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「プラスオイル」|野菜の抗酸化成分を溶け込ませた新発想のオイル|肥後製油( 熊本県菊池郡大津町)

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先日熊本に取材に行き、以前展示会で興味を持ったプラスオイルを販売している肥後製油さんにお話を聞きに行きました。




■プラスオイルとは?
プラスオイル|肥後製油
プラスオイル|肥後製油

参考画像:プラスオイル|肥後製油 スクリーンショット

「プラスオイル」とは、トマト・人参・ほうれん草の脂溶性の抗酸化成分(リコピン、βカロテン、ルテイン、クロロフィル)を肥後製油独自の製法により、油に浸透させたものです。

プラスオイルには、全国で数社しか生産していない貴重な国産菜種を100%使用し、圧搾法による一番搾りの油が使用されています。

●プラスオイル とまと

「九州産とまと」を使用し、トマトの色素(リコピン由来)が油に浸透しているため、色が赤いのが特徴。

トマトの風味・酸味がほんのり残っているので、サラダや白身魚のカルパッチョにかけるのがおススメなのだそうです。

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●プラスオイル にんじん

「熊本県産にんじん」を使用し、人参の色素(βカロテン由来)が油に浸透しているため、色が黄色いのが特徴。

※人参の色といえば、オレンジ色を想像すると思いますが、色素成分を抽出する際に、黄色になってしまうそうです。

人参の甘みがほんのり残っているので、サラダやお豆腐にかけるのがおススメなのだそうです。

【ニンジン・βカロテン関連記事】

●プラスオイル ほうれん草

宮崎県産ほうれん草を使用し、ほうれん草の色素(βカロテン由来)が油に浸透しているため、色が緑色なのが特徴。

お肉料理や魚介類との相性がピッタリなのだそうで、モッツアレラチーズにかけるのもおいしいそうです。

→ ルテインの健康効果 について詳しくはこちら

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【参考リンク】




「プラスオイル」は農業にかける熱い情熱から始まった

Carrots

by Matt Biddulph(画像:Creative Commons)

肥後製油4代目社長の高木さんにお伺いして感じたのは、「農業にかける熱い情熱」です。

話をお伺いする前は、油に関する製品を検討する中で、野菜の抗酸化成分が注目されていることからヒントを受けて、プラスオイルを開発されたものと思っていました。

しかし、話をお伺いしていると、全く違っていました。

プラスオイルの始まりは、高木社長が人参の生産を行なっているご友人から聞いた農業に対する憂うべき現状からでした。

どんなにニンジンを作っても儲からず、例えば、ニンジンを多く作ってしまうと卸価格が下がってしまうため、人参を出荷しないこともあるそうです。

このままでは農業が衰退してしまうという思いから、農家の方に少しでも儲かってほしいと考えて、油屋としてできることはないかと取り組み始めたのが、そもそものきっかけだったのです。

高木社長は一から勉強をはじめ、研究開発を始めます。

その中で出会ったのがドラッグデリバリーシステム(Drug Delivery System, DDS)研究の第一人者でノーベル化学賞の有力候補にも挙げられた、崇城大の前田浩・特任教授です。

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高木社長にとって、前田教授の言葉はまるで宇宙の言葉を話されているほどチンプンカンプンだったそうですが、少しずつ勉強をしていき、研究開発を進め、そして形になったのが、「プラスオイル」なのです。

プラスオイル|肥後製油
プラスオイル|肥後製油

参考画像:プラスオイル|肥後製油 スクリーンショット

→ 【熊本応援プロジェクト】プラスオイル3本セット+生絞りエゴマ油(熊本県)のご注文はこちら!

肥後製油㈱

肥後製油(株)

〒869-1235

熊本県菊池郡大津町室1985

最高品質の国産菜種油・オリーブオイルなどの食用油を作る熊本唯一のJAS認定工場です。







朝食を食べる回数が週2回以下の人は、毎日食べる人に比べて脳出血リスクが36%高まる|大阪大など

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■朝食を食べる回数が週2回以下の人は、毎日食べる人に比べて脳出血リスクが36%高まる

Breakfast at CornerStone - Park Hyatt Seoul

by Matt_Weibo(画像:Creative Commons)

朝食なし、脳出血リスク36%増=血圧上昇原因か―大阪大など

(2016/2/4、時事通信)

調査開始時に朝食回数を週に0~2回と答えていた人は、毎日取る人に比べ脳出血になる確率が36%高かった。欠食の頻度が高いほど危険性は高まった。

磯博康大阪大教授と国立がん研究センターなどのチームによれば、朝食を食べる回数が週2回以下の人は、毎日食べる人に比べて脳出血リスクが36%高まるそうです。

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■朝食の欠食状況

朝食欠食状況の変遷|平成28年食育白書
朝食欠食状況の変遷|平成28年食育白書

参考画像:第1部食育推進施策をめぐる状況|平成28年食育白書スクリーンショット

第1部食育推進施策をめぐる状況|平成28年食育白書

普段、朝食をほとんど毎日食べていると回答した成人は83.7%、小学6年生は87.3%、中学3年生は83.3%という結果でした。

一方、朝食の欠食状況について、朝食を「週に2~3日食べる」、「ほとんど食べない」と回答した成人は11.4%だったのに対し、朝食を「あまり食べていない」、「全く食べていない」と回答した小学6年生は4.5%、中学3年生は6.6%という結果でした(図表1-1-5)。

平成28年食育白書によれば、朝食の欠食状況について、朝食を「週に2~3日食べる」、「ほとんど食べない」と回答した成人は11.4%だったそうです。

朝食抜き、30代男性の30%超=10年で10ポイント上昇で紹介した厚生労働省の「2007年国民健康・栄養調査」によれば、若い男女を中心に朝食を取らない人の割合が増加傾向にあり、30代男性では10年前に比べ約10ポイント上昇し、30%を超えているそうです。




■なぜ朝食を食べないことが脳出血の危険性を高めるの?

なぜ朝食を食べないことが脳出血の危険性を高めるのでしょうか?

朝食の欠食と脳卒中との関連について|国立がん研究センター

脳出血の最も重要なリスク因子は高血圧で、特に、早朝の血圧上昇が重要なリスク因子であると考えられています。また、朝食を欠食すると空腹によるストレスなどから血圧が上昇することが報告されています。逆に朝食を摂取すると血圧上昇を抑えられることも報告されています。これらの報告から、朝食を欠食することで朝の血圧が上昇し、毎日朝食を摂取する人に比べて脳出血のリスクが高くなっていた可能性が考えられます。

脳出血の危険因子は高血圧で、特に早朝の血圧上昇が重要な危険因子なのだそうです。

朝食を食べないとストレスなどから血圧が上昇すると報告されており、そのことから、朝食を食べないことによって、脳出血リスクを高めると考えられるようです。

朝食を食べると、糖尿病や高血圧の予防になる!?によれば、たっぷり朝食を食べる派の人は、やせやすく、また糖尿病高血圧高コレステロール血症を予防できるという結果が出たそうです。

それは、食後の血糖値の上昇が緩やかであることにより、太りにくく、糖尿病高血圧高コレステロール血症といった病気にもなりにくくなっているようです。

→ 高血圧の症状・食事・数値・予防・原因・対策 について詳しくはこちら

■朝食と健康の関係

●朝食を食べる習慣を持つ人は年収が高い

「所得と生活習慣等に関する状況」のグラフから見えてくるものー厚生労働省調査によれば、性別に関係なく、朝食を食べる習慣を持つ人ほど年収が高い、もしくは、年収が高い人ほど朝食を食べる習慣を持っているといえます。

これは、年収が高い人は結婚している率が高く、結婚していると朝食を食べる習慣を持ちやすいのかもしれませんし、また、年収が高い人は朝食を食べる重要性を認識しているために朝食を食べているのかもしれません。

●朝食を食べない人は、脂肪がエネルギーとして消費されず、コレステロール量が増加してしまう

体内時計 ダイエット|たけしの家庭の医学 5月25日

内臓:朝食がリセット方法

※内臓の時計遺伝子をリセットするには、たんぱく質が必要。

朝食にタンパク質を取ることで、その刺激が小腸に到達し、小腸の時計遺伝子を動かす。

すると、その信号が胃や肝臓にも伝わり、エネルギー代謝がはじまる。

そのため、タンパク質の少ない朝食の場合は、時計遺伝子はリセットされず、内臓の機能も低下したままになります。

すると、すでに活性化している脳が、栄養分が入っていないことを感知し、体が飢餓状態にあると判断します。

そのような状態で昼食をとると、飢餓状態に対応するため、体内に脂肪をため込む機能がスタート。

脂肪がエネルギーとして消費されず、コレステロール量が増加してしまう。

■まとめ

食事バランスガイド|農林水産省
食事バランスガイド|農林水産省

参考画像:食事バランスガイド|農林水産省|スクリーンショット

食事バランスガイドを守ると死亡リスクが減少する!|バランスの良い食事をしようというメッセージは伝わっているの?によれば、食事バランスガイドとは、一日に何をどれだけ食べたら健康に良いかをコマをイメージにして伝えているものですが、食事バランスガイドに沿った食事の人は脳血管疾患死亡リスクが11%減少しています。

この仮説としては、朝食を食べないと食事バランスガイドに沿わない食事になることにより、脳血管疾患のリスクが高まると考えられます。

脳出血のリスクを下げるためにも、朝食をとる機会を増やしましょう。







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#スタートトゥデイ、採寸用ボディスーツ 「#ZOZOSUIT」を無料配布|体型データの活用によってファッションECの課題であるサイズの不安を解消|プレタポルテからオートクチュールの時代が来る!?




【目次】

■スタートトゥデイ、採寸用ボディスーツ 「ZOZOSUIT」を無料配布|体型データの活用によってファッションECの課題であるサイズの不安を解消

zozosuit
zozosuit

参考画像:体型計測スーツ ZOZOSUIT|YouTubeスクリーンショット

スタートトゥデイ、採寸用ボディースーツ 「ZOZOSUIT(ゾゾスーツ)」 を無料配布 本日より予約受付開始~ 体型データの活用により、ファッションECの課題であるサイズの不安を解消。更にプライベートブランド 「ZOZO」 でも活用 ~

(2017/11/22、スタートトゥデイ)

「ZOZOSUIT」 は、当社がニュージーランドのソフトセンサー開発企業 「StretchSense Limited.」 と共同開発した、伸縮センサー内蔵の採寸用ボディースーツです。トップスとボトムスの上下を着用し、スマートフォンとBluetooth通信で接続することで、人体のあらゆる箇所の寸法が瞬時に計測でき、そのデータをZOZOTOWNアプリに保存する事ができます。

「ZOZOTOWN」を運営する株式会社スタートトゥデイは、採寸用ボディースーツ「ZOZOSUIT(ゾゾスーツ)」の無料配布の予約受付を11月22日より開始しました。

動画によれば、「ZOZOSUIT」は「未来の試着室」のイメージで、身体の15000箇所を正確に計測し、本当に自分自身にあった洋服の購入ができるようです。

Explore the StretchSense Enterprise Kit

【参考リンク】

【追記(2018/4/27)】

体型計測スーツ ZOZOSUIT

スタートトゥデイはスタートトゥデイ研究所で自社開発した“ZOZOSUITS”を使うことを発表しました。

スタートトゥデイ研究所、アイデア買い取り第1弾を発表

(2018/2/15、スタートトゥデイ)

今回、買い取り案件第1弾として、研究者3名からなる匿名のチームによる、採寸用ボディースーツ「ZOZOSUIT(ゾゾスーツ)」よりも更に簡単に低コストで高精度な体型計測が可能となるアイデアを3億円で買い取ることを決定いたしました。

以前発表されていたアイデアよりも低コストで高精度な体型計測が可能になるアイデアを買い取ったというニュースから約2か月で進んだというわけですから、すごいスピード感ですね。




■「ZOZOSUIT」の試みのポイントは「体型データ」を集めることにある!?

2015年にも同じようなコンセプトで「Like A Glove」というスマートレギンスでサイズを測定して自分にぴったりのジーンズを探してくれるというプロダクトもありました。

LikeAGlove smart garment

How it works, LikeAGlove, 40sec

【参考リンク】

またその他にもスマホで足を撮影するだけで足のサイズが採寸できるアプリ「SIZEBOOK(サイズブック)」やユニークソリューションズデザイン社のサイズフィッティングサービス「Me-Ality(ミアリティ)」のように全身のサイズを測定してピッタリサイズの服を紹介するサービス、タブレット端末に体のサイズのポイントとなる4カ所の数値を入力することで蓄積された数億人の身体のサイズのデータを基にピッタリサイズの服をすすめるサービス、ウェブカメラを使ってサイズを測定するドイツの「UPcload(現在はFit Analyticsに変わっています)」などがあります。

Welcome to Me-Ality, Scan. Fit. Shop.

UPcload – Start-Up Explanatory Video (English)

【参考リンク】

「ZOZOSUIT」の試みのポイントは、自分にピッタリサイズの洋服を着ることだけにあるのではなく、「体型データ」を集めることにもあるようです。

3Dスキャンしたボディーラインの変化をチェックできる体組成計|NAKED 3D FITNESS TRACKER・SHAPESCALEでは、3Dスキャンしたボディーラインの変化をチェックできる機能について取り上げましたが、今回取り上げた「ZOZOSUIT」 は採寸用ボディスーツを世界中に無料で配り、体重計や体温計のような存在にすることで、体型データを活用したサービスを目的とするそうです。




■まとめ|プレタポルテからオートクチュールの時代が来る!?

モデル長者番付 15年ぶり首位交代、初のプラスサイズモデルも

(2017/11/22、Forbes)

今年は同ランキング史上初めて、プラスサイズのモデルがトップ10入りを果たした。年収550万ドル(約6億2000万円)で10位に入ったアシュリー・グラハムだ。

グラハムは、細身モデル以外が滅多に採用されないファッションメディアの仕事に頼るのではなく、自分の力でオーディエンスを獲得。

今回の試みにはテクノロジーの進歩に加えて、「世界で最も稼ぐモデル」ランキングでは史上初めてプラスサイズモデル「アシュリー・グラハム」がランキング入りしましたが、モデルのやせすぎ問題や写真修正・加工問題から始まり、健康的に体を鍛えたライフスタイルモデルに注目が集まるなど、サイズに縛られたくないという気持ちが背景にあるのではないでしょうか?

これまでの社会は、あらゆるものを標準化することによって、人間がその標準化された社会に合わせて生活をすることで問題を解決してきましたが、Society5.0では、多様な違いを持ったままで、必要なサービスを、必要な時に、必要な分だけ提供される社会になっていくことを目指しています。

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この観点から言えば、もしかすると、採寸用ボディースーツによって、オートクチュール(注文によってその顧客に合わせて仕立てられるオーダーメイドの一点物)からプレタポルテ(既製服)へと移った時代から改めてその人に本当にあった服を着る時代が来るのかもしれません。







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線虫によるがん検査法「N-NOSE」の実用化を目指し、検査の自動化についての共同研究|日立・九大ベンチャー

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■線虫によるがん検査法「N-NOSE」の実用化を目指し、検査の自動化についての共同研究|日立・九大ベンチャー

ヒロツバイオの線虫がん検査法「N-NOSE」|日立が試作した自動解析装置
ヒロツバイオの線虫がん検査法「N-NOSE」|日立が試作した自動解析装置

参考画像:日立とHIROTSUバイオサイエンス社が、線虫によるがん検査の実用化に向けた共同研究に合意(2017/4/17、日立ニュースリリース)|スクリーンショット

日立とHIROTSUバイオサイエンス社が、線虫によるがん検査の実用化に向けた共同研究に合意

(2017/4/17、日立ニュースリリース)

九州大学発のベンチャー企業であるヒロツバイオは、線虫ががん患者の尿には近づき、健常者の尿からは離れる特性(化学走性)を利用した、新しいがん検査法「N-NOSE」の実用化をめざしています。

株式会社日立製作所と、株式会社HIROTSUバイオサイエンスは、線虫によるがん検査法「N-NOSE」(エヌ・ノーズ)の実用化に向けて、日立が新たに開発した線虫がん検査自動解析技術を活用した、検査の自動化についての共同研究を行ないます。

【参考リンク】

  • 線虫使ったがん検査 本格的な臨床試験へ 2020年の実用化目指す(2018/7/4、NHK)

    今回、日立が開発した装置は、光を当てながらカメラで撮影し、その画像を解析して線虫の動きを自動で調べる仕組みで、一日に100件以上の検査が可能になるということです。

■線虫の習性を活用したがん診断方法の仕組み

九大の広津崇亮助教と伊万里有田共立病院の園田英人外科医長らの研究チームは、体長1ミリほどの線虫を使い、がんの有無を1滴の尿から高い精度で判別することに成功しました。

線虫は、犬と同じくらいの嗅覚受容体を持ち、好きなにおいには集まり、嫌いなにおいから逃げる習性(走性行動)があるそうです。

事前の実験で、がん細胞のにおいを好むことが分かっており、この習性を利用して、がんの有無を判別しようとするのが今回のがん診断方法の仕組みです。

→ がん診断、尿一滴で判別成功|線虫の習性を活用|九大など について詳しくはこちら




■日立の線虫がん検査自動解析技術の特徴とは?

この技術は、化学走性試験*2における、線虫の回収・洗浄、尿検体と線虫の走性プレートへの配置、および化学走性の観察といった一連の工程を自動で行うものです。

<中略>

線虫によるがん検査では、線虫の状態などにより検査結果が不安定になる場合がありますが、この線虫の移動度を検査品質の判定基準として用いることで、全ての検査品質を定量的に良否判定可能となりました。

化学走行試験とは、線虫が尿の検体に対して、近づいたり、離れたりの反応を示すかどうかを判定する試験のことです。

線虫の状態によって検査結果が安定しないという弱点があったものの、線虫の移動度を判定基準として用いることで、品質を安定させることができるようになったそうです。

■まとめ

尿でがん検査を行うというのは、患者にとっても肉体的に負担が少ない方法ですので、大変期待されます。

ガンを診断する方法としては、血液による診断や呼気に含まれる成分から診断するもの、息に含まれるニオイ成分から診断するものなどが考えだされています。

患者の経済的・肉体的負担のない形で、かつ精度の高い病気の診断方法が生まれるといいですね。







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心不全を発症させるタンパク質「アンジオポエチン様タンパク質2」発見 高血圧や加齢が過剰分泌の一因|熊本大

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【目次】




■心不全を発症させるタンパク質「アンジオポエチン様タンパク質2」発見 高血圧や加齢が過剰分泌の一因|熊本大

ANGPTL2による心不全の発症・進展のメカニズム
加齢や高血圧などの圧負荷によるストレスを受けた心筋細胞→心筋細胞におけるANGPTL2の産生・分泌の増加(ANGPTL2が心筋細胞自身に作用し、心筋の収縮力維持に重要な機能を低下させる)→心筋の収縮力維持に重要な心筋細胞の機能低下(心筋細胞内のカルシウム濃度調節機能・心筋細胞のエネルギー産生機能)→心筋の収縮力低下→心不全病態の発症・進展

参考画像:心不全の新たな発症メカニズム解明と新規遺伝子治療法の開発|日本医療開発機構(熊本大学プレスリリース)スクリーンショット

<熊本大>心不全促すタンパク質 研究グループ発見

(2016/9/29、毎日新聞)

問題のたんぱく質は「アンジオポエチン様タンパク質2」。本来は組織の正常な働きを助ける作用があるが、心筋細胞内で過剰に分泌されると、細胞のカルシウム濃度の調節やエネルギーを生成する力を弱める。その結果、心筋の収縮低下を招き、心不全を引き起こすという。また、高血圧や加齢が過剰分泌の一因となることも突き止めた。

熊本大大学院生命科学研究部の尾池雄一教授の研究グループによれば、心筋細胞から過剰に分泌されたたんぱく質の一種「アンジオポエチン様タンパク質2」が心不全を発症させることを発見したそうです。

「アンジオポエチン様タンパク質2」は、組織の正常な働きを助ける作用があるそうですが、心筋細胞内で過剰に分泌されると、細胞のカルシウム濃度の調節やエネルギーを生成する力を弱めてしまうことで、心筋の収縮低下を招き、心不全を引き起こしてしまうそうです。

■心不全とは

でんぱ組・最上もがさん、心不全を告白|「疲れなくて息苦しくない体が欲しい。」によれば、心不全とは、心臓の働きが不十分なことが原因で起きている体の状態のことで、病名ではないそうです。

心臓のポンプ機能が低下することによって、肺に多くの血液がうっ滞し、血液のガス交換がうまくいかなくなることで、疲れやすい・息苦しいといった症状が出るようです。

鉄分補給で心臓若返り・心不全予防|たけしのみんなの家庭の医学によれば、心臓は1日に約10万回鼓動していて、加齢とともに心臓機能は落ちていきます。

心臓では収縮や拡張が繰り返されていますが、心臓の機能が弱くなると、十分な血流を送ることができずに、心不全に陥りやすくなってしまいます。

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■アンジオポエチン様タンパク質2(ANGPTL2)

心不全の新たな発症メカニズム解明と新規遺伝子治療法の開発

(2016/9/28、熊本大学プレスリリース)

熊本大学大学院生命科学研究部の尾池雄一教授らの研究グループは、これまでの研究において、分泌タンパク質であるアンジオポエチン様タンパク質2(ANGPTL2)が、老化した細胞や様々なストレスを受けた細胞から過剰に分泌され、持続的な炎症(慢性炎症)を引き起こすことで動脈硬化性疾患、肥満症、糖尿病等の生活習慣病やがんの発症・進展を促進することを明らかにしてきました。

尾池雄一教授らの研究グループは、アンジオポエチン様タンパク質2(Angiopoietin-like protein 2, ANGPTL2)が過剰に分泌され慢性炎症を引き起こすことで動脈硬化症糖尿病肥満などの生活習慣病がんの発症を促進することを研究してきています。

【参考記事】

メタボリックシンドロームを引き起こす鍵因子を発見(炎症によるメタボリックシンドローム・糖尿病発症メカニズムの解明へ期待)

(2009/9/21、熊本大学プレスリリース)

尾池教授らは今回、肥満の脂肪組織ではアンジオポエチン様たんぱく質2(Angptl2)注2)が多く発現していることに着目し、このたんぱく質の機能について研究を行いました。その結果、Angptl2は肥満の内臓脂肪組織で発現が増加しており、炎症の発症・維持で重要な役割を果たす「単球注3)細胞」を病変部に呼び込んで、脂肪組織の慢性炎症を引き起こすこと、それにより全身でのインスリン抵抗性が生じ、糖尿病の発症につながっていることが分かりました。また、Angptl2の増加が、動脈硬化症の前病変として考えられている血管内皮細胞の炎症性病変を引き起こすことも分かりました。

がんの転移抑制へ期待 がん転移を促進する因子の同定と作用メカニズムを解明!

(2012/2/17、熊本大学プレスリリース)

今回、尾池教授らは、肥満の脂肪組織において慢性炎症を引き起こし、その結果メタボリックシンドロームや糖尿病の誘因となるアンジオポエチン様たんぱく質2(ANGPTL2)が、低酸素や低栄養などのがん組織内微小環境によってがん細胞そのものから分泌されるようになり、がん細胞から分泌された ANGPTL2 は、①がん細胞の転移に重要な血管新生を増加させること、②がん細胞自身に作用しがん細胞の運動性を増強させ、その結果がん細胞の浸潤や転移が促進されることを見出しました。

■ANGPTL2が心不全の発症・進展を促進しているメカニズム

1.ストレスを受けた心筋細胞でのANGPTL2の産生・分泌の増大

2.ANGPTL2による心筋細胞のカルシウム濃度調節やエネルギー産生機能の低下および心不全発症・進展の促進

3.適度な運動による心筋細胞でのANGPTL2の産生量の減少

4.マウス心筋細胞におけるANGPTL2産生増加の抑制をもとにした心不全の新規治療法の開発

5.ヒト心筋細胞におけるANGPTL2産生抑制によるカルシウム濃度調節やエネルギー産生機能増進の可能性

今回の研究によれば、加齢により老化した心筋細胞や高血圧などによるストレスを受けた心筋細胞、心不全患者の心筋細胞では、ANGPTL2の産生・分泌が増大していることを発見したこと、また、適度な運動によって心筋細胞でのANGPTL2産生量が減少することを発見したことから、高血圧を予防する生活習慣や適度な運動をすることが現時点で私たち自身でできる心不全予防法といえるのではないでしょうか。

→ 高血圧とは|高血圧の症状・食事・予防・原因・対策 について詳しくはこちら

→ 血圧を下げる方法(食べ物・サプリメント・運動) について詳しくはこちら

■まとめ

現在、心不全治療は対症療法が主ですが、心筋細胞でのANGPTL2産生増加を抑制する遺伝子治療は、心機能低下のメカニズムそのものにアプローチする根本治療としての新規心不全治療戦略として期待できるだけでなく、健康長寿社会の実現にも貢献することが期待されます。

心筋細胞でのANGPTL2産生増加を抑制する遺伝子治療によって、心不全を根本から治療することができるようになるかもしれません。