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望月理恵さん、45歳ごろから更年期障害の症状に悩まされていたことを告白!血液検査で「女性ホルモン80歳」と診断




53歳フリーアナ、血液検査で「女性ホルモン80歳」の仰天診断 「仕事も辞めよう」考えよぎる(2025年4月22日、デイリースポーツ)によれば、フリーアナウンサーの望月理恵(53)さんは45歳ごろから朝起きられなくなった、やる気が出ない、仕事場に行ってもかすみ目がひどく、動悸も激しく急に汗をかくといった更年期症状に悩まされ、仕事をやめようとした時期があることを告白しました。

血液検査に行ったところ、女性ホルモンが80歳の女性といわれ、更年期障害と診断されて、サプリを処方されて1か月程度で改善したそうです。

更年期の症状を経験したと答えた40代・50代の女性のうち病院を受診した人は31%!65%の人は更年期症状があっても医療機関を受診していない!で紹介したNHKがインターネットで行ったアンケート(「更年期と仕事に関する調査2021」)によれば、更年期の症状を経験したと答えた40代と50代の女性のうち病院を受診した人は31%で、65%の人は更年期症状があっても医療機関を受診していないそうです。

あなたの更年期障害の症状を教えてください
あなたの更年期障害の症状を教えてください

参考画像:“更年期の実態”調査発表 女性の半数以上が悩む更年期症状! 50代は7割以上が更年期症状を抱えている! 症状悪化は、季節の変わり目にあり!?(2017/12/12、日本ヘルスケアアドバイザーズプレスリリース)|スクリーンショット

女性の半数、特に50代は7割以上が更年期症状に悩んでいる!|更年期障害の対処法「なにもしない」が5割!で紹介した日本ヘルスケアアドバイザーズによる36~55歳の女性1358名を対象に行なったアンケート調査によれば、「更年期障害のような症状を持っているか?」という質問に対して、52.3%が「はい」と回答したことから、半数以上の女性が更年期症状を抱えており、特に50代女性については72.2%が更年期の症状を抱えているということがわかりました。

日本の女性はアメリカに比べて更年期症状やPMSなどの女性特有の症状に対しての自覚率が低い!によれば、日本とアメリカの20~50代の有職女性それぞれ300名ずつを対象にインターネットで調査したところ、アメリカの女性の方が日本の女性よりも更年期症状やPMS(月経前症候群)、月経痛、子宮内膜症といった自覚している女性特有の症状に対しての自覚率が高かったそうです。

→ 生理痛の症状・原因・緩和する方法 について詳しくはこちら

また、婦人科受診の頻度の質問では、日本とアメリカで女性特有の症状に対する関心の度合いの違いがさらにはっきりとします。

アメリカの女性

  • 婦人科受診の頻度 年に1回程度 65.7%
  • 婦人科に行ったことがない 6.3%

日本の女性

  • 婦人科受診の頻度 年に1回程度 29.0%
  • 婦人科に行ったことがない 33.0%

つまり、日本の女性はアメリカの女性と比較すると、女性特有の症状に対する行動(婦人科を受診するなど)をしない傾向にあります。

女性の半数、特に50代は7割以上が更年期症状に悩んでいる!|更年期障害の対処法「なにもしない」が5割!によれば、更年期症状の相談相手についての質問では、実に半数が誰にも相談しておらず、更年期症状に苦しみながらも人に言えず我慢している人が多いことがうかがえます。

意外!? 女性でも約24%が「更年期がいつか」をまちがって認識 自称「まじめ」&「心配性」さんは更年期もつらく感じる!? 更年期は「自分ファースト」で、我慢しない、落ち込まない(2019/2/19、株式会社オレンジページ)を参考にすると、更年期という言葉自体に対する偏見や誤解があり、「恥ずかしい」という気持ちがあり、また身内にも理解してもらえないから辛さを我慢して、医療機関を受診しないという方が多いのではないでしょうか?

こうしたことを総合的に判断すると、日本の女性はアメリカの女性と比較すると、体調不良について自覚していつつも、更年期症状やPMSというような女性特有の症状に対しては、恥ずかしいことのように思ってしまって、人に相談せずに我慢して、婦人科を受診しない傾向にあるのではないかと考えられます。

最近では芸能人の方が更年期障害に対してどんな対処法を行なったかを告白することが増えてきました。

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こうした告白をすることは、更年期について話すことは恥ずかしいことじゃないですよというメッセージを送っているんだと思います。

少しずつ理解が進んで、かかりつけの婦人科で年に一回見てもらい、花粉症対策のように事前に更年期に差し掛かる時期から適切な治療を行っていくというのが一般的になっていくといいですね。

→ 更年期障害の症状・原因・チェック|40代・50代の更年期の症状 について詳しくはこちら

更年期障害の食事・更年期を乗り切る方法

●食生活の見直しをする

●ビタミン・ミネラルなどバランスの取れた食事で栄養を十分に摂る。

亜鉛は、ホルモンバランスを整える働きがある。

女性の場合は、亜鉛が不足すると女性ホルモンの働きが悪くなったり、月経異常を引き起こしてしまう可能性がある。

特に更年期ともなれば、亜鉛不足がホルモンバランスをさらに乱れさせて症状を悪化させてしまうことにもありえる。

→ 亜鉛の多い食品 について詳しくはこちら

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→健やかに過ごしたい40代・50代の女性に亜鉛サプリ!まとめ買いで最大18%OFF!

●軽いウォーキングなどの適度な運動

寝る前に毎日10分間、ヨガを取り入れたストレッチを3週間行うことで、更年期女性の「更年期症状」と「抑うつ」を改善することがわかったそうです。

→ 寝る前のストレッチ&ヨガは、女性の「更年期症状」と「抑うつ」を改善する効果がある!おすすめのやり方 について詳しくはこちら

●ご自身にあったリラックス方法

更年期障害の症状を和らげたいと考えている方は、呼吸をゆっくりしたり、音楽を聴いてみてはいかがでしょうか?

→ 更年期障害の症状の顔のほてり(紅潮)は音楽を聴くと改善する! について詳しくはこちら

●家族との会話をする機会を増やす

●更年期障害のツボ

→ 更年期障害のツボ:三陰交(さんいんこう)の位置・押し方|たけしの本当は怖い家庭の医学 について詳しくはこちら

●相性の合う医師・病院を見つけておく

●エクオール

大豆イソフラボンは、更年期障害の原因といわれる「エストロゲン」と構造が似ているため、体内に入ると、エストロゲンと同じような働きをするといわれています。

大豆イソフラボンは大豆製品などから摂れます。

ただ、最近の研究によれば、大豆イソフラボンの健康効果の恩恵を受けやすい人とそうでない人がいることが明らかになったそうです。

その違いは、エクオールを作り出すためのエクオール産生菌という腸内細菌を持っているかどうかです。

腸内細菌によって大豆イソフラボンに含まれるダイゼインという成分をエクオールに変えることで、ダイゼインのままと比べ、よりエストロゲンに似た働きをすると言われています。

更年期症状の軽い人はエクオールの量が多いそうで、更年期症状の重い人のグループに、エクオールをつくれる人が少なかったそうです。

更年期のホットフラッシュ(ほてり)や首や肩のこりを改善する効果が確認されているそうです。

エクオールの産出能力をチェックするには、「尿中エクオール検査」や「ソイチェック」といった簡単な尿検査で調べることができるそうです。

→ エクオール(EQUOL サプリ)が更年期(更年期障害)症状の軽減に役立つ について詳しくはこちら

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■更年期障害と有名人

続きを読む 望月理恵さん、45歳ごろから更年期障害の症状に悩まされていたことを告白!血液検査で「女性ホルモン80歳」と診断

砂糖の摂りすぎで腸内細菌叢が変化し脂質代謝異常(脂肪肝や高脂血症)やメタボリックシンドロームが起きている!?




砂糖の摂りすぎによる脂肪肝や高中性脂肪血症は腸内細菌叢の変化が起こしている
砂糖の摂りすぎによる脂肪肝や高中性脂肪血症は腸内細菌叢の変化が起こしている

参考画像:砂糖のとりすぎによる脂質代謝異常(脂肪肝、高脂血症)は腸内環境の変化が鍵であった(2021年3月26日、名古屋大学)

砂糖のとりすぎによる脂質代謝異常(脂肪肝、高脂血症)は腸内環境の変化が鍵であった(2021年3月26日、名古屋大学)で紹介されている小田裕昭准教授らの研究によれば、砂糖(ショ糖、スクロース)のとりすぎによって起こるメタボリックシンドロームへつながる脂質代謝異常(脂肪肝)、高中性脂肪血症が腸内環境の変化によるものであることがわかりました。

この研究の前にこれまでの新しくわかってきたことを一つを紹介しておく必要があります。

それは、これまでメタボリックシンドロームは、食べ過ぎ、特に油のとりすぎが原因として考えられてきましたが、最近になって、砂糖(ショ糖や異性化糖)などのフルクトースを含む糖が大きな原因であるとわかってきたことです。

今回の研究によれば、砂糖の摂りすぎにより大腸の腸内細菌叢が変化していること、腸内細菌叢の変化が脂肪肝や高中性脂肪血症の原因であることを突き止めました。

【参考リンク】

砂糖の摂り過ぎによる脂質代謝異常の原因菌5つを特定 メタボなどの予防法確立へ重要なステップ(2025年3月31日、名古屋大学)によれば、砂糖の摂り過ぎによって起こるメタボリックシンドロームへつながる脂質代謝異常(脂肪肝、高中性脂肪血症)の原因となっている腸内細菌を5つ見つけました。

これらの腸内細菌をターゲットにすることにより、砂糖の摂りすぎによる脂質代謝異常やメタボリックシンドロームを腸内環境を整えることにより予防できる可能性が出てきました。

【参考リンク】

■まとめ

あなたの腸内は肉派?野菜派?どんな食べ物を食べているかで腸内細菌叢が変わる!その影響は健康や環境にも関わってくる!によれば、食事で腸内細菌叢は変わるし、健康にかかわってくることがわかっています。

つまり、食事を変えて、腸内細菌叢を変えることができれば、脂肪肝などの脂質代謝異常やメタボリックシンドロームを予防できる可能性があるわけです。







日本人の食物繊維摂取量が少なくなっている!その理由とは?




腸内細菌が利用しやすい「発酵性食物繊維」に注目 オンラインセミナー「ウェルビーイングのための腸活2024」から(中)(2025年4月9日、Reライフ)で京都府立医科大学大学院の内藤裕二教授が書かれた記事の中で、日本人は食物繊維が不足していて、WHOの摂取基準は「1日25g以上」に対して、日本人の若者は13gほどしか摂っていないことや「フレイル」の高齢者は圧倒的に食物繊維の摂取量が少ないことなどが紹介されています。

日本人における食物繊維摂取量(平均値)の推移
日本人における食物繊維摂取量(平均値)の推移

日本人における食物繊維摂取量のデータを見ると、食物繊維摂取量が減っていることがわかります。

その中でも穀類からの割合が減っていて、その理由としては米の摂取量が減ったことや雑穀を食べなくなっているからだと考えられます。

1975年型食事が健康によい!?(都築毅)|#世界一受けたい授業1975年型の日本食を食べると健康になる!ヒトの実験でも証明|その食事の特徴とは?|東北大【論文・エビデンス】で紹介した東北大大学院農学研究科の都築毅准教授(食品機能学)のグループの研究によれば、「1975(昭和50)年ごろ」の食事が理想の和食であるそうです。

【1975年代の食事の特徴】

1.食材が多い
たくさんの材料が使われ、栄養バランスが良い

2.大豆や卵が多い
良質なタンパク質を摂取

3.発酵調味料が多い
醤油やみりんなどの発酵調味料が多い
発酵しているものは栄養価が高く、がんや脳卒中を予防し、美肌効果が期待できる

4.だしを使って塩分を抑える
出汁が多いので、塩分が少なくても味を感じられる

この特徴の中には入っていなかったのですが、実は食物繊維も多く、そのことが関係している可能性もありますね。

森谷敏夫さん「糖質を控えるダイエットではヤセない!」|たけしのニッポンのミカタにもありましたが、現代女性は、糖質を控えるダイエットをしている人が多く、このことがお米を食べなくなり、食物繊維が不足するようになった要素の一つかもしれません。

直腸性便秘解消法|治し方(食べ物)・原因|#ためしてガッテン(#NHK)によれば、ごはんの摂取量が少ない人に比べて、3倍ほど多く摂取するグループでは、便秘の割合が4割も少なかったそうで、その理由としては、ご飯の場合は、水分を持ったまま大腸まで到達するので、便の水分が少なく硬くなっている場合の便秘の解消に役立つと考えられるようです。

つまり、仮説として、食の欧米化や糖質を控えるダイエットでお米を食べなくなった結果、食物繊維が増えたり、便秘の人が増えている可能性がありますね。

食物繊維の多い食品 について詳しくこちら

便秘とは|即効性のある便秘解消方法(ツボ・運動・マッサージ・食べ物)・便秘の原因 について詳しくはこちら

■まとめ

あなたの腸内は肉派?野菜派?どんな食べ物を食べているかで腸内細菌叢が変わる!その影響は健康や環境にも関わってくる!で紹介した研究によれば、私たちがどんな食べ物を食べるかで腸内細菌叢が変わることがわかっているそうです。

そう考えると、自分自身の健康は自分の食事の選択によって決まるということなんですよね。

健康に良いと思ってご飯の量を減らし糖質制限をしていたら、穀類の食物繊維の摂取量が減るなんて考えもしないですが、実際そうした選択が私たちの健康に影響を与えてしまっているんですよね。







すい臓がんのリスク要因になる食べ物は大豆食品!?




大豆食品の摂取量と膵がん罹患の関連(国立がん研究センター)によれば、総大豆食品摂取量が多いと、すい臓がん罹患リスクが高いという関連がみられたそうです。

これまでの欧米の疫学研究では、インゲン豆、レンズ豆、エンドウ豆、大豆などを含むマメ科の植物の摂取は膵がんリスク低下との関連が示唆されています。今回の研究では、豆類の種類の違いによる栄養成分の違い(インゲン豆、レンズ豆、エンドウ豆は大豆に比べて、炭水化物が多く、脂質が少ない、大豆はたんぱく質、脂質が多い)や、観察期間の違い(欧米の研究は6~8.3年であり、本研究は約17年と長い)などのため、先行研究とは異なる結果になったと考えられました。

総大豆食品摂取量が多いと膵がん罹患リスクが高い理由は、よくわかっていませんが、動物実験では非加熱大豆飼料を与えられた動物では、下痢などのほか、膵臓の腫れがみられたとの報告や、大豆に含まれるトリプシンインヒビターなどの消化酵素阻害成分の消化酵素や消化管ホルモンへの影響などが考察されます。

大豆:女性は食べ過ぎないで 乳がんリスク減も肝臓がん危険性高まる|厚労省研究班によれば、大豆に含まれるイソフラボンは乳がんのリスクを減らすといわれていますが、厚生労働省の研究班によれば、大豆をたくさん食べる女性は、あまり食べない女性に比べて、肝臓がんになる危険性が3~4倍に高まるそうです。

ある面では健康に良い食べ物でも、ある面ではリスクになる食べ物になるというのは難しいですね。

ただこの研究ではもう一つ注目したいことがあります。

それは、非発酵性大豆食品(豆腐類、高野豆腐、油揚げ、豆乳)摂取において同様の関連がみられましたが、発酵性大豆食品摂取(納豆、みそ)において関連はみられなかったこと。

納豆やみそなどの発酵性大豆食品をよく食べる人は死亡率10%減!|国立がん研究センターによれば、納豆やみそなどの発酵性大豆食品をよく食べる人は、そうでない人と比べて10%死亡率が下がるという調査結果を発表しました。

そのため、納豆やみそは積極的に食事に取り入れていきたいですね。

ちなみに、最近では男性は仕事中に座っている時間が長いほどすい臓がんの罹患リスクが高い!歯周病があるとすい臓がんのリスクが2倍になる!?など意外なことがすい臓がんのリスク要因になっているので、ぜひチェックしてくださいね。

→ 膵臓がんの症状(初期症状)・原因・予防 について詳しくはこちら







【追加補足(2025年4月8日)】

決して大豆製品を否定したいわけではなく、素朴な疑問としてなぜ大豆をたくさん食べるとがんのリスク要因になるのか、そのメカニズムはわからないにしても、一つ知識として持っていて、今後の研究でそのメカニズムが解明されたときに、今後のヒントになるかと思い取り上げています。

発酵食品と非発酵食品の大豆製品にどんな違いがあるのか、何が影響しているのかを知ることが大事なのだと思っています。

【名医のザ太鼓判】つかまりスクワットのやり方|骨筋力アップで垂れ尻改善・骨折予防!|簡単ハチミツ美容法のやり方

2018年11月12日放送の「名医のTHE太鼓判」のテーマは「転ばないカラダ【骨筋力を若返りSP】」です。




【目次】

■片足立ちで靴下を履けないと、転んで骨折するリスクが高まる!

解説してくれたのは、久野譜也教授(筑波大学大学院人間総合科学研究科)です。

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片足立ちで靴下を履くのはロコモティブシンドロームのテストです。

【簡単ロコモチェックのやり方】

  1. 高さ40cmほどのイスに座り、両腕を腕の前で交差する。
  2. 左右どちらかの足を上げ、反動をつけずに立ち上がり、3秒間保つ

※ふらついたり立てない人はロコモ予備軍の可能性が!

片手だけまたは手を使わずに床に座ったり立ったりできる人は長生きできる?によれば、中高年で床に座ったり立ったりが片手だけで、または手を使わずにできる人は筋骨格がしっかりしており、それができない人に比べて長い寿命が期待できるそうです。

ロコモの推定患者数は約4700万人といわれ、ロコモになると骨や筋肉、関節など運動器の働きが衰え、生活の自立度が低くなり、要介護の状態や要介護となる危険の高い状態となります。

高齢者が要介護になる原因の1位は実は「運動器系の障害」!

ロコモを防ぎ要介護状態にならないためにも転ばない身体にすることが重要です。

どのようにしたら、転ばない体にすることができるのでしょうか?

番組が提案したのは「骨筋力」を高めること!

ではどのようにすれば「骨筋力」を高めることができるのでしょうか?

【ロコモ関連記事】

■つかまりスクワットで骨筋力をアップし、サルコペニア予防・垂れ尻改善!

骨・筋力アップする「つかまりスクワット」とは前側に置いたイスにつかまりながら行うスクワットのこと。

【つかまりスクワットのやり方】

イスの背もたれを持って立つ。
膝がつま先より前に出ないようにして、ゆっくりと腰を落とす。

ポイントは声を出しながらゆっくり行なうこと。

※回数の目安は1セット15回で一日3セットです。

筑波大学の久野譜也先生によれば、つかまらずに行う方法とほぼ同じ効果が得られ、またつかまることで安心してできること、正しい姿勢でできるためにオススメなのだそうです。

番組で新田恵利さんの下半身の筋力をチェックすると、太ももの前の筋力は60歳代、裏の筋力は70歳代で、このまま放っておくと「サルコペニア」になる恐れがあるかもしれなかったそうです。

サルコペニア(加齢性筋肉減弱現象)とは、加齢などにより筋肉が減り筋力が衰え、身体機能が低下した状態のことです。

筋肉量が減少すると運動量も減少し、その結果として食欲が低下して低栄養状態につながり、さらなる筋肉量の減少という悪循環が生まれる恐れがあります。

【サルコペニア 関連記事】

今回新田恵利さんが「つかまりスクワット」をしたところ、下半身の筋力が50代になりました。

また「つかまりスクワット」は垂れ尻改善にも役立ちます。

【関連記事】




■ハチミツは骨の老化を抑える食材

ハチミツ(honey)
ハチミツ(honey)

スクレロスチンの値を下げて骨量を増やし骨粗鬆症を予防する方法(ランニング・水中ウォーキング・ヨガ・ストレッチ)|骨が作り替えられるメカニズム|#NHKスペシャル #人体によれば、骨は、新しく強い骨を維持することで疲労骨折などを防ぐために、常に作り替えられていて、大人では3~5年で全身の骨が入れ替わっているそうです。

骨の中には、骨を作る「骨芽細胞(こつがさいぼう)」と骨を壊す「破骨細胞(はこつさいぼう)」があり、この2つの細胞が骨の作り替えを行なっているそうです。

しかし、加齢などによって骨芽細胞の数を減らし、骨を作ることを休んでしまうと、骨量が減ってしまい、骨がスカスカになってしまうのです。

そこで番組がオススメしたのは「はちみつ」!

食品医学研究所所長で医学博士の平柳要さんによれば、ハチミツの中には数百種類のポリフェノールが入っており、ハチミツポリフェノールは破骨細胞の数・働きを抑え、骨の代謝のバランスを守ることで、骨の老化を予防できるのだそうです。

マレーシアのサインズ大学による実験によれば、カルシウム水を飲んだラットとはちみつ水を飲んだラットで骨密度を比較したところ、はちみつ水を飲んだラットのほうが骨の老化を予防することができたのだそうです。

【参考リンク】

ただ血糖値の高さに悩みを抱えている人にとって蜂蜜を食べると血糖値がどう変化するのかは気になるところですよね。

慈恵会医科大学付属病院の管理栄養士赤石定典さんによれば、血糖値を上げる要因の一つが「ブドウ糖」ですが、(蜂蜜は種類にもよりますが)ブドウ糖の含有量が少ないため、ごはんやパンと比較しても少なく、血糖値は上がりにくいのだそうです。

また、蜂蜜は砂糖に比べては役消費されるため、血糖値を上げにくく、運動が加わればエネルギーに変わりやすいことから体脂肪がつきにくいそうです。

みつばち健康科学研究所調べによれば、100gあたりのカロリー量は砂糖384kcalに対して、蜂蜜は294kcalとハチミツのほうが100kcalほど少ないそうです。

→ はちみつ(ハチミツ)健康効果・効能 についてくわしくはこちら

■養蜂家は蜂蜜をどう料理しているの?

白米(rice)
白米(rice)

番組で取材した養蜂家のご家庭では砂糖の代わりにはちみつを煮物に入れたり、お米を炊くときにはちみつを使うと保水性が高いため、水分をより吸収しやすくなりふっくら美味しいごはんになるそうです。

こちらの養蜂家のご家庭では、お米4合に対してハチミツ小さじ2杯を入れていました。

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■ハチミツを使った美容法

平柳さんによれば、お風呂に入った後にハチミツを顔に塗ると保水力が高まるそうで、丸田佳奈先生も乳液にハチミツを1滴垂らして混ぜてから塗ると保湿効果が高まるので実践されているそうです。

ハチミツは粒子が細かく浸透が早いため、適量の場合は肌に塗ってもベタベタしないそうです。

「たまにはとびっきりのハチミツで、大切な肌を甘やかしてみませんか?」

→ はちみつ美容法|はちみつ洗顔・はちみつパック についてくわしくはこちら

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■ハチミツの効能

1.胃潰瘍やピロリ菌の繁殖を抑える

2.動脈硬化や高血圧を予防

3.脳の活性化や美肌効果

■マヌカハニー

期待できる予防効果は殺菌・抗菌(メチルグリオキサール)

■高血圧の予防!?そばのはちみつ

期待できる予防効果は血管の老化防止(鉄分・ルチン)

■キルギスハニー(イガ豆)

期待できる予防効果は万能型(ブドウ糖・ミネラルなど)

  • 脳の栄養素ブドウ糖が豊富
  • 美肌
  • 風邪

■咳止めに!アカシア蜂蜜

期待できる予防効果は万能型(グルコン酸・ミネラルなど)

■便秘予防に!リンゴハチミツ

期待できる予防効果は胃腸系(オリゴ糖)

  • 善玉菌を増やす
  • 便秘
  • 腸内環境改善

■まとめ

転ばない体を作るためにも「つかまりスクワット」&「はちみつ」で骨筋力を若返らせましょう!







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