人間用のサプリメントや薬はペットに使ってはいけない。

Dog Cat

by miz fiat(画像:Creative Commons)




人間用のサプリメントや薬はペットに使ってはいけない。

ペットナビ:人間用のサプリメントや薬はペットに使ってもいいの。 (2008/11/19、毎日新聞)

記事によると、人間用のサプリメントを誤って飲んでしまったペットがなくなってしまったケースもあるそうです。

人間の虫歯予防に使われるキシリトールを大量に摂取した大型犬が死んだ例もあるという。

国民生活センターには06年度、老化防止やダイエットに役立つとされる「α(アルファ)-リポ酸」を猫が食べて死んだという苦情が3件寄せられた。

ペットの誤飲による悲しい事故を防ぐためにも、誤飲防止対策が大事です。

誤飲防止対策としては、

▽簡単には開けられない容器に入れ、鍵のかかる場所に保管する

▽人間とペットが食事する場所をなるべく離す

▽薬はペットが近づけない場所で飲み、誤って落とさないように注意する

記事の中では、ペットが薬を誤飲してしまったらどうするかについてや、応急処置の方法も紹介していました。 

まず私たちができることは、ペットが誤飲を防ぐようにきちんとサプリメントを保管することだと思います。

ペットの誤飲による悲しい事故を防ぐためにも、誤飲防止対策をきちんと行いましょう。







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高血圧:メタボの方、正常範囲でも要注意 学会が目標値、5年ぶり新指針

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高血圧:メタボの方、正常範囲でも要注意 学会が目標値、5年ぶり新指針

(2009/1/17、毎日新聞)

日本高血圧学会(島本和明理事長)は16日、標準的な治療方法を示す「高血圧治療ガイドライン(指針)」を5年ぶりに改定した。

やや高めだが高血圧の基準に達しない「正常高値」の人でも、糖尿病など他の危険因子があれば、高血圧患者と同様の生活習慣の改善や治療が必要だと指摘。

治療対象を事実上広げる判断を示した。

高血圧治療ガイドラインが改定されたそうです。

低めの血圧であっても脳梗塞や心筋梗塞を起こす可能性があり、治療対象を広げるようにしたようです。

現在、正常高値は最高血圧130~139、最低血圧85~89と定めている。

しかし、最近の研究で低めの血圧でも脳卒中や心筋梗塞(こうそく)を起こす危険性が高いことが分かり、学会は見直しに着手した。

新指針によると、若年・中年者(15~64歳)の目標血圧は最高130、最低85未満とし、高齢者(65歳以上)は最高140、最低90未満と設定した。

糖尿病や心筋梗塞後の患者では最低血圧が80未満と厳しい目標にした。

また、正常高値の人でもメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)や喫煙など血圧以外の危険因子が1~2個ある人は「中等リスク」と位置付けた。

危険因子が3個以上か糖尿病や慢性腎臓病など他の病気がある人は「高リスク」として、すぐに降圧薬による治療が必要だとした。

基準の変更点をまとめてみました。

【これまでの基準】

正常高値 : 最高血圧 130~139、最低血圧 85~89

【新基準】

若年・中年者(15~64歳) : 最高 130、最低 85未満

高齢者(65歳以上) : 最高 140、最低 90未満

糖尿病や心筋梗塞後の患者 : 最低血圧が80未満

血圧以外の危険因子(メタボリックや喫煙)が1~2個ある人 : 「中等リスク」

危険因子が3個以上か糖尿病や慢性腎臓病など他の病気がある人 : 「高リスク」(降圧薬による治療が必要)

→ 高血圧とは|高血圧の症状・食事・予防・原因・対策 について詳しくはこちら







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糖尿病予防のために、胃を手術で縮めて肥満解消 新技術とは

욕망 시리즈 - eat, by 김목화

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胃を手術で縮めて肥満解消:新技術の動画

(2008/11/7、WIRED VISION)

米疾病管理センター(CDC)が10月31日(米国時間)に発表した報告書によると、米国ではこの10年間に糖尿病になる患者数が2倍に増加しており、その主な原因の1つは肥満だという。

アメリカでは10年間に糖尿病になる患者数が2倍に増加しているようです。

糖尿病が増加しているのは、世界的に見ても同様のことが起こっています。

糖尿病はアメリカだけの問題ではありません。

通常、糖尿病になる前に、肥満にならないようにするために、食生活を改善し、運動不足を解消するなどの対策を行ないます。

しかし、最近では、胃を小さくする手術をすることによって、少量の食事で満腹感が味わえるようになり、その結果、肥満を解消するという方法が行われることがあります。

 [米国では1950年代から、極度の肥満者を対象に、肥満を抑制するための外科手術が開発され、年間1万例以上実施されているとされる。米国の医学事典『メルクマニュアル』の説明(日本語版)によると、「最もよくみられる手術は、縦にしばる胃形成手術および胃バイパス手術で……通常40〜60kgの体重減少が可能とされる」。胃は普通1200−1800ccの容量だが、手術後の胃袋は20−30cc。日本では、千葉大先端応用外科で1982年から外科療法が行なわれている]

このような胃を縮める手術は、アメリカで年間1万例以上実施されているそうです。

しかし、記事によると、この手術には合併症がおこる可能性もあるそうなのです。

その名の通りの悪質な疾患であるダンピング症候群[胃切除後に起こる症候群で、胃から小腸へ食物が急速に移動することにより、さまざまな症状が出ること]などだ。

本来、人間にとって必要な臓器である胃を縮めているのですから、体に何らかの影響が出ることは考えられます。

しかし、記事によると、通常の手術に比べて、副作用の少ない胃を小さくする手術の新しい手術法が開発されたそうです。

そこで、米Satiety社は新しい手術法を開発した。この手術法では、医師がメスで切開することなく、患者の胃の一部を内側から閉じられるようにする器具が使われる。この器具は、胃の噴門付近を狭くする。具体的には、内視鏡とともに口から挿入して、胃の組織を吸い込むことで胃壁に襞を作り、チタニウム製の止め金でその襞を固定して、噴門付近を狭くするのだ。
『transoral gastroplasty』(TOGA:経口胃形成術)と呼ばれるこの新しい技術では、通常の手術に比べて厄介な副作用がかなり少ないことが、複数の研究報告により明らかとなっている。

記事によると、この手術法は従来の手術に比べ、副作用が少ないそうです。

今後、極度の肥満に悩む人にとって注目の手術法となりそうです。

しかし、まずはそうなる前に食事の改善・運動不足を解消して、メタボリック・肥満対策を行い、糖尿病を予防しましょう。







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がんを抑制する遺伝子「p53」の働きを妨げるたんぱく質を特定|九大グループ

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<がん>誘発するたんぱく質を特定 九大グループ

(2009/1/19、毎日新聞)

九州大生体防御医学研究所の中山敬一教授(細胞生物学)のグループが、がんを抑制する遺伝子「p53」の働きを妨げるたんぱく質を特定した。

このたんぱく質はがんを誘発する機能があり、増殖すると、がんを発症しやすくなると考えられている。

たんぱく質の働きを解明することで、新たな抗がん剤の開発につながる可能性もある。

18日付の英科学誌「ネイチャー・セル・バイオロジー」電子版で発表した。

九州大生体防御医学研究所の中山敬一教授のグループが、がんを抑制する遺伝子「p53」の働きを妨げるたんぱく質を特定したそうです。

今回特定したたんぱく質の働きを解明することで、新たな抗がん剤の開発につながる可能性があるそうです。

期待したいですね。







<WHO>生活習慣病の危険度、腹囲を基準に

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by bark(画像:Creative Commons)




<WHO>生活習慣病の危険度、腹囲を基準に

(2009/1/18、毎日新聞)

心臓病や糖尿病などになりやすい人を見つけるための新しい基準として、世界保健機関(WHO)が腹囲を採用することになった。

WHOは従来、肥満度を示すBMI(体格指数)が25以上の「肥満」を高リスク集団としてきたが、アジア人にはBMIが低くても心臓病などで死亡する例が多い。

新基準はアジア地域では「男性85センチ前後、女性75センチ前後」となる見込みで、導入されれば日本の「メタボ健診」の腹囲基準に影響を与える可能性がある。

WHOは、糖尿病などの生活習慣病を見つけ出すための基準として腹囲を採用することになったそうです。

その新基準は、アジア地域では「男性85センチ前後、女性75センチ前後」となる見込みで、日本のメタボ健診よりも厳しい基準となり、今後日本のメタボ健診の基準にも影響を与えそうです。

ただし、記事によると、WHOは、この基準とメタボ基準とは別の概念と位置付けているとのことです。

WHOの新基準をこのまま日本人にあてはめた場合、大勢の男女が該当したり、メタボ基準との並立で混乱を招く可能性もある。

「科学的根拠に乏しい」と言われるメタボの腹囲基準の見直しも含めて、整理が必要だろう。

今回の基準をそのまま日本人にあてはめたとしたら、ほとんどの人があてはまってしまうでしょうし、メタボ基準とは別の概念とはいえ、混乱を招くことが予想されます。

日本独自の基準をより積極的にアピールしてもらいたいものです。

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