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変形性膝関節症チェック|たけしの本当は怖い家庭の医学

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2008年12月16日放送の最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学(テレビ朝日系)は、「家庭でできる人間ドック2008」でした。




■変形性膝関節症

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by Tricia(画像:Creative Commons)

変形性膝関節症は、加齢による老化や長年の同じ動作により、膝の関節がすり減ってしまうために起こる病気。

番組では、変形性膝関節症を早期発見する方法を紹介していました。

●しゃがみ込み検査
  1. 肩幅に開いて立ちます。
  2. そのままゆっくりしゃがみ、そしてゆっくり立ち上がります。
  3. この動作を3回行ないます。

この動作の時に、痛みがあった場合または音が鳴った場合は、膝関節または半月板に何らかの異常がある場合があるそうですので、気になる方はぜひ専門医に診てもらうようにしてください。

→ 変形性膝関節症 について詳しくはこちら







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指先から血液1滴を採取するだけで血栓リスクを測定できる装置|血液凝固能の指標であるプロトロンビン時間(PT-INR検査)を測定

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指先からの血液1滴で、血栓リスク測定

(2016/9/1、日経デジタルヘルス)

 エクスプレシア ストライドは、指先から6μLの血液を採取するだけで、PT-INR値を測定可能。迅速に結果が得られるため、患者の来院時にワルファリン製剤の投与量を的確に調節できる。

シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクスが開発したのは、指先から血液1滴(6μL)を採取するだけで血液凝固能の指標であるプロトロンビン時間(PT-INR検査)を測定できる血液凝固分析装置です。




■この製品が開発された背景

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by Alisha Vargas(画像:Creative Commons)

心房細動などの患者では、脳塞栓症の要因となる血栓ができやすい。そこで、血液の凝固を防ぐために抗血液凝固薬(ワルファリン製剤)が処方されるが、ワルファリン製剤は投与量の調整が難しく、他の薬剤や食物との相互作用も起こしやすい。そのため、血液凝固能の指標であるプロトロンビン時間(PT-INR検査)を定期的に測定する必要がある。

 ところが多くのクリニックはPT-INR検査を検査センターに外注しており、その日には結果が得られない。そこで、来院日に迅速にPT-INR値を測定できるPOC(Point of Care)検査装置が望まれているという。

血栓ができやすい心房細動などの患者には血液の凝固を防ぐための薬(ワーファリン)が処方されますが、ワーファリンには1)投与の量の調整が難しい、2)他の薬剤や食べ物との相互作用も起こしやすい、というポイントがあるため、血液凝固能の指標であるプロトロンビン時間(PT-INR検査)を定期的に測定する必要があるのですが、多くのクリニックはPT-INR検査を検査センターに外注しているため、すぐに結果は得られず、その日にPT-INR値を測定できる検査装置が望まれていたそうです。

【補足】血栓の原因とは?

血栓の原因となるのは「フィブリン(Fibrin)」という物質です。

フィブリンは傷ができた時に固まって止血する役割を持っていますが、フィブリンが網目状になって固まってしまうと、血栓ができてしまいます。

フィブリンが固まりやすくなる理由は、2つ。

1.心房細動によって、血液が淀んで固まりやすくなる

通常心臓は規則的に一分間に60から100回拍動しますが、心房細動になると、心臓は不規則に300回以上拍動します。

<不整脈>飲酒量の増加で危険性高まるによれば、心房細動が起きると、心臓内の血がよどんで血のかたまり(血栓)ができやすくなり、それが脳の血管に詰まると重症の脳梗塞につながるそうです。

2.動脈硬化によって、血管が傷だらけになると、傷を治そうとして固まりやすくなる

体中の血管が動脈硬化によって傷だらけになると、フィブリンはその傷を治そうとして固まりやすい状態になります。

そして、そのフィブリンが心房細動によって、よどみやすくなった心臓に戻ってきたとたん、巨大血栓を作ってしまうのです。

動脈硬化 について詳しくはこちら。

■まとめ

今回開発された血液凝固分析装置は指先から6μLの血液を採取するだけで、PT-INR値を測定可能で、迅速に結果が得られるため、病院側にとっても、患者側にとっても、良い製品ですね。

→ 血栓とは|血栓の症状・原因|血栓を溶かす食べ物・飲み物・運動 について詳しくはこちら







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空腹時の胃痛は病気のサイン?胃炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍かも?

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「胃が痛い」ということを経験したことがある人も多いのではないでしょうか。

「胃痛」を引き起こす原因にはいろいろあります。

→ 胃痛(胃が痛い)|胃の痛みから考えられる病気とその原因・特徴的な症状 について詳しくはこちら

「空腹時の胃痛」は、実は病気のサインかもしれません。

【目次】




■空腹時の胃痛は病気のサイン?

Return to Godalming - Aug 2013 - Candid - Tall Mature Woman Picks Up Litter

by Gareth Williams(画像:Creative Commons)

空腹時の胃痛は病気のサイン? 手遅れになる前に適切な対処を!

(2015/11/16、Doctors me)

特にお腹がすいた時や朝起きたばかりの時、昼食や夕食前など、胃が空っぽの時に痛みが出るという場合は、胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍などが考えられます。

空腹時に痛みが出る場合は、胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍などが考えられるそうです。

→ 胃潰瘍の症状(痛み)・原因・予防・食事 について詳しくはこちら

→ 胃炎(急性胃炎・慢性胃炎)の症状・原因・食事 について詳しくはこちら

→ 胃がん(胃がんの症状・原因・治療・予防) について詳しくはこちら

■十二指腸潰瘍とは?症状

空腹時の胃痛は病気のサイン? 手遅れになる前に適切な対処を!

(2015/11/16、Doctors me)

十二指腸潰瘍は十二指腸の内表面がただれてえぐれてしまう病気のため、なんともいえないみぞおちの不快感や圧迫感が生じます。また、進行すると患部から出血し、便に血液が混ざることで黒色に変化することもあります。

あまりひどくなると、十二指腸潰瘍穿孔といって十二指腸の壁に穴が開いてしまい、腸管外に空気や食べ物が漏れてしまうという大変な事態になることもあるので、軽視は禁物です。

十二指腸は、胃の次に食物が流れ込む部位で、十二指腸潰瘍は、十二指腸の内側がただれてえぐれてしまう病気です。

胃潰瘍・十二指腸潰瘍 検査・症状|アステラス製薬

胸のあたりに焼けるような不快な感じがする胸やけが起こります。また、酸っぱい液体が口まで上がってきてゲップが出る「呑酸(どんさん)」という症状が現れることもよくあります。このような症状が起こるのは、胃酸の出すぎや、胃の運動が悪くなったり、胃から十二指腸に続く幽門や十二指腸が狭くなって、胃に長時間食べ物が残ることで食道に胃酸が逆流するためです。

十二指腸潰瘍の症状をまとめると次の通りです。

  • 上腹部やみぞおちの持続的な痛み・不快感や圧迫感
  • 十二指腸潰瘍の症状の特徴は、空腹時に激しい痛みが起こり、食事をとると痛みが治まること。
    それは、胃酸が潰瘍を刺激して痛みが起こるためと考えられます。
  • 胸やけ・呑酸
    胃酸の出過ぎ・幽門や十二指腸が狭くなったことによる胃酸の逆流
  • 進行すると患部から出血することで、便に血液が混ざることで黒色に変化することがある
  • さらに、ひどくなると、十二指腸潰瘍穿孔となって、十二指腸の壁に穴が開いてしまい、腸管外に空気や食べ物が漏れてしまう

【関連リンク】




■十二指腸潰瘍の原因

空腹時の胃痛は病気のサイン? 手遅れになる前に適切な対処を!

(2015/11/16、Doctors me)

特に、お腹がすいている時は痛いのに、何か口に入れるとスッと楽になるというのは、十二指腸潰瘍によく見られる症状です。

十二指腸は、胃の次に食物が流れ込む部位です。精神的なストレスや疲労、あるいはアルコールを飲む習慣やタバコなどが、十二指腸潰瘍の発症に関与しているといわれています。
また、一説によると十二指腸潰瘍の患者の9割以上が、胃がんとの関係で注目されているヘリコバクター・ピロリ菌に感染しているともいわれています。

胃潰瘍・十二指腸潰瘍 原因|アステラス製薬

ピロリ菌が十二指腸に流れ出ると、十二指腸に出来た胃の粘膜にくっつき、その粘膜を弱らせます。そして胃粘膜に比べて酸に対する抵抗力が弱い十二指腸に胃酸が流れ込むと、その攻撃で十二指腸潰瘍ができると考えられています。

胃や十二指腸などの内臓の働きは自律神経によって調節されています。強い肉体的ストレスや精神的ストレスを受けると自律神経の働きが乱れ、粘膜の血流が悪くなって粘膜が傷つきやすくなり潰瘍を生じます。

十二指腸潰瘍の発症の原因をまとめると次の通りです。

  • ストレス
    ストレスによって自律神経の働きが乱れると、粘膜の血流が悪くなり、粘膜が傷つきやすくなって潰瘍を生じます。
  • 疲労
  • アルコール
  • 喫煙
  • ピロリ菌
    十二指腸にピロリ菌が流れでると、粘膜が弱ります。そこに胃酸が流れ込むことによって、十二指腸潰瘍ができると考えられています。

■十二指腸潰瘍の治療

空腹時の胃痛は病気のサイン? 手遅れになる前に適切な対処を!

(2015/11/16、Doctors me)

十二指腸潰瘍はじめ、空腹時に腹痛や不快感が起こりやすい胃炎や胃潰瘍も、早いうち対処できれば薬のみで治療が可能です。

早期に治療できれば、十二指腸潰瘍は薬で治療できるそうです。

 

■まとめ

胃痛は病気のサインかもしれません。

気になる場合には、早めに病院で診てもらいましょう。

→ 胃痛(胃が痛い)|胃の痛みから考えられる病気とその原因・特徴的な症状 について詳しくはこちら

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オーラルケアで歯周病予防|予防歯科(セルフケアと歯科医によるケア)

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■オーラルケアで歯周病予防

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by Irina Patrascu(画像:Creative Commons)

お口の健康 オーラルケア

(2008/11/4、ダイヤモンドオンラインプラス)

「日本は治療歯科、つまりトラブルが起こって始めて通院される方が多い。それに対して、欧米ではトラブルを起こさないようにする予防歯科の意識が高く、フィンランドなどではきちんと制度化されています。考え方の違いもありますが、これからずっと健康な歯を維持したいなら、予防歯科への意識を高める必要があるでしょう」

【#カンブリア宮殿】予防すれば虫歯ゼロ!(熊谷崇さん・日吉歯科診療所)によれば、しっかりと歯のケア方法ができるようになり、口腔内を清潔にできるようになってからではないと、詰めた歯は4、5年で再感染してしまい、また治療を繰り返すことになるため、初診では応急処置以外の治療を行なわないところがあるそうです。

【歯のオーラルケア・歯周病事情に関する調査】 歯のケアへ時間・お金への投資意識、6カ国最低 歯周病が感染症であると認識している日本人は約25% ~サンスター「G・U・M」が6カ国を対象に意識調査~

(2014/10/20、サンスター)

調査の結果、日本は調査6カ国の中でも「歯周病」という言葉に対する認知率がドイツと並び非常に高いにも関わらず、「歯のケアには時間やお金をかけたくない」と感じている人の比率が高いという結果になりました。

日本、アメリカ、ドイツ、オーストラリア、イギリス、スウェーデンの6か国で行われた調査によれば、日本人は歯周病に対する認知度は高いものの、実際にオーラルケアにかける時間・お金は6か国中最も低いという結果が出ているそうです。

歯周病の予防のためには、歯肉に接する歯面に付着するプラークを除去すること、そのためにはハブラシの毛先が歯肉に接触することが大切です。また、ハブラシだけでは完全にコントロールできないため、歯間ブラシ・タフトブラシなど補助的清掃具をもっと活用し、それでも残ってしまう細菌に対してデンタルリンスなどを併用することをお勧めします。

歯周病を予防するには、日々のブラッシングなどで、歯周病の原因となる細菌をできる限り取り除くことが重要です。

しかし、歯周病予防には歯磨きだけでは完全にプラークを除去できないため、歯間ブラシ・フロスやタフトブラシ、デンタルリンス・マウスウォッシュなどを活用したいところですが、日本人は歯ブラシ以外のアイテム使用率が他国と比べて低いという結果となっています。

■セルフケア

「基本はやはりブラッシングです。ただし1つの歯ブラシではなく、糸状のフロスやインタースペース・ブラシで歯のすき間の汚れも落とすこと。歯磨き剤には、歯の表面を硬くコーティングするフッ素入りのものをおすすめします。表面のエナメル質を補う成分の入ったものを、定期的に使うのもいいでしょう」

歯周病予防の基本はブラッシングですが、歯ブラシだけでなく、糸状のフロスやインタースペース・ブラシで歯のすき間の汚れも落とすことが重要です。

歯磨き剤には、歯の表面を硬くコーティングするフッ素入りのものをおすすめなのだそうです。

また、歯周病を進行させる因子として喫煙(たばこ)も挙げられているので、禁煙することも重要なようです。

そして、日々のセルフケアに加えて、定期的にプロの歯科医によるケアを受けるのがより効果的なようです。

■プロの歯科医によるケア

ブラッシングで落とせるプラーク(歯垢)は全体の50%。フロスやインタースペース・ブラシを正しく使えば70%までは高められるが、そこから先はプロでなければ難しいという。

ブラッシングを正しく行えば70%ほどのプラーク(歯垢)を落とすことはできても、セルフケアでは、やはり限界があるようです。

プロの歯科医によるケアはどのようなことをするのでしょうか?

「ブラッシングでプラークは落とせますが、実はその下にバイオフィルムと呼ばれる膜が付着しています。雨の日にクルマを運転中、ワイパーで水滴は落とせても油膜は残りますよね。ワイパーがブラシで水滴はプラーク、油膜はバイオフィルムです。細菌の巣窟であり、プラークをつきやすくするバイオフィルムを除去するために行なうのがPMTC。専用のブラシやラバーカップでこすり取っていきます」
そのあとで、歯の石灰化度を高めて酸に溶けにくくするためにフッ化物(フッ素)を塗布。市販の歯磨き剤よりも強力なもので、訓練された歯科衛生士が適所、適量を判断して行なう。

ブラッシングでプラークは落とせますが、実はその下にバイオフィルムと呼ばれる膜が付着しています。

細菌の巣窟であり、プラークをつきやすくするバイオフィルムを除去するために行なうのがPMTC。

「PMTC」(Professional Mechanical Tooth Cleaning)とは、日ごろ自分で行なっている歯磨きでは落ちない歯の汚れをプロ(歯医者)が専用機器を使ってクリーニングすることです。

専用のブラシやラバーカップでこすり取っていきます。

そのあとで、歯の石灰化度を高めて酸に溶けにくくするためにフッ化物(フッ素)を塗布します。

つまり、車でいう油膜であるバイオフィルムを除去し、歯の石灰化度を高めて酸に溶けにくくするためにフッ素を塗るわけですね。

次は歯の周りの歯肉がつくる、ポケットと呼ばれる溝。ブラシが届かず、歯周病菌が多く存在する厄介な場所だが、専用の器具を挿入し、先端から薬剤を薄めた液を吹き出し、超音波の振動を作用させることで細菌を洗い流していく。
「この予防処置を週に1回、4週間行なうと歯は驚くほどきれいになります。その後は状態に応じて、年に何度か通院して検査すればいい。」

次に、歯周病菌が多く存在する歯肉が作るポケットと呼ばれる溝に、専用の器具を挿入し、先端から薬剤を薄めた液を吹き出し、超音波の振動を作用させることで細菌を洗い流していくという予防処置を週に1回、4週間行なうと歯は驚くほどきれいになるそうです。

やはりここまで聞くと、セルフケアだけでは歯周病予防は難しいようです。

プロの力を借りたほうがより効果的なようですね。

■まとめ

最近、歯周病メタボリック糖尿病などの生活習慣病の関連が明らかになってきています。

歯周病を予防するために、今後重要となりそうなのが、予防歯科への意識を高めることのようです。

歯科に関する知識を得る場所によって保健行動と歯周病の有病率に差がある!|学校やテレビよりも歯科医院で知識を得ている人は定期的に歯科受診をする傾向にある|岡山大学で紹介した岡山大学の森田学教授と岡山大学保健管理センターの岩崎良章教授らの共同研究グループによれば、歯科医院で歯科に関する知識を得ることによって、歯科保健行動を促し、また歯周病の有病率に影響を及ぼす可能性があること、また、学校やテレビから歯科に関する知識を得ても必ずしも行動変容を促すわけではないということがわかったそうです。

つまり、歯科医院のようなプロから知識を得ることが、その後の歯磨きなどの歯科保健行動に良い影響を与えるということです。

オーラルフレイルを知って健康寿命を延ばそう|自分の歯が多く保たれている人は、健康寿命が長く、要介護期間が短い|東北大学で紹介した東北大学の松山祐輔歯科医師が行なった研究によれば、自分の歯が多く保たれている人は、寿命が長いだけではなく、健康寿命(日常生活に制限のない期間)が長く、要介護でいる期間が短いことがわかったので、健康寿命を長くするためにもいかに歯の健康を保つかが重要になっています。

健康寿命を長くするためにも、歯医者さんでしっかりと歯磨きの仕方を習い、定期的にプロによるケアをしてもらうようにしましょう。

→ 歯周病とは|歯周病(歯肉炎と歯槽膿漏)の症状・原因 について詳しくはこちら







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AEDを使った措置を受けた後、社会復帰をした患者が8年間で30倍以上に増えた|京都大健康科学センター

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■AEDを使った措置を受けた後、社会復帰をした患者が8年間で30倍以上に増えた|京都大健康科学センター

AED

by AlamosaCounty PublicHealth(画像:Creative Commons)

<AED>措置受けて社会復帰の患者、8年間で30倍に増加

(2016/10/27、毎日新聞)

心停止状態で一般の人から自動体外式除細動器(AED)を使った措置を受けた後、社会復帰した患者が、2005年からの8年間で30倍以上に増えたことが、京都大健康科学センターの石見(いわみ)拓教授らの研究グループの調査で分かった。

京都大健康科学センターの石見拓教授らの研究グループの調査によれば、AEDを使った措置を受けた後、社会復帰をした患者が8年間で30倍以上に増えたことが分かったそうです。

AED 市民救命で社会復帰2倍 京大、心停止患者調査(2010/3/19)で紹介した京都大保健管理センターの石見拓助教と大学院生の北村哲久さんらのグループによれば、一般市民によるAEDによる除細動を受けた人(心室細動が起こってAEDが必要になった患者)の社会復帰率は全体の2倍だったそうです。

AED(心室細動で心停止を起こした患者に電気ショックを与えて心臓を動かす機器)の使用方法を知り、活用していくことが市民同士で守りあうことにつながっていくのではないでしょうか。




■救命措置の流れ

AED Training and CPR Training

by David Bruce Jr.(画像:Creative Commons)

  1. 呼びかけなどで反応を確認する
  2. 助けを呼ぶ(1.119番通報、2.AEDを持ってきてもらう)
  3. 気道の確保(喉の奥を広げて空気を肺に通しやすくする)
  4. 呼吸の確認(「見て」「聞いて」「感じて」確認する)
  5. 人工呼吸(2回)
  6. 心臓マッサージ(胸骨圧迫を30回連続)
  7. 人工呼吸・胸骨圧迫(2回:30回)の組み合わせを行なう
  8. AED(電源を入れ、電極パッドを装着)
  9. 心電図の解析(電気ショックが必要かどうかをチェック)

→ 詳しくは、詳しい解説・イラスト付きの 救命措置の流れ(心肺蘇生法とAEDの使用) – PDFファイル、総務省消防庁 をご覧ください。







【参考リンク】
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