「Fitness」カテゴリーアーカイブ

プロポーションを良くするためには体型維持のランニングよりもパーソナルトレーニングが良い!?|十枝梨菜さんのインタビューより




■プロポーションを良くするためには体型維持のランニングよりもパーソナルトレーニングが良い!?|十枝梨菜さんのインタビューより

僕たちの、美しき女神たちーー #49 十枝梨菜さん(タレント)

(2017/12/2、GQ)

「以前から体型維持のためにランニングをつづけていたのですが、パーソナルジムに通いはじめてからプロポーションが断然よくなりました」

グラビアタレント十枝梨菜さんのこのコメントが気になりました。

ランニングは体型維持には効果的であっても、メリハリのあるプロポーションを作ることを目標とする場合には不向きなのかもしれません。

最近では有名人・芸能人の方がパーソナルトレーニングを行なっていることをメディアやSNSで公開していますよね。

有名人・芸能人の方がパーソナルトレーニングを選ぶ理由は、見せる職業であるため、メリハリのあるプロポーションを作ることや役柄・作品に合わせた体型を作るといった「ボディメイク」の面が大きいように思います。

これまでダイエットといえば、単に体重を落とす(減量)ことだけでしたが、少しずつ「くびれ」を作るなど理想の体作りを目指すようになり、最近ではパーソナルトレーナーからトレーニング(ワークアウト)の指導を受けるなどに関心が移るなど「ボディメイク」に対するニーズが高まっているように感じます。

【関連記事】




■まとめ

dumbbell-mirror-workout

by John Voo(画像:Creative Commons)

「やせててきれい」の印象は筋肉が左右する。でも紹介しましたが、筋肉をつけると体重が増えてしまいますが、出るとこは出て、引っ込むところは引っ込む、そして肌にハリがあり、健康的な肌の色を目指すには、やはり筋肉をつけることは重要です。

【関連記事】

憧れボディのトレンドは“健康的でメリハリのあるカラダ”によれば、日本ではあまりフォーカスされていませんが、ミス・ユニバースの候補者やハリウッド女優などは、実は過酷な筋力トレーニングをしています。

例えば、キャンディス・スワンポール、ヴィクシーモデルボディの作り方(食事・運動)3つのポイントによれば、ヴィクトリア・シークレットのモデルの撮影時の写真を見ると、 多くのモデルの腹筋が割れていることに驚きます。

あまりにも腹筋が割れていることでイメージが損なわれるため、腹筋が割れていないように修整をかけることもあるという噂があるほどです。

海外のハリウッドセレブやモデルは、体重が多くても、筋肉トレーニングによってカラダを引き締め、メリハリがあるため、結果的にスタイルが良く見えるのです。

以前の日本では、スタイルが良くすること=体重を落とす・脂肪を落とすことばかり考えがちだったと思いますが、最近では、インスタグラムで海外セレブのライフスタイルを見ることができるようになり、実際どんなトレーニングを行なってスタイルを維持しているのかを知ることで、少しずつ意識が変わりつつあるように思います。

これからは筋肉を付けることで健康的でメリハリのある美しいボディーラインと代謝の良い体を作るということが、ますます注目されるようになるのではないでしょうか。







【ランニングと胸の下垂 関連記事】
続きを読む プロポーションを良くするためには体型維持のランニングよりもパーソナルトレーニングが良い!?|十枝梨菜さんのインタビューより

1日1時間のウォーキングで乳がんリスクが低下する!|米国がん学会

健康・美容チェック > 乳がん > 1日1時間のウォーキングで乳がんリスクが低下する!|米国がん学会




■1日1時間のウォーキングで乳がんリスクが低下する!?

Walking in Central Park

by Ed Yourdon(画像:Creative Commons)

1日1時間のウォーキングで乳がんリスクが低下! 7万人調査で判明

(2013/10/7、IRORIO)

ウォーキングの頻度とがんの発生率の関係を調べると、週に7時間以上のウォーキングをする女性は、3時間以下の女性に比べて、乳がんのリスクが14%も低下することが分かった。

10月は乳がん早期発見強化月間です。

アメリカがん協会(American Cancer Society)のアンケートによれば、1日1時間のウォーキングで、閉経後の女性の乳がんリスクが低下するという結果が出たそうです。

運動すると乳がんリスクが低下-国立がん研究センターで紹介した国立がん研究センターによれば、積極的に運動する女性は、運動しない人に比べて、乳がんリスクが低いそうです。

特に、閉経後の女性や太り気味の女性は、週1回でも余暇に運動をとりいれることが乳がんリスクが低くなるそうです。

ぜひ運動を生活習慣に取り入れるようにしましょう!

→ 乳がんの症状・原因・ステージ分類・検査・予防法 について詳しくはこちら







【乳がん関連記事】
続きを読む 1日1時間のウォーキングで乳がんリスクが低下する!|米国がん学会

運動の30分後に食事を摂ると太りにくい?(森谷敏夫)|たけしのニッポンのミカタ 1月28日

2011年1月28日放送のたけしのニッポンのミカタでは、ダイエットの新常識が取り上げられました。




□ 『太らない(太りにくい)食事の時間』-森谷敏夫(京都大学大学院教授)

せっかく運動しても余計お腹が空いて食べてしまう!という悩みを持つ人も多いが、森谷氏は、「それは食事をするタイミングが悪い」と話し、食事は運動の30分後が良いと主張する。

番組で、食事の前に運動した時と運動しなかった時で食欲にどのような変化が起こるのか?を実験したところ、運動をしなかったときに比べて、食事の量が減っていました。

なぜ、このようなことが起きたのでしょうか?

それは、運動中に食欲を抑えるホルモンがでるためなのだそうです。

※運動をすると、腸から食欲抑制ホルモンの分泌が増加

運動による食欲抑制ホルモンの分泌量は、運動し始めてから増え始め、運動後1時間は高い分泌量を維持し続けているため、運動の30分後に食事をすると、食欲抑制ホルモンの働きで、食事量が少なくてすむそうです。

つまり、このやり方を行なえば、食事の摂取カロリーを抑制+運動によるカロリー消費という相乗効果があるようです。

この学説は、最近になって発見され、アメリカのスポーツ医学で注目されているとか。

□どんな運動がいいのでしょうか?

ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動で食欲抑制ホルモンの分泌が増すそうです。







【関連記事】
続きを読む 運動の30分後に食事を摂ると太りにくい?(森谷敏夫)|たけしのニッポンのミカタ 1月28日

フィットネスアプリ「Fysta」|パーソナルトレーナーが監修した運動プログラムの動画&体重管理・ランニング機能|キングソフト




【目次】

■フィットネスアプリ「Fysta」|パーソナルトレーナーが監修した運動プログラムの動画&体重管理・ランニング機能|キングソフト

参考画像:キングソフト、ヘルステック業界に進出。総合フィットネスアプリ「Fysta」リリース。(2017/7/10、キングソフト)|スクリーンショット

キングソフト株式会社は、ヘルステック業界に進出し、プロのパーソナルトレーナーが監修した筋トレやストレッチ、ヨガなど運動プログラムの動画を見ながら、いつでもどこでもエクササイズができ、体重のレコーディング機能やランニング機能を搭載した無料フィットネスアプリ「Fysta」をリリースしました。

フィットネスアプリ – Fysta – 何してキレイになる?

■「Fysta」の気になるポイント

フィットネスアプリは数年前から注目されているものですので、フィットネスアプリ自体に目新しさは感じません。

【関連記事】

【参考リンク】

気になったのはライブ動画配信アプリとのコラボです。

キングソフトのライブ動画配信アプリ「Live.me(ライブミー)」と「Fysta」のコラボレーション企画など、さらに多くの方々に価値ある情報を届けられる企業として、動画関連事業にも注力をしてまいります。

動画サイトでは、フィットネス関連の動画コンテンツは無料で見ることはできますし、こうしたフィットネスアプリに関心がある方はすでに体重のレコーディング機能を持つアプリやランニングを支援するウェアラブルデバイス(フィットネストラッカー)を持っている人もいると思います。

他のコンテンツとの違いを出せる点といえば、「どんなパーソナルトレーナーがいるのか」だと思います。

そして、そのパーソナルトレーナーとの親近感を出すうえで重要なのがライブ動画だと思ったのです。

同じような内容のフィットネスコンテンツであったとしても、身近に感じられる魅力的なパーソナルトレーナーが教えるコンテンツを選ぶと思うのです。




■あなたならどんな基準でパーソナルトレーナーを選びますか?

マドンナ(Madonna) 、Instagramでパーソナルトレーナーを募集|あなたならどんな基準でパーソナルトレーナーを選びますか?

ところで、あなたがパーソナルトレーナーを募集するとしたら、どんなことを選ぶ基準にしますか?

「男性に見られたくないから、女性専用のトレーニングジムがいいな」

「トレーニングウェア、靴、タオルなどが全てレンタルできて手ぶらでOKなところがいいな」

というように考えた人いませんか?

しかし、こうした基準で選んでしまうと、せっかくパーソナルトレーニングを受けようという気持ちを持っていたとしても、失敗に終わる確率が高いです。

それはなぜか?

パーソナルトレーナーやトレーニングジムを選ぶ上で最も大事な基準を間違えているからです。

選ぶ基準として考えられるのは、1.心的イメージを作り上げられること、2.フィードバックを与えることができること、です。

1.心的イメージを作り上げられること

「超一流になるのは才能か努力か?(Peak – secrets from the new science of expertise)」(著:アンダース・エリクソン)

超一流になるのは才能か努力か?

中古価格
¥1,653から
(2017/2/21 13:14時点)

練習の大部分はその技の瞬間ごとのあるべき姿またそれ以上に重要なこととして適切な身体の位置関係や動きがどんな感覚のものであるかと言う明確な心的イメージを形成することに費やされる。p98

1人で練習していると自分のパフォーマンスに目を光らせどこがおかしいかを判断するのに自分自身の心的イメージに頼らざるを得ない。不可能ではないが経験豊富な教師に見てもらいフィードバックをもらうのと比べてはるかに難しく効率が悪い。練習始めたばかりの段階では心的イメージがまだあやふやで正確であるため特に難しい。しっかりとしたイメージの基礎ができてしまえば、その上に新たな、より有効なイメージを独自に作っていくことができる。p200

「超一流になるのは才能か努力か?(Peak – secrets from the new science of expertise)」(著:アンダース・エリクソン)によれば、

心的イメージ(Mental representation)とは、

脳が今考えているモノ、概念、一連の情報など具体的あるいは抽象的な対象に対応する心的構造のこと p97

です。

つまり、今回のケースでいえば、マドンナさん自身に対して、どんな心的イメージを持っているかが重要だということになります。

2.フィードバックを与えることができること

一人でトレーニングを行なったり、多人数クラスで教えてもらう場合のデメリットとしては、フィードバックが得られにくいという点です。

フィードバックとは、ここでは、結果や行動を基に、その原因を突き止め、修正していくことをいいます。

一人でトレーニングをする場合には、自分自身で自分をチェックすることが難しかったり、どこが合ってるのか間違っているのかを判断する基準が自分にあるため、そもそも判断する基準が間違っていることが考えられます。

また、多人数で教えてもらう場合には、どうしてもトレーナーが自分につきっきりというわけにはいかないので、わからない部分が出てきているにもかかわらず、そのままにしてしまうケースがあるのではないでしょうか。

以前「一万時間の法則」という言葉が話題になりましたが、トレーニングというものはただ何時間もやればいいわけではありません。

一万時間の法則とは、どんな才能や技量も、10,000時間の練習を続ければ「本物」になるというマルコム・グラッドウェルが掲げた法則です。

天才! 成功する人々の法則

中古価格
¥478から
(2017/2/21 13:34時点)

【関連記事】

「心を上手に透視する方法 」(著:トルステン・ハーフェナー)の中でドイツ人バイオリニストのアンネ=ゾフィー・ムターが練習時間の長さよりも重要にしていることが語られています。

(文庫)心を上手に透視する方法 (サンマーク文庫)

中古価格
¥44から
(2017/2/21 13:35時点)

練習時間の長短よりも、私が大切にしていることがあります。

音や演奏技術のことでつまづいたら、そこから距離を置いて冷静に解決する方が良いということです。

つまり、単調な動きをひたすら繰り返して練習するよりも、分析を行なうことで解決するのです。

単調な動きは短時間やってみてしっくりこなければ、いくら繰り返しても無駄なのです。

ひたすら繰り返せば引けるようになるというのは大きな勘違いです。

ひたすら同じ練習を繰り返しても改善できるわけではなく、分析をして、修正を行うフィードバックが重要だということです。

フィードバックを得る上で最も効果的なのがコーチであったり、トレーナーの存在です。

揺らぐ“1万時間の法則”

(2014/3/11、ナショナルジオグラフィック)

「Psychology of Sport and Exercise」誌に3日付で掲載された論文によれば、プロのサッカー選手になった人とならなかった人を比較した場合、子供のころの練習時間に違いはなかったという。両者の大きな違 いは、良い指導を受けた量だった。

同じ練習時間であってもよい指導を受けたかどうかがプロになれるなれないの差に現れたという論文もあるそうです。

フィードバックに関するエピソードとしてフィギュアスケーターの羽生結弦選手のインタビューが印象的です。

羽生結弦選手インタビュー − キャノン・ワールドフィギュアスケートウェブ

自分としては同じイメージのつもりなんですが、ブライアン(コーチ)からは『毎回違うフォーム、違うタイミングで跳んでいる』と言われます。

<中略>

僕は跳ぶ直前に、バッって頭の中に成功する軌道とかのイメージが湧いて、そこに身体を乗っけていって跳ぶ。だから口で指導されてもダメ。視覚で伝わってくるものが良いんです。ビデオとかを繰り返し見て、イメージを記憶します。

羽生結弦選手はブランアンコーチからフィードバックを受けて、心的イメージを作り上げているのがわかるかと思います。

エクササイズやトレーニングが続かないというのは、その人自身に「やる気」がないからと言われてしまう人もいるかもしれません。

しかし、実際は「やる気」の問題ではなく、「本当に効果があるのかよくわからず、それを確認する手段がない」ことが問題なのです。

「超一流になるのは才能か努力か?(Peak – secrets from the new science of expertise)」(著:アンダース・エリクソン)

一般的に壁を乗り越える方法は「もっと頑張る」ことではなく「別の方法を試す」ことだ。テクニック、つまり、やり方の問題なのだ。p50

壁を乗り越えるのに1番良いのは別の方向から攻めてみることで教師やコーチの存在が役立つ理由の1つはここにある。p51

パーソナルトレーナー選びで悩むときには、「心的イメージを作り上げることができること」「きちんとしたフィードバックが与えることができること」を選ぶ基準にしてみてはいかがでしょうか?

■まとめ

何かにチャレンジする際に、あまりにやさしすぎると気持ちがたるんでしまったり、退屈だったり、やる気そのものがなくなってしまいます

また、そのチャレンジがあまりに難しすぎると、心配になったり、不安な気持ちになってしまいます。

大事なのは、自分の挑戦の度合いと自分の技術の高さがどの程度かを把握することであり、そんなときに力になってくれるのが「パーソナルトレーナー」の存在です。

Mihaly Csikszentmihalyi:ミハイ・チクセントミハイ: フローについて

(Feb 2004、TED Talk)

ミハイ・チクセントミハイ(Mihaly Csikszentmihalyi)が提唱する「フロー体験」とは、時間を忘れるほどのめりこんで没頭する状態であると解釈しました。

フローの状態を体験するには、チャレンジ(難易度)が平均よりも困難で、スキル(能力)も平均以上のものが求められている時に体験できるそうです。

参考画像:Mihaly Csikszentmihalyi:ミハイ・チクセントミハイ: フローについて(Feb 2004、TED Talk)|スクリーンショット

フィットネスによる良い結果を得るためにも、よいパーソナルトレーナーを選ぶようにしてくださいね。







【参考リンク】
続きを読む フィットネスアプリ「Fysta」|パーソナルトレーナーが監修した運動プログラムの動画&体重管理・ランニング機能|キングソフト

ジャンプ、スプリント、スクワット、ウエイトリフティング前のストレッチはパフォーマンスを低下させる!?




■ジャンプ、スプリント、スクワット、ウエイトリフティング前のストレッチはパフォーマンスを低下させる!?

Stretching

by Håkan Dahlström(画像:Creative Commons)

運動前のストレッチはやればやるほど有害なだけだと判明!

(2013/4/6、IRORIO)

運動前にストレッチをすると、ジャンプ力が低下し、全速力で走るタイムが落ちてしまうのだという。なお、ストレッチによる怪我の頻度に違いは見られなかったとしている。

<中略>

論文の記述によると、ウエイトリフティングをする前にストレッチをした場合、しなかった場合と比べて、筋力の低下と、それによる“ぶれ”が見られたらしい。後日、クロアチアで行われた再実験では、運動前ストレッチで筋力が5.5%も低下し、特に90秒以上もストレッチを続けた場合にはそれが顕著に現れたのだという。

<中略>

別の研究グルーブは、バーベルを持ちながらのスクワットで実験したようだが、結果は上述と同様だ。面白いのは、被験者がストレッチをした後、同じように“ぶれ”を感じ、不安定になったとレポートされていることである。

常識が常識でなくなるということはこれですね。

ケガを予防するためにも、筋肉をより良く動かすためにも、運動前にはストレッチが欠かせないと思っていましたが、今回の記事によれば、ストレッチによってパフォーマンスが低下することがわかったそうです。

■ストレッチによってなぜパフォーマンスが低下してしまうのか?

考えられる理由としては、ストレッチは確かに筋肉や腱をほぐしてくれるが、それはもしかしたらのびのびになってしまった“古着のゴム”のように、筋肉の伸縮率を低下させてしまうのではないか、というのが研究者の見解だ。

筋トレ前のストレッチは逆効果?によれば、ヨガのように一つ一つの筋肉をじっくり伸ばして静止する静的ストレッチの場合、副交感神経を優位にすることで筋肉が弛緩してしまい、筋肉のパフォーマンスが落ちてしまうため、筋トレには逆効果なのだそうです。

ただ運動前のストレッチは全ての運動にとって必要がないわけでは無さそうです。

今回の研究は強度パフォーマンスやパワーパフォーマンスを試されるものばかりで、持久力を試されるものではなかった。

運動前のストレッチが要らないと考えられるのは、ジャンプ、スプリント、スクワット、ウエイトリフティングであり、持久力が必要とされるマラソンであったり、柔軟性が必要なダンスのような運動には効果的という意見があるそうです。

→ 筋トレ前にヨガのような「静的ストレッチ」をすると逆効果になる?【エビデンス・論文紹介】 についてくわしくはこちら







【エビデンス・論文】