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えごま油で認知症対策&うつ病予防|#林修の今でしょ講座

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2015年2月24日放送の「林修の今でしょ!講座」のテーマは「『油を食べ分けて病気を改善!体にいい油はどれだ?』 です。

最近ではエゴマ油やココナッツオイルなどいろいろな油が健康・ダイエット」に良い油として注目されています。

→ エゴマ油の健康効果 についてさらに詳しくはこちら

井上浩義先生(慶應義塾大学)が解説




【目次】

■認知症対策に「エゴマ油」

Chile Olive Oil

by catalina woken(画像:Creative Commons)

認知症対策には、えごま油。

えごま油は、脳の神経細胞に良い働き

認知症→脳の「神経細胞」が老化やストレスなどで死んでしまっている状態

認知症対策→神経細胞を減らさないことが大事

えごま油には、α-リノレン酸(体内では作ることができない必須の脂肪酸)が含まれていて、体内に入ると脳に大切な栄養素であるEPA・DHAに変化し、弱った「神経細胞」に刺激が与えて活発になるそうです。

番組による実験によれば、油は吸収が早いため、えごま油摂取後、30分で脳への効果が現れていました。

■うつ病に「えごま油」

また、えごま油はうつ病のリスクも軽減してくれるそうです。

うつ病は、認知症と同じ脳の病でもあります。

認知症の場合には進行を遅らせることは可能ですが、治すことは難しいです。

しかし、認知症と違い、うつ病の場合は神経細胞が弱っている状態なので、もう一回神経細胞を元気にすれば、病気になってしまった後でもえごま油は良い効果をもたらしてくれるそうです。

アメリカのハーバード大学公衆衛生大学院の発表によると、10年間にわたって5万人以上の女性を対象にした研究によれば、リノール酸の摂取を控え、α-リノレン酸を与えたところ、うつ病の発生が減少したそうです。

→ エゴマ油 についてさらに詳しくはこちら

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●えごま油の効果的な摂り方

EPA・DHAの1日の目標摂取量2gがえごま油は大さじ一杯で摂取できるので、1日大さじ1杯摂ると良い。

ただ、えごま油には熱に弱いという特徴があり、またタンパク質(脳の神経細胞同士のつながりを助ける)と一緒に摂るといいため、おすすめの食べ方としては、卵かけご飯にかけて食べることをおすすめしていました。

また、味噌汁に大さじ一杯のえごま油をかけたり、茹でた鶏の胸肉に大さじ一杯のえごま油をかけるのもオススメなのだそうです。

→ エゴマ油 についてさらに詳しくはこちら

→ 認知症対策|認知症に良い食べ物・栄養 について詳しくはこちら

●認知症予防に効果が期待!えごま油×にんにく

2017年4月18日放送の「林修の今でしょ!講座」によれば、えごま油とにんにく両方をとると認知症予防の効果がさらに期待できるそうです。

細胞膜を柔らかくし、脳に必要な栄養成分を入りやすくするそうです。

ビタミンB6・B12、葉酸を合わせてとるとよいそうです。

ビタミンB12:鮭、しじみ

葉酸:枝豆、モロヘイヤ

●えごま油&脳トレで認知機能アップ

エゴマ油摂取+脳トレ=認知症予防効果がある!?で紹介した公益財団法人しまね産業振興財団、しちだ・教育研究所、島根えごま振興会、島根大、島根県立大の研究チームが行なった実験によれば、毎日スプーン1杯分のエゴマ油を摂取し、週に1回、計算や読み書きなどの脳トレを実施したグループは何もしないグループよりも記憶力や論理的思考力などの知的柔軟性の評価項目が高くなったという結果が出たそうです。

●オメガ3の油は脂肪燃焼を助けてくれる効果がある

亜麻仁油(オメガ3)を摂取して運動すると脂肪燃焼を早める|#林修の今でしょ講座によれば、オメガ3系脂肪酸を摂取して運動をすると、脂肪燃焼を早めるという結果が出ているそうです。

運動する4時間前に飲むのが理想的なのだそうです。

●オメガ3を日常的にとっている人は体温が高い!冷え性対策にも

麻布大学の守口徹教授によれば、オメガ3を日常的にとっている人は体温が高いそうです。

→ オメガ3脂肪酸|オメガ3の効果・効能・食べ物(オイル)・ダイエット について詳しくはこちら

冷え性にはエゴマ油が効果的|エゴマ油は手足の末梢血管を拡張させてくれる|駆け込みドクターで解説した井上浩義先生(慶應義塾大学)によれば、エゴマ油は手足の末梢血管を拡張させてくれるので冷え性に効果的なのだそうです。

番組に出演していた天海祐希さんは、冷え性対策で運動や酵素風呂、オメガ3油を始めて、手足の寒さはなくなっていますとコメントしました。

島根県産えごま油|オメガ3(αリノレン酸)を摂ろう!
島根県産えごま油|オメガ3(αリノレン酸)を摂ろう!

【新物】島根県産えごま油(50g)|低温圧搾生搾り|オメガ3(αリノレン酸)を摂ろう! 1,944円(税込)







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更年期うつの症状・対策のやり方|イライラや不安はホルモンバランスの乱れが原因かも!?

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更年期を迎える時期になると、卵巣の機能が衰え、その結果、卵巣から分泌されている女性ホルモン(エストロゲン)の量が減少します。

エストロゲンの分泌量が減ると、脳は、盛んに卵胞刺激ホルモンを分泌し、卵巣からエストロゲンを分泌するように促します。

しかし、更年期を迎えた卵巣は、必要な量のエストロゲンを分泌することが出来ないため、エストロゲンの減少と卵胞刺激ホルモンの増加という「ホルモンバランスの乱れ」が起こります。

このホルモンバランスの乱れによって、身体的な症状が現れるだけでなく、「イライラ・不安」などの精神的な症状が現れます。

「イライラ・不安」という悩みを抱えていると毎日が大変ですが、そんな悩みがなくなれば、ストレスなく楽しい毎日が過ごせますので、なぜ更年期になるとイライラ・不安を起こすのかを知り、更年期を乗り切る方法を実践していきましょう!

【目次】




■更年期うつとは?その症状

Women In Tech - 83

by WOCinTech Chat(画像:Creative Commons)

ほてり&冷え&軽うつ…更年期の症状とは?

(2015/10/28、ウーマンウェルネス研究会supported by Kao)

更年期には特別な理由もなくイライラしたり、不安になったり、落ち込んだりしやすくなります。

これは卵巣(女性)ホルモンが減って、脳の間脳や大脳辺縁系の感情(情動)中枢が不安定になるために起こるもので、「更年期うつ」と呼ばれることもあります。

更年期を迎える時期になると、卵巣の機能が衰え、その結果、卵巣から分泌されている女性ホルモン(エストロゲン)の量が減少します。

エストロゲンの分泌量が減ると、脳は、盛んに卵胞刺激ホルモンを分泌し、卵巣からエストロゲンを分泌するように促します。

しかし、更年期を迎えた卵巣は、必要な量のエストロゲンを分泌することが出来ないため、エストロゲンの減少と卵胞刺激ホルモンの増加という「ホルモンバランスの乱れ」が起こります。

ホルモンバランスの乱れによって、脳の間脳や大脳辺縁系の感情中枢が不安定になることで、うつ症状が現れます。

このことを「更年期鬱」と呼ぶそうです。

→ 更年期障害の症状・原因・チェック|40代・50代の更年期の症状 について詳しくはこちら

■更年期うつの対策

この症状はホルモンのしわざなので、「心が弱いせい」などと自分を責めたりしないこと。

自分を責めることが一番よくないことですが、ホルモンが原因だとわからないと難しいかもしれません。

40代後半に差し掛かるころにはホルモンバランスが乱れやすくなるという前提で、運動する機会を作ったり、リラックスできる方法を見つけておくとよいのではないでしょうか。

更年期障害の食事・更年期を乗り切る方法

●食生活の見直しをする

●ビタミン・ミネラルなどバランスの取れた食事で栄養を十分に摂る。

亜鉛は、ホルモンバランスを整える働きがある。

女性の場合は、亜鉛が不足すると女性ホルモンの働きが悪くなったり、月経異常を引き起こしてしまう可能性がある。

特に更年期ともなれば、亜鉛不足がホルモンバランスをさらに乱れさせて症状を悪化させてしまうことにもありえる。

→ 亜鉛の多い食品 について詳しくはこちら

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●軽いウォーキングなどの適度な運動

寝る前に毎日10分間、ヨガを取り入れたストレッチを3週間行うことで、更年期女性の「更年期症状」と「抑うつ」を改善することがわかったそうです。

→ 寝る前のストレッチ&ヨガは、女性の「更年期症状」と「抑うつ」を改善する効果がある!おすすめのやり方 について詳しくはこちら

●ご自身にあったリラックス方法

更年期障害の症状を和らげたいと考えている方は、呼吸をゆっくりしたり、音楽を聴いてみてはいかがでしょうか?

→ 更年期障害の症状の顔のほてり(紅潮)は音楽を聴くと改善する! について詳しくはこちら

●家族との会話をする機会を増やす

●更年期障害のツボ

→ 更年期障害のツボ:三陰交(さんいんこう)の位置・押し方|たけしの本当は怖い家庭の医学 について詳しくはこちら

●相性の合う医師・病院を見つけておく

●エクオール

大豆イソフラボンは、更年期障害の原因といわれる「エストロゲン」と構造が似ているため、体内に入ると、エストロゲンと同じような働きをするといわれています。

大豆イソフラボンは大豆製品などから摂れます。

ただ、最近の研究によれば、大豆イソフラボンの健康効果の恩恵を受けやすい人とそうでない人がいることが明らかになったそうです。

その違いは、エクオールを作り出すためのエクオール産生菌という腸内細菌を持っているかどうかです。

腸内細菌によって大豆イソフラボンに含まれるダイゼインという成分をエクオールに変えることで、ダイゼインのままと比べ、よりエストロゲンに似た働きをすると言われています。

更年期症状の軽い人はエクオールの量が多いそうで、更年期症状の重い人のグループに、エクオールをつくれる人が少なかったそうです。

更年期のホットフラッシュ(ほてり)や首や肩のこりを改善する効果が確認されているそうです。

エクオールの産出能力をチェックするには、「尿中エクオール検査」や「ソイチェック」といった簡単な尿検査で調べることができるそうです。

→ エクオール(EQUOL サプリ)が更年期(更年期障害)症状の軽減に役立つ について詳しくはこちら

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60歳未満の人がコーラやジュースなど砂糖入り飲料やダイエットコーラなど人工甘味料入り飲料を1日1杯以上飲むとうつ病のリスクが上がる!




イギリスの「UKバイオバンク」というデータベースを使い、18万8千人以上の人の飲料摂取(何をどれだけ飲むか)と、うつ病や不安障害との関係を調べたもので、11年以上にわたって参加者を追跡し、年齢によって飲み物の影響がどう違うかを分析したところ、次のような結果が出ました。

●60歳未満の人がコーラやジュースなど砂糖入り飲料(SSB)やダイエットコーラなど人工甘味料入り飲料(ASB)を1日1杯以上飲むと、うつ病のリスクが上がる(SSBで14%、ASBで23%リスク増)。

●逆に、60歳未満の人が純粋なフルーツ/野菜ジュース(PiS)やコーヒーを飲むと、うつ病のリスクが下がる(ジュースで19%、コーヒーで12%リスク減)。

●60歳以上の高齢者純粋なフルーツ/野菜ジュース(PiS)やコーヒーをたくさん飲むと、うつ病や不安障害のリスクが下がる。

つまり、この結果を参考にすると、うつ病や不安障害のリスクを減らすには、60歳未満の人は砂糖入り飲料をジュースやコーヒーに変える、60歳以上の人はミルクをジュースやコーヒーに変えるとよいということですね。

【参考リンク】

■まとめ

今回は飲み物がこころの健康に与えるメカニズムはわからなかったものの、飲み物によってうつ病や不安障害のリスクを減らす可能性があるということなので、面白い研究ですね。

最近の研究では、食べ物によって腸内細菌叢が変化し健康(体も心も)に影響を与えることがわかってきていています。

今後はその人の腸内環境と体の心の健康状態を比較しながら、食べ物と飲み物を改善することにより、生活習慣病やうつ病リスクを下げる予防医学になっていくかもしれませんね。







エゴマに含まれるαリノレン酸(アルファリノレン酸)はうつ病のリスクを軽減―ハーバード大|#あさイチ(NHK)【論文・エビデンス】

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2015年7月14日放送のNHK「あさイチ」では「エゴマ」について取り上げました。

井上浩義先生(慶應義塾大学)が解説




エゴマはうつ病のリスクを軽減

oil and water

by Martin Cooper(画像:Creative Commons)

エゴマ油に含まれるαリノレン酸はうつ病のリスクを軽減してくれるそうです。

アメリカのハーバード大学公衆衛生大学院の発表によると、10年間にわたって5万人以上の女性を対象にした研究によれば、リノール酸の摂取を控え、α-リノレン酸を与えたところ、うつ病の発生が減少したそうです。

【参考リンク】

えごま油で認知症対策|林修の今でしょ!講座 2月24日によれば、えごま油はうつ病のリスクも軽減してくれるそうです。

うつ病は、認知症と同じ脳の病でもあります。

認知症の場合には進行を遅らせることは可能ですが、治すことは難しいです。

しかし、認知症と違い、うつ病の場合は神経細胞が弱っている状態なので、もう一回神経細胞を元気にすれば、病気になってしまった後でもえごま油は良い効果をもたらしてくれるそうです。

→ エゴマ油 についてさらに詳しくはこちら

→ オメガ3脂肪酸|オメガ3の効能・効果・食べ物・オメガ3ダイエット について詳しくはこちら







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道重さゆみさん、強迫性障害のため芸能界引退を発表!強迫性障害とはどんな心の病気なの?




道重さゆみに関するお知らせ(2025年1月19日、ジェイピールーム)によれば、道重さゆみさんは2023年に『強迫性障害』との診断という発表をした以降、仕事内容を制限しつつ可能な範囲で活動を続けてきましたが、芸能活動を終了することとなったと発表しています。

道重さゆみに関するお知らせ(2023年12月27日、ジェイピールーム)

いくつか特定の仕事上で過度なこだわりや過敏な行動があり、本人から強い不安感や恐怖心があるとの申し出がありました。
そのため、病院で診察を受けたところ、医師から『強迫性障害』との診断を受けました。

強迫性障害について改めて調べてみました。

強迫性障害|こころの情報サイトを参考にすると、私たちでも家の戸締りが心配になったり、ガスの元栓の締め忘れ(火の元の確認)が気になってしまうなんてことがありますが、強迫性障害の場合にはその不安やこだわりが過度になり、何度も確認しても安心できず不安感や恐怖感がある状態です。

強迫性障害の例を挙げると、汚れや細菌への恐怖から過剰に手洗いをしたり、不潔だと感じるものにさわれない、戸締り・スイッチ・ガスの元栓を過剰に確認するなどがあります。

道重さんが以前にファンに向けたメッセージによれば、

安心したいと思っての行動が、結果、また不安に繋がってしまう事も分かっているのに、どうしても止まらず、敢えて自分から不安を探してしまっているような感覚にもなって、苦しい時間が続いています。

ファンの皆さんの前でライブをしている時間が幸せなものの、安心したいと思っての行動が結果的にまた不安につながってしまうのもわかっているのにどうしても止められない、むしろ不安を探しているようなことが続いてしまって苦しんでいたようです。

今回は芸能活動の終了という選択をしましたが、もし状態が落ち着いたらまた戻ってくるという選択肢を持っていてもいいと思います。

人生は長いもの。

苦労をしているからこそ誰かに寄り添えるそんな存在になるかもしれませんよね。