったり認めてもらう
  • 飲み過ぎに注意!
  • 仲間とともに行動する
  • 学生時代の友達と会う
  • 海に入る
  • 好きな香りをかぐ
  • ゲームをする

テストステロンを上げるための方法としては、夜更かしをしない・運動をするなどの健康的なライフスタイルで、友達と会ったり、女性と話したり、元気になれる場所に出かけてストレスを解消する、といったアクティブな行動がテストステロン値を上げてくれるようです。

また、【#その原因Xにあり】名医が更年期障害を改善SP|女性ホルモン低下を救うエクオール|男性更年期障害の改善方法によれば、男性ホルモン減少の原因は喜び不足にあるそうです。

男性ホルモン=テストステロンは喜びホルモンと呼ばれ、喜ぶことで分泌されることがわかっているそうです。

ユタ大学の実験によれば、スポーツ観戦したファンの試合後の男性ホルモン値を測定したところ、勝利チームは試合前よりも試合後のほうが男性ホルモン分泌量が増加し、敗北チームは減少しているという結果が出たそうです。

男性を喜ばせるには褒めること。

褒めることで優越欲求を満たすことができるそうです。

優越欲求とは他人より自分が上でありたいという気持ちで、褒められることで満たされ、喜びが大きくなるそうです。

魔法の褒め方のポイントは2つ。

1.比較褒め

心理学的には、誰かと比較して褒めると喜びが倍増するそうです。

例:「隣の旦那さんはゴミ出しなんてしていないのにあなたはいつもしてくれてエライわね!」

社会的比較効果(比較対象によって位置がはっきりし、優越欲求を簡単に満たせる)

2.第三者褒め

例:「『あなたはいつもゴミ出しをしていて優しい』って隣の奥さんが褒めてたわよ!」

ウィンザー効果(面と向かって褒めるとお世辞かもと疑いがちですが、第三者の誉め言葉を聞くと、信ぴょう性を感じます)

【#林修の今でしょ講座】男性更年期障害の予防に良い食べ物&男性更年期障害チェックリストでは、男性更年期障害の予防に良い食べ物が紹介されました。

●ニンニク・たまねぎ(含硫アミノ酸)

男性ホルモンの生成を活発化させる

●ビーフジャーキー・牡蠣(亜鉛)

男性ホルモンの生成による予防効果に期待

→ 亜鉛を多く含む食品 についてはこちら

●豚肉のたんぱく質

男性ホルモンを高める

●ナッツのアルギニン

男性ホルモンの分泌を高める

●とろろ

●ジンギスカンのカルニチン

男性ホルモンの分泌を促す物質

●スイカのシトルリン

男性ホルモンの分泌を促す物質

■運動・筋トレ

Brooklyn Bridge

by Curtis MacNewton(画像:Creative Commons)

更年期こそ運動が大切! (2022/9/2、ハーパーズ・バザー)で紹介されている産婦人科医のシャロン ・ マローンによれば、エストロゲンの減少は、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)の増加とHDLコレステロール(善玉コレステロール)の減少、2型糖尿病のリスク増加とも相関があるということで、更年期に差し掛かる40代・50代にとって運動は大事です。

運動には更年期のメタボ対策に2つのメリットがあります。

一つは、更年期太りによる生活習慣病予防になること、もう一つは、更年期症状特有のイライラなどの症状改善につながることです。

女性の更年期の悩み なぜ太りやすくなるのか?によれば、女性ホルモンのエストロゲンは、体の中でコレステロールを低く保ち、内臓脂肪をつけにくくする働きをしているのですが、更年期になり、エストロゲンの量が大きく減少するため、脂肪の代謝が悪くなり、内臓脂肪として蓄えられ、太りやすくなってしまいます。

しかし、内臓脂肪は、皮下脂肪よりも比較的燃焼されやすく、有酸素運動で効率的に落とすことが可能です。

ウォーキングや軽いジョギング、サイクリング、足腰に負担を掛けない水泳などが効果的です。

有酸素運動には脂肪燃焼効果だけでなく筋肉量を増やして基礎代謝をアップさせる効果もありますから、より健康的に、痩せやすい体質を作ることが可能です。

第三の脂肪である「異所性脂肪」を減らす方法|#たけしの家庭の医学では、厚生労働省が定めた体内の脂肪を減らす運動量を示した数値「メッツ(METs metabolic equivalents:)」を紹介しました。

※身体活動の強度×身体活動実施時間(h)=身体活動の量(メッツ・h)

一時間行ったときのメッツの量

  • ボウリング 3メッツ・h
    洗車 4.5メッツ・h
    山登り 7.5メッツ・h
    自転車 8メッツ・h
    平泳ぎ 10メッツ・h
    掃除2時間 8メッツ・h
    筋トレ2時間 8メッツ・h(筋トレは激しく体が動くのはごく一瞬なので)
    散歩 3.5メッツ・h
    ギター演奏 2メッツ・h
    釣り 2.5メッツ・h
    ヨガ 2.5メッツ・h
    荷物の積み込み 3メッツ・h
    階段の昇り降り 3.5メッツ・h
    卓球 4メッツ・h
    バドミントン 4.5メッツ・h
    草むしり 4.5メッツ・h
    バレエ 4.8メッツ・h
    ドッジボール 5メッツ・h
    エアロビクス 6.5メッツ・h
    テニス 7メッツ・h
    サッカー 7メッツ・h
    ラグビー 10メッツ・h

ゆっくり自転車をこぐというような有酸素運動をするほうが効率よくメッツを獲得できることが分かっています。

さらに、身体を動かすことは更年期障害によるイライラやうつなどの症状を改善する効果も期待できます。

例えば、寝る前10分のストレッチ&ヨガで「更年期障害の症状」と「うつ」が改善!おすすめのやり方とは?で紹介した明治安田厚生事業団体力医学研究所が行なった研究によれば、寝る前に毎日10分間、ヨガを取り入れたストレッチを3週間行うことで、更年期女性の「更年期症状」と「抑うつ」を改善することがわかったそうです。

運動をすることで、内臓脂肪を減らし、筋肉をつけることで太りにくい体質を目指し、また、更年期特有のイライラや鬱の症状を改善することができますので、あなた自身にあった運動・エクササイズを取り入れましょう!

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