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【探偵ナイトスクープ】尿漏れが気になる男性必見!「残尿を出し切る股間のツボ」を発見!?/残尿解消には排尿後にしぼり出す「ミルキング」がいい!?




2024年12月20日放送の探偵ナイトスクープでは「残尿を出し切る股間のツボ」の発見がテーマでした。

残尿を出し切るツボについて調べたところ、残尿対策としてユニ・チャームが「ミルキング」が近い方法でした。

ミルキングとは、ホースを絞るように、陰のう(睾丸の入った袋)裏側の付け根部分を圧迫しながら、しぼり出す方法です。

残尿の悩みの解消には、「振る」「絞る」「待つ」などの対策もありますが、排尿後に、乳しぼりの要領で尿道にとどまった尿を外に出し切るために、ミルキングをするとよいそうです。

■約4人に1人が排泄トラブルを経験!

約4人に1人が排泄トラブルを経験!
約4人に1人が排泄トラブルを経験!

参考画像:もうトイレに焦らない! 排泄予知ウェアラブルDFree|YouTubeスクリーンショット

高齢化社会の日本では排泄トラブルは珍しいことではありません。

排泄トラブルが健康寿命を阻害する?|ユニ・チャーム

ユニ・チャームの調査では、排泄トラブルを経験したことがある人が全体の24.9%。約4人に1人が経験していることがわかりました。

4人に1人が排泄トラブルを経験したことがあるそうで、誰しもが経験する可能性があります。

<軽失禁ケア>下着感覚で 機能とイメージアップの商戦熱く

(2017/6/11、毎日新聞)

厚生労働省の13年のまとめによると、尿失禁の経験者は約153万人で、このうち65歳以上は121万人と全体の約8割を占めている。

厚生労働省のまとめによれば、尿失禁の経験者で65歳以上の人は121万人いるそうです。

<軽失禁ケア>下着感覚で 機能とイメージアップの商戦熱く

(2017/6/11、毎日新聞)

軽失禁ケア商品の市場が拡大している。2016年度の販売金額は約300億円とされ、前年比110%の伸びだ。

尿もれ、便漏れといった軽失禁商品の市場は前年比110%の伸びを見せ、団塊世代が後期高齢者となる2025年にはもっと多くの人が排泄トラブルを経験することが予想されます。

しかし、排泄トラブルを抱えているにもかかわらず、その対処をしていない人が46.3%いるという結果が出ています。

排泄トラブルが健康寿命を阻害する?|ユニ・チャーム

月1回以上排泄トラブルを抱えている人で、排泄トラブルに対するケア(排泄ケア)を「特に何もしていない」人が半数近い46.3%で、半数近い人が、トラブルを抱えているにもかかわらずケアをしていないことがわかりました。

<中略>

排泄トラブルを抱える18.7%の人が「排泄トラブルが気になって外出を控えた経験がある」と応えています。

排泄トラブルを抱えている人は、根本的な対処をすることができずに、外出を控えたり(運動不足の可能性)、水分補給を控えたり(熱中症リスクが高まる可能性)といった健康にとってリスクある行動を選びがちになってしまうようです。

排泄ケアに取り組むことは高齢化社会の真っただ中にいる私たちにとって考える必要のある問題なのです。

■まとめ

残尿で悩む人はぜひミルキングを試してみてくださいね。

ちなみに、頻尿の原因となる病気|男性の前立腺肥大症や過活動膀胱・女性のぼうこう瘤や慢性ぼうこう炎・糖尿病・腎機能低下・更年期障害によれば、排尿しても出し切れない(残尿感)という症状がある人には前立腺肥大症の可能性もあります。

順天堂大学 堀江重郎教授によれば、排尿時間が21秒を超えている人は、加齢によって膀胱の筋力が低下している、もしくは前立腺の肥大の可能性があるようですので、注意しましょう。







オメガ6脂肪酸の摂取量が多いほど、ホルモン依存性の乳がんリスクが高くなりやすい!




魚、n-3及びn-6不飽和脂肪酸摂取量と乳がんとの関連について(国立がん研究センター)によれば、オメガ6脂肪酸(n-6不飽和脂肪酸)の摂取量が多いほど、ホルモン依存性の乳がんリスクが高くなりやすく、オメガ6の摂取量が最も少ないグループに比べ、最も多いグループの乳がんのリスクは2.94倍高かったそうです。

このメカニズムはわかっていないものの、日本人女性の乳がん罹患率は増加傾向にあり、また乳がんの発生には、女性ホルモン関連のメカニズムが深く関わっていることが知られていますので、オメガ6の摂取量を減らすことは乳がんリスクを防ぐために大事になってくるのではないでしょうか?

→ オメガ6の多い食品 はこちら







田村淳さん、虫垂炎のため緊急手術!




ロンドンブーツ1号2号の田村淳さんのXの投稿によれば、下腹部に激痛が走り、救急車で病院に行ったら虫垂炎で、緊急手術を行ったそうです。

炎症が軽かった場合には抗菌薬を点滴するといった内科的治療を行い、炎症がひどい場合には虫垂を切除する手術を行うそうなので、田村さんの場合は炎症が進行していたと考えられます。

■虫垂炎とは?

虫垂炎とは、何らかの原因で虫垂(ちゅうすい)に感染と炎症が起きた状態です。

虫垂炎の症状には、右下腹痛、吐き気、食欲不振、 発熱があります。

■まとめ

胃の不調|それって本当に「胃が痛い」の?|駆け込みドクターによれば、胃と腸の神経は近い場所にあるため、虫垂炎は胃の痛みと勘違いしやすいそうです。

虫垂炎は自分で判断するのが難しい病気で、単なる胃痛と間違えることもありますので、胃痛がその後痛みの部位が右下腹部に移行した時には要注意と覚えておきましょう!

ちなみに、見落としがちな病気の兆候|#ホンマでっかTVによれば、上下の動きは人間の体に響きやすいので、イギリスでは盲腸を診断する際、患者に乗車中に道路の段差を通過した時の痛みを聞くそうです。

【関連記事】







出産したことがない女性は乳がんリスクが高くなる!出産回数が多くなるほど乳がんリスクが低く抑えられる!




乳がんのリスク要因によれば、子どもを出産したことがない女性は、出産したことがある女性よりも乳がんリスクが高くなること、また出産回数が多くなるほど乳がんリスクが低く抑えられることが知られていますが、生理・生殖要因と乳がん罹患の関連について(国立がん研究センター)で紹介した多目的コホート研究によれば、出産したことがないグループの乳がんリスクは、出産したことがあるグループに比べ、閉経前女性で1.7倍、閉経後女性で2.2倍、全体では1.9倍高くなり、また、5回以上出産したグループの乳がんリスクは、1回出産したグループに比べ、閉経前・後とも約60%低く抑えられることがわかりました。

乳がんのリスク要因

  1. 初潮が早い(11歳以下)
  2. 閉経が遅い(54歳以上)
  3. 初産年齢が高い(30歳以上)
  4. 妊娠・出産歴がない
  5. 授乳歴がない
  6. 祖母、親、子、姉妹に乳がんの人がいる
  7. 肥満度が高い(閉経後)
  8. 喫煙している
  9. 大量に飲酒する習慣がある
  10. 運動不足

■まとめ

自然閉経の年齢が遅いこと、出産しないこと、出産回数が少ないことは、いずれも閉経後の乳がんリスクを高くする要因となっています。

ピルは女性の生活の質を向上させる?で紹介した英国一般医協会が1968年5月から2010年までのおよそ40年間に、23000人のピル服用女性と同数の非服用女性を追跡調査した結果によれば、ピルを飲むことは女性の生活の質を向上させるということがわかったそうです。

  • 生理痛を軽くする
  • 月経量を少なくする
  • 子宮内膜症や子宮外妊娠、骨粗鬆症や関節リウマチのリスクを軽減する
  • 大腸から子宮や卵巣、乳房にいたるまで、ほとんどすべてのガンについて、ピルを飲んでいる女性の死亡率が低い

月経痛やPMS、がん予防の観点から低用量ピルを活用するということも今後は検討されていくのかもしれません。







閉経前・後ともに肥満になると乳がんリスクが高くなる!




閉経前・後ともに肥満は乳がんのリスクに(2014年10月7日、国立がん研究センター)によれば、閉経前・後ともにBMIが大きくなると乳がんリスクが高くなることがわかりました。

乳がんのリスク要因によれば、閉経後に肥満度が高いことが乳がんリスクを高くすると紹介しましたが、今回の研究によれば、閉経前・後ともに肥満は乳がんのリスクになることがわかりました。

  1. 初潮が早い(11歳以下)
  2. 閉経が遅い(54歳以上)
  3. 初産年齢が高い(30歳以上)
  4. 妊娠・出産歴がない
  5. 授乳歴がない
  6. 祖母、親、子、姉妹に乳がんの人がいる
  7. 肥満度が高い(閉経後)
  8. 喫煙している
  9. 大量に飲酒する習慣がある
  10. 運動不足

■まとめ

乳がんは初潮が早い、閉経が遅い、妊娠・出産歴がないという人は、女性ホルモンにさらされる期間が長くなるため、乳がんリスクが高くなると考えられているという前提。

閉経前の女性は、過体重や肥満の女性は無排卵やエストロゲンレベルが低いなどの傾向があることから、欧米ではBMI30以上の群では乳がんリスクが低いのですが、アジア人女性の場合は極端に太っている人が少ないことから、予防的な効果はないのではと考えられる。

閉経後の女性では、性ホルモン関連のメカニズムをもとに考えると、肥満になると卵巣よりもむしろ脂肪組織が主なエストロゲン供給源になるため、乳がんリスクが高くなる。