緑内障治療に期待 新規ナノ粒子点眼薬の開発に成功|東北大

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■緑内障治療に期待 新規ナノ粒子点眼薬の開発に成功|東北大

角膜の模式図と点眼薬の眼内移行性
角膜の模式図と点眼薬の眼内移行性

参考画像:新規ナノ粒子点眼薬の開発と緑内障治療への応用(2017/3/9、東北大学多元物質科学研究所)|スクリーンショット

新規ナノ粒子点眼薬の開発と緑内障治療への応用

(2017/3/9、東北大学多元物質科学研究所)

今回、笠井教授らは緑内障の治療薬であるブリンゾラミド(商品名:エイゾプト)に難水溶化を施した誘導体を合成し、独自のナノ粒子化技術である「再沈法注 1」を駆使して、ブリンゾラミド誘導体のナノ粒子点眼薬を作製することに成功しました。

東北大学多元物質科学研究所の笠井均教授らの共同研究グループは、高い眼内移行性を有するナノ粒子点眼薬の開発に成功したそうです。

■背景・課題

一般的な点眼薬は、親水性化合物の水溶液であり、疎水的な角膜上皮を透過することが困難です。疎水的な化合物がマイクロ粒子の分散液として点眼薬に使用されることもありますが、サイズが大きいため、最表層のタイトジャンクションを透過しにくいという課題がありました。

角膜の表層には、水と混ざりにくい性質を持つ角膜上皮があり、外部からの異物の侵入を防ぐためのバリア機能があることにより、水と結びつきやすい性質を持つ一般的な点眼薬が通り抜けることは難しいという課題があったそうです。

また、角膜上皮の最表層は細胞が密に接着し、タイトジャンクション(隣り合う上皮細胞を連続的につなぎ、様々な分子が細胞間を通過するのを防ぐ、細胞間結合のこと)を形成しているのですが、点眼薬として水と混ざりにくい性質を持つ化合物のマイクロ粒子ではサイズが大きいために、タイトジャンクションを通り抜けることは難しいという課題があったそうです。




■解決策

そこで、疎水性化合物のナノ粒子を点眼することができれば、サイズが小さいためにタイトジャンクションを透過し、疎水的な化合物の集合体であるため、疎水的な角膜上皮も透過可能となると着想しました。さらに、ナノ粒子表面は電荷を帯びやすいため親水的な性質も有していること、また、角膜上皮で加水分解注 3 された場合に親水的な分子となる設計にすることでも、角膜実質を透過することが期待できます。

東北大学多元物質科学研究所の笠井均教授らの共同研究グループは、マイクロ粒子よりもさらに小さく、水に溶けにくい性質を持つ化合物のナノ粒子を点眼することができれば、水に溶けにくい性質を持つ角膜上皮も通り抜けることが可能ではないかと考えたそうです。

そこで、緑内障の治療薬に難水溶化を施した誘導体を合成し、ナノ粒子化技術である「再沈法(対象有機化合物の溶液を貧溶媒中に注入し、急速に溶質を再沈澱させるとこで有機ナノ粒子を作製する手法)」によって、ナノ粒子点眼薬を作成し、ラットに投与し眼圧効果効果を検討したところ、高い薬理効果を確認したそうです。

■今後の可能性

今回の研究で作製したナノ粒子点眼薬は、緑内障治療薬だけでなく、そのほかの目の病気の治療にも応用することができるのではないかと期待されます。

→ 緑内障とは|緑内障の症状・原因・予防・チェック について詳しくはこちら

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独身かつ一人暮らしの人は既婚者より高血圧のリスクが高い|滋賀医科大

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■独身かつ一人暮らしの人は既婚者より高血圧のリスクが高い|滋賀医科大

"Sadder than destitution, sadder than a beggar is the man who eats alone in public..."

by Guian Bolisay(画像:Creative Commons)

独身かつ一人暮らしの人は既婚者より高血圧の有病リスクが高い

(2017/2/24、滋賀医科大プレスリリース)

高血圧有病者は全体の 48.9%、高血圧有病者のうち無自覚者は 33.1%、無治療者は43.8%であった。

降圧剤服用者のうち血圧を 140/90mmHg 未満にコントロールできていない人は 61.2% であった。

既婚群を基準とした独身かつ同居者あり群、および独身かつ一人暮らし群の調整済み高血圧有病オッズ比は、それぞれ 1.05(95%信頼区間 0.76–1.44)、1.76(95%信頼区間 1.26–2.44)であり、独身かつ一人暮らし群は既婚群と比較して 1.76 倍高血圧有病リスクが高いことが明らかとなった。

滋賀医科大学の佐藤敦氏らが2010年国民健康・栄養調査に参加した20 ~91 歳(平均59歳)の男女2,623 人を横断的に解析したところ、独身かつ一人暮らしの人は既婚者より高血圧の有病リスクが高いことがわかったそうです。

結婚したくても出会いがない。交際相手なし男女とも過去最高でもご紹介しましたが、結婚をするとしないとでは、男性の場合、寿命の長さが大きく違ってくるそうです。

結婚生活によって男性の寿命は7年延び、女性の寿命は2年延びることが統計分析からわかる。

男性が結婚すると、死亡リスクは急激かつ大幅に低下する(独身男の愚行をすぐに辞めるため)。

「つながり 社会的ネットワークの驚くべき力」(著 ニコラス・A・クリスタキス ジェイムズ・H・ファウラー)

つながり 社会的ネットワークの驚くべき力

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なぜ、独身者よりも既婚者のほうが長生きするのでしょうか。

夫婦仲が悪いと、寿命が縮まる?によれば、ポイントは2点あります。

1つは、独身者のほうが、不健康・不規則な生活を送りがちであること。

もう1つは、既婚者のほうが家庭や社会などからのサポートが独身者より多いこと。

高血圧には、家族性の要因があり、遺伝だけでなく、家族で似た環境(食事の食塩摂取量が多い、肥満、運動不足など血圧が高くなりやすい生活習慣)が関係していると考えられます。

→ 高血圧の原因 について詳しくはこちら

高血圧の原因の例としては、塩分(食塩摂取量)が多い、朝食欠食、肥満(内臓脂肪)、不規則な睡眠・睡眠不足、運動不足、喫煙、お酒(アルコール)の飲みすぎ、ストレスなどが挙げられますが、独身かつ一人暮らしの人は既婚者より高血圧の有病リスクが高いということに関しては、独身者よりも既婚者のほうが健康で規則的な生活を送り、また家庭からのサポートが受けやすいことが関係しているのではないかと考えられます。

→ 高血圧とは|高血圧の症状・食事・予防・原因・対策 について詳しくはこちら







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使わなくてもスマホがそばにあるだけで、認識や判断が遅くなる|北海道大学




■使わなくてもスマホがそばにあるだけで、認識や判断が遅くなる|北海道大学

Person looking at smartphone in the dark

by Japanexperterna.se(画像:Creative Commons)

スマホあるだけで気が散る 使わなくても判断に影響

(2017/1/14、時事通信)

河原特任准教授らは、大学生40人を対象に、パソコン画面から特定の図形を見つけて向きを判断するのにかかった時間を測定。画面の脇にスマホを置いた組と、同じ大きさのメモ帳を置いた組に分けたところ、スマホを置いた組は約1.2倍の時間がかかった。

北海道大学の河原純一郎特任准教授によれば、使わなくてもスマホがそばにあるだけで、認識や判断が遅くなるとの実験結果が出たそうです。




■なぜスマホがそばにあるだけで判断に影響を及ぼしてしまうの?3つの仮説

なぜスマホがそばにあるだけで判断に影響を及ぼしてしまうのでしょうか?

その理由について3つ仮説を考えました。

1.頭の片隅でスマホについて考えているから

なぜ、LINEなどのコミュニケーションアプリを使うと、学力が下がるのか?で紹介した東北大学の発表によれば、LINEなどの無料通信アプリの長時間使用が、睡眠時間や学習時間の不足より大きく学力低下に影響を与えるそうです。

この研究のポイントは、通信アプリの使用で勉強や睡眠の時間が減った結果として成績が下がるのではなく、通信アプリが直接的に成績を下げる方向に作用している可能性があるという点です。

コミュニケーションアプリでメッセージのやりとりをする実際の時間はそれほど長くなくても、頭の片隅でそのやりとりについて考えてしまっているため、集中力が欠けてしまっており、その結果学力低下に影響を与えているのではないかと考えられます。

なぜ、携帯電話禁止で成績が向上するのか?|「携帯禁止で成績向上、週1時間の勉強時間追加に相当 英研究」よりで紹介したロンドン大学経済政治学院(LSE)の研究チームによれば、学校が携帯電話の使用を禁止すると、生徒の成績が大幅に向上したそうです。

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2.人間は手っ取り早く得られる快感と迅速性、テクノロジーの予測不可能性を求める仕組みになっているため

ネット漬け生活でポップコーン脳になってしまう!?によれば継続的な刺激は、脳の側坐核と呼ばれる快感を感じる部分のドーパミン細胞を活性化させる作用があり、人間の脳は手っ取り早く得られる快感と迅速性、テクノロジーの予測不可能性を求める仕組みになっているため、継続的に刺激が得られるネットに依存するそうです。

また、中国の研究チームによれば、1日10時間以上ネットを利用する大学生18人の脳をMRI(磁気共鳴画像装置)を使って調べ、利用時間が2時間未満のグループと比較したところ、脳の思考を司る灰白質が少なくなっていることがわかったそうで、つまり、インターネットを長時間使い続けると、脳の構造が物理的な変化を起こすそうです。

3.デジタル認知症

駆け込みドクター 5月17日|認知症|認知症チェック・認知症予防にアマニ油・デジタル認知症によれば、デジタル認知症とは、スマホやタブレットに依存しすぎることによって、次のような症状が出ることを言うそうです。

  • 書けたはずの字が書けない
  • 昨日食べたものを忘れる
  • 自宅の電話番号、人の名前が思い出せないなど物忘れがひどくなる

■まとめ

勉強するときなど集中をしなければならない場合には、スマホをそばに置かないようにしましょう。







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Sarotis|視覚障碍者がやわらかいインターフェイスが身に着け、障害物を感知し、膨らむことによって、ユーザーに知らせるアイデア




■Sarotis|視覚障碍者がやわらかいインターフェイスが身に着け、障害物を感知し、膨らむことによって、ユーザーに知らせるアイデア

SAROTIS|視覚障碍者がやわらかいインターフェイスが身に着け、障害物を感知し、膨らむことによって、ユーザーに知らせるアイデア
SAROTIS|視覚障碍者がやわらかいインターフェイスが身に着け、障害物を感知し、膨らむことによって、ユーザーに知らせるアイデア

参考画像:Sarotis: Experimental Prosthesis|Vimeoスクリーンショット

[vimeo]https://vimeo.com/184714610[/vimeo]

Sarotis: Experimental Prosthesis|Vimeo

Interactive Architecture Labのプロジェクト「Sarotis」の動画を見ると、視覚障碍者がやわらかいインターフェイスを身につけることで、障害物を感知し、インターフェイスが空気や液体によって膨らむことによって、ユーザーに知らせています。

[vimeo]https://vimeo.com/184714613[/vimeo]

Sarotis: Wearable Futures|Vimeo

視覚障碍者に対して見えるようにするというアプローチだけでなく、他の感覚を拡張するアプローチによって、見えなくても今までよりも快適に生活することができるようになるという興味深いアイデアです。

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また、このアイデアを使えば、VRで、物理的なものを使わず、ただの空間であっても、まるで迷路を歩いているような感覚を味わうことができそうです。




■まとめ

世界の全盲者の数は2050年には3倍になる!?|なぜこれほどまでに視力障害の人が増加するという予測が立てられているのか?で紹介したThe Lancet Global Healthに掲載された論文によれば、2015年には全盲の人の数は3600万人であり、中等度および重度の視力障碍者の数は約2億1700万人なのだそうですが、2050年には世界の全盲の人の数は1憶1500億人になり、また中等度および重度の視力障碍者の数は2050年には約5億8800万人になる可能性があるそうです。

視覚障害にならないような対策を行なっていくと同時に、「Sarotis」のような視覚障碍者になったとしても過ごしやすい方法を合わせて検討していくことも重要だと思います。




→ 人間は「感覚追加」を行うことで新しい世界を見ることができるかもしれない!?|デイヴィッド・イーグルマン「人間に新たな感覚を作り出すことは可能か?」より について詳しくはこちら




人工甘味料入りのダイエット飲料を飲む人は脳卒中・認知症の発症リスクが約3倍高い!?|ボストン大学医学校

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■人工甘味料入りのダイエット飲料を飲む人は脳卒中・認知症の発症リスクが約3倍高い!?

Summer Refreshment

by frankieleon(画像:Creative Commons)

ダイエット飲料、摂取で脳の健康リスク増大か 米研究

(2017/4/21、CNN)

調査はボストン大学医学校の研究チームが米マサチューセッツ州フレミンガムに住む45歳以上の2888人と、60歳以上の1484人を対象に実施し、1991~2001年にかけて糖分の多い飲料水と人工甘味料入りの飲料水を摂取した量を調査。このデータと比較して、45歳以上のグループでは以後10年間の脳卒中の発症率を調べ、60歳以上のグループでは認知症の発症率を調べた。

その結果、人口甘味料入りの清涼飲料水を1日1回の頻度で飲んでいた人は、そうでない人に比べて、虚血性脳梗塞(こうそく)を発症する確率がほぼ3倍に上ることが分かった。

同様に、認知症と診断される確率もほぼ3倍に上っていた。

ボストン大学医学校の研究チームの調査結果によれば、人工甘味料を使った清涼飲料水を飲んでいた人は、脳卒中や認知症を発症するリスクが約3倍高いということがわかったそうです。

今回の調査結果を分解して考えてみたいと思います。




■脳卒中と糖尿病の関係

なぜHbA1cの値が高いと心筋梗塞や脳卒中のリスクが高まるのか?|国立がん研究センターと東京女子医大などで紹介した国立がん研究センターと東京女子医大などのチームによれば、HbA1cの値が高いと、心筋梗塞や脳卒中のリスクが高まるそうです。

低血糖でも脳梗塞リスクがある?|ヘモグロビンA1cが低くても脳梗塞や心筋梗塞のリスクが上がる|国立がん研究センターによれば、HbA1cが6・5%以上の人は、5・0~5・4%の人に比べ、心血管疾患になるリスクが1・8倍だったそうです。

また、この調査結果によれば、ヘモグロビンA1c(HbA1c)が高い場合だけでなく低くても脳梗塞心筋梗塞のリスクが上がるそうです。

2型糖尿病で動脈硬化が進行した患者は低血糖でも高い脳卒中・心筋梗塞の危険性が高まる|神戸の医師らが調査によれば、2型糖尿病動脈硬化が進行した患者の場合は、血糖値が高すぎるだけでなく、低すぎても脳卒中心筋梗塞の危険性が高まるそうです。

→ 脳卒中 について詳しくはこちら

■認知症と糖尿病の関係

認知症糖尿病の関係については様々な研究結果が出ています。

認知症の発症リスクが高いのは、脳卒中の経験がある人、糖尿病や心臓病の持病がある人、握力が弱い人、うつ傾向がある人で紹介した国立長寿医療研究センターなどのチームによれば、脳卒中の経験がある人、糖尿病の人は、認知症を発症するリスクが高いそうです。

糖尿病になると、認知症の発症リスクが2倍高くなる!?で紹介した東京大の植木浩二郎特任教授によれば、糖尿病になると認知症の発症リスクが2倍高くなるそうです。

認知症チェック・認知症予防にアマニ油・デジタル認知症|駆け込みドクターによれば、糖尿病・高血圧・脂質異常症などの生活習慣病のリスクの高さと認知症(アルツハイマー病)には関係があり、アルツハイマー病の発症リスクは、糖尿病だと2倍、高血圧だと2倍、脂質異常症だと3倍になるそうです。

アルツハイマー病の「脳糖尿病仮説」の実証|「メマンチン」が脳インスリンシグナルを改善|東北大で紹介した東北大学大学院薬学研究科の森口茂樹講師、福永浩司教授らの研究グループはアルツハイマー病治療薬である「メマンチン」が脳インスリンシグナルを改善することを発見しました。

今回の研究は、アルツハイマー病の「脳糖尿病仮説(アルツハイマー病は脳で起こる糖尿病なのではないか)」とする仮説を実証した初めての成果であるというのがポイントです。

糖尿病患者の半数でアルツハイマーの初期症状を確認で紹介した加古川市内の病院に勤務する医師らの臨床研究によれば、糖尿病の通院患者の半数以上に、「海馬傍回(かいばぼうかい)」と呼ばれる脳の部位が萎縮(いしゅく)するアルツハイマー病の初期症状がみられることがわかったそうです。

インスリンには記憶、学習機能を高める作用もあり、糖尿病でインスリン反応性が低下することが、アルツハイマー病発症につながっている可能性があるようです。

→ 認知症対策|認知症に良い食べ物・栄養 について詳しくはこちら

インスリン抵抗性を伴った2 型糖尿病にアルツハイマーのリスク|九大研究によれば、インスリン抵抗性を伴った2型糖尿病の場合、アルツハイマーの発症に関係があるとされるプラークが形成されるリスクが高くなるという研究結果が発表されたそうです。

九州大学の研究によれば、血糖値の異常が認められた患者にはプラークが形成されるリスクが高いという結果がでたそうです。

こうした研究をまとめると、糖尿病になるとアルツハイマー型認知症になるリスクが高くなるのではないかという仮説が立てられます。

しかし、今回の調査結果を考えると、違った視点が見えてきます。

糖分の多い飲料でも、人工甘味料を使わない清涼飲料水やフルーツジュースなどでは、脳卒中や認知症のリスクが増大する傾向はみられなかった。

今回の調査結果によれば、血糖値の高さではなく、人工甘味料だけに脳卒中や認知症のリスクを高くする要素があるのではないかという仮説が立てられることになります。

→ 糖尿病の症状・初期症状 について詳しくはこちら

→ 糖尿病危険度チェック について詳しくはこちら

■人工甘味料と健康の関係

Sugar Dish

by Steve Snodgrass(画像:Creative Commons)

人工甘味料で糖尿病リスク増!?|人工甘味料は腸内細菌のバランスを崩して、血糖値が下がりにくい状態にする作用がある!?で紹介したイスラエルの研究チームによれば、サッカリンやスクラロース、アスパルテームなどの人工甘味料は腸内細菌のバランスを崩して、血糖値が下がりにくい状態にする作用があるという研究結果が発表されました。

ダイエット清涼飲料の飲みすぎの人は、胴囲の増加が飲まない人の6倍にで紹介した記事によれば、今回の記事とは考え方が違うものの、アステルパームという人工甘味料が健康に対して何らかの影響を与えていると考えられていました。

  • 糖尿病の初期段階に起こりやすい膵臓(すいぞう)内の損傷に少なからず影響を与えている
  • 人工甘味料は食欲を促進させ、満足感を感知する脳の細胞に損傷を与える。
    砂糖のような自然の糖分の不足により、さらに甘いものへの欲求が増す。

両方の記事に共通するのは、人工甘味料には、糖尿病へのリスクを高める要因があると考えられるというものであり、人工甘味料が腸内細菌のバランスを崩すことによって、代謝異常を引き起こす可能性があるということです。

肥満やメタボの第3の要因に腸内細菌叢が関係している?和食を食べて予防しよう!によれば、肥満やメタボリックシンドロームを引き起こす第三の要因として腸内細菌叢が関係しているのではないかと考えられているそうです。

■まとめ

ダイエット飲料飲む人、脳卒中・認知症リスク3倍 米大

(2017/4/22、朝日新聞)

人工甘味料の摂取が発症リスクを高めるのか、発症しやすい体質や生活習慣の人がダイエット飲料を好んで飲んでいるのかは現時点でわからないという。

これまでは、糖尿病と認知症の関係について多く研究されていましたが、今回の研究では人工甘味料の摂取が認知症や脳卒中のリスクを増大させる可能性があるということですので、ぜひ人工甘味料と糖尿病、認知症、脳卒中の関係について解明してほしいですね。







このブログは、 テレビやニュースの健康情報を “ばあちゃんの台所レベル”まで落とし込み、 実際の料理と生活にどう使うかをまとめた記録です。本サイトでは、 栄養学・食事指導・健康情報を、 家庭料理の実践・調理工程・生活習慣という観点から再構成し、 再現可能な生活知として整理・記録しています。