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循環器疾患リスクチェック|心筋梗塞・脳卒中(脳梗塞・脳内出血・くも膜下出血)の発症リスクを診断・血管年齢の推定|国立がん研究センター・第一生命保険

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【目次】

■循環器疾患リスクチェック|心筋梗塞や脳梗塞の10年先の発症リスクがわかる

循環器疾患リスクチェック|心筋梗塞・脳卒中(脳梗塞・脳内出血・くも膜下出血)の発症リスクを診断・血管年齢の推定|国立がん研究センター・第一生命保険
循環器疾患リスクチェック|心筋梗塞・脳卒中(脳梗塞・脳内出血・くも膜下出血)の発症リスクを診断・血管年齢の推定|国立がん研究センター・第一生命保険

参考画像:国立がん研究センターとの共同研究によるリスクチェックツールの提供(2017/5/19、第一生命)|スクリーンショット

国立がん研究センターとの共同研究によるリスクチェックツールの提供

(2017/5/19、第一生命)

同センターのホームページ上で健康状態や生活習慣を入力いただくことで、今後 10 年間の循環器疾患(心筋梗塞・脳梗塞・脳卒中)の発症リスクを診断します。

第一生命が取り組む「InsTech」とは?|保険(Insurance)とテクノロジー(Technology)|医療ビッグデータの解析・健康な人ほど得をする保険商品の開発を以前取り上げましたが、第一生命保険株式会社は、国立がん研究センターと「医療ビッグデータ」活用の共同研究を開始し、その研究成果の第一弾として、「循環器疾患リスクチェックツール」を公開しました。

循環器疾患リスクチェック|心筋梗塞や脳梗塞の10年先の発症リスクがわかる|国立がん研究センターや藤田保健衛生大など(2016/5/24)によれば、同様のリスクチェックツールが提供されており、、現在40~69歳で、今まで心筋梗塞・脳卒中を発症したことがない方が、 今後10年間に心筋梗塞脳梗塞脳卒中を発症する確率を健康診断のデータを入力するだけで予測する手法が開発しています。

循環器疾患の発症リスク増加に影響を与える因子ごとに、一人ひとりの健康状態や生活習慣(運動、食事、喫煙、飲酒等)に沿った約 500 万パターンの具体的な健康改善アドバイスをご用意しており、広く疾病予防・健康増進にお役立ていただける公益性の高いツールとなっています。

今回のポイントは、健康状態や生活習慣についての質問に答えて、循環器疾患(心筋梗塞・脳梗塞・脳卒中)の発症リスクを診断するまでは同じですが、第一生命が生命保険事業を通じて得た保険医学の知見に基づき、一人ひとりの健康状態や生活習慣に合わせた発症リスクの軽減・予防、健康増進に役立つ効果的なアドバイスを提供するという点です。

入力項目は次の通り。

※LDLコレステロールと中性脂肪の値がわからない時は、総コレステロールの値で代用できるそうです。

つまり、この入力項目が心筋梗塞や脳梗塞のリスクに関わる要因であるということですよね。

循環器疾患リスクチェック|国立がん研究センター

循環器疾患としては、脳梗塞、心筋梗塞の他、脳梗塞と脳内出血、くも膜下出血を合わせた脳卒中の3つの疾患群のリスクを予測します。さらに、脳卒中の発症リスクをもとに、あなたの「血管年齢」も同時に推定し、血管も加齢している事実を分かりやすく示しました。

この循環器疾患リスクチェックでは、脳梗塞、心筋梗塞、脳卒中(脳梗塞・脳内出血・くも膜下出血)のリスクを予測し、血管年齢も推定するそうです。




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■心筋梗塞や脳梗塞のリスク要因

心筋梗塞や脳梗塞の原因は動脈硬化が進行することや血管内のプラークと呼ばれる脂肪などの固まりが破れて血栓ができてしまうことにあります。

動脈硬化は、動脈硬化の危険因子である高血圧脂質異常症高脂血症)、糖尿病、肥満、喫煙、運動不足、偏った栄養バランスの食事、アルコール、加齢、ストレスの有無などについて確認し、生活習慣を見直し、予防することが大切です。

動脈硬化は加齢とともに進行するため、一種の老化現象ともいえます。

しかし、動脈硬化は、急にあらわれるわけではなく、若いころから始まり、40歳を過ぎる頃に症状があらわれてくることが多いとのことです。

若いからといって安心してよいわけでなく、若いうちから動脈硬化にならないようにする生活習慣に変える必要があります。

■まとめ

健康診断のデータを入力するだけで今後10年間の心筋梗塞、脳梗塞、脳卒中の発症リスクを予測する手法が開発されましたので、みなさんもぜひ一度チェックしてみましょう。

→ 循環器疾患リスクチェック|国立がん研究センター(https://epi.ncc.go.jp/riskcheck/circulatory/) について詳しくはこちら

→ 心筋梗塞の症状・原因・前兆・予防 について詳しくはこちら

→ 脳梗塞の症状・原因・予防 について詳しくはこちら

→ 脳卒中の前兆・原因・予防 について詳しくはこちら







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「ぴったりが見つかる保険『ジャスト』」の3つのポイント|「健診割(契約時に健康診断書等を提出するだけで保険料の割引)」|「糖尿病の合併症」への新給付|第一生命

健康増進や予防医療に積極的に取り組んでいる人に対して、保険料が安くなる保険商品を出てきていますが、今回紹介するのは、第一生命の「健診割」(契約時に健康診断書等を提出するだけで保険料を割り引く)を導入する「ぴったりが見つかる保険『ジャスト』」という保険です。




【目次】

■「ぴったりが見つかる保険『ジャスト』」|契約時に健康診断書等を提出するだけで保険料を割り引く「健診割」を導入|第一生命
ぴったりが見つかる保険『ジャスト』
「ぴったりが見つかる保険『ジャスト』」は、従来の「主契約に特約を付加して加入する方式」から「必要な保障を組み合わせて加入する方式」です。

参考画像:お客さま一人ひとりのQOL向上に向けた新商品「ぴったりが見つかる保険『ジャスト』」の発売~健康増進に取り組む人を応援する生保業界初の「健診割」新登場~(2018/3/5、第一生命)|スクリーンショット

お客さま一人ひとりのQOL向上に向けた新商品「ぴったりが見つかる保険『ジャスト』」の発売~健康増進に取り組む人を応援する生保業界初の「健診割」新登場~

(2018/3/5、第一生命)

第一生命は「ぴったりが見つかる保険『ジャスト』」では、「健康寿命の延伸」など日本が抱える課題の解決に向けた取り組みを強化するため、健康診断割引特約(以下「健診割」)を導入するそうです。

健診割「今田美桜のもったいなか!」篇

「健診割」は、契約時に健康診断書等を提出するだけで保険料を割り引くという生保業界初の保険料割引制度なのだそうです。

保険金等のお支払いの発生率
保険金等のお支払いの発生率

参考画像:お客さま一人ひとりのQOL向上に向けた新商品「ぴったりが見つかる保険『ジャスト』」の発売~健康増進に取り組む人を応援する生保業界初の「健診割」新登場~(2018/3/5、第一生命)|スクリーンショット

健康診断受診有無別の保険金等の支払データから第一生命が算出した保険金等のお支払いの発生率によれば、健康診断を受けている人は受けていない人と比べると、3大疾病(がん、急性心筋梗塞、脳卒中)などを原因とする支払発生率で1割、死亡を原因とする支払発生率で3割も発生リスクが低いというデータがあるそうです。

健康診断の受診率
健康診断の受診率

参考画像:お客さま一人ひとりのQOL向上に向けた新商品「ぴったりが見つかる保険『ジャスト』」の発売~健康増進に取り組む人を応援する生保業界初の「健診割」新登場~(2018/3/5、第一生命)|スクリーンショット

つまり、健康診断を受けている人のほうが病気や死亡リスクが低いということなのですが、健康診断の受診率は全体で約7割で、その中でも特に自営業者や専業主婦などは6割に満たないという結果が出ていますので、健康診断を含めた健康増進に取り組むことで病気などのリスクが減ることが期待されます。

また、健康診断の受診率が向上し、結果として健康な人が増えることで、社会保障給付費の増大を抑制することにもつながることも期待されます。

社会保障給付費(うち医療・介護)の推移と国民健康保険の財政状況(赤字市町村)
社会保障給付費(うち医療・介護)の推移と国民健康保険の財政状況(赤字市町村)

参考画像:お客さま一人ひとりのQOL向上に向けた新商品「ぴったりが見つかる保険『ジャスト』」の発売~健康増進に取り組む人を応援する生保業界初の「健診割」新登場~(2018/3/5、第一生命)|スクリーンショット

健康保険組合の4分の1超が2025年度に解散危機を迎える試算ー健保連|改善するために必要な2つのプランによれば、健康保険組合連合会(健保連)は、2025年度に団塊の世代が全て75歳以上となり、健保組合が高齢者医療に拠出するお金が急増するため、健康保険組合の4分の1超が解散危機を迎えるという試算を発表しています。

また、国民皆保険による医療、医師の半数「持続不能」|「#健康格差」を広げないために私たちができることで紹介した日本経済新聞社などが実施したアンケート調査によれば、医師の半数が国民皆保険による医療が「持続不能」と答えているそうです。

年齢階級別一人当たり医療費(平成25年度)
国民医療費の約2割が80歳以上の医療費であり、その多くを入院費用が占めている。(年齢階級別一人当たり医療費(平成25年度))

参考画像:不安な個人、立ちすくむ国家~モデル無き時代をどう前向きに生き抜くか~|経済産業省PDF

厚生労働省「人口動態調査」, 「医療給付実態調査報告」, OECD Health Data 2014 OECD Stat Extractsによれば、国全体医療費の23%(9.2兆円)が80歳以上の医療費であり、その多くを入院費用が占めているそうです。




■「糖尿病の合併症」への新給付を導入!
糖尿病の総患者数の推移
糖尿病の総患者数の推移

参考画像:お客さま一人ひとりのQOL向上に向けた新商品「ぴったりが見つかる保険『ジャスト』」の発売~健康増進に取り組む人を応援する生保業界初の「健診割」新登場~(2018/3/5、第一生命)|スクリーンショット

「糖尿病が強く疑われる人」が調査以来初めて1000万人(推計)に到達|厚生労働省調査で紹介した厚生労働省による1万1000人余りを対象に行った血液検査によれば、糖尿病が強く疑われる人が全国で約1,000万人に上ると推計されており、厚生労働省/「平成 28 年 国民健康・栄養調査結果の概要」によれば、糖尿病が強く疑われる者(糖尿病有病者)・糖尿病の可能性がある者(糖尿病予備群)の推計人数合計2,000万人いるそうです。

「ワイド」に備える「アシストワイドプラス」に「糖尿病の合併症」への新給付を導入
「ワイド」に備える「アシストワイドプラス」に「糖尿病の合併症」への新給付を導入

参考画像:お客さま一人ひとりのQOL向上に向けた新商品「ぴったりが見つかる保険『ジャスト』」の発売~健康増進に取り組む人を応援する生保業界初の「健診割」新登場~(2018/3/5、第一生命)|スクリーンショット

糖尿病は、放置すると、「糖尿病の合併症糖尿病網膜症腎症神経障害(手指・足指の切断))」を引き起こし、QOLと密接に関連する疾患ですが、第一生命は「糖尿病の合併症」を保障する「アシストワイドプラス」を発売し、糖尿病の早期治療によりお客さまのQOL低下を目指すそうです。

■「ぴったりが見つかる保険『ジャスト』」の3つのポイント

1.ぴったり|必要な保障を組み合わせて加入する方式

「ぴったりが見つかる保険『ジャスト』」は、従来の「主契約に特約を付加して加入する方式」から「必要な保障を組み合わせて加入する方式」です。

2.ワイド|将来のリスクは選べないので「ワイド」な保障で備える

将来、自分がどんな病気になるかは予測できないので、「ワイド」な保障で備えていくというのが特徴です。

具体的には、3大疾病、要介護状態、身体障害状態や死亡に備える「アシストワイド」と「アシストワイド」の保障に糖尿病の合併症や狭心症、脳動脈瘤を対象とする給付を加え、お客さまのQOL低下に関わりの深い疾患の早期治療をサポートとする給付「アシストワイドプラス」を導入しています。

3.健診割|契約時に健康診断書等を提出するだけで保険料を割り引く

健診割
健診割
健康診断優良割引の適用条件
健康診断優良割引の適用条件

参考画像:お客さま一人ひとりのQOL向上に向けた新商品「ぴったりが見つかる保険『ジャスト』」の発売~健康増進に取り組む人を応援する生保業界初の「健診割」新登場~(2018/3/5、第一生命)|スクリーンショット

健康診断優良割引の適用条件としては、1)BMI、2)血圧、3)血液検査の3項目すべてを満たす必要があるそうです。

1)BMI 18.0以上 27.0以下

2)血圧最低 85mmHg 未満かつ最高130mmHg 未満

3)血液検査 HbA1c 5.5%以下(「血液検査」は健康診断受診日時点で 40歳以上の方のみ必要な条件です。)

(注)BMI(ボディ・マス・インデックス)とは、肥満度を表す体格指数で、計算式〔BMI=体重(kg)÷身長(m)2〕に基づき、第一生命が算出した指数を使用します。
(注)HbA1c の結果がない場合は、血糖値 100mg/dl 未満

■【レビュー】加入者の9割以上が満足
新商品ぴったり見つかる保険「ジャスト」の販売件数が約4ヶ月で30万件を突破 ~好評の決め手は「ぴったり」「ワイド」「健診割」!~
新商品ぴったり見つかる保険「ジャスト」の販売件数が約4ヶ月で30万件を突破 ~好評の決め手は「ぴったり」「ワイド」「健診割」!~

新商品「ぴったりが見つかる保険『ジャスト』」の販売件数が約4ヶ月で30万件を突破 (2018/7/17、第一生命)によれば、「ぴったり(例:自分にあった保障内容の保険を組めた)」(95.9%)、「ワイド(例:三大疾病への備えの充実)」(94.0%)、「健康診断結果を出すことで保険料が割引(例:健診割が見直しのきっかけに)」(86.7%)が加入の決め手になったとの声が得られています。

■まとめ

積極的に計画・実行する人はがん・脳卒中・心筋梗塞の死亡リスクが低い|国立がん研究センターで紹介した国立がん研究センターによれば、日常的な出来事に対して、積極的に解決するための計画を立て、実行する「対処型」の行動をとる人は、そうでない人に比べて、がんで死亡するリスクが15%低く、また、脳卒中リスクが15%低く、脳卒中心筋梗塞などで死亡するリスクが26%低いという結果が出たそうです。

その理由としては、日常的な出来事に対して、積極的に解決するための計画を立て、実行する「対処型」の人は、がん検診や健康診断を受診するため、病気の早期発見につながり、病気による死亡リスクが低下して可能性があるようです。

つまり、積極的に健康管理を行うように努力する人は死亡リスクが低いわけですから、今後、ますます保険会社としても様々な予防医療に取り組んだ人には保険料が安くなるといった保険商品を出していくようになるのではないでしょうか?

健康に自信がある人で保険の見直しをしたい人はぜひ「ぴったりが見つかる保険『ジャスト』」をチェックしてみましょう!







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新しい靴を履くときの悩み「靴擦れ」の原因を知って靴ずれ防止・対処(治し方)

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「新しい靴を買ったから、明日履いていこう♪」という人もいると思いますが、新しい靴(パンプス・ローファー・サンダルなどを含む)を履くときに悩ましいのが「靴ずれ」です。

今回は、なぜ靴ずれが起きるのか、靴ずれを防止する方法についてまとめてみました。




【目次】

■靴ずれする部位

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by sole_lover(画像:Creative Commons)

靴擦れするところは、かかと・足裏(指の付け根)・親指(付け根・側面)・小指(付け根・側面)・足の甲(足指の甲)などがあります。

■靴ずれの原因

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by Eric May(画像:Creative Commons)

■靴が合わない(形・サイズ・素材)

あぁ…皮ペロリの悲劇!「春パンプスで靴擦れ」防止対策&応急処置

(2016/4/6、美レンジャー)

・長さと幅があっているか

・足先がぶつかっていないか(つま先にほどよい余裕があるかどうか)

・圧迫を感じるところがないか

・ストラップやベルトなど靴の装飾品が痛くないか

・足が靴の中で前すべりしないか

・かかとがすっぽり抜けないか

靴の形が合っていない場合には、足の指先がぶつかったり、足の側面に圧迫感があったりします。

靴のサイズが小さい場合には、足が擦れたり、圧迫感があり、靴のサイズが大きい場合には、足が靴の中ですべってしまい、摩擦が起きて、靴ずれの原因になります。

また、靴の素材(生地)が硬いと、摩擦が起きて靴擦れの原因になります。




■靴擦れ防止

●自分に合った靴を履く

  • シューフィッティング(試し履き)
  • 夕方に足がむくむので、できれば夕方に靴を試着する。

●靴擦れをしやすい場所に前もってワセリンやニベアなどの油分の高いクリームを塗っておく

●靴下やストッキングを履く

摩擦があると靴擦れしやすいので、ストッキングや靴下を履く。

●インソール(中敷き)

靴擦れしたことのある靴の場合には、靴の高さと足の高さがあっていないことが考えられるので、靴の中にインソール(中敷き)を入れる。

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●クッションパッド

●靴擦れをしやすい場所にあらかじめ絆創膏を貼っておく

■靴擦れ対処・治し方

靴擦れができると、皮膚が赤くなったり、水ぶくれができたり、その水ぶくれが破けて皮膚がはがれてしまったり、魚の目やタコができたりします。

●絆創膏(ばんそうこう)を貼る

靴擦れした部位にばんそうこうを貼る。

●皮膚科を受診する

水ぶくれが破れて皮膚がはがれてしまうと、傷口にばい菌が入る恐れがあるので、できれば病院(皮膚科)で診てもらいましょう。







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【世界一受けたい授業】ネバネバヌルヌル食材の健康効果|もずく(フコイダン)・山芋(ジオスゲニン)・オクラ・うなぎ




2010年5月1日放送の世界一受けたい授業では「体に良いネバネバヌルヌル食材」を取り上げました。

講師 津久井 学 先生(関東学院大学准教授)

 

●納豆には、疲労回復効果だけでなく、ネバリの成分にカルシウム吸収の促進効果もあるそうです。

●ウサイン・ボルト選手は、ヤマイモの一種のヤムイモを食べていたそうです。

 

■ネバネバヌルヌル成分の効果とは

もずく酢

by Ippei Suzuki(画像:Creative Commons)

●ネバネバヌルヌル成分というのは、人の粘膜と同じような働きをするので、胃の粘膜の保護や胃潰瘍にも効果があるそうです。

●糖分や脂肪分の吸収を遅らせる効果・吸収を阻害する効果もあるそうです。

そのために、糖尿病やその予防に効果があると言えるそうです。

 

■体型が気になる人に効果的!もずく

もずくのぬめり成分フコイダンが今注目されているそうです。

フコイダンを継続的に摂取した際、中性脂肪値が減少したそうです。

つまり、ダイエット効果があるということですね。

また、この研究では、悪玉コレステロール値は下がり、善玉コレステロールは高くなるという結果も出たそうです。

その他にも、フコイダンには、がん細胞の増殖を抑える効果もあるという研究結果が出ているそうです。

【もずくの効果的な食べ方】

●もずく酢は食前に食べるのがよい。

胃が空っぽの状態だと、胃の粘膜にフコイダンが働きやすいからなのだそうです。

弱った細胞の修復し、脂肪の吸収を阻害してくれるそうです。

 

■年齢が気になり始めた人におすすめ!ヤマイモ

ヤマイモの中には、ジオスゲニンという成分が含まれているそうです。

ジオスゲニンは、ホルモンのバランスを整えて、更年期障害などの症状を和らげることが知られているそうです。

マウスの実験では、脂肪の代謝を活性化させる、運動の機能を高める効果があることを遺伝子的に証明したそうです。

●ヤマイモを「冷凍」するとかゆくならない。

ヤマイモの細胞には針状のものがあるためにかゆくなることがあるが、冷凍すると大丈夫なのだそうです。

 

■疲労回復したい人におすすめ!オクラ
カットしたオクラ
カットしたオクラ

オクラには、ビタミンB1という疲労回復効果のある成分が含まれているそうです。

ネギには、ビタミンB1の吸収を約10倍以上高めるといわれる成分が入っているため、ネギと一緒にオクラを食べると疲労回復効果が高まるそうです。

また、オクラには、βカロテン・ビタミンC・ビタミンE・カルシウム・鉄分などを豊富に含んでいるため、糖尿病や動脈硬化の予防に効果があるといわれているそうです。

●オクラは、ゆで時間に注意が必要。

ゆで時間が長くなると、ネバネバ度は上昇していくのですが、反対にオクラ特有の硬さがなくなっていくそうです。

そのために、2分ほどにしておくとちょうど良いのだそうです。

 

■体が弱っている時に効果的!うなぎ

Unagi over rice

by Andrew Choy(画像:Creative Commons)

ウナギには、ビタミンAが豊富。

ビタミンAは、病原菌などの侵入を防ぐ効果があるそうです。また、歯や骨の形成にも使われるそうです。

その他にも、うなぎには、DHA・EPAが含まれているそうです。







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なぜ高血糖でも低血糖でも脳の認知機能が低下するのか?

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【目次】

■血糖値が高くなると認知機能が低下する

血糖値、高すぎても低すぎても認知機能に悪い影響

(2016/2/3、朝日新聞)

実は、この血糖の高い状態が、認知機能に問題を引き起こします。特に注意力や遂行能力(段取りよく物事を進める能力)が損なわれます[1]。

糖尿病になると、認知症の発症リスクが2倍高くなる!?で紹介した東京大の植木浩二郎特任教授によれば、糖尿病になると認知症の発症リスクが2倍高くなるそうです。

→ 糖尿病の症状・初期症状 について詳しくはこちら

血糖値の高さが脳に影響を及ぼす可能性があることが、2つの研究で示されています。

糖尿病がアルツハイマーのリスク高める?

(2015/5/26、WSJ)

ミズーリ州セントルイスのワシントン大学の研究者らは、マウスの実験で血糖値を異常に高い値に引き上げたところ、脳内のアミロイドベータの生産も増加し、双方に何らかの相関性があることを突き止めた。

ピッツバーグ大学で実施された約180人の中年の成人を対象とした試験では インスリン依存型(1型)糖尿病の患者は、この疾患を持たない被験者と比べ、はるかに多くの脳内病変が認められ、認知機能は低下していた。

なぜ血糖値が高いとアミロイドβが生産されアルツハイマーのリスクが高まるのでしょうか。

インスリンには血液中のブドウ糖(血糖)の濃度を調節する働きがありますが、今回の記事によれば、インスリンはアミロイドから脳を守る働きもあるそうです。

アルツハイマー病は、アミロイドβタンパクが脳にたまることで、神経細胞が死滅し、萎縮し、認知機能が低下することから起きると考えられています。

つまり、インスリンの分泌が低下したり、生成されなくなるということは、アミロイドから脳を守ることができなくなり、認知機能が低下してしまうと考えられます。

→ 認知症対策|認知症に良い食べ物・栄養 について詳しくはこちら

■低血糖でも認知機能が低下する

 また、薬などを使って血糖値を下げる糖尿病の治療をしている患者さんの中に、血糖値が低くなりすぎることで認知機能に問題が起こることがあります。糖尿病の患者さんで、意味の通らない、わけのわからないことをおっしゃっているときはこの症状を起こしている可能性があります。すぐに血糖値を測り、低血糖であれば糖を補充する必要があります。

低血糖でおこる一時的な認知機能の低下は、血糖値を上げることによって治ります。ただ、低血糖が続くと脳がダメージを受けます。

高齢の糖尿病患者では、こうした低血糖の症状を起こす回数が多いほど、認知症の発症のリスクが高くなることが報告されています

糖尿病治療中の低血糖とは?症状とは?によれば、糖尿病治療をしている人の中には低血糖症状を起こすことがあります。

それは、人間の体に備わっているインスリンであれば、微妙なコントロールを行なってくれますが、薬の場合は、そうではないため、低血糖を引き起こしてしまうようです。

低血糖の症状としては、軽~中程度では、冷や汗・手指の震え・動悸があり、重度では、集中力の低下・意識の錯乱があり低血糖を繰り返すと、血糖値のコントロールが効きにくくなり、さらには、心筋梗塞や脳卒中を引き起こす可能性があるそうです。

そして、今回の記事によれば、血糖値が低くなりすぎると、認知機能に問題が起こることがあり、高齢の糖尿病患者で低血糖の症状を起こす回数が多いほど、認知症の発症リスクが高くなるそうです。

つまり、血糖値は認知機能を守るためにもコントロールする必要があるのです。

→ 血糖値(正常値・食後血糖値・空腹時血糖値)・血糖値を下げる食品 について詳しくはこちら




→ アルツハイマー病の「脳糖尿病仮説」の実証|「メマンチン」が脳インスリンシグナルを改善|東北大 について詳しくはこちら




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