なぜ化粧療法プログラムを受けると健康寿命が延びるのか?|化粧動作には「心」「脳」「身体」の3つの面に効果がある

Make-Up Fix

by Antoine K (画像:Creative Commons)




■なぜ化粧療法プログラムを受けると健康寿命が延びるのか?|化粧動作には「心」「脳」「身体」の3つの面に効果がある

化粧サービスが高齢者の健康寿命を延伸

(2015/3/23、データマックスの健康情報ニュース)

同社では13年から「化粧サ-ビス」(化粧療法プログラム)をさまざまな対象者(高齢者、視覚障害者、がん患者など)のQOLの維持・向上を目的に展開してきた。

<中略>

サービス前後の変化を比較したところ、健康度自己評価が1段階以上改善した人は22.2%に上り、有効性が確認された。同時に抑うつ傾向の改善も確認できたとしている。

資生堂は高齢者の健康寿命延伸に「化粧サービス」(化粧療法プログラム)が有効であることを確認したと発表したそうです。

なぜ、化粧療法プログラムを受けると、健康寿命が延びるのでしょうか。

化粧療法の効果|資生堂ライフクオリティ事業によれば、「心」「脳」「身体」の3つの面に効果があるそうです。

1.心

化粧をすると気持ちが引き締まったり楽しい気分になったり、人に会うときに自信が持てたりします。

化粧をすると、前向きな気持ちになり、人と会うことで楽しい気分になり、それが生きがいにつながるそうです。

2.脳

化粧をすると、脳の活動(脳血流)が高まり、ストレスホルモンであるコルチゾールが減少し、認知機能の低下を抑制するそうです。

3.身体

化粧動作というのは、体にとって良い運動なので、化粧動作は食事動作の約2から3倍の筋力を使用しているそうで、化粧をする動きによって、筋力維持につながるそうです。

また、毎日化粧動作をすると握力が向上するそうです。

ちなみに、握力が強いほど長生き?|循環器病の発症リスクも低い|厚生労働省研究班によれば、握力が強いほど長生きする傾向があり、握力は健康状態を示す指標とも使える可能性があるそうです。

【参考リンク】

■感想

化粧をすることで美しくありたいというような前向きな気持ちになるのはなんとなくわかりますが、化粧をする動作によって脳や筋力維持につながっているというのは驚きました。




→ 握力は健康のバロメーター!?|握力低下は心臓発作・脳卒中リスク増加に関連 について詳しくはこちら

→ 認知症の発症リスクが高いのは、脳卒中の経験がある人、糖尿病や心臓病の持病がある人、握力が弱い人、うつ傾向がある人 について詳しくはこちら




【関連記事】

SNSを利用して自分はそこから何を得ているのだろうか?

Instagram and other Social Media Apps

by Jason Howie(画像:Creative Commons)




アクセスするとSNSがいかに「のぞき趣味」であるかを突きつけられるサイト

(2015/10/12、WIRED)

「この作品を観ると、『で、これを観た経験から自分は何かを得たのか?』という疑問に行き着きます」とハリスは言う。「これはわたし自身がインターネットを利用しているときによく投げかける疑問です。『で、自分はそこから何を得たんだ?』ってね」

ジョナサン・ハリスとグレッグ・ホックマスが問いかけていることはこういうことではないでしょうか。

私たちはインターネット(この記事ではSNS)を利用していますが、その大半の時間を他人の生活をのぞき見する時間に費やしており、そのことから私たちは何を得ているのか、ということです。

FACEBOOKやりすぎると脳が退化してしまう?で紹介したアメリカのタフツ大学の認知神経科学者メアリーアン・ウルフ氏によれば、ある情報について深く考えるには、時間がかかるものですが、ネット上では、さっさと気晴らしから気晴らしへと飛んでいくことができるとあります。

深く考えることを忘れて、知らず知らずのうちに、暇つぶし・時間つぶしをしてしまうのです。

確かに、SNSにはメリットがあります。

遠く離れた昔の友人と再度つながる機会を得たという人もいるのではないでしょうか。

しかし、使い方を間違えると、自分にとっての貴重な時間を失わせてしまうのです。

SNSはあくまでも道具。

自分なりの距離感でその道具をうまく使いこなすことが重要です。







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スマホ・SNS・インターネットがカップルに与える影響

Couple

by Georgie Pauwels(画像:Creative Commons)




スマホ・SNS・インターネットがカップルの人間関係に与える影響を分析するとこうなる

(2014/2/14、GIGAZINE)

携帯電話やインターネットなどのデジタルツールがカップルの関係に与えている影響を調査したところ、全体の27%が何らかの影響を感じていることが判明。

インターネットやスマートフォン、SNSがどれくらいカップルの人間関係に影響を与えているのか、Princeton Survey Research Associates Internationalがアメリカのインターネットユーザーに実施した調査によれば、デジタルツールがカップルの関係に与えている影響を調査したところ、27%が影響を感じていると回答したそうです。

日本でのLINEなどコミュニケーションツールやTwitter・FacebookなどのSNSの使われ方を見る限り、デジタルツールの影響はもっとありそうでしたが、今回のアメリカの調査によればデジタルツールの影響は比較的少ないように思います。

【関連記事】

デジタルツールから何らかの影響を受けていると答えたカップルのうち、74%はその影響が「ポジティブ」であり、20%は「ネガティブ」、4%は「どちらでもなかった」と回答。

デジタルツールからの影響という問いから考えると、ネガティブな影響が大きいという予想をしていましたが、結果はポジティブな影響が74%で、ネガティブな影響は20%でした。

●ポジティブな影響の例

「インターネットや携帯電話で交換するメッセージによって親密性が増した」

FACEBOOKやTWITTER、メールでのコミュニケーションをすると、セックスまでの時間が短くなる?!によれば、文字の飛び交うコミュニケーションが重ねられるほど、人は想像力を働かせて期待感が膨らむ傾向があり、たとえ出会った回数は少なくとも、常につながっていて本当はいつも会っているような錯覚に陥り、親近感を感じるのだそうです。

メールやSNSで何度もコミュニケーションをとることが、何度も会うことによって、親しくなりやすいという単純接触効果を生んでいるのかもしれません。

「口頭ではなくメッセージでもめ事が解決した」

メッセージだけの方が面と向かって話さない分ニュアンスが伝わりにくいと思ったのですが、会うと冷静に話せずかえってもめてしまうということがあるのかもしれません。

 

●ネガティブな影響の例

「インターネットの使用時間について口論」

「相手のインターネットでの行動について腹を立てた」

「一緒にいるのに相手が携帯電話を優先する」

目の前にいる人とのコミュニケーションを大事にしよう。でも書きましたが、大事なのは今目の前にいる人のはずなのに、周りの人はムービーをとったり、写真を撮ったり、SNSをしたりして、目の前にいる人をないがしろにしているんですよね。

今のところ、「会う」以上のコミュニケーション手段はない!で紹介した英チェスター大学のサム・ロバーツ博士の調査によれば、関係性を深める上で大事なのは、コミュニケーションの量ではなく、質であり、電話を使った通話や携帯メールすらも、会って話すほどの満足は得られないのだそうです。

現時点では、やはり「会う」こと以上の良質なコミュニケーションはないようです。

 

■まとめ

現代では、いろんな情報が見えるようになりました。

ただ、そのことによって、本来なら見えない方が幸せだったかもしれないものまで見えてしまい、そのことがいざこざの種になっています。

相手と会っていないときに、相手が見せようと思っていないものまで探るというのは、なんだか幸せな状況じゃありませんよね。

今回紹介した記事では、「口頭ではなくメッセージでもめ事が解決した」とありますが、解決したと思っていても実は解消されていないかもしれません。

言葉ではいくらでも嘘をつけます。

相手と会ったときの言葉と行動・態度が一致しているかを自分の五感で感じる方がいいと思います。

【参考リンク】

Couples, the Internet, and Social Media | Pew Internet
http://www.pewinternet.org/2014/02/11/couples-the-internet-and-social-media/







FacebookなどのSNSは若者の社会性に悪影響を与える?

Facebook

by Christopher(画像:Creative Commons)




米 Poll Position、Facebook などの SNS サービスは若者に悪影響を与える

(2011/11/19、インターネットコム)

米 Poll Position が2011年11月13日に実施した調査によれば、米国の成人のうち53%が、Facebook などの SNS サービスは若者の社会性発達に悪影響を与えると考えていることがわかった。

これに対し、SNS が有益と回答したのは22%。17%は、影響を与えていないと回答した。

米 Poll Position が2011年11月13日に実施した調査によれば、アメリカの成人の53%が、FacebookなどのSNSサービスは若者の社会性発達に悪影響を与えると考えていることがわかったそうです。

調査結果では、男女、人種による違いはほとんど見られなかった。

だが、年代別に分類された調査結果によれば、29歳以下の層で悪影響を与えると回答したのは46.5%と唯一50%を割り込んでいた。

また、有益と回答したのは34.5%。

これは30-44歳の層による17.1%の2倍の数値だった。

29歳以下は、SNS が若者の社会性発達に悪影響は与えないと考えていることがわかる。

興味深いのは、支持政党別の集計結果。

共和党支持者では、65.1%が悪影響を与えていると回答したのに対し、民主党支持者では悪影響を与えると回答したのは39.7%に留まった。

共和党支持者は、中西部などに在住していることが多く、民主党支持者は都市部に在住していることが多い。

このことから、都市部に在住している人ほど、SNS が社会性の発達に悪影響を与えてはいないと考えていることがわかる。

調査結果をみてみると、次のような結果が出ています。

  • 若い年代(29歳以下)は、SNSが若者の社会性発達に悪影響を与えていないと考えている
  • 都市部に在住している人程、SNSが社会性発達に悪影響を与えていないと考えている
■インターネット・SNSは社会性に悪影響を与えているのか?

実際、インターネット・SNSは社会性に悪影響を与えているのでしょうか。

ネット漬け生活でポップコーン脳に?!

スタンフォード大学の社会心理学者クリフォード・ナス氏も、インターネットのマルチタスクは人間の感情の読み取り方を忘れさせてしまう可能性があると指摘する。

マルチタスクの習慣がある人は、人間の顔写真を見せられてもその感情を見極めるのが難しく、物語を読み聞かせられても登場人物の感情を言い当てにくい傾向があることが、実験で判明したという。

「人間同士の交流のスキルは学習によって獲得するものであり、学習が不足している」とナス氏。

人とのコミュニケーションスキルは、経験を通じて学習するものであり、ネットに集中する時間が長いと、直接人と接触する機会が少なくなることから、感情の読み取り方を学ぶことができなくなるようです。

研究では、インターネットのマルチタスクによって、コミュニケーションスキルを学ぶことができない可能性を指摘していますが、今回の調査では、SNSを頻繁に利用していると思われる若くて都市部に在住している人ほど、SNSが若者の社会性発達に悪影響を与えていないと考えています。

SNSを使用頻度の高い人は、SNSが社会性発達に悪影響を与えていないと考えており、周りの人(29歳以上、都市部以外の人)との認識との違いが出ています。

一つこの研究で気になるのは、SNSが社会性発達に悪影響を与えていると考えている人が、どういう点がSNSが若者の社会性発達に悪影響を与えているのかと考えているのかという点です。

もしかすると、社会性というものの認識に差があるのかもしれません。

■SNSは社会的交流を補うツール

また、SNSをツールとして使いこなしている人からすれば、SNSが社会性発達にさらなる好影響を与えていると考えている人がいるのかもしれません。

電話が発明された時も、電話という新しいコミュニケーション手段が直接の交流を避ける様になるのではないかと悲観的に考えられていました。

つながり 社会的ネットワークの驚くべき力

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「つながり 社会的ネットワークの驚くべき力」(著 ニコラス・A・クリスタキス ジェイムズ・H・ファウラー)にはこのように書かれています。

新たなコミュニケーション手段が発明されるたびに、テクノロジーが共同体に与える影響をめぐり、過去数世紀にわたって議論が繰り返されてきた。

悲観論者はこんな懸念を表明する。

新たなコミュニケーション手段のせいで昔ながらの人間関係が薄まり、人々は他人との直接の交流をあらゆる面で避けるようになるのではないだろうかと。

しかし、悲観論者が考えていたような電話は社会的コミュニケーションを減らすものではないということはあなたの周りを見ればわかるはずです。

電話と同様、SNSも社会的交流を補うツールだと考えれば、世界は広がっていくはずです。

若いころアメリカに留学していた私の知り合いにも、十数年ぶりにFacebookで連絡をとることができ、再度交流するようになったという人がいます。

もし、SNSがなければ、つながることは出来なかったかもしれません。

SNSを得体の知れない脅威と見るか、それともコミュニケーションを増やすツールと見るかによって、その人の受け取り方が違ってくるのではないでしょうか。

今もSNSの使い方は進化しています。

SNSが現代人に必要なものであれば、電話と同じように社会のインフラとして根付くようになるのではないでしょうか。

【関連記事】







Physio Health|従業員向けの健康コーチをするモバイルヘルスプラットフォーム

Physio_Health

参考画像:Physio Health|スクリーンショット

> 健康・美容チェック > Physio Health|従業員向けの健康コーチをするモバイルヘルスプラットフォーム




■Physio Health|従業員向けの健康コーチをするモバイルヘルスプラットフォーム

Here are the 59 startups that demoed at Y Combinator Winter ’16 Demo Day 2

(2016/3/23、TechCrunch)

Physio health is a mobile health platform that rewards employees and endeavors to reduce costs for employers. Only a small percentage of employees tend to engage in health incentive programs. But Physio says 33% of employees stay active within the platform, or 5x’s more than other programs. How it works is each employee gets a mobile app that connects to other apps like Fitbit. Employees get rewarded for healthy behaviors and the rewards are things employees want. Employees get stuff they want, companies save money and brands are happy because they reach more people.

Physio Healthは、雇用主の健康保険料に対するコストを減らし、健康奨励プログラムに励む従業員に報酬を与えるモバイルヘルスプラットフォームなのだそうです。

アメリカでは、雇用主が従業員の健康保険料を負担することが多く、肥満など健康が悪化することによる医療費の増大は問題となっています。

以前紹介したホールフーズ・マーケットを例にあげると、米流通大手ホールフーズ・マーケットでは、医療費の削減のために、従業員へのダイエット支援を行い、ダイエットや健康の改善を行うと報酬が得られるような制度を設けているそうです。

米保険会社はスマホで健康管理する契約者の保険料を優遇するサービスを開発している!?によれば、米国の保険会社はスマホで健康管理する契約者の保険料などを優遇するサービスを開発しているそうです。

日本でも同様の動きが見られます。

大企業の健保組合 生活習慣病予防に特典―厚生労働省によれば、健康保険組合では、加入者が適度な運動を続けたり、規則正しい食生活を送ったりするなどして、生活習慣病の予防に心がけた場合の特典を設ける動きが出ているそうです。

メタボ改善を促す保健指導の成果に応じてポイントがもらえる!?その仕組みとは?で紹介した指導プログラムは、成果に応じたインセンティブとしてポイントを与えて、そのポイントに応じて商品を交換するという仕組みです。

DENAのヘルスケア事業、得意のゲームを健康情報管理サービスの機能に組み込むによれば、住友商事とディー・エヌ・エー(DeNA)は、企業の健康保険組合向けに共同運営する健康情報管理サービスの機能を拡充し、サービス内で利用可能なポイントを付与するゲームアプリケーションを開発するそうです。




■まとめ

医療費削減は健康保険料の多くを負担する企業にとっては重要な問題になっています。

また、日本では、国が医療費を削減するために、健診の数値が改善した人には健康保険料を安くする仕組みを検討していて、医療費を減らすことは企業だけではなく国の財政を守るためにも重要な問題となっています。

今後こうした問題を解決する企業が増えていくのではないでしょうか。

→ これからの企業の目標は「#健康経営」!?|「健康経営」のために企業はどのように取り組んだらいいの? について詳しくはこちら







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