「脳の病気」カテゴリーアーカイブ

徳永英明さん、もやもや病と脳梗塞発症予防のために手術

Hazy sun

by Quinn Dombrowski(画像:Creative Commons)

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■徳永英明さん、もやもや病と脳梗塞発症予防のために手術

徳永英明、もやもや病で手術 15年前にも倒れ、今回再発

(2016/3/3、デイリースポーツ)

徳永は2月上旬に体調不良を訴え、医師の診察を受けた結果、もやもや病と診断された。もやもや病とともに脳梗塞を起こす恐れがあると医師が判断、左複合バイパス手術に踏み切り、無事成功したという。

徳永英明さんは、モヤモヤ病と脳梗塞発症の恐れがあるとして手術を行なったそうです。

■もやもや病とは

モヤモヤ病、発症遺伝子発見-東北大学大学院研究グループ

モヤモヤ病は国が特定疾患に定めている難病で、厚生労働省の統計によると、全国で1万2885人(09年度末)が医療費助成を受けている。

発症すると脳動脈が狭まり、脳血流を維持しようとして周囲に毛細血管が多数できる。

撮影すると煙のように見えることからモヤモヤ病と名付けられた。

■脳梗塞

脳梗塞とは、脳の動脈が詰まることで発症する病気です。

1.片側手足の運動障害

  • 腕が重い
  • 腕が上がらない
  • 手で物がつかめない
  • 足が重い
  • 歩けない
  • 立ち上がれない

2.言葉の障害

  • 言葉が不明瞭になる
  • 呂律が回らない
  • 言葉が出てこなくなる
  • 言葉が理解できなくなる

3.めまい・ふらつき・歩行障害

  • めまい
  • 体がふらつき歩くことができない
  • 一人で立っていられない
  • 歩くと片方に傾く

4.眼の障害

  • 片方の目が急に見えなくなる
  • 視野が狭くなる
  • そばにいる人や物に気づかない

5.意識障害(意識の混濁)

  • 話しかけても反応がない
  • いびきをかく

→ 脳梗塞の症状・原因・予防 について詳しくはこちら







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オノ・ヨーコさんの病気は脳卒中!?インフルエンザ!?|米報道

Yoko Ono Interview

by Earl McGehee(画像:Creative Commons)

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■オノ・ヨーコさんの病気は脳卒中!?|米報道

オノ・ヨーコさん脳卒中か 体調回復、米報道|脳卒中フォーラム

米CBSテレビによると、ニューヨーク在住のアーティスト、オノ・ヨーコさん(83)が26日夜、救急車で病院に運ばれた。脳卒中とみられ、搬送時は意識がなかったというが、オノさんのマネジャーは26日、地元テレビに対し、体調は回復しており、27日に退院できる見通しだと話した。

米CBSテレビによれば、オノ・ヨーコさんが脳卒中のため、救急車で病院に搬送されたそうですが、体調は回復し、退院できる見通しなのでそうです。

【追記(2016/2/27 14:16)】

Yoko Ono hospitalized in New York

(2016/2/27、CNN)

Artist and activist Yoko Ono was hospitalized in New York after experiencing “extreme flu-like” symptoms, her publicist said.

CNNによれば、”extreme flu-like”(おそらくインフルエンザ)と報道されています。

■脳卒中の症状

脳卒中の症状の特徴は次の通り。

1.片側手足の急激な運動障害

2.激しい頭痛

3.めまい・ふらつき

4.突然の視力低下

5.重症の場合は、意識障害

■まとめ

脳卒中の症状が出たら、すぐに病院で受診しましょう。

→ 脳卒中の症状・前兆・原因・予防 について詳しくはこちら







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ほぼ完全な人間の脳の培養に成功―オハイオ州立大のルネ・アナンド教授

Brain

by dierk schaefer(画像:Creative Commons)




ほぼ完全な人間の脳、実験室で培養成功 米大学研究

(2015/8/20、AFP)

米オハイオ州立大学(Ohio State University)の報告によると、小さな脳の培養に成功したのは、同大のルネ・アナンド(Rene Anand)教授。脳の成熟度は、妊娠5週の胎児に相当するという。

オハイオ州立大のルネ・アナンド教授が小さな脳の培養に成功したそうです。

今回の研究によって期待されるのは、脳や神経系の疾患に対する治療法を開発する上での実験に必要な脳モデルとしての役割です。

このことについては、「数学的相関法や統計的手法はそれ自体、因果関係を特定するには不十分だ。実験システム、つまり人間の脳が必要なのだ」と説明している。

自分の想像を超えるような発想を聞くと恐ろしいと感じてしまいますが、神経系疾患の治療に大きな進歩をもたらしてくれるということでしたら、すばらしいことですね。







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脳は変化する!?スマホを親指操作している人は脳の構造が変化している

Texting

by Joi Ito(画像:Creative Commons)




スマホを親指操作している人は脳の構造が変化していることが判明

(2014/12/29、iphone mania)

チューリッヒ大学の脳科学研究機関が、スマートフォンユーザーは脳の構造が変化しているとする画期的な研究を発表しました。親指とリンクしている脳の皮質部分が、通常被験者と比較した時に、スマートフォンユーザーは素早く反応することを明らかにしたものです。

スマホを親指で操作するユーザーの脳(親指の動きに関連する大脳皮質部位の活動)は脳の構造が変化しているということがわかったそうです。

この記事のポイントは、「脳は変化する」ということ。

あなた自身がどんなカラダの使い方をするかによって、脳は今までと全く違ったものに変わるということですよね。







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「あなたは右脳型?左脳型?」実は左右の脳の使われ方に偏りはない!?

brain

by DigitalRalph(画像:Creative Commons)




あなたは右脳型?左脳型? でも左右の脳の使われ方に偏りはないことが判明:米研究

(2013/8/18、IRORIO)

米国ユタ大学のJeff Anderson博士を中心とする研究チームが2年間にわたり、7~29歳の被験者1011人の脳の活動をMRI画像を用いて分析を行った。被験者に様々な知的活動を行ってもらい、7000カ所に分けられた脳の部位がどのように活動し、どのようなネットワークが作られるかを確認したところ、左右どちらかの脳が偏って、より頻繁に使われている証拠は何も見つからなかったそうだ。

よく「右脳型」「左脳型」という分け方をしますよね。

論理的思考をする人や直感的思考をする人に違いがあるのは、左脳・右脳のどちらかの脳で考える、ある種の癖があるのかと思っていました。

しかし、ユタ大学のJeff Anderson博士を中心とする研究チームの研究によれば、どちらかの脳に偏って使われているという証拠は見つからなかったそうです。

思考パターンはどのような仕組みで違ってくるのでしょうか。

「海馬-脳は疲れない」(著:池谷裕二・糸井重里)では、このように書かれています。

  • 同じ人間と言っても最低限のつながり方は一緒でも、つなぎ方に個人差がある。
    =個性の現れ
  • 情報の通る量の抵抗が下がったり上がったりすると、道が増えたり太くなったりします。
  • 神経細胞は使えば使うほど密になる。

神経細胞のつなぎ方、使い方には個人差があり、そのことが個性となってあらわれてくるのです。

脳の部位というよりもどのように神経細胞をつないでいるか、使っているかがその人自身の思考パターンを作り出しているということですね。

つまり、人間の思考パターンは変えられるということになりますね。