「Health」カテゴリーアーカイブ

【家庭料理の視点から】卵の早期摂取推奨後も卵アレルギーの受診者は大きく減らず!アレルギー原因食物のトップがナッツ類に!




鶏卵の早期摂取推奨後も、鶏卵アレルギーの大きな減少は認められず~食物アレルギーの最も多い原因食物が鶏卵からナッツ類に変化~(2026年1月21日、国立成育医療研究センター)によれば、卵を早いうちから離乳食で食べさせることによるアレルギー予防を推奨してきましたが、現在のところ卵アレルギーを大きく減らすことはできていないそうです。

■より詳しく

日本では2017〜2021年頃から「離乳食で鶏卵を早めに(特に全卵微量で)始める」ことをアレルギー予防として推奨してきた(特にアトピー持ちの赤ちゃんに有効とされた研究に基づく)。

しかし、2022年以降も救急外来で鶏卵アレルギーの受診数は有意に減っていません。

全体の食物アレルギーによる救急受診数も10年間(2015〜2024年)ほぼ横ばいです。

そして、最近はアレルギー原因食物のトップがナッツ類に変わってきました。

昔(2015年頃):卵・小麦・牛乳が主犯

最近(2022〜2024年):ナッツ類(特にクルミ、カシューナッツ、アーモンドなど)が急増して最多に(オッズ約4倍)。

牛乳アレルギーは減ったが、卵は全体として大きく減らず(年長児でやや減少傾向はある)。

つまり、卵の早期摂取のガイドラインは理論上は有効でも、現実社会では十分に浸透しておらず、また摂取していても、「卵黄からゆっくり」と思っている人が多く、本来のアレルゲン主成分の卵白の導入が遅れていることも考えられます。

そして、食生活の欧米化(ナッツ入りお菓子・パンなどの増加)、乳幼児期のナッツ摂取機会が少ないまま突然食べる、環境中のナッツ抗原暴露などが原因となってナッツ類のアレルギーが急増していることからも対策を考えて啓発していくことが必要です。

■【家庭料理の視点から】

先日子育て中のママさんから卵アレルギーに対してどのように取り組んでいるのか聞いたところ、まず卵黄を食べる、そして、卵黄の近くの卵白を食べる、そして卵白へと移行するそうです。

今回のプレスリリースでも慎重にすることで卵白を食べさせるのが遅れている可能性があるようですね。

国立成育医療研究センターのFAQでも「まずゆで「卵黄」少量から試したほうがよいのでしょうか?」という質問の回答には、

鶏卵の卵白、卵黄のうち、即時型の鶏卵アレルギーのアレルゲンがたくさん含まれているのは卵白なので、卵黄からゆっくり与え始めると、卵白の摂取開始が遅くなってしまいます。
PETIT研究では最初から「全卵(卵黄+卵白)」の微量の早期摂取を行い、卵白も早期から摂取を開始していました。
当アレルギーセンターでは、医師が問題ないと判断すれば卵白を微量から摂取することを推奨しており、卵黄から開始することにこだわらず、外来指導をしています。

とあり、医師の指導の下、問題ないと判断すれば、最初から全卵または卵白を微量から摂取することを推奨しており、卵黄から開始することにこだわらないでいいと書かれていることから、ガイドラインの内容が社会(家庭・保育園・医師)にうまく伝わっていないことがわかります。

【参考リンク】

  • 離乳期早期の鶏卵摂取は鶏卵アレルギー発症を予防することを発見

    成育医療研究センターでは、生後4~5か月時点でアトピー性皮膚炎を発症している食物アレルギーのハイリスク児を対象に、生後5~6か月から少量の加熱全卵(卵黄+卵白)を摂取すると1歳時点の即時型鶏卵アレルギー発症を8~9割予防できることを臨床試験で実証しました(PETIT研究 Lancet. 2017 Jan 21;389(10066):276-286. )

【関連記事】

■まとめ

卵の早期摂取は間違っていないのですが、ガイドラインがうまく社会に伝わらず、思ったほどの効果が出ていないこと、そして、今度はナッツ類のアレルギーの方が問題になっているので、そちらの対策が急務になってきているということですね。

どんなに正しい知識があっても、それをうまく伝えるのが難しいという一例ですね。







「本記事は医療行為の代替ではなく、テレビ・論文・公的資料を一般の生活者向けに噛み砕いたものです」

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この記事は、例えるなら「ばあちゃんの料理教室(ハクライドウ)」という街の中の「ひとつの家」です。

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単発の健康情報やレシピの話ではありません。

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【家庭料理の視点から】隠れ脂肪肝/純烈リーダー酒井さん脂肪肝と診断された過去/やせ型で規則正しい食生活の40代女性も脂肪肝と診断【DayDay.】




2026年2月2日放送の日本テレビ「DayDay.」のテーマは「隠れ脂肪肝」。

脂肪肝とは|脂肪肝の症状・原因・治し方 について詳しくはこちら

■純烈のリーダー酒井一圭さん、脂肪肝と診断された

純烈のリーダー酒井一圭さん(50)は以前テレビ番組で受けた健康診断で脂肪肝と診断され、余命が15年と言われました。

脂肪肝というと多くの人はお酒(アルコール)の摂りすぎをイメージしますが、酒井さんはお酒を飲まないのに脂肪肝になりました。

脂肪肝は肝臓に脂肪が多く蓄積された状態のことで放置すると炎症を起こし肝硬変に進み、さらに肝機能が悪くなると肝臓がんになるリスクが高くなります。

【関連記事】

■やせ型で規則正しい食生活の40代女性も脂肪肝と診断されることがある!

【補足】

【あさイチ】女性が注意したい脂肪肝の原因(甘いものの食べ過ぎ)|オリーブオイルと脂肪肝|肝臓を守る方法は「おさかなすきやね」によれば、脂肪肝とは、肝臓に中性脂肪が蓄積された状態のことをいいますが、その原因の中には、「甘いものの食べ過ぎ」があります。

お菓子や果物には「糖質」が多く含まれており、糖質が肝臓で中性脂肪になり、それがたまることで脂肪肝になってしまうのです。

■【家庭料理の視点から】

【あさイチ】【NHKスペシャル】“隠れ脂肪肝”が危ない!によれば、隠れ脂肪肝チェックに挙げられていた項目を参考にすると、隠れ脂肪肝を予防・改善するポイントは6つ。

  1. 寝る前の食事
  2. 運動
  3. 甘い飲み物(清涼飲料水など)
  4. たんぱく質を含む食品
  5. 睡眠時間
  6. お酒

●寝る前の食事

夜食を取ると、肝臓の「時計遺伝子」が乱れ、代謝異常になり、太りやすくなる?で取り上げた
名古屋大の研究グループによれば、夜食など不規則な時間に食事を摂ると、インスリンの作用で肝臓の時計遺伝子のリズムが乱れてしまい、肝臓の代謝機能に異常を引き起こすことがわかったそうです。

●甘い飲み物に含まれる果糖

食後高脂血症|果糖のとりすぎは中性脂肪の増加につながる!?|ためしてガッテン(NHK)によれば、果糖の一部は中性脂肪に変わる性質があるものの、果糖には満腹感を感じにくいという特徴があるため、とりすぎてしまいがち。

【関連記事】

●運動

マイオカイン(血糖値を下げるホルモン)で糖尿病・脂肪肝を予防!簡単マイオカイン分泌法|#たけしの家庭の医学によれば、ウォーキング+スクワットで、筋肉を動かし、マイオカイン(肝臓の脂肪分解するホルモン)を分泌することで、糖尿病脂肪肝の改善を行うことができます。

週250分の運動で脂肪肝改善 「やせなくても効果あり」|筑波大【論文・エビデンス】で取り上げた筑波大の研究グループによれば、肥満の人は、週250分以上早歩きなどのやや強めの運動をすると、体重が減らなくても、肝臓に蓄積した脂肪が減少したり、善玉コレステロールや肝臓の炎症を防ぐ物質「抗炎症性アディポカイン(adiponectin)」が増えていること、肝臓の貯蔵鉄(ferritin)と過酸化脂質(TBARS)の減少がわかったそうです。

こういう場合に運動はどのくらいの時間した方がいいですか?という質問になりがちですが、「一日に〇分しなければならないと考えると、そんなにしないといけないなら運動しない!」と思う人もいると思うので、とにかく運動は少しだけであっても効果があるとだけ覚えるようにしましょう!

【関連記事】

●食事

●たんぱく質(大豆)

●コーヒー

Boursier J, Diehl AM (2015) Implication of Gut Microbiota in Nonalcoholic Fatty Liver Disease. PLoS Pathog 11(1): e1004559. https://doi.org/10.1371/journal.ppat.1004559

ちなみに、非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)と腸内細菌叢との関係を取り上げる研究もあることから、今後腸内環境を整えることと脂肪肝との関係があるというようなことも言われるようになるかもしれません。

→ 脂肪肝の改善方法 についてはこちら







※この情報は、テレビの情報発信をベースに、25年間の運営実績を持つハクライドウが科学論文を参考にさらに補足を加えています。

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モーリー・ロバートソンさん(63歳)死去、食道がんの療養中

モーリー・ロバートソンさん死去 63歳、食道がん療養中(2026年2月1日、朝日新聞)によれば、食道がんの療養中だったモーリー・ロバートソンさん(63歳)がなくなりました。

■有名人と食道がん

■【家庭料理の視点から】食道がんを予防する方法

●禁酒・禁煙・緑黄色野菜の摂取

食道がんの再発リスクを禁酒で抑制できる|食道がんの予防には禁酒・禁煙・緑黄色野菜の摂取|京都大学によれば、京都大の武藤学教授らの研究チームが行なった330人の早期食道がん患者の追跡調査によれば、禁酒をすることによって食道がんの再発の割合は半分に抑制されることが分かったそうです。

飲酒で顔赤くなるアジア人、食道がんのリスク高い=研究では日米の研究チームによれば、飲酒で顔が赤くなるアジア系の人々は、食道がんにかかるリスクが高いという研究結果が発表されているということを紹介しましたが、実際に飲酒と食道がんにはどれほどの関連性があるのでしょうか?

飲酒と食道がんの発生率との関係について|多目的コホート研究|国立がん研究センター

飲酒については、飲まないグループに比べ、1日当たり日本酒にして1合以上から食道がんのリスクが上がり、1合から2合のグループで2.6倍、2合以上のグループで4.6倍高くなっていました。

国立がん研究センターによれば、お酒の飲む量が多くなればなるほど食道がんのリスクが高くなるということが分かっています。

飲酒はがんの原因なのか?|肝臓がん・大腸がん・食道がん・乳癌(閉経後)・口腔がんのリスクが高くなるで紹介した最近の国際的な評価では、アルコールが直接触れる消化管(口腔・咽頭・喉頭・食道)、アルコールを代謝する肝臓、そして女性ホルモンの影響が大きい乳房のがん、大腸がんのリスクが確実に高くなるとされています。

また、日本におけるアルコールによるがんのリスクは、2008年7月現在、肝臓、食道、大腸については「確実」と判定されています。

アルコールのがんのリスクに対する国際的な評価と日本の評価では分かれる点もあるようですが、肝臓、食道、大腸については共通した意見のようです。

がん最新ニュースまとめによれば、大量飲酒は肝臓がん・大腸がん・食道がん・乳癌(閉経後)・口腔がんなどのガンのリスクを上げる条件となっています。

【関連記事】

お酒に弱いのに飲酒・喫煙をすると食道がんリスク190倍になる!?で紹介した東京大学の中村祐輔教授と松田浩一助教の研究によれば、顔がすぐに赤くなるお酒に弱い体質の人が飲酒・喫煙をすると、食道がんになるリスクが190倍になる可能性があるそうです。

「お酒を飲むと顔が赤くなる」という体質の人が飲酒・喫煙すると食道がんのリスクが高くなる理由としては、東京大学の中村祐輔教授と松田浩一助教の研究で分かったことを参考にすると、次のような仮説が考えられます。

  • アセトアルデヒドをアルコールから作る酵素と、アセトアルデヒドを分解する酵素の2つが、食道がんのリスクに関連している。
  • 発がん性が指摘されているアセトアルデヒドは、お酒だけでなく、タバコの煙に含まれている。

つまり、お酒に弱い人(2つの酵素を作る働きが弱い人)が、飲酒・喫煙をすると、アセトアルデヒドが増えることで、食道がんになるリスクが高くなるという仮説が考えられます。

食道がんを予防するためには、禁酒・禁煙が望ましいと考えられるのですが、今回の京都大学の研究ではもう一つ重要なことがわかっています。

食道と頭頸部での扁平上皮がん発生増加原因を検証―食生活と前がん病変、がん発生との関連性―

(2016/8/25、京都大学)

武藤学 医学研究科教授らの研究グループは、食道扁平上皮がんの発生する予兆(前がん病変)とされる異型上皮の発生程度には、飲酒、喫煙、緑黄色野菜の摂取という三点が関連していることを明らかにしました。

京都大学の武藤学 医学研究科教授らの研究によれば、飲酒、喫煙をして、緑黄色野菜を食べないと、食道扁平上皮がんの発生する予兆(前がん病変)とされる異型上皮の発生リスクが上昇することが分かったそうです。

つまり、食道がんの予防には禁酒・禁煙、緑黄色野菜を食べることが効果的であることが分かったということです。

野菜・果物摂取と扁平上皮細胞由来食道がんとの関連について|多目的コホート研究|国立がん研究センター

野菜・果物の高摂取グループでは、低摂取グループに比べ食道がんのリスクがほぼ半減していました。野菜・果物の合計摂取量が1日当たり100グラム増加すると、食道がんのリスクが約10%低下していました。

この研究でのポイントは、くだものを多く摂取するグループや野菜を多く摂取するグループよりも、野菜・果物の両方の摂取量が多いと、食道がんのリスクが低下しており、野菜・果物の合計摂取量が1日当たり100グラム増加すると、食道がんのリスクが約10%低下しているということです。

野菜・果物の種類別には、キャベツ・大根・小松菜などが含まれる十字花科の野菜でのみ統計学的に有意な関連がみられました。十字花科の野菜は、実験研究などで発がんを抑制するとされるイソチオシアネートを多く含んでいるという特徴があります。

また、野菜・果物の種類別では、キャベツや大根などのアブラナ科の野菜の摂取がよいそうで、食道がん、野菜と果物で危険半減|アブラナ科のイソチオシアネートで食道がんのリスクが低下|厚労省研究班によれば、アブラナ科の野菜は、がんを抑制するとされる成分『イソチオシアネート』を多く含むため、効果があるのではないかと考えられるそうです。

■アブラナ科の野菜とは?

アブラナ科の野菜には青汁で有名なケール、ブロッコリー、芽キャベツ、キャベツ、カリフラワー、クレソン、大根、白菜、小松菜、水菜、チンゲン菜、菜の花などが含まれます。

→ ケールの効果・効能 について詳しくはこちら

野菜不足が気になる方に!

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●葉酸

大腸がん予防には葉酸の多い海苔が効果的|みんなの家庭の医学によれば、葉酸を摂取することですい臓がんと食道がんになるリスクが低下するそうです。

ただ、ビタミンB12、ビタミンB6、葉酸およびメチオニンの食事摂取と食道がんのリスクとの関連について|多目的コホート研究によれば、ビタミンB6と葉酸は、食道がんの罹患リスクと関連はみられなかったそうです。

●ビタミンB12の食事摂取が多い人ほど、食道がんの罹患リスクが高い傾向が見られた

ビタミンB12、ビタミンB6、葉酸およびメチオニンの食事摂取と食道がんのリスクとの関連について|多目的コホート研究によれば、ビタミンB12の食事摂取が多い人ほど、食道がんの罹患リスクが高い傾向が見られたそうです。

ビタミンB12は主に肉や魚から摂取していることから、それらの食品との関連があるように思われましたが、実際には、魚介類や肉と食道がんとの明らかな関連はみられないそうです。

ただ、細胞実験によれば、ビタミンB12による、DNAメチル化の異常が食道扁平上皮がんに関与する可能性があることが指摘されており、ビタミンB12を多く摂取することでDNAの合成やメチル化に影響を及ぼし、発がんにつながった可能性が考えられるそうです。

■まとめ

以前食道がんになったことがある方は食道がんの再発リスクを下げるためにも禁酒が重要です。

また、食道がんの予防には禁酒・禁煙、緑黄色野菜を食べることが効果的だと考えられますので、食道がんを予防したい人は、全部を改善するのは難しいことかもしれませんが、できる限り生活習慣を改善しましょう。

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【家庭料理の視点から】カフェインを摂るとマグネシウムが排出されて体に不調が起きやすくなる!?




カフェインを摂取するとマグネシウムが排出されるというXの投稿について調べてみました。

■【論文の視点から】

論文によれば、カフェインを経口摂取すると、摂取後少なくとも 3 時間は尿中へのカルシウム、マグネシウム、ナトリウム、塩素の排泄量が増加するそうです。

【参考文献】

コーヒーを1日2~3杯程度で、マグネシウムを含む食品(野菜やナッツなど)を十分にとっていれば、ほとんどの人で問題にならないようです。

ただ、1日4~5杯以上コーヒーを飲み、マグネシウムの摂取が少ない人にはリスクがある可能性がありそうです。

■【家庭料理の視点から】

マグネシウムは、亜鉛などと同様に必須ミネラルであり、骨や歯の形成に欠かせない栄養素です。

マグネシウムは摂取量が不足すると、骨粗鬆症や心疾患、糖尿病といった生活習慣病のリスクが高まる恐れがあるといわれています。

厚生労働省は30~49歳の男性に1日370mg、女性に290mgのマグネシウムの摂取を推奨していますが、実際の摂取量は男性平均250mg、女性224mg(平成22年国民健康・栄養調査)で下回っているのが現状です。

→ マグネシウムの多い食品 について詳しくはこちら

■まとめ

マグネシウム不足の人で体調不良を感じている人で、1日4-5杯コーヒーを飲んでいる人は、カフェイン摂取を一時的に休むというのもいいのではないでしょうか?

→ マグネシウムの多い食品 について詳しくはこちら







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2026年花粉予測を参考に1月・2月から花粉症の症状が出ている方、花粉症の薬をいつから飲むか悩んでいる方は今から花粉症対策を始めよう!




もうすぐ2月。1月から少しずつGoogleトレンドに「花粉症」の関連ワードを検索する人が増え始めたようです。

例えば「2026年花粉予測」「1月に花粉症のような症状」「花粉症の薬をいつから飲む」といったワードで検索し始めているようです。

そこで2026年の花粉飛散予測をもとに考えてみたいと思います。

2026年 春の花粉飛散予測(第3報) ~まもなく花粉シーズン 暖かい日は要注意 飛散のピークは2月下旬から~(2026年1月15日、日本気象協会)

■スギ花粉の飛散開始時期

2月上旬 九州や東海
2月中旬 九州から関東
2月下旬から3月中旬 北陸から東北

■2026年春の花粉飛散量予測

西日本:例年並み(理由:飛散量が多い翌年は雄花の形成が抑えられるため)
東日本・北日本:例年より多く、非常に多いところもある(理由:2025年夏は、全国的に高温・多照で、雄花が形成されやすい気象条件だったため)

こちらの資料を参考にすると、スギ花粉の飛散開始時期は九州や東海の2月上旬が最初と考えると、1月から花粉症の症状が出ているというのは、スギ花粉ではない花粉症だったり、他の症状の可能性がありそうですね。

花粉症の薬を飲み始めるなら、ご自身のお住まいの地域の飛散開始時期を参考に少し早めに耳鼻咽喉科で診てもらって薬を処方してもらった方がよさそうです。

■【家庭料理の視点から】

花粉症を予防するなら2月から始めよう!

●青魚(EPA)

抗炎症作用・抗アレルギー効果があるといわれるオメガ3に分類されるEPAを含む食品の青魚がおすすめ。

→ DHA・EPAの効果・効能・食品・摂取量 について詳しくはこちら

→ オメガ3脂肪酸 について詳しくはこちら

【関連記事】

●シソ(ロスマリン酸)

ロスマリン酸の健康効果とは?/抗アレルギー作用(花粉症対策)/アルツハイマー病予防によれば、ロスマリン酸は、シソ科植物(えごまの葉、赤しそ、ローズマリー、バジル、ミントなど)に多く含まれるポリフェノールの一種で、抗酸化作用や抗炎症作用を持つ天然成分として知られています。

近年では、抗アレルギー作用(特に花粉症対策)やアルツハイマー病予防への効果が注目され、研究が進んでいます。

●発酵食品

岡崎体育さんが毎日ヨーグルトを食べて花粉症を克服したことが話題!花粉症の症状がひどい相葉雅紀さん、毎日発酵食品(ヨーグルト、納豆、甘酒、味噌汁)を食べて腸活中!というように腸活で花粉症の症状を和らげようと取り組む芸能人の方もいらっしゃいますね。

■花粉症を抑えるには、乳酸菌で腸内環境を整えるといい!?

花粉症を抑えるには、乳酸菌で腸内環境を整えるといい!?|乳酸菌ヨーグルトの摂取量・選び方のポイントによれば、腸内細菌は免疫力の約7割をつかさどっているといわれており、その腸内細菌のバランスの乱れによって、花粉症が起きているため、腸内細菌を整えれば、花粉症を抑制することができるそうです。

免疫細胞であるT細胞には2種類あります。

Th1細胞:ウイルスやがん細胞などを攻撃する役割

Th2細胞:アレルギー抑制(アレルゲンの撃退)する役割

Th1細胞とTh2細胞は互いを抑制しながらバランスを保っています。

通常は、アレルギー原因物質が体内に侵入したとき、Th2細胞の働きでアレルギー反応に関わる物質IgE抗体がつくられ、攻撃をします。

しかし、何らかの要因(食生活の乱れ、ストレスなど)によって、このTh1とTh2のバランスが崩れて、Th1細胞よりTh2細胞の方が増えてしまうと、IgE抗体が過剰に反応し、体に害のない花粉にまで攻撃を仕掛けるようになった状態が花粉症です。

善玉菌を増やすと、Th1細胞とTh2細胞のバランスがとれ、花粉症は抑えられるそうです。

善玉菌を摂るには、毎日継続して摂取することを考えると乳酸菌を含んでいるヨーグルトがおススメなのだそうですが、どのくらいの量・どんな種類の乳酸菌を選ぶとよいのでしょうか。

  • ヨーグルトの場合、摂取の目安は、1日100~200g程度
  • 熱に強いフェカリス菌や、胃酸に強いKW乳酸菌、ピロリ菌抑制効果のあるLG21乳酸菌など、実験データを参考に選ぶのもよい
  • 自分に合う乳酸菌はそれぞれ違うので、1週間食べ続けて効果がない場合には、別の乳酸菌のヨーグルトに変えるといい

花粉症を抑制するためには善玉菌を増やすと良く、毎日継続して摂取することを考えるとヨーグルトがおすすめですが、自分に合う乳酸菌は違うので、まずは一週間同じヨーグルトを食べて、肌の調子やお通じを目安に効果がないときには、別のヨーグルトに変えましょう!

→ 乳酸菌の多い食品 について詳しくはこちら

→ 腸内フローラを改善する食べ物 について詳しくはこちら

花粉症に効果的な食べ物の組み合わせは「飲むヨーグルト+ミカンの皮」

愛媛大の菅原卓也教授のグループによれば、ミカンの皮とヨーグルトに含まれる成分を同時に摂取すると、かゆみなどの花粉症の症状が和らぐ効果があるとする研究結果を発表したそうです。

「ノビレチン」と「βラクトグロブリン」という2つの成分の相乗効果は花粉による過剰な反応を弱め、化学物質の放出を抑えると考えられるそうです。

ミカンの皮は苦いので、飲むヨーグルト150mlとミカンの皮1個分を3等分にして朝・昼・夜に分けるとよいそうです。

乳酸菌の効果を最大限に発揮するヨーグルトの食べ方(いつ・摂取量・種類・パワーアップさせる食べ合わせ)

●いつ食べるといいの?

乳酸菌の効果を最大限に活かしたい場合にはヨーグルトはいつ食べるといいのでしょうか?

答えは「食後」!

胃酸が薄まった「食後」なら乳酸菌は生きたまま腸にたどりつくからなのだそうです。

ただ、途中で死んだ乳酸菌が体の役に立たないわけではなく、ビフィズス菌や乳酸菌など死んだ菌も善玉菌のエサになるので役に立ちます。

●どれくらいの量のヨーグルトを食べるといいの?

食べる目安は1日100g。

●どんなヨーグルトを選べばいいの?

同じヨーグルトを2週間継続して食べると、あなたにあった乳酸菌がわかってくるそうです。

花粉症を抑えるには、乳酸菌で腸内環境を整えるといい!?|乳酸菌ヨーグルトの摂取量・選び方のポイントによれば、自分に合う乳酸菌は違うので、まずは一週間同じヨーグルトを食べて、肌の調子やお通じを目安に効果がないときには、別のヨーグルトに変えるとアドバイスしていました。

【#林修の今でしょ講座】腸の中に良い菌を増やす方法&便秘対策!腸に良いお風呂の入り方では、ヨーグルトは朝と夜で違うメーカーのものを食べるといいとアドバイスされていました。

その理由は、メーカーによって菌の種類が違うため。

朝晩100gずつ違うメーカーのヨーグルトを食べるとよいようです。

●ヨーグルトの乳酸菌をパワーアップさせる食べ合わせとは?

食物繊維を一緒に摂取すると乳酸菌がパワーアップ!

番組でおすすめしていたのは、生よりも食物繊維が多い「ドライフルーツ」で、特におすすめしたのは「ドライブルーベリー」。

むくみ腸を改善して便秘解消!ヨーグルト+ハチミツ+大根(水溶性食物繊維)|#あのニュースで得する人損する人では、便秘改善のためにヨーグルトを食べる場合には、はちみつと大根(水溶性食物繊維)を一緒に食べるとよいとアドバイスしていました。

  • ヨーグルト(善玉菌であるビフィズス菌の増殖を助ける)
  • はちみつ(ビフィズス菌の餌となるオリゴ糖)
  • 大根(水溶性食物繊維でビフィズス菌の育つ環境を作る)

→ 食物繊維の効果・効能|食物繊維を多く含む食べ物・サプリ について詳しくはこちら

腸の健康を良くするには、毎日同じ発酵食品を食べるよりも、違った種類の発酵食品を食べたほうがいい|オックスフォード大で紹介したオックスフォード大学の研究によれば、腸の中には様々な種類の善玉菌がいて、生存競争が活発な方が腸の健康に良いことがわかったそうです。

腸の健康には発酵食品が良いということが知られていますが、腸の健康をますますよくするには、毎日同じ発酵食品を食べるよりも、違った種類(メーカー・産地)の発酵食品(ヨーグルト・納豆・キムチ・チーズなど)を食べたほうがいいということです。

→ 花粉症の症状(目・鼻・のど)チェック について詳しくはこちら

→ 花粉症対策 について詳しくはこちら

●抗酸化食品(ルイボスティーなど)

トマトやシソ、甜茶、ペパーミント、フキ、バラなどの植物素材は、抗酸化作用をもつポリフェノール成分が、花粉症などのアレルギーの抑制に寄与すると考えられています。

これらは、アレルギー発症の原因となる悪玉細胞(肥満細胞)が活性化するのを抑え、くしゃみの原因となる悪玉物質(ヒスタミン)が悪玉細胞から遊離するのを抑えたり、鼻水や鼻づまりの原因となる悪玉物質(ロイコトリエン)が肥満細胞から放出されるのを抑える作用が、確認されているそうです。

→ 抗酸化食品 について詳しくはこちら

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■まとめ

花粉症対策に役立つことが期待されているものは抗酸化食品や抗炎症作用のある食品が多いようです。

自分の食生活を振り返って抗酸化食品や抗炎症作用のある食品を取り入れるというのもいいのではないでしょうか?

ただまずは耳鼻咽喉科で花粉の飛散開始時期の前に診てもらうのが一番いいと思いますよ。

→ 花粉症の症状 について詳しくはこちら

→ 花粉症対策グッズ・サプリ について詳しくはこちら

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「本記事は医療行為の代替ではなく、テレビ・論文・公的資料を一般の生活者向けに噛み砕いたものです」

この街を初めて訪れた方へ

この記事は、例えるなら「ばあちゃんの料理教室(ハクライドウ)」という街の中の「ひとつの家」です。

この街には、生活・料理・健康についての記事が、
同じ考え方のもとで並んでいます。

ここまで書いてきた内容は、
単発の健康情報やレシピの話ではありません。

この街では、
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「どうやって暮らしの中で調整してきたか」を大切にしています。

もし、

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この考え方の全体像(意味のハブ)

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料理から見る健康

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