「Health」カテゴリーアーカイブ

タウリン+ビタミンB群のサプリを毎日飲んだ健康な大人で、「報酬のために頑張る力(頑張り度)」が平均12%向上




2026年にFrontiers in Nutritionに発表された研究によれば、タウリン+ビタミンB群のサプリを毎日飲んだ健康な大人で、「報酬のために頑張る力(頑張り度)」が平均12%向上したそうです。

この研究は、健康な25〜40歳の成人約44人を対象とした二重盲検・プラセボ対照・クロスオーバー試験です。

参加者はタウリン500mg+ビタミンB6・B9(葉酸)・B12を含むサプリ、またはプラセボを28日間摂取し、洗い流し期間を挟んで切り替えました。

主な効果は最初の期間の14日後に確認されています。

■背景・仮説

やる気(モチベーション)は、報酬を得るためにどれだけ努力するかを決める脳の働きです。

脳の側坐核という部位のグルタチオン(GSH:強力な抗酸化物質)が多いと、努力を要する課題で成績が良く、持続しやすいことが先行研究で示されていました。

タウリンはGSHの材料(システイン)を増やすのに役立ち、ビタミンB6・B9(葉酸)・B12はGSH合成の酵素を助ける補酵素です。

試験管内の実験で、タウリンはビタミンB9が十分ある場合にグルタチオンを増やし、ミトコンドリアを酸化ストレスから守ることがわかりました。

【補足1】関連トピック:内発的やる気と外発的報酬

「アンダーマイニング効果(面白いことでもお金稼ぎが目的になると楽しめなくなり、自発的なやる気が低下する)」を脳科学実験で確認|玉川大などで紹介した玉川大の松元健二准教授やドイツ・ミュンヘン大の村山航研究員らが行なった脳科学実験によれば、面白いことでもお金稼ぎが目的になると楽しめなくなり、自発的なやる気が低下することが、脳活動の変化として表れたそうです。

元々自発的に進んで行動していた(内発的動機づけに基づく行動)のに、その行動に対して報酬を与えられる(外発的動機づけ)と、やる気が減少してしまうということを「アンダーマイニング効果」といいます。

今回の研究は「お金の報酬がある条件でどれだけ努力できるか」という外発的な頑張り度を客観的に測ったもので、内発的な楽しさそのものとは少し異なる視点です。

【補足2】関連トピック:ミトコンドリアとスタミナ

スタミナアップ!ミトコンドリアを増やす2つの方法|#ためしてガッテン #NHKによれば、疲れにくい体になるためのカギは、細胞内の「ミトコンドリア」を増やすことなのだそうです。

ミトコンドリアは食事から得られる糖や脂質、酸素を使ってATP(エネルギー)を作っています。

つまり、筋肉や脳を動かすために欠かせない存在です。

今回の研究ではミトコンドリアの数を直接増やしたわけではありませんが、グルタチオンが増えることでミトコンドリアを酸化ストレスから守り、エネルギー産生が安定しやすくなる可能性が考えられます。

これが「頑張りが続きやすい」結果につながったのかもしれません。

■結果

●14日後(最初の期間)の主なポイント

・報酬ありの試行で、サプリ群はプラセボ群より成功率が平均+12%向上(95%信頼区間1~23%、p=0.039)。学習効果があっても、サプリ群の方がさらに頑張りました。特にベースラインが低めの人で効果が大きめの傾向が見られました。
・課題の途中でパフォーマンスが落ちにくく、一貫して頑張れる「スタミナ」も向上。
・報酬なしの試行でもサプリ群の方が成績が良く(約+22%)、持続的な努力を支えやすい可能性が示されました。
・持続注意力:14日後にミス(lapses)が有意に減少(p=0.032)。28日後は有意差なし。
・主観的な疲労・活気・作業負荷の感じ方には有意差なし(もともと疲労が少ない参加者が多かったため)。
・血中のタウリン・B6・B9は有意に上昇。
・学習・慣れの影響(期間効果)が強く出たため、主な解析は最初の期間を中心に実施。2期目でも類似の傾向が見られました。

■まとめ

タウリン+ビタミンB群のサプリを2週間毎日飲むと、報酬に向けて努力する「頑張り度」が向上しやすいことがわかりました。注意力の持続にもプラスの傾向が見られます。

※注意※
・サンプルサイズが比較的小さい(約44人)。
・健康な若い成人が対象で、疲労ややる気低下がある人では結果が異なる可能性。
・ネスレ資金提供のため、利益相反の可能性に留意。
・効果は「頑張り度」の客観的指標(握力課題の成功率)で、主観的な「やる気」そのものとは一致しない場合もあります。
・長期的な効果や、他の集団での再現性は今後の課題です。

→ タウリンが多く含まれる食べ物 について詳しくはこちら







「本記事は医療行為の代替ではなく、テレビ・論文・公的資料を一般の生活者向けに噛み砕いたものです」

この街を初めて訪れた方へ

この記事は、例えるなら「ばあちゃんの料理教室(ハクライドウ)」という街の中の「ひとつの家」です。

この街には、生活・料理・健康についての記事が、
同じ考え方のもとで並んでいます。

ここまで書いてきた内容は、
単発の健康情報やレシピの話ではありません。

この街では、
「何を食べるか」よりも
「どうやって暮らしの中で調整してきたか」を大切にしています。

もし、

なぜこういう考え方になるのか

他の記事はどんな視点で書かれているのか

この話が、全体の中でどこに位置づくのか

が少しでも気になったら、
この街の歩き方をまとめたページがあります。

▶ はじめての方は
👉 この街の歩き方ガイドから全体を見渡すのがおすすめです。

この街の地図を見る(全体像を把握したい方へ)

※ 無理に読まなくて大丈夫です。
 気になったときに、いつでも戻ってきてください。

この考え方の全体像(意味のハブ)

この記事で触れた内容は、以下の概念記事の一部として位置づけられています。

料理から見る健康

この街の考え方について

この記事は、
「人の生活を、断定せず、文脈ごと残す」
という この街の憲法 に基づいて書かれています。

この街の憲法を読む

【60代女性のピル難民】60代で低用量ピルは必要か? 論文で見る長期的メリットと50代以降の血栓症リスク




60代女性が海外で使っていた低用量ピルを日本で処方してもらえず「ピル難民」という投稿に対して、医師が60代での使用に医学的理由がなく、血栓症のリスクがあることから処方していないのではないかと投稿していることが話題になっています。

低用量ピルに関しての認識としては、月経困難症などの治療やホルモンバランスの調整を目的に、「基本は初経から閉経まで」と考えて、50代以降の閉経期・60代では血栓症リスクなどを考慮して低用量ピルからホルモン補充療法(HRT)などへ切り替えるのが標準的ではないかと考えられます。

なぜ60代女性に必要なのか考えてみました。

ピルは小学生から60代まで…“女性ホルモンを整える”ピル活用法(2020年3月23日、anan)では

「ホルモンの状態によっては、50~60代まで服用する方も」

とあり、ホルモン状態で使うケースもあることが書かれています。

また、ピルには、生理痛やPMSの症状が軽くなること、子宮内膜症のリスクを減らすなどの効果に加えて、美容面でのメリットも書かれていました。

「皮脂の分泌を活発にする黄体ホルモンの濃度が低く推移するため、ニキビができにくくなり、肌のコンディションも整います。婦人科医という立場から言うならば、高級なコスメを買うよりもよっぽど効果的といえるでしょう」

ずっと低用量ピルを継続的に使っていた人はそれが普通の状態で美容のために使っていたという方もいるのかもしれませんね。

改めて、論文ベースで60代女性の低用量ピルの使用について調べてみました。

1. 60代での「現在使用」について:医学的根拠は限定的でリスクが優位

60代女性のほとんどは閉経後です。

低用量ピルの主な適応は避妊と月経関連症状(月経困難症、過多月経、子宮内膜症など)であり、閉経後にはこれらが不要になります。

ガイドライン上も「初経から閉経まで」が基本で、50歳前後で見直し・中止が推奨されるケースが多いです。

●血栓症リスクの比較

50歳以上の女性を対象とした研究(Roachら, J Thromb Haemost 2013)では、経口避妊薬(OC)使用者の静脈血栓症(VT)リスクは非使用者の6.3倍(95%CI 4.6–9.8)。

プロゲスチンの種類により5.4倍(レボノルゲストレル)~10.2倍(デソゲストレル)と幅があります1)

一方、経口HRTは約4倍、非経口(経皮)HRTはリスク上昇なし(OR 1.1)でした1)

50–64歳の米国保険データを用いた2023年の研究でも、配合ホルモン避妊薬はMHT(更年期ホルモン療法)に比べVTリスクが約3.6~4倍高く、特に58歳以上で顕著でした2)

→ 閉経後症状の管理には、用量が低く天然型エストラジオールを用いるHRT(特に経皮)の方がリスク・ベネフィットバランスが良い、というのが標準的見解です。

日本産科婦人科学会などのガイドラインでも、年齢そのものが絶対禁忌ではないものの、40歳以降は心血管リスクを慎重に評価し、50歳前後で中止・HRTへの切り替えを検討する流れが一般的です。

2. 過去の低用量ピル使用による長期的メリット

60代時点で「現在飲んでいる」メリットではなく、「若い頃から長年使っていた」ことによる恩恵が複数報告されています。

●卵巣がん・子宮内膜がんリスクの低下

経口避妊薬使用歴は、使用期間が長いほどリスクを下げ、中止後も20–30年以上持続します。

5年使用ごとに子宮内膜がんリスクが約24%低下(RR 0.76)し、10–15年使用で半減するとの大規模メタ解析があります3)

卵巣がんでも同様の長期予防効果が確認されています。

がん発生率が年齢とともに上がるため、中高年以降にこの恩恵が顕著になります。

●骨密度の維持・骨粗鬆症リスク低下

使用歴のある女性は未使用者に比べ骨密度が高く、骨粗鬆症発症率が約14%低い(HR 0.86)というUK Biobankを用いた大規模解析があります4)

特に2年以上の使用で効果が見られ、期間が長いほど顕著です。

Combined oral contraceptivesの骨保護効果は、40歳以上を対象としたイタリアのコンセンサスでも言及されています5)

●脳の保護(認知機能関連)

若い頃のエストロゲン含有ピル使用歴が、高齢時の脳体積(記憶・認知に関わる領域)を大きく保つ可能性を示す研究があります(NeuroImage 2026)6)

ピル使用+その後のHRT併用でも同様の関連が見られ、「エストロゲンの神経保護作用」として解釈されています。

ただし因果関係はまだ確定的ではなく、観察研究レベルです。

●その他の非避妊効果

・月経関連症状の軽減、過多月経による貧血予防
・子宮内膜症リスク低減
・一部のがん(大腸がん)リスク低下の可能性

これらは主に周閉経期(40–50代)での使用データが多く、60代での「現在使用」に直接当てはまるわけではありません。

3. 美容面のメリットについて

皮脂抑制・ニキビ改善・肌コンディション向上は、黄体ホルモン(プロゲスチン)の抗アンドロゲン作用によるものです。

周閉経期のホルモン変動でニキビや毛髪トラブルが増える場合には一定の効果があり得ますが、60代閉経後の皮膚老化やシワ改善を直接示す質の高い論文はほぼありません。

美容目的での長期使用を推奨する医学的根拠は弱く、血栓リスクを上回るものとは言えません。

■まとめ

メリットが期待できるのは主に「過去の長期使用歴」(がん予防、骨保護、可能ながん・脳への長期影響)。

現在60代で低用量ピルを新たに開始・継続する医学的理由は乏しく、血栓症リスクがHRTより高いため、日本の医師が慎重になるのはエビデンスに沿った判断です。

閉経後の症状管理やQOL向上を目指す場合は、個別リスク評価のうえで低用量・経皮HRTや、プロゲスチンのみの方法、非ホルモン療法が優先されるのが国際的な標準です。

海外で「ピル」として処方されていたものが、実は低用量HRTに近い製剤だった可能性や、個人のホルモン状態(稀に閉経が非常に遅いケース)も考慮する必要があります。

【参考文献】

  1. Roach REJ, Lijfering WM, Helmerhorst FM, et al. The risk of venous thrombosis in women over 50 years old using oral contraception or postmenopausal hormone therapy. J Thromb Haemost. 2013;11(1):124-131. doi:10.1111/jth.12060
  2. Weller SC, Davis JW, Porterfield L, et al. Hormone exposure and venous thromboembolism in commercially insured women aged 50 to 64 years. Res Pract Thromb Haemost. 2023;7(2):100107. doi:10.1016/j.rpth.2023.100107
  3. Collaborative Group on Epidemiological Studies on Endometrial Cancer. Endometrial cancer and oral contraceptives: an individual participant meta-analysis of 27 276 women with endometrial cancer from 36 epidemiological studies. Lancet Oncol. 2015;16(9):1061-1070. doi:10.1016/S1470-2045(15)00212-0
  4. (UK Biobank解析) Oral contraceptive use increases bone density and reduces the risk of osteoporosis. Eur J Epidemiol. 2025;40(9):1123-1131. doi:10.1007/s10654-025-01273-2
  5. Consensus conference results on contraception in women beyond 40 years of age. Eur J Contracept Reprod Health Care. 2025. (Italian Society of Contraception)
  6. Honea RA, Watts A, et al. Lifespan exposure to hormone therapies and structural brain morphometry in older women. NeuroImage. 2026. doi:10.1016/j.neuroimage.2026.121974







「本記事は医療行為の代替ではなく、テレビ・論文・公的資料を一般の生活者向けに噛み砕いたものです」

この街を初めて訪れた方へ

この記事は、例えるなら「ばあちゃんの料理教室(ハクライドウ)」という街の中の「ひとつの家」です。

この街には、生活・料理・健康についての記事が、
同じ考え方のもとで並んでいます。

ここまで書いてきた内容は、
単発の健康情報やレシピの話ではありません。

この街では、
「何を食べるか」よりも
「どうやって暮らしの中で調整してきたか」を大切にしています。

もし、

なぜこういう考え方になるのか

他の記事はどんな視点で書かれているのか

この話が、全体の中でどこに位置づくのか

が少しでも気になったら、
この街の歩き方をまとめたページがあります。

▶ はじめての方は
👉 この街の歩き方ガイドから全体を見渡すのがおすすめです。

この街の地図を見る(全体像を把握したい方へ)

※ 無理に読まなくて大丈夫です。
 気になったときに、いつでも戻ってきてください。

この考え方の全体像(意味のハブ)

この記事で触れた内容は、以下の概念記事の一部として位置づけられています。

料理から見る健康

この街の考え方について

この記事は、
「人の生活を、断定せず、文脈ごと残す」
という この街の憲法 に基づいて書かれています。

この街の憲法を読む

妊娠〜2歳までの砂糖制限が、60年後の認知症リスクを大幅に下げる可能性(アルツハイマー病リスクを46%下げる?)




英国の戦時・戦後の砂糖配給制度を「自然実験」として活用した研究で、妊娠中から生後2歳頃までの砂糖制限が、中高年期の認知症(特にアルツハイマー病)や精神疾患のリスク低下、脳の老化ペースの遅れと関連することが示されています。(この記事は2026年に発表された研究に基づいています)

■背景

人生最初の約1000日(受胎から生後2歳頃)は、脳が急速に発達する時期です。

この時期の栄養環境が、その後の長い人生の健康に影響を与える「代謝プログラミング」の重要な窓と考えられています。

英国では第二次世界大戦中から戦後にかけて砂糖が配給制限されていました(成人1日約41g程度、2歳未満はほぼ追加の砂糖なし)。

1953年9月に制限が終わると、消費量はほぼ倍増(約80g)しました。

この急激な変化を「自然実験」(準実験)として利用し、出生時期によって「制限を受けた期間」が異なる人々を比較した研究です。

■結果

胎児期から生後約2歳までの制限を経験したグループは、制限を受けなかったグループと比べて、

・全原因の認知症リスクが約27%低い
・アルツハイマー病リスクが約46%低い
・うつ病リスクが約11%低い
・不安症リスクが約20%低い

という結果が出ました。

脳の画像検査では、制限を経験した人の脳が実年齢より平均約0.39歳「若く」見える傾向があり、海馬や視床などの体積が大きく、灰白質・白質の構造も良好だったと報告されています。

また、類似の研究では、発症が平均約2.5〜2.6年遅れる傾向も指摘されています。

■【仮説】考えられるメカニズム

1)インスリン抵抗性と脳内インスリンシグナルの障害(「タイプ3糖尿病」仮説)

早期に糖を過剰に摂取すると、胎児期・乳幼児期の代謝が「プログラム」され、生涯にわたってインスリンが効きにくくなる可能性があります。

・脳はインスリンの信号に強く依存しているため、これが乱れると神経細胞のエネルギー代謝が悪化し、アミロイドβの除去が難しくなり、タウの異常な変化が進みやすくなります。

・結果としてアルツハイマー病のリスクが高まる、という考え方です。

糖尿病や高血圧がこの関連の約25%を媒介していると報告されており、残りは脳への直接的な影響が考えられています。

【関連記事】

2)慢性的な低度の炎症

高糖質の環境は、体全体や脳内の炎症を促します。

脳の免疫細胞であるミクログリアが過剰に働き、シナプスの調整がうまくいかなくなったり、神経を傷つけたりします。

特に発達期にこれが起きると、脳の「予備能(cognitive reserve:余裕)」が低下し、年を取ってから弱くなりやすい可能性があります。

腸内細菌の変化を通じた全身の炎症(gut-brain axis)も関わっているかもしれません。

【関連記事】

3)糖化(Advanced Glycation End-products: AGEs)とその蓄積

糖(特にフルクトースや高血糖状態)は、タンパク質や脂質と非酵素的に反応してAGEsを作ります。

AGEsは脳に蓄積しやすく、アミロイドβやタウの固まりを進め、酸化ストレスや炎症を強め、ミトコンドリアの働きを弱めます。

発達期に過剰な糖にさらされると、AGEsの土台が早く作られ、年を取るにつれて「糖化ストレス」が加速して神経が傷みやすくなる、というシナリオです。

RAGE(AGEの受容体)を介した信号も重要です。

→ 糖化とは|糖化の症状・原因・チェック・糖化を防ぐ方法 について詳しくはこちら

4)エピジェネティックな変化

早期の栄養がDNAのメチル化やヒストンの修飾を変え、インスリン信号や炎症、神経発達に関わる遺伝子の働きを、生涯にわたって変えてしまう可能性があります。

【関連記事】

5)酸化ストレスとミトコンドリアの機能障害

過剰な糖の代謝は活性酸素(ROS)を増やし、発達期の神経細胞やミトコンドリアにダメージを与えます。

その結果、後年になってエネルギーを作る力が低下しやすくなります。

6)フルクトース特有の経路

フルクトースの代謝が脳内でエネルギー不足や尿酸の増加を招き、アルツハイマー病に似た変化を促す、という進化的な「生存経路の誤適応」仮説もあります。

7)神経発達そのものへの直接影響

シナプスの成熟や髄鞘の形成、海馬などの体積・構造がうまく進まず、認知の予備能が低下します。

MRIで制限を受けたグループの灰白質体積が大きく、白質の病変が少なかったという結果と一致しています。

【関連記事】

8)味覚の好みや生涯の食習慣のプログラミング

早期に甘いものに慣れると、大人になってからも高糖質の食事を好みやすくなり、リスクが積み重なります。

9)血管・血流への影響

早期の代謝の変化が動脈硬化や脳の血流低下を早め、血管性認知症のリスクを高める可能性があります。

■まとめ

これらの仮説は互いに関連し合っています(例:インスリン抵抗性 → 炎症 → AGEs増加 → 酸化ストレス)。

単独ではなく、複合的に作用すると考えられています。

研究では「最初の1000日間」が脳の急速な発達期で、栄養の影響を特に受けやすいため、この時期の制限が長期的な保護効果につながる可能性がある、と強調されています。

お子さんをお持ちのママとしては、こうした研究が出ると「子供が甘いものを欲しがることにストレスを感じてしまう」気持ちと、「子どもの健康のために知っておきたい」気持ちが交錯して、悩ましいところです。

完璧を目指しすぎず、できる範囲で意識していくのが現実的かもしれません。

【参考文献】







「本記事は医療行為の代替ではなく、テレビ・論文・公的資料を一般の生活者向けに噛み砕いたものです」

この街を初めて訪れた方へ

この記事は、例えるなら「ばあちゃんの料理教室(ハクライドウ)」という街の中の「ひとつの家」です。

この街には、生活・料理・健康についての記事が、
同じ考え方のもとで並んでいます。

ここまで書いてきた内容は、
単発の健康情報やレシピの話ではありません。

この街では、
「何を食べるか」よりも
「どうやって暮らしの中で調整してきたか」を大切にしています。

もし、

なぜこういう考え方になるのか

他の記事はどんな視点で書かれているのか

この話が、全体の中でどこに位置づくのか

が少しでも気になったら、
この街の歩き方をまとめたページがあります。

▶ はじめての方は
👉 この街の歩き方ガイドから全体を見渡すのがおすすめです。

この街の地図を見る(全体像を把握したい方へ)

※ 無理に読まなくて大丈夫です。
 気になったときに、いつでも戻ってきてください。

この考え方の全体像(意味のハブ)

この記事で触れた内容は、以下の概念記事の一部として位置づけられています。

料理から見る健康

この街の考え方について

この記事は、
「人の生活を、断定せず、文脈ごと残す」
という この街の憲法 に基づいて書かれています。

この街の憲法を読む

重盛さと美さんが悩む全身むくみの原因は?筋肉不足と「排泄が少ない」問題を科学的に考える




重盛さと美 「11~12年」口にしていないもの 週3でピラティス通い「お酒も37年飲んでないです」(2026年8月19日、スポニチアネックス)によれば、2026年8月18日放送の日本テレビ系「上田と女がDEEPに吠える夜」に出演した重盛さと美さんはむくみに悩んでいるそうです。

重盛さんは「小麦も11~12年抜いている」「お酒も37年飲んでいない」「ピラティスを週1〜3通っている」のに、普通に生きているだけで全身(顔・お腹)がむくむと語り、「水を結構飲むのに排泄が少ない(トイレがちょろちょろ、汗もあまりかかない)ので、溜め込んでいる気がする」と指摘しています。

■重盛さんのむくみに関連しそうな生活習慣

1. ホンマでっか!?TVでの「焼き鮭&ご飯食べ放題」ダイエット(2025年8月放送)

2025年8月20日放送の『ホンマでっか!?TV』で、重盛さんは「焼き鮭&ご飯食べ放題」ダイエットをしているといっています。

・以前は「食べる量を減らす」ダイエットをしていたがキツかった。
・「ご飯と焼き鮭は食べ放題」にして、間食(おやつ)の脂質を大幅に減らしたところ、「みるみる痩せていった」。
・「毎日お腹いっぱいで寝られる」状態で、週7で鮭を食べる生活を約2ヶ月続けた。
・その後飽きてサバに切り替えた。

●塩分の観点からの評価

塩分過剰の可能性は十分考えられます。

市販の「鮭の塩焼き」は、切り身1切れ(約80〜100g)で食塩相当量1〜2g程度が一般的ですが、塩加減によってはそれ以上になるケースもあります(甘口〜辛口で塩分濃度が2〜4%超えるものも)。

週7で毎日食べるとなると、鮭だけでも1日1〜2g以上の塩分が積み重なる可能性があります。

ご飯と合わせても味付けを濃くしがちで、全体の塩分摂取量が高めになりやすい食事パターンです。

むくみの原因として「塩分(ナトリウム)過多」は非常に一般的で、ナトリウムが水分を引きつけて体内に溜め込みやすくします。

重盛さん自身が最近の番組で「原因は自分では作ってない」と主張していますが、この鮭食べ放題は本人が意識していない「隠れた塩分源」になり得ます。

ただし、鮭自体はEPA・DHAが豊富で美容・健康に良い点も指摘されていました(番組でも鮭の皮の栄養が話題に)。

塩分を抑えた焼き方(塩を控えめ、または塩なしで焼く)なら問題は小さくなりますが、一般的な「焼き鮭」は塩味が強いので、過剰摂取のリスクは否定できません。

2. その他の関連しそうな生活習慣

過去の出演・インタビューから、むくみにつながりそうな点をいくつか挙げます。

●味の濃いもの・激辛好き(2025年8月ホンマでっか!?TVなど)

夏になると「週5で激辛」を食べる癖がある、と告白。

味の濃い食べ物が好きで、むくみ対策に漢方(五苓散)を飲んでいるともインタビューで話しています。

●最近の偏った食事(2026年8月のむくみ特集番組)

「今月はずっとアヒポキ丼だけで生きてます」「週7アヒポキ丼」と発言。

アヒポキは醤油ベースの漬けが多いので、これも塩分が高めになりやすいです。

本人も「栄養の偏りはあるかも」と認めていました。

●お風呂に入る習慣があまりない(家族の影響で)と過去に告白 → 発汗による排泄が少ない可能性と重なる。

●総合的な見方

現在も同じ生活習慣をしているかどうかはわかりませんが、自身は健康的だと思う生活習慣であっても、それが実は隠れた塩分摂取源で塩分過多を招いていたり、お風呂に入る習慣がないことが発汗できていない可能性があります。

■むくみとは?

むくみ(浮腫)は、血液中の水分が血管外にしみ出して組織にたまる状態です。

余分な水分・塩分を十分に尿や汗として出せないと、体内に水分が滞留しやすくなります。

特に全身性のむくみ(顔・お腹まで)は、単なる「足の筋ポンプ不足」だけでは説明しにくく、腎臓・心臓・肝臓などの調整機能やホルモンの影響も疑われます。

●筋肉不足の可能性

骨格筋(特にふくらはぎ)は「第二の心臓」と呼ばれ、筋ポンプ作用で静脈血やリンパ液を心臓方向に押し戻します。(Goddard et al., 2008; Stick et al., 1989)

筋力が弱い・動かさないと、下半身に水分が滞りやすくなります。

筋肉は体内の水分の約75%を占める最大の「貯蔵庫」です。(Lorenzo et al., 2019)

筋肉量が多いほど細胞内に水分を適切に保持しやすく、余分な水分が間質に漏れにくくなるという研究もあります(筋トレで細胞内水分が増加する報告(Ribeiro et al., 2014)など)。

加齢や運動不足で筋力が落ちるとむくみやすくなると一般的な解説でもよく指摘されます。

重盛さんはピラティスを続けているので「筋肉不足」とまでは言い切れませんが、ピラティスは主に体幹・柔軟性中心で、下半身の筋ポンプを強く鍛える筋トレ(スクワットやカーフレイズなど)とは少し異なります。

全身性のむくみなので、脚だけでなく全体の筋肉量や代謝の影響もあるかもしれません。

一つの可能性として、筋トレで水分の「タンク」を大きくするアプローチは検討の余地があるのではないでしょうか?

●排泄の問題

尿量が少ない・汗をかきにくい状態は、体内の水分バランスが崩れやすいサインです。

腎臓の機能が少し低下していると、余分な水分・塩分を十分に排泄できずむくみます。

心臓のポンプ機能が弱まると腎臓への血流が減り、尿量が減って水分が貯留します(菅本裕子さんの産後心不全例のように)。

汗をあまりかかないのは、発汗による排泄ルートが弱いことを意味し、特にクーラーや涼しい環境だとさらに出にくくなります。

重盛さんが指摘する「溜め込んで外に出れてない」という感覚は、こうした体液調整のバランスが崩れている可能性を示唆しています。

ただし、これは自己診断の範囲で、実際の原因(軽度の腎機能低下、ホルモン、低タンパク血症など)は検査しないとわかりません。

■総合的な見方と注意点

生活習慣要因の可能性が高い部分:塩分(本人は否定気味)、長時間同じ姿勢、クーラーによる冷え、水分の摂り方(無理に大量に飲むと逆に負担になる場合も)など。

筋肉・排泄の組み合わせ:筋肉量が十分で筋ポンプがしっかり働き、腎臓・心臓が適切に水分を処理できていれば、むくみにくくなります。両方の要素が重なっている可能性は十分あります。

全身性むくみの場合の注意:足だけのむくみなら筋ポンプや静脈の問題が主ですが、顔・お腹まで及ぶ場合は、心・腎・肝などの臓器、甲状腺、薬剤、低アルブミン血症などを除外するために、医師の診察(血液検査や尿検査など)を勧めるのが無難です。病気のサインであることもあるためです。

■まとめ

まずは軽い筋トレ(ふくらはぎ中心)+適度な水分(喉の渇きに合わせて)+脚上げ休息を試しつつ、長引く・強い場合は医療機関でチェックするのが安心です。

→ むくみ解消方法(食べ物・ツボ・マッサージ)|足のむくみの原因 について詳しくはこちら

【関連記事】

【参考文献】

  • Ribeiro AS, Avelar A, Schoenfeld BJ, Ritti Dias RM, Altimari LR, Cyrino ES. Resistance training promotes increase in intracellular hydration in men and women. European Journal of Sport Science. 2014;14(6):578-585. doi:10.1080/17461391.2014.880192
     (16週間のレジスタンストレーニングにより、細胞内水分量が男性で約8.2%、女性で約11.0%増加した研究)
  • Lorenzo I, Serra-Prat M, Yébenes JC. The Role of Water Homeostasis in Muscle Function and Frailty: A Review. Nutrients. 2019;11(8):1857. doi:10.3390/nu11081857
     (筋肉の水分含有量は約76%であり、体内水分の主要な貯蔵庫である点、細胞内水分と筋力・機能の関連をまとめたレビュー)
  • Wang Z, Deurenberg P, Wang W, Pietrobelli A, Baumgartner RN, Heymsfield SB. Hydration of fat-free body mass: review and critique of a classic body-composition constant. The American Journal of Clinical Nutrition. 1999;69(5):833-841. doi:10.1093/ajcn/69.5.833
     (除脂肪組織の水分含有量に関する古典的なレビュー。骨格筋の高い水分割合を裏付ける)
  • Goddard AA, Pierce CS, McLeod KJ. Reversal of lower limb edema by calf muscle pump stimulation. Journal of Cardiopulmonary Rehabilitation and Prevention. 2008;28(3):174-179. doi:10.1097/01.HCR.0000320067.58599.ac
     (ふくらはぎの筋ポンプ刺激により、下腿の液体貯留が逆転・改善することを示した研究)
  • Stick C, Grau H, Witzleb E. On the edema-preventing effect of the calf muscle pump. European Journal of Applied Physiology and Occupational Physiology. 1989;59(1-2):39-47. doi:10.1007/BF02396578
     (運動時の筋ポンプ作用が下腿の浮腫を予防・軽減する効果を示した古典的研究)
  • Emmett M, Auerbach AD. Clinical manifestations and evaluation of edema in adults. UpToDate. (Updated 2025).
     (全身性浮腫の定義・原因(心・腎・肝など)に関する標準的な臨床レビュー)
  • Merck Manual Professional Edition. Edema. (Updated 2024).
     (全身性浮腫の主な原因として心不全・肝不全・腎疾患を挙げる標準的教科書)







「本記事は医療行為の代替ではなく、テレビ・論文・公的資料を一般の生活者向けに噛み砕いたものです」

この街を初めて訪れた方へ

この記事は、例えるなら「ばあちゃんの料理教室(ハクライドウ)」という街の中の「ひとつの家」です。

この街には、生活・料理・健康についての記事が、
同じ考え方のもとで並んでいます。

ここまで書いてきた内容は、
単発の健康情報やレシピの話ではありません。

この街では、
「何を食べるか」よりも
「どうやって暮らしの中で調整してきたか」を大切にしています。

もし、

なぜこういう考え方になるのか

他の記事はどんな視点で書かれているのか

この話が、全体の中でどこに位置づくのか

が少しでも気になったら、
この街の歩き方をまとめたページがあります。

▶ はじめての方は
👉 この街の歩き方ガイドから全体を見渡すのがおすすめです。

この街の地図を見る(全体像を把握したい方へ)

※ 無理に読まなくて大丈夫です。
 気になったときに、いつでも戻ってきてください。

この考え方の全体像(意味のハブ)

この記事で触れた内容は、以下の概念記事の一部として位置づけられています。

料理から見る健康

この街の考え方について

この記事は、
「人の生活を、断定せず、文脈ごと残す」
という この街の憲法 に基づいて書かれています。

この街の憲法を読む

なぜ急に痩せたらハゲてしまうの?




SNS上では、マンジャロを使うと髪が抜けやすくなる(ハゲる)といわれていますが、Xの投稿によれば、急に痩せればハゲてしまうそうです。

なぜ急に痩せたらハゲてしまうのかについて調べてみました。

結論から言うと、急な体重減少で髪が抜けやすくなる主な理由は、「休止期脱毛症(telogen effluvium)」という一時的な現象です。

マンジャロを使っても使わなくても、急激な減量そのものが引き金になります。

■髪の毛の基本サイクル

髪は常に同じ状態ではなく、3つの段階を繰り返しています。

・成長期(anagen):髪が活発に伸びる時期(2〜7年程度)。普段は全体の80〜90%がここにいます。
・退行期(catagen):成長が止まり、毛根が縮む短い移行期(2〜3週間)。
・休止期(telogen):休んで抜け落ちる準備をする時期(2〜4カ月)。普段は10〜15%程度。

通常は少しずつ自然に抜けますが、何らかの「ストレス」がかかると、成長期の毛が一気に休止期に移行します。

その結果、2〜4カ月後にまとまって大量に抜けます。

これが休止期脱毛症です。

■急な減量で起こるメカニズム

1)体が「生存優先モード」になる

急激なカロリー不足や体重減少(目安として体重の10〜15%以上、または月に約3.5kg前後の速いペース)があると、体は生命維持に重要な臓器(心臓・脳・肝臓など)にエネルギーや栄養を優先します。

髪の毛は「必須ではない」とみなされ、毛根(特に細胞分裂が非常に活発な毛母細胞)への供給が減ります。

2)毛根の細胞分裂が影響を受ける

カロリーやタンパク質が不足すると、毛母細胞の活動が低下し、成長期が早期に終わりやすくなります。

(古典的な動物実験で)栄養制限で表皮の細胞分裂が大幅に減ることが示されており、人間の髪でも同様の影響が考えられています。

結果として多くの毛が休止期に入り、数カ月後に抜け落ちます。

3)栄養不足が加わる

急な減量ではタンパク質(髪の主成分はケラチンというタンパク質)、鉄(フェリチン)、亜鉛、ビタミンDなどが不足しやすくなります。

これらは毛根の正常な働きに必要で、不足するとさらに脱毛を促します。

クラッシュダイエットや極端な食事制限でよく報告されています。

ちなみに、【あさイチ】女性の新型栄養失調「鉄・亜鉛・カルシウム不足」の改善方法は「トッピング」!によれば、貧血症状の中に抜け毛があります。

4)ホルモンやストレス反応

体重減少に伴うコルチゾール(ストレスホルモン)の上昇や、甲状腺・性ホルモンの一時的な変動も、毛周期を乱す要因になります。

■時期と特徴

脱毛が目立つのは、減量開始から2〜4カ月後(平均的に3カ月前後)。

全体的に薄くなるびまん性の抜け毛で、かゆみや炎症はほとんどありません。

体重が安定し、栄養が十分になれば、通常は数カ月〜半年程度で自然に回復します(一時的なもの)。

■マンジャロとの関係

臨床報告やメタ解析では、GLP-1/GIP作動薬(マンジャロなど)使用中に脱毛が報告されることがありますが、主な原因は薬そのものではなく「急激な体重減少+カロリー・栄養不足」です。

減量幅が大きいほどリスクが高まる傾向が示されています。

薬を使わないダイエットやバリアトリック手術(肥満外科手術)後でも同じ現象がよく起きます。

■まとめ

つまり、急激な減量というのは体にとって大きなストレスとなり、結果として抜け毛が増えてしまうんですね。

髪の毛根はエネルギー消費が激しい組織なので、真っ先に影響を受けやすく、成長を一時停止して休止期に入ります。

結果として抜け毛が増えますが、永久脱毛ではなく、原因(急減量・栄養不足)が解消されれば回復するケースがほとんどです。

予防の基本は、極端なカロリー制限を避け、タンパク質をしっかり摂り(目安として体重1kgあたり1g以上を意識)、鉄・亜鉛などの栄養バランスを保つことです。

心配な場合は医師や栄養士に相談し、必要に応じて血液検査(フェリチンなど)を受けると安心です。

【参考文献】

  • Kang DH, Kwon SH, Sim WY, Lew BL. Telogen Effluvium Associated With Weight Loss: A Single Center Retrospective Study. Ann Dermatol. 2024 Dec;36(6):384-388. doi: 10.5021/ad.24.043. PMID: 39623615; PMCID: PMC11621640.
    体重減少率(平均15.21%)、月あたりの減少ペース(平均3.54kg)の具体的な数字の根拠
  • Goette DK, Odom RB. Alopecia in crash dieters. JAMA. 1976 Jun 14;235(24):2622-3. doi: 10.1001/jama.1976.03260500038026. PMID: 946869.(急激な減量と休止期脱毛の古典的なケースシリーズ)
  • Treister-Goltzman Y, Yarza S, Peleg R. Iron Deficiency and Nonscarring Alopecia in Women: Systematic Review and Meta-Analysis. Skin Appendage Disord. 2022 Mar;8(2):83-92. doi: 10.1159/000519952. PMID: 35415182; PMCID: PMC8928181.(女性の非瘢痕性脱毛と鉄欠乏のメタ解析。フェリチン値が有意に低いことを示す)
  • Kang X, et al. Association between iron deficiency and telogen effluvium: a systematic review and meta-analysis. (鉄欠乏と休止期脱毛の関連をまとめたメタ解析。血清フェリチン・鉄値が低いことを報告)







「本記事は医療行為の代替ではなく、テレビ・論文・公的資料を一般の生活者向けに噛み砕いたものです」

この街を初めて訪れた方へ

この記事は、例えるなら「ばあちゃんの料理教室(ハクライドウ)」という街の中の「ひとつの家」です。

この街には、生活・料理・健康についての記事が、
同じ考え方のもとで並んでいます。

ここまで書いてきた内容は、
単発の健康情報やレシピの話ではありません。

この街では、
「何を食べるか」よりも
「どうやって暮らしの中で調整してきたか」を大切にしています。

もし、

なぜこういう考え方になるのか

他の記事はどんな視点で書かれているのか

この話が、全体の中でどこに位置づくのか

が少しでも気になったら、
この街の歩き方をまとめたページがあります。

▶ はじめての方は
👉 この街の歩き方ガイドから全体を見渡すのがおすすめです。

この街の地図を見る(全体像を把握したい方へ)

※ 無理に読まなくて大丈夫です。
 気になったときに、いつでも戻ってきてください。

この考え方の全体像(意味のハブ)

この記事で触れた内容は、以下の概念記事の一部として位置づけられています。

料理から見る健康

この街の考え方について

この記事は、
「人の生活を、断定せず、文脈ごと残す」
という この街の憲法 に基づいて書かれています。

この街の憲法を読む