「Fitness」カテゴリーアーカイブ

裸足に近いランニングシューズで走るとケガが減り、効率的な走りになる?

Barfuß

by Thomas Kohler(画像:Creative Commons)




裸足に近いランニングシューズで快適な走りを実現 米研究

(2012/7/9、AFPBB)

■裸足感覚シューズのメリット

軽く裸足に近い感覚のランニングシューズを履き、足の前部に圧力をかけることで、けがの発生率を軽減し、より効率的な走りが実現できるという。

クッション性のある厚いヒール部と土踏まず部分のサポートを充実させた従来のランニングシューズの場合、ランナーは通常かかとから着地する。一方で裸足や裸足に近い感覚のシューズでは足の前部から着地することが多くなる。

研究者らによると、足の前部で着地すると足や下肢への衝撃が弱まり、究極的にはけがの発生率が減り、走りは効率化されるという。

「裸足」は足に優しいランニング法?-米ハーバード大研究結果で取り上げた内容によれば、靴を履いたランナーの75%は着地時にかかとが地面に接するという特徴があり、そのことが足に負担をかける一因なのだそうですが、裸足のランナーはかかとを地面につけずに走り、足への衝撃をうまく回避していたそうです。

裸足で走ると、つま先の付け根に近い部分で着地することで、足が最初に着地したときに地面を瞬間的に捉える足裏部分の面積が小さくなります。

その結果、足先と脚部が自然にバネのように動いて、それ以上のショックが吸収されるのだと考えられるそうです。

また、裸足に近いランニングシューズは怪我しにくいだけでなく、効率的な走りにも役立つそうです。

Vibram Five Finger Toe Running Shoes: Comfortable in the Grass

by Brett Morrison(画像:Creative Commons)

同誌に掲載された別の論文でも、裸足に近い感覚のシューズでは従来型のものより「下肢でより柔軟にエネルギーをため、発散する」ことに役立つため、そういったシューズを履いたランナーは約2~3%効率的に走ることができるとしている。

一方で、米コロラド大学(University of Colorado)の研究者らが3月に行った調査では、従来型のランニングシューズでも裸足より3~4%少ないエネルギーで走ることができるとの結果が示されていた。

ただ、急に変化すると、足に負担がかかることが予想されます。

靴と裸足では走るときに使い筋肉が異なるため、ふくらはぎと足の筋肉を作ってから、裸足に近いランニングシューズでしっかりと走ると良いのではないでしょうか。







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2分半運動を行った日の方が、何もしない日よりも200kcal多く消費する

Jogger

by John Loo(画像:Creative Commons)




もう言い訳できない!!わずか2分半の運動で200kcalも消費できると判明―米研究

(2012/10/15、IRORIO)

米コロラド州立大学が、25歳~31歳の健康体の男性を対象に行った実験では、短時間のエクササイズでも十分効果が得られることが明らかに。

同実験では、被験者の男性全員に全く同じカロリーの食事を3日間与え、それぞれの体を管理。その上で、1日は朝から夜までTVを見ているだらしない生活、1日はエクササイズをしてもらい、カロリーの消費量を計測した。エクササイズは、エアロバイクの負荷を最大にして、30秒間5セットを全力で漕ぎ続けるというもので、体を動かしている時間はわずか2分半。ところが実験の結果、たった2分半でも運動を行った日の方が、何もしなかった日よりも200kcal多く消費していたことがわかったという。

米コロラド州立大学が行った実験によれば、たった2分半でも運動を行った日の方が、何もしなかった日よりも200kcal多く消費していたことが分かったそうです。

肥満の人とそうでない人を比較すると、肥満の人は、立位または歩行活動が平均で1日約150分も少なかったそうです。(家事をすると肥満予防につながる?

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運動時間は短い方がダイエットに効果的?30分と1時間では30分の方がやせやすい?という記事によれば、短時間の運動はその日1日を継続して活発的に過ごす原動力になると考えられるそうです。

少し運動することでその日一日が活発になることによってカロリーが消費されるのかもしれません。







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P.S.

運動というと、すごく大変なイメージを持つ人もいるかと思いますが、今回の記事ではたった2分半で1日200kcal違うということでした。

ダイエット・ラジオ体操でくびれ・二の腕|ホンマでっかTV 6月20日によれば、毎朝1分ラジオ体操の3つの運動をするだけでも違うそうです。

ぜひ朝から3分ちょっと体を動かしてはみませんか?

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P.P.S

また、運動をすることは脳を鍛えることであったり、ストレスにも強くなることにつながるそうです。

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■スロージョギングで脳が大きくなる?!

ある研究で、ウォーキングから徐々に運動強度を上げ、軽いジョギングを行うようにしたグループと、ストレッチ運動を続けたグループとに分け、比較してみたところ、軽いジョギングを行うようにしたグループの方が前頭前野が多くくなったそうです。

*判断力・決断力・ワーキングメモリーが向上したそうです。

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運動量が多い人の脳は、アルコールによるダメージが小さい!?

Jogger

by John Benson(画像:Creative Commons)




【大酒飲みに朗報】エクササイズをすればアルコールによる脳のダメージが緩和されるとの調査結果

(2013/4/17、IRORIO)

お酒の飲み過ぎによる神経系の損傷は加齢によるそれと似ているため、米コロラド大学のHollis Karoly氏らが、飲酒歴の長い被験者の脳のMRIと、彼らの運動量などを分析。

その結果、脳のダメージの大きさは、その人が日頃からどれだけ有酸素運動をしているかと深く関係しており、運動量が多い人の脳は、アルコールによるダメージが小さいことが明らかになったという。

米コロラド大学のHollis Karoly氏らの研究によれば、運動量が多い人の脳は、アルコールによるダメージが小さいそうです。

ただ、運動しているからといってアルコールによる脳のダメージが小さくするとは現在の段階でははっきり言えないようです。

カリフォルニア大学のSusan Tapert教授によれば、運動がアルコールによるダメージから脳を守ってくれているのか、それとも脳が健康に保たれているからダメージが小さくて済んだのかはまだわからない







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運動をすると頭も体もスマートになる?

運動をすると、認知能力の改善、腹囲・太ももの脂肪の減少、インスリン感受性がアップ(このことで血糖値を下げることが期待される)という結果が出たそうです。

身体を鍛えることは脳も鍛えること」という研究結果

運動すること(体を鍛えること)によって、脳内に新しいミトコンドリアが生まれ、脳に関連する神経変性の病気への緩衝材になる可能性があるそうです。

P.S.

もちろん、アルコールの摂り過ぎは肝臓にも負担がかかりますので、注意してくださいね。

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女性は飲酒量が男性と同じでも、肝臓は先に悪化する

女性のほうがアルコールによる影響を受けやすいのは、

●女性ホルモンにはアルコール分解を妨げる作用があるため、男性より依存症になる恐れがあること

●アルコールを分解する肝臓の大きさも男性より小さいため肝障害のリスクが高い。

ことが理由としてあげられるようです。

女性は男性より肝臓へのリスクなどアルコールの影響を受けやすい。

女性は男性よりも体も肝臓も小さいことから、血中アルコール濃度は男性よりも女性のほうが高くなり、また、女性ホルモンにはアルコールの分解を抑える作用があるともいわれているため、女性は男性よりもアルコールの適量は少なくしたほうが良いようです。

→ 脂肪肝 について詳しくはこちら。

→ 肝臓 について詳しくはこちら。

→ 肝臓の病気 について詳しくはこちら。

→ NASH(非アルコール性脂肪性肝炎) について詳しくはこちら。

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スロージョギングダイエット|世界一受けたい授業 5月25日

Jogging

by Konstantin Zamkov(画像:Creative Commons)




2013年5月25日放送の世界一受けたい授業では、「スロージョギング」を取り上げます。

監修:田中宏暁(福岡大学スポーツ科学部教授)

■スロージョギングのやり方・方法

  1. 背筋を伸ばす
  2. 肘を軽く曲げ、足踏みをする
  3. 普段走るときはかかとからつきますが、スロージョギングの場合は、指の付け根が地面につくようにします。
    ※ひざ痛腰痛の人たちも踵をつくと膝・腰に負担がかかりますが、指の付け根だと、きちんと骨が並んでまっすぐつくので膝にもいい。
  4. 歩幅は足の大きさの約半分
  • 1日30分(10分×3回でもよい)が目安。
  • 会話ができなくなる一歩手前までにする。
  • 膝が痛い人はジョギングしない。

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ジョギングよりウォーキングの方が健康効果が高い!?




peoples park girl

by Philippe Put(画像:Creative Commons)

ジョギングよりウォーキングの方が健康効果が高い!?:調査結果

(2013/4/5、IRORIO)

米学術誌に掲載された調査によると、3万3000人のランナーと1万5000人のウォーカー(18~80歳)の健康問題に関するデータを6年分分析したところ、ジョギングをした場合とウォーキングをした場合では、ジョギングが4.5%、ウォーキングはその倍以上の9.3%も心臓病になるリスクが低下することがわかったとか。また血圧やコレステロール値も、ジョギングよりもウォーキングの方が倍近く正常値に下げてくれる可能性が高いそう。なお糖尿病においては、ジョギング・ウォーキング共にリスクを12%下げることができるという。

運動する側の意見としては、ジョギングのほうがウォーキングよりも健康効果が高いと思ってやっていますが、今回の記事によれば、ジョギングよりもウォーキングの方が心臓病になるリスクが低下し、血圧やコレステロール値を正常値に下げてくれる可能性が高いそうです。

ランニングにハマると老ける!?ランニングブームの落とし穴|ランニングをはじめる前に気を付けるべきこととは?でも取り上げましたが、競うように速度を上げて走っている人の場合は、体に負担がかかり、活性酸素が過剰に発生してしまい、老化を早める原因にもなりかねなかったり、怪我してしまう恐れがあるそうです。

健康を維持したいという人はジョギングよりもウォーキングを選択したほうがよさそうです。

■まとめ

運動自体を過大評価することによって食べ過ぎちゃうことってありませんか?

運動を過大評価して、食べ過ぎていませんか?でも紹介しましたが、運動をすると、頑張った気がして、実際運動で消費しているカロリーよりも多く消費していると思いがちですが、実は運動によってカロリーを消費するのはすごく大変です。

運動はダイエットに向いてない?によれば、運動は空腹をもたらしてしまうことがあり、そのため、運動以上のカロリーの食事をしてしまうとかえって太ってしまうそうです。

運動したんだからこれぐらい食べても平気だろうと思って食べ過ぎてしまうとかえって太ってしまうということにもなりかねませんので、食事をしっかりコントロールしながら、運動をしていきましょう!







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