「Health」カテゴリーアーカイブ

元モー娘。佐藤優樹さん、過敏性腸症候群が再発!




「M-line Special 2026 Spring ~LOVELY~」佐藤優樹に関するお知らせ(2026年5月28日)によれば、佐藤優樹さんは先週末より腹痛の症状があり、病院で診断を行ったところ、以前にも発症した過敏性腸症候群が再発したとの診断を受けたそうです。

【参考リンク】

IBS(過敏性腸症候群)(IBS)は、大腸や小腸に原因となる異常が見られないのですが、腹痛などの腹部症状に下痢や便秘といった便通異常を伴う病気で、佐藤さん以外にも有名人の方にも過敏性腸症候群で悩んでいる方がいらっしゃいます。

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>■過敏性腸症候群とは?

「過敏性腸症候群(IBS)」は、大腸や小腸に原因となる異常が見られないが、腹痛などの腹部症状に下痢や便秘といった便通異常を伴う疾患です。

近年では、若い女性を中心にIBSと診断される人が増えているそうです。

●過敏性腸症候群の原因

過敏性腸症候群(IBS)は脳に原因があるストレス性の病気!?によれば、IBSは、大腸や小腸に原因となる異常がないため、ストレスが主な原因と考えられています。

過敏性腸症候群の病気を説明する際には「脳腸相関」というキーワードが使われているのですが、腸は第二の脳と言われるほど敏感で繊細な臓器で、悩み事があったりするとトラブルが起こると考えられます。

セロトニンの97〜98%は消化管の中にあるそうで、腸のセロトニンはストレスがかかると働きが活発になるそうです。

そのことによって、内臓の知覚過敏と消化管の運動異常を引き起こし、内臓の知覚過敏からは腹痛や腹部膨満感、運動異常からは便秘や下痢などの便通異常が起こってしまうそうです。

●過敏性腸症候群を予防するには?

●乳酸菌(ガセリ菌)

徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部ストレス制御医学分野 六反一仁教授との共同研究によれば、乳酸菌を摂ると、脳腸相関(腸から脳への神経伝達を通じて中枢神経へ働きかけること)を介した作用によって、過敏性腸症候群の症状である便秘・下痢症が改善したり、精神的なストレスを感じにくくしてよく眠れるようになることができるという結果が出たそうです。

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●低FODMAP食

ガスや腹痛、下痢などの原因になる食べ物を控える「低FODMAP(フォドマップ)食」が注目を集めています。

「低FODMAP(Fermentable、Oligo-、Di-、Mono-saccaharides and Polyols:フォドマップ)食」では、FODMAPの食品を最小限のものにして、少しずつ摂取していき、おなかの不調の原因となる食品を見分けていきます。

「発酵性のオリゴ糖」「二糖類」「単糖類」「ポリオール類」という糖質は小腸で吸収されにくく、小腸内での糖質の濃度が上がると水分が小腸内に引き込まれるため、お腹の不調が起こるそうです。

また、小腸で吸収されないものが大腸に移動して腸内細菌のエサとなり、分解する過程で多量の水素ガスが発生して、お腹の張りやおなら(ガス)が増えてしまうそうです。

ミシガン大学の研究によれば、低FODMAP食によって、過敏性腸症候群(IBS)患者の50%以上でIBSに関連した腹痛の症状の改善が見られ、6週間の食事療法で61%の患者のQOLが改善したそうです。

●フルクタン・ガラクタン

小麦、ライ麦、大麦、玉ねぎ、にんにく、イヌリン、チコリの根、マメ科に属する植物のほとんど、アーティチョーク、豆乳、ライスミルク、ココナッツミルク

●ラクトース

牛乳、ヨーグルト、アイスクリーム、チーズ(カッテージチーズ、リコッタチーズ)

●フルクトース

コーンシロップ、はちみつ、アガベ、リンゴや梨(西洋なし)、すいかなどの果物

●ポリオール

堅い核のある果物(桃、プラム、さくらんぼ)、マッシュルーム、カリフラワー、シュガーレスガム・キャンディー

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また、食べ物でお腹が痛くなる謎はストレスではなかった!?実は免疫システムと神経に関係があった!過敏性腸症候群の新たな治療法につながる研究によれば、食べ物が引き起こす腹痛の原因が、免疫システム(細菌やその毒素が腸でIgE抗体の産生を引き起こし、食べ物を摂取するたびに肥満細胞が反応して痛みを増幅させている)や神経の過敏性にあることを明らかにしたことにより、過敏性腸症候群や類似の腹痛疾患の新しい治療法の可能性が示されました。

■まとめ

大学生の2割が過敏性腸症候群(IBS)の症状に悩んでいる|長崎大学によれば、013年5~12月に、長崎大をはじめ国内8大学に通う18~25歳の大学生1,663人(男性61%、平均年齢19歳)を対象に、IBS(Irritable bowel syndrome)の診断基準に当てはまるかどうかをアンケート調査したところによれば、大学生の2割以上がIBSの症状に悩んでいるそうで、IBSの症状がある人は症状がない人に比べて学校生活や就職に不安を持つ人が多いそうです。

男性の約1割が下痢系の過敏性腸症候群(IBS)にかかっている|島根大で紹介した島根大医学部第二内科の木下芳一教授の調査によれば、男性の1割近くが、下痢系の過敏性腸症候群(IBS)にかかっていることがわかったそうです。

下痢などの便通異常は病気ではないと思いがちですよね。

そのために、過敏性腸症候群(IBS)は、病気だと思っていないものの、常に腹部の不安に悩んでいる人も多いのではないでしょうか?

腹部の症状の不安に悩むと一般的な生活に悩まされることから過敏性腸症候群に対する一般への理解が深まるといいですね。

→ 過敏性腸症候群(IBS)の症状・原因・チェック・治し方 について詳しくはこちら







週150分の運動は心臓守る最低ラインで、心不全リスクを下げるには週560分~610分の運動が必要だった!




マカオ理工大学など中国の研究機関が英国Biobankのデータを用いた研究によれば、週150分運動するというガイドラインを守ると、どのフィットネスレベルでもリスクが約8-9%減少したものの、その効果は控えめなものであり、より大きな効果(心不全リスク30%以上減少)を目指すには、週560〜610分(約9〜10時間)という3〜4倍の運動量が必要であることがわかりました。

WHO身体活動・座位行動ガイドライン2020(日本語版)によれば、身体活動により、総死亡率や循環器疾患による死亡率の低下、高血圧や部位別のがん2、2型糖尿病の発症の予防、メンタルヘルス(不安やうつ症状の軽減)や認知的健康、睡眠の向上、および肥満の指標の改善といった様々な健康効果が得られますが、健康効果を得るためには、1週間を通して、中強度の有酸素性の身体活動を少なくとも150~300分、高強度の有酸素性の身体活動を少なくとも75~150分、または中強度と高強度の身体活動の組み合わせによる同等の量を行うべきであると推奨されています。

【参考文献】

ウエスト・体脂肪を減らすには中程度の強度以上の有酸素運動を週150分以上行うとよいという研究結果でまとめましたが、これまで週150分の運動について何度か取り上げています。

わずか40秒の運動が病気の予防や加齢の影響を受けやすい大腿筋の筋力量の減少を防ぐ!/早稲田大学によれば、WHOの身体活動に関する最新ガイドラインでは、1週間あたり150分以上の有酸素運動や週2回以上の筋力トレーニングが推奨されています。

筋トレで死亡・疾病リスクが減少 週30~60分を目安に|東北大学によれば、筋トレを実施すると、総死亡・心血管疾患・がん・糖尿病のリスクは10〜17%低い値を示し、総死亡・心血管疾患・がんについては週30〜60分の範囲で最もリスクが低く、糖尿病は実施時間が長ければ長いほどリスクが低くなることが明らかとなりました。

そうなると、筋トレをすればするほど健康にいいと思ってしまいますが、筋トレの実施時間が週130~140分を超えると、総死亡・心血管疾患・がんに対する筋トレの好影響は認められなくなり、やりすぎるとかえって健康効果が得られなくなってしまう可能性があることがわかりました。

一日30分または一週間に150分、体を動かすことは、ジムの運動・歩行・家事などに関係なく死亡リスクを低くする!|マクマスター大学によれば、一日30分もしくは一週間に150分のエクササイズをすると、どんな運動なのかは関係なく、死亡リスクが28%、心臓病リスクが20%減少することがわかったそうです。

今回のポイントはどんな種類の運動(身体的活動)でも一日30分もしくは一週間に150分の運動をすると健康に良いということがわかったことです。

週150分の早歩きを続けるだけでも、肝臓の中性脂肪が減っており、脂肪肝・NAFLDの改善が期待できるによれば、週150分の早歩きを続けるだけでも、肝臓中性脂肪が減っており、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の改善が期待できることがわかったそうです。

週250分の運動で脂肪肝改善 「やせなくても効果あり」―筑波大研究グループによれば、肥満の人は、週250分以上早歩きなどのやや強めの運動をすると、体重が減らなくても、肝臓に蓄積した脂肪が減少したり、善玉コレステロールや肝臓の炎症を防ぐ物質が増えていることがわかっています。

NHK「あしたが変わるトリセツショー」「コレステロール大解明!超悪玉コレステロールかんたん発見&対策」によれば、善玉コレステロールを増やすには運動が有効で、特に「有酸素運動」が有効で、「有酸素運動を1日30分以上×週3回以上または週に150分以上」をするといいそうです。

様々な研究において、1日30分または週150分以上の有酸素運動をすることが健康に良いといわれています。

しかし、今回の研究を参考にすれば、現在のガイドラインはあくまで万人向けの最低ラインのものであり、「週150分運動すれば十分」ではなく、人によって必要な量は違っていて、心血管保護にはもっと運動が必要であることがわかりました。

つまり、ガイドラインに頼ったものだと、最低ラインは維持できても「大きな健康リターンが得られる」というところまではいかないことから、「個別最適化」をする必要があるのではないでしょうか?

【参考文献】







「本記事は医療行為の代替ではなく、テレビ・論文・公的資料を一般の生活者向けに噛み砕いたものです」

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【モーニングショー】足閉塞のサイン(前兆)/カルーセル麻紀さんのケース(生活習慣)




2026年5月21日放送のテレビ朝日系「モーニングショー」のテーマは「足閉塞(下肢閉塞性動脈硬化症)」です。

■「足閉塞(下肢閉塞性動脈硬化症)」

足へ行く血管が動脈硬化を起こして詰まってくる病気を、下肢閉塞性動脈硬化症と呼んでいます。

足への血流が徐々に減少してくると、安静にしていても痛みが起こり、足の指の色が悪くなって、ひどい場合は壊死(えし)を起こして、指を切断しないといけなくなります。

壊死した部分にばい菌が感染すると、赤く腫れたり、ウミが出たりして指や下腿部を切断しないといけなくなります。

閉塞性動脈硬化症を引き起こす因子としては、高血糖以外に高血圧高脂血症、喫煙などがあります。

糖尿病の方は、高血糖・高血圧・高脂血症・喫煙などの危険因子に注意し、できるだけ早く治療をする必要があるようです。

■カルーセル麻紀さんのケース

カルーセルさんは68歳の頃にパリ旅行中、ふくらはぎに異変を感じ、ズキズキした痛みで歩けなくなったそうです。

その後、ふくらはぎがベロンベロンとだらんと垂れ下がり、足の先に水虫のようなものができたが、それは足に血が行っていなかったそうです。

病院での診断には、右足付け根付近の血管が詰まり、切断寸前の状態で緊急入院で手術を受けたそうです。

●2011年頃(60代後半)に右足の痛みなどで下肢閉塞性動脈硬化症と診断され、また脳梗塞(2020年)も経験しています。

下肢閉塞性動脈硬化症の治療を受け、患部をバルーン(風船)で広げた後に、ステント(金属製の筒)を留置して血流を回復させるカテーテル手術を行いました。

手術後、左右交互に動脈硬化が再発し、約15年間で10回の手術(カテーテル治療など)を経験。

2020年:脳梗塞、黄斑浮腫(目の血管関連)も経験しています。

●カルーセル麻紀さんの生活習慣は、1日2箱程度の長年の喫煙(ヘビースモーカー)によって、血管壁のプラーク形成を進め、足の動脈硬化や脳梗塞のリスクを高めたと考えられます。また、偏った食生活、運動不足も関係しているものと考えられます。

2022年放送の徹子の部屋に出演した際には、1日合計では2500~3000歩を歩いたり、草むしりなどを行っているそうです。

●麻紀さんの当時の生活習慣

喫煙:1日60本(約2箱)。
食事:1日1回(夕食のみ)。
睡眠:約3時間。
飲酒:毎日。

これらが重なり、動脈硬化を進行させた要因とされています。

【参考リンク】

■足梗塞予備軍チェックリスト

東信良 旭川医科大学教授(専門医)が解説

高得点項目(各4点程度):糖尿病、喫煙歴、透析中、65歳以上
中得点項目(各2〜3点):高コレステロール高血圧、腎臓病(非透析)
低得点項目:50歳以上など

生活習慣病の有無や年齢・喫煙歴が大きく影響します。

●足首の血圧が腕の血圧の9割以下(0.9未満)なら足梗塞の可能性が高い。

●自宅でできるセルフチェック

1)足上げテスト(血色確認)

横になって両足を心臓より高く約1分間上げて、足先の色を確認。血色が悪くなり白っぽくなったら足梗塞の可能性あり。

2)歩行テスト(間欠性跛行チェック)

約1km歩いて、いつも同じくらいの距離でふくらはぎ・太ももなどに痛み・だるさ・締め付け感が出る場合、足梗塞の可能性あり。休憩すると回復する「間欠性跛行」が特徴。痛みが出る距離が短いほど進行の目安。

3)傷の治り具合

足に2週間以上治らない傷がある場合、血流不足・足梗塞の可能性がある。特に足先・爪周り。

その他の目安として、足の冷え・しびれ・むくみ(特に片側や左右差)、足の毛が薄くなる、爪の成長が遅い、皮膚の色が変わる、脈が触れにくいなど。

■まとめ

下肢閉塞性動脈硬化症は一般的な認知度が低いために「足閉塞」という名前(仮なのだそうです)で知ってもらおうとしているそうです。

日本では、「閉塞性動脈硬化症(Arteriosclerosis Obliterans;ASO)」と呼ばれている疾患ですが、海外では、「末梢動脈疾患(Peripheral Arterial Disease;PAD)」という疾患名が一般的です。

<初期症状>

  • 手足に冷えやしびれを感じる

<症状が進行>

  • 歩行時に痛みが出るが、休むと治る

<症状が重くなる>

  • 安静時でも痛みを感じる
  • 皮膚が壊死したり、潰瘍ができたりして足を切断することもある

足の動脈硬化(閉塞性動脈硬化症)、「知っている」は3割未満によれば、進行すれば心筋梗塞や脳梗塞などの引き金になる可能性がある足や首、腎臓などに起こる動脈硬化を知っている人が3割に満たないそうです。

PADになると、足の痛みのため歩かなくなることで、高血圧糖尿病などが悪化し、その結果、動脈硬化が進み、心筋梗塞などの病気を引き起こす恐れがあります。

予防のポイントは1)禁煙、2)バランスの取れた食事、3)運動、4)生活習慣病の管理(血圧・血糖・コレステロール)、5)足の痛みや冷えといったサインがあれば受診、です。







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熱中症の既往がある人で白内障リスクが約2倍!30代および糖尿病のない人で関連が特に強く




熱中症の既往がある人で白内障リスクが約2倍~全国規模の保険者データベースを用いた大規模分析~(2026年5月13日、名古屋工業大学)によれば、熱中症の既往がある人では、白内障全体の発症リスクが1.96倍高いことがわかりました。

○ 熱中症の既往がある人では、白内障全体の発症リスクが1.96倍高いことを提示
○ 白内障の一種である核白内障でも、発症リスクは2.16倍と高いことを確認
○ 30代および糖尿病のない人で関連が特に強く、30代では2.99倍、糖尿病のない人では2.44倍。

→ 白内障とは・白内障の症状・原因・予防 について詳しくはこちら

→ 熱中症の症状・対策・予防 について詳しくはこちら

■背景

近年、平均気温の上昇に伴い、熱中症患者数は増加しています。一方、白内障は世界的に主要な視覚障害の原因の一つであり、高齢化の進行とともに今後も患者数の増加が見込まれています。白内障にはいくつかの種類があり、その一つである核白内障は、加齢に加えて熱ストレスとの関連が指摘されてきました。

■【家庭料理の視点から】

「なぜミャンマーで白内障患者が急増したのか」から白内障の原因について考えるによれば、白内障の環境要因のポイントは、リスク要因にさらされる量が多いほど白内障になりやすくなるということです。

ミャンマーで白内障が急増している原因として挙げられているのは、紫外線による活性酸素の影響、喫煙(ミャンマーでは喫煙率が高い)、肥満(米を多く食べる食事に加えて、糖分の多いものを多く摂取する食生活)や糖尿病です。

白内障の原因としては、遺伝と加齢による影響が最も大きいですが、紫外線などの環境要因によって白内障になるリスクが高くなってしまいます。

今回の研究を参考にすると、熱中症(熱ストレス)自体が直接的に白内障のリスク要因なのか、それとも熱中症の人は紫外線の影響を受けている傾向があるのかが気になるところです。

ヒントになりそうなのは、糖尿病のない人でも熱中症の人は2.44倍高くなることから、糖尿病になりやすい要因(例:糖分の多いものを多く摂取する食生活)以外に何らかの要因があることがうかがえます。

【参考文献】

■まとめ

今回の研究によれば、急性熱ストレスが水晶体の老化を加速させる可能性があり、熱中症が白内障形成の環境リスク因子であることを示唆しています。

若い人でも、糖尿病でない人でも極度の暑さにさらされるリスクのある人はしっかりと白内障予防のためにも熱中症対策をしたいですね。

【追記(2026年5月20日)】
白内障リスク 熱中症になった人は“2倍”に 「目のレンズ温度上昇→タンパク質変性→修復できず」 研究で明らかに 名古屋工業大学・金沢医科大学(2026年5月13日、CBC)

(名古屋工業大学 平田晃正教授)「目のレンズ内温度が上昇したことでタンパク質が変性して、それが十分に修復できていないから白内障につながるのではと思う」
<中略>
名古屋工業大学は今後、熱中症になったとき目を冷やす方法の研究も進める考えです。

論文の中では熱中症の既往(過去にかかった病気)がある人の白内障のリスクが高いというものでしたが、この記事で紹介されている名古屋工業大学 平田晃正教授によれば、目のレンズ内温度が上昇したことでタンパク質が熱変性を起こして、白内障につながるのではないかと推測し、熱中症になったら目を冷やすことも検討されています。

つまり、熱中症の後遺症的なものが残って白内障のリスクを高めているというよりも、熱中症の症状の延長線上に白内障リスクを高めるものがあって、熱中症になる前に目を冷やすことも白内障予防になるということなんですね。

→ 白内障とは・白内障の症状・原因・予防 について詳しくはこちら

→ 熱中症の症状・対策・予防 について詳しくはこちら

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NHK「あさイチ」/尿もれ対策最新情報/排せつリハビリで生活が変わる/尿を膀胱に貯める練習




2026年5月20日放送のNHK「あさイチ」のテーマは「尿もれ対策最新情報▽排せつリハビリで生活が変わる」。

誰にも相談しにくい尿もれ(尿漏れ)などの尿トラブル(特に40代以降)を中心に、女性泌尿器科の受診、尿もれケア用品の選び方、1日1分からできる「骨盤リズム体操」によるセルフケア、おむつに頼らない介護の現場から、日常と尊厳を取り戻す取り組みとして排せつリハビリを紹介しました。

■尿もれの原因と実態

〇30〜79歳女性の約51% が経験あり(2人に1人)。

〇主なNG習慣:「とりあえずトイレ」

尿が十分たまっていないのに頻繁に行く習慣が、膀胱の感覚を鈍らせ、後漏れを増やす。

〇理想は200〜400cc程度ためてから出すこと。我慢しすぎ(例: 6時間以上)も膀胱炎リスクあり。

番組を見ていて興味深かったのが膀胱のトレーニング。

トレーニングとはいっても、何かをするというわけではなくて、尿意を感じたらすぐトイレに行かず、尿を膀胱に貯める練習をすることにより、膀胱の柔軟性を取り戻すトレーニングのことです。

膀胱の柔軟性を取り戻すことによって、排尿間隔を延長し、尿を長く貯められるようになる可能性があります。

チェック方法はおしっこが十分にたまったかなと思ったら計量カップで計ってみて、200mlから400mlだとしたら問題ないそうで、それが100mlだとしたら早すぎる、600mlとなると貯めすぎ。

※泌尿器科を受診する際にも、事前に数日分の排尿日誌(一日の排尿回数、排尿量、飲水量、パットやおむつ交換の回数)を記録しておくと治療方針の参考になります。

■骨盤リズム体操(1日1分〜、骨盤底筋トレーニング)

足を肩幅に開き、手を腰に当て、肛門を締めながら

1)片足を大きく前に踏み出し、お尻を下げて3秒キープ(膝をつま先より前に出さない、上半身は前かがみ)。
2)元に戻す。片足10回ずつ。
3)10回目のお尻を下げた状態で深呼吸をする → 「ハッハッハッ」と小刻みに息を吐きながら腰を弾ませる。

※膝に負担がかかりやすいので注意(膝が悪い人は控えめに)。
※まずは3ヶ月継続しましょう。

■尿漏れケア用品の選び方

〇生理用ナプキンは不向き(水分吸収が弱く、かゆみの原因に)。

〇吸水ケア用品を選ぶ基準
・くしゃみ・咳のちょび漏れ:3〜10cc
・トイレに間に合わない:15〜70cc
・長時間:100〜200cc

〇陰部ケア
常在菌を失うため、石けんでのゴシゴシ洗いはNG。
お湯で優しく、保湿(ワセリンや専用クリーム)が重要。

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■排泄リハビリ・介護現場

〇排泄にかかわる9つの動作(尿意を感じる → トイレ認識 → 移動 → 下着を下ろす → 座る → 排泄 → 後始末 → 着衣 → 戻る)をリハビリで回復。

〇病院の「排尿自立支援加算」

排尿ケアチーム(医師・看護師・理学療法士など)が取り組み、自立を目指す。

〇介護施設の例では、おむつに頼らず、排泄記録でリズムを把握し、車いすからの立ち上がり動作もトレーニングになるそうです。

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■【補足】

【続】ばあちゃん(母)、泌尿器科へ行く!/筋力(骨盤底筋)不足による尿漏れ

通常お腹に腹圧がかかると骨盤底筋という筋肉が尿道を支えることで尿道を占めて、尿漏れを防ぐのですが、肥満、加齢などが原因で骨盤底筋が弱くなると、尿道がうまく締められなくなって尿漏れが起きます。

尿道、膣、肛門を閉める力を鍛える体操「骨盤底筋訓練」

1)仰向けになって、両足を少し開いて膝を立てた姿勢をとる。
2)尿道・肛門・膣をキュッと閉めたり緩めたりして、これを2-3回繰り返す。
3)尿道・肛門・膣をぎゅうっと閉めて3秒ほど静止し、そのあとゆっくりと緩める。これを2-3回繰り返す。少しずつ引き締める時間を延ばしていくのがポイント。

はじめは1日5分ほどから始め、徐々に10分、20分と時間を延ばしていきます。

この「骨盤底筋訓練」は生活の中でもできます。

例)朝・晩に布団の中で、膝を床につき、肘をクッションに乗せて頭を支えて行う。
例)テーブルを支えにした姿勢で、両足を肩幅に開いて立ち、手を机の上にのせて、骨盤底筋訓練をする。
例)テレビを見ながらなど椅子に座った姿勢で、両足を肩幅に開いて、足の裏の全面を床につけて、骨盤底筋訓練を行う。

■まとめ

介護をしている人にとっても介護をされる側にとっても難しいのが下周りのお世話です。

大人用紙オムツの売上が子供用オムツの売上を追い抜いた!?|日本の紙おむつが国際規格化|高齢化社会がビジネスチャンスに変わる!?によれば、高齢化社会の日本ではすでに排泄トラブルは珍しいことではなく、4人に1人が排泄トラブルを経験したことがあるそうで、誰しもが経験する可能性があります。

厚生労働省の13年のまとめによると、尿失禁の経験者は約153万人で、このうち65歳以上は121万人と全体の約8割を占めています。

尿もれ、便漏れといった軽失禁商品の市場は前年比110%の伸びを見せ、団塊世代が後期高齢者となる2025年にはもっと多くの人が排泄トラブルを経験することが予想されます。

しかし、排泄トラブルを抱えているにもかかわらず、その対処をしていない人が46.3%いるという結果が出ています。

排泄トラブルを抱えている人は、根本的な対処をすることができずに、外出を控えたり(運動不足の可能性)、水分補給を控えたり(熱中症リスクが高まる可能性)といった健康にとってリスクある行動を選びがちになってしまうようです。

排泄ケアに取り組むことは高齢化社会の真っただ中にいる私たちにとって考える必要のある問題なのです。

→ 約1300万人が過活動膀胱に悩む!一番の悩みは「夜間頻尿」/男性は「チョイ漏れ」、女性は「力み漏れ」、高齢者は「腹圧性尿失禁」に悩み について詳しくはこちら

早めに筋トレを行っていきましょう!







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