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11月11日は「#介護の日」|高齢者や障害者等に対する介護に関し、国民への啓発を重点的に実施する日

Providing medical care in Zaatari with Doctors of the World

by DFID – UK Department for International Development(画像:Creative Commons)




11月11日は「介護の日」なのだそうです。

介護の日・福祉人材確保重点実施期間|厚生労働省によれば、介護の日は、高齢者や障害者等に対する介護に関し、国民への啓発を重点的に実施する日として設定されたそうです。

「いい日、いい日、毎日、あったか介護ありがとう」を念頭に、「いい日、いい日」にかけた、覚えやすく、親しみやすい語呂合わせとなっています。

そこで、介護に関するニュースをまとめてみました。







トヨタ・ホンダが生活・介護支援ロボット開発でしのぎを削る

hsr_toyota

参考画像:HSR(Human Support Robot)で床から物を拾う -トヨタ公式企業サイト-|YouTubeスクリーンショット




介護予防・生活支援サービス市場は2025年に1兆3000億円によれば、今後高齢者人口と高齢者世帯の増加に伴いサービス市場は拡大し、介護予防・生活支援サービス市場は2025年に1兆3000億円に迫るそうですが、介護職員 2025年に約38万人不足のおそれによれば、介護職員が10年後には約38万人不足する恐れがあるそうです。

その対策の一つとして考えられているのが、ロボットによる介護支援です。

そこで、高齢者や障害者の「生活・介護支援」のためのロボット開発でしのぎを削っているのが、自動車メーカーとしてライバル関係にあったトヨタとホンダです。

生活・介護支援に力点=ロボット開発を加速-トヨタ、ホンダ

(2015/8/17、時事通信)

■トヨタ

トヨタは2011年に「介護・医療支援」を目的としたロボットを発表。歩行が不自由な人の歩行練習用装置として、脚部に装着して足を前に振り出す動作や体重を支える動きを助ける器具を開発した。

<中略>

また、手足が不自由な人の家庭生活を助ける同社の生活支援ロボット「HSR」は、人間の言葉を理解した上で、床に落ちた物を拾ったり、棚の上の物を取って人間に届けたりすることができる。

トヨタは、歩行支援をする器具や手足が不自由な人の生活支援ロボットを開発しているそうです。

HSR(Human Support Robot)で床から物を拾う -トヨタ公式企業サイト-




■ホンダ

同社が開発した歩行訓練機器「歩行アシスト」はアシモの技術を活用。腰と太ももに装着すると、歩くとき楽に膝を蹴り上げられる。

ホンダは「歩行支援」を中心テーマに掲げているそうです。

ホンダ、ASIMOの技術を応用した歩行訓練機器「Honda 歩行アシスト」

■まとめ

ひざ痛中高年1800万人 要介護へ移行リスク5.7倍によれば、膝の痛みで悩む中高年が1800万人にも上ると推計され、膝関節の軟骨がすり減って痛むようになると、要介護に移行するリスクが5・7倍高いそうです。

→ 変形性膝関節症(膝が痛い) について詳しくはこちら。

要介護に移行しないようにするためにも、歩行支援・生活支援ロボットの役割は重要になってくるでしょう。

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また、サイバーダイン、動作支援ロボット「HAL」 脳の信号で人の動きを感知し身体機能を補助によれば、サイバーダインの装着型ロボットの「HAL」は、身体を動かそうとする時に脳から発生する生体電位信号を使って人の動きを支援することが出来るそうです。

今後ますますロボット開発分野は競争が活発になると思われます。







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介護コンビニ|2015年4月から「介護(ケア)ローソン」の出店がはじまる




ローソン玉塚社長が「介護コンビニ」を語る

(2015/3/30、日経デジタルヘルス)

2015年4月からは「介護(ケア)ローソン」の出店を始める。介護事業者と連携し、ケアマネジャーが常駐して、介護が必要な人が自宅で適切なサービスを受けられるよう、相談に応じたり、サービスを紹介したりする。

2015年4月から介護事業者と連携してサービスを提供する「介護ローソン」を始めるそうです。

ローソンでは、様々な特徴を持った店舗の開発を行っています。

健康志向の食品を数多く取りそろえ、保存料や合成着色料についても独自の基準を設けた店舗「ナチュラルローソン」

病院内へ出店する「ホスピタルローソン」

調剤薬局を併設する「ファーマシーローソン」

OTC医薬品を扱うとともに、生鮮食品の品ぞろえを拡充した「ヘルスケアローソン」

そのローソンが次に手掛けるのが介護ローソンです。

介護が必要になった人がサービスを提供してもらうとなった時に、身近にあるお店がその入り口となると安心感があるのではないでしょうか。

P.S.

まずは介護にお世話にならないように介護予防のために体を鍛えていくことが大事ですよね。

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将来的には、動作支援ロボットの活用して、身体機能を補助していくかもしれません。

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【追記(2015/4/13)】

「介護ローソン1号店」を見学してきた

(2015/4/8、日経デジタルヘルス)

栄養を補給できる飲料や夏場などの脱水症状を防ぐ経口補水液などが並ぶ栄養補助飲料コーナー、「整腸作用」をうながす薬品や食品のコーナー、介護関連商品コーナー、約40種類を揃えた「ユニバーサルデザインフード」(「容易にかめる」「歯ぐきでつぶせる」など、硬さや粘度に応じて4区分に分類される)など介護に特化または関連した商品をそろえているそうです。

無線で「力」を伝える「フォーストランシーバー」を開発 医療介護提供者の負担軽減に役立つ期待|慶応大

参考画像:時事通信




無線で「力」を送受信、慶應大が研究開発

(2013/12/23、AFPBB)

慶應大学(Keio University)の研究チームは20日、無線によって2台の装置間で「力」を瞬時に伝える通信機を考案したと発表した。
<中略>
同大システムデザイン工学科の大西公平(Kouhei Ohnishi)教授らが開発した「フォーストランシーバー(無線による携帯型力触覚通信機)」は、加えられる圧力の大きさとその圧力に対する抵抗をリアルタイムで双方向通信することが可能だという。

慶應大学の研究チームは、無線によって2台の装置間で「力」を瞬時に伝える通信機「フォーストランシーバー(無線による携帯型力触覚通信機)」を開発したそうです。

この研究開発は、様々な現場で活躍できそうな期待があります。

例えばロボットに応用すると、温度や放射線量が高いなどの理由で人間が立ち入るには危険な区域でも、熟練したオペレーターがこの装置を使って、離れた場所から複雑な作業を実行できるようになるかもしれない。

大西教授によれば、理学療法の場合、療法士が触れた力や動きを直ちに転送し、また療法士の側でも、例えば重要な情報である患者の手足の動き具合を感じることができなければならない。この技術は、医療介護提供者の負担を軽減すると同時に、患者の利便性も向上させるはずだという。

一つは、人間では立ち入るのが危険な地域でも、この装置を活用したロボットで作業を行うことが可能になるかもしれません。

もう一つは、脳梗塞などで手を思うように動かせなくなった患者のリハビリに使えば、理学療法士が離れた場所から手や腕の動きを助けることにも活用できるかもしれないそうです。

この装置は、加えられる力を増幅させたり減衰させたりすることも可能であるため、これまで人間ではできないようなもの(例えば建設作業)に応用することが可能になるかもしれないと大西公平教授は語っています。







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高齢者の7割、将来に不安=健康・介護・収入で|内閣府調査

Senior Activities

by Seattle Parks(画像:Creative Commons)




高齢者の7割、将来に不安=健康、介護、収入で-内閣府調査

(2010/4/2、時事ドットコム)

内閣府は2日、60歳以上を対象に実施した「高齢者の日常生活に関する意識調査」を発表した。

将来の生活に不安を感じるか聞いたところ、5年前の前回調査より4.0ポイント多い71.9%が「不安を感じる」と回答。

具体的に不安に感じる点(複数回答)のトップは、「自分や配偶者の健康や病気」が77.8%。

以下、「介護」52.8%、「生活のための収入」33.2%と続いた。

内閣府による60歳以上の高齢者に対する意識調査によれば、高齢者の77.8%が自分や配偶者の健康や病気に不安を感じているそうです。

年を重ねるにつれて、緑内障白内障加齢黄斑変性といった目の病気糖尿病高血圧高コレステロール血症といった生活習慣病などの様々な病気になりやすくなります。

病気になると、医療費がかかるようになり、生活資金にも影響してきますよね。

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また、配偶者が病気にになると、介護が必要にもなってきます。

全ての項目が「健康」でいることがポイントのようです。

いかに健康で過ごせるかが、将来の不安を少しでも取り除くことにつながりそうですね。