過去は変えられるのか?|「#マチネの終わりに」(平野啓一郎)より




■過去は変えられるのか?|「マチネの終わりに」(平野啓一郎)より

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「マチネの終わりに」(著:平野啓一郎)にこういうセリフがあります。

「人は、変えられるのは未来だけだと思い込んでる。だけど、実際は、未来は常に過去を変えてるんです。変えられるとも言えるし、変わってしまうとも言える。過去は、それくらい繊細で、感じやすいものじゃないんですか?」

未来は変えられても、過去は変えられないものだと思いますよね。

なぜ「過去は変えられる」でしょうか。

「ABC理論」|感情・生き方は物事の捉え方によって変わるによれば、米国の臨床心理学者アルバート・エリスの「ABC理論」を簡単にまとめると、人の(結果として表れた)感情は出来事によって引き起こされるのではなく、人の感情はその出来事をどうとらえたかによって引き起こされている、というものです。

・A(Activating Event)=出来事
・B(Belief)=観念・解釈・思い込みといったものごとのとらえ方
・C(Consequence)=結果として表れた感情・気持ちなど

A(出来事)→C(感情)ではなく、A(出来事)→B(観念・解釈・思い込み)→C(感情)ということです。

起きた”出来事”自体は変えられませんが、その起きた出来事自体の”捉え方”は変えることができます。

大人になって、例えば自分自身が子供を持つ親となると、親があの時言っていたことや行動はそういう意味だったのかと子供の時には理解できなかったことがわかるという経験をした人もいるのではないでしょうか。

過去の行動自体は変わっていないのに、自分自身の物事の捉え方・考え方が変化することで、過去の意味合いが変化することがあるのです。

昔は一方向からしか当てられなかった光を、別方向から当てることで浮かび上がってくる真実もあるかもしれません。

現在つらい思いをしていても、それが過去となり、今となってはあの過去があったからこそ自分があると思える日があるのです。

つまり、「過去は変えられる」のです。







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マサ斎藤さん死去、東京2020オリンピックの聖火ランナーを目標にパーキンソン病のリハビリに励んでいた

■マサ斎藤さん死去、東京2020オリンピックの聖火ランナーを目標にパーキンソン病のリハビリに励んでいた

マサ斎藤さんが死去 アントニオ猪木氏と巌流島で死闘

(2018/7/16、東スポWEB)

2000年にパーキンソン病を発症。15年11月の本紙インタビューでは2020年東京五輪の聖火ランナーになることを目標にリハビリに励んでいることを告白した。

マサ斎藤さん(75歳)は2000年にパーキンソン病を発症し、リハビリに励むなど闘病中でしたが、容体が急変したそうです。

■パーキンソン病について

パーキンソン病に関与する2遺伝子が発見、原因解明に貢献|神戸大などによれば、パーキンソン病の主な症状は、手足が震えたり、動作が緩慢になったりする症状が現れます。

脳内の神経伝達物質ドーパミンを生み出す神経細胞が変性して減少するために起きるが、親から遺伝するのはごく一部であり、大半のケースで根本原因が分かっていないそうです。

脳震盪を繰り返し起こした人は、アルツハイマー病やパーキンソン病、ALSなどの神経変異疾患のリスクが高くなる!?によれば、脳震盪を繰り返し起こした人は、アルツハイマー病やパーキンソン病、ALSなどの神経変異疾患のリスクが高くなるそうです。

手足にふるえなどが生じるパーキンソン病、遺伝子治療で運動機能回復|自治医科大(2009/8/4)によれば、パーキンソン病の初期の治療は、「L―ドーパ(L-DOPA)」を投与する治療薬により、症状を緩和する治療を行いますが、病気が進行すると治療薬の効果の低下(L―ドーパからドーパミンを作る酵素が不足し、薬効が低下していく)やジスキネジア(自分の意思とは関係なく現れる不随意運動)などが起こり、発症から十数年で寝たきりになることが多いです。

人は体を動かすときにドーパミンを出して、手や足に指示を出すことにより体を動かしていますが、何らかの原因により、ドーパミンが作られなくなると、脳からの指示が体に伝わらず、手足の震えなどの症状を起こします。

そこで、AACD遺伝子をAAVベクターという遺伝子を運ぶ入れ物を使って脳の線条体に入れてAADCを作らせ、ドーパミンやセロトニンを作らせることにより、運動機能の改善を目指すのが遺伝子治療です。

遺伝子治療は、まだ一般的な治療法とは言えないようですが、パーキンソン病の方の生活の質が改善されるようになることが期待されます。

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早朝覚醒はうつ病の早期発見のサイン|早すぎる目覚め、その後なかなか眠れない場合は心が疲れている証拠

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■早朝覚醒はうつ病の早期発見のサイン|早すぎる目覚め、その後なかなか眠れない場合は心が疲れている証拠

Insomnia

by Jacob Stewart(画像:Creative Commons)

<医療>早すぎる目覚めはうつ病のサイン

(2016/8/20、毎日新聞)

うつ病のポイントは、1)今まで興味のあったものに全く興味を持たなくなった2)気持ちの落ち込みが2週間たっても回復しない--などで、これらがあったらうつ病の可能性が高いと考えていいでしょう。

今まで興味のあったものに興味を持たなくなったり、気持ちの落ち込みが2週間たっても回復しないなどの場合にはうつ病の可能性が高い層ですが、これらのポイントはいつごろから始まったのかわかりづらいため、早期発見のサインにはなりにくいそうです。

そこで、注目されているのが「早朝覚醒」なのだそうです。

早朝覚醒とは、起きようと思っている時間よりずっと早く目が覚めることで、「睡眠障害」の一つです。睡眠障害には、なかなか寝つけない「入眠障害」と、夜中に何度も目が覚める「中途覚醒」もありますが、うつ病に伴う睡眠障害には早朝覚醒が多いので、うつ病を早期発見するサインになります。

これまでうつ病のサインといえば「不眠」がよく挙げられていました。

うつ病の自己チェックの例としては、次のようなポイントが挙げられています。

  • 2週間以上眠れない日が続く
  • 食欲がなく体重が減っている
  • だるくて意欲がわかない
  • 頭痛
  • めまい

例えば、不眠は「うつ」のサイン?|睡眠不足が続く人は「鬱」状態になる率が高くなる!によれば、日本大学公衆衛生学教室が男女それぞれ1万人以上を対象にした調査によると、1日の平均睡眠時間が7時間より短くなればなるほど、また8時間より長くなればなるほどうつ状態の有病率が高くなっているそうです。

人は加齢に伴って目覚めが早くなりますが、働き盛りや若い世代の人が午前3時、4時といった時間に目が覚め、そのあとなかなか眠れないとしたら、心が疲れている証拠です。さらに、その状態がほぼ毎日、2週間以上続いているなら、うつ病の可能性があります。

若い世代で早く目が覚め、そのあと眠れない時には、心が疲れている証拠なのだそうです。

ご家族にそういうサインが現れた場合には様子を見てあげてくださいね。







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<糖尿病>ごはんをよく食べる習慣がある女性の発症リスクが高い|厚生労働省研究班

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■<糖尿病>ごはんをよく食べる習慣がある女性の発症リスクが高い|厚生労働省研究班

ごはん

by Tatsuo Yamashita(画像:Creative Commons)

<糖尿病>米飯多食で女性の発症リスク増?厚労省調査

(2010/11/12、毎日新聞)

米飯を多く食べる習慣がある女性は、あまり食べない女性に比べて糖尿病になる危険性が高いことが、厚生労働省研究班による日本人対象の大規模調査で明らかになった。

日本人の米飯と糖尿病発症の関連が分かったのは初めてという。

米臨床栄養雑誌に発表した。

厚生労働省研究班によれば、ごはんを多く食べる習慣のある女性は、食べない女性に比べて糖尿病になる危険性が高いそうです。

摂取カロリーや栄養バランスの個人差を調整して米飯だけの影響を分析した結果、白米だけの米飯を1日あたり3杯(420グラム)食べる女性は、同1杯強(165グラム)の女性に比べ、糖尿病を発症する危険性が1.67倍高かった。

1日あたり4杯(560グラム)の女性の危険性は1.81倍だった。

麦などの雑穀が混ざった米飯を食べている場合、危険性はやや低くなったが、傾向は変わらなかった。

男性の場合、米飯の摂取量による明確な差は見られなかったが、1日あたり1時間以上の筋肉労働や運動をしていない男性は女性同様、発症の危険性が高まる傾向があった。

パンやめん類では、男女とも危険性に差はなかった。

白米を多く食べる習慣のある女性は糖尿病になりやすい傾向があり、また、男性も肉体労働や運動をしていない場合、女性と同様に糖尿病のリスクが高まる傾向があるそうです。

米飯摂取と糖尿病との関連について|多目的コホート研究|国立がん研究センター

女性では米飯摂取が多くなるほど糖尿病発症のリスクが上昇する傾向が認められました。摂取量が最も少ないグループに比べ1日3杯および1日4杯以上のグループでは糖尿病のリスクがそれぞれ1.48倍、1.65倍に上昇していました

低炭水化物スコアと糖尿病との関連について|多目的コホート研究

女性で低炭水化物スコアが高いほど糖尿病発症のリスクが低下

低炭水化物/高動物性たんぱく質・脂質スコアが高いほど糖尿病リスクが低下

また、パンや麺類では男女とも危険性に差はなかったそうです。

米飯は、食後に血糖値が上がりやすいため、糖尿病を起こしやすい食品とされている。

研究班の南里(なんり)明子・国立国際医療研究センター研究員は「食事は米飯だけではないので、米飯を多めに食べる人も、野菜を積極的に取るなどバランスに気を配り、運動を心がければ糖尿病の危険性を下げられる」と話す。

糖尿病のリスクを下げるためにも、ごはん(米飯)を多めに食べる人は、野菜を積極的にとり、運動をするなどの習慣を取り入れるようにした方がいいようですね。

→ 糖尿病の症状・初期症状|糖尿病とは について詳しくはこちら

→ 糖尿病危険度チェック について詳しくはこちら

【参考リンク】







■糖尿病の予防

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乳がんで抗がん剤治療を受けた女性の98%が「脱毛」を経験

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■乳がんで抗がん剤治療を受けた女性の98%が「脱毛」を経験

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by Kevin N. Murphy(画像:Creative Commons)

<乳がんで抗がん剤>98%に脱毛 5年後も10%がかつら

(2015/7/9、毎日新聞)

乳がんで抗がん剤治療を受けた女性の98%が頭髪などの脱毛を経験し、抗がん剤投与を終えてから5年たった人の中にも、髪が十分に生えそろわずかつら(ウイッグ)を使用している人が約10%いるとの調査結果を、専門医らのグループがまとめた。

乳がんで抗がん剤治療を受けた女性の98%が脱毛を経験しているそうです。

国立がん研究センターが実施した抗がん剤の副作用の苦痛度調査(09年)によると、「頭髪の脱毛」は男性では18位だったが、女性では1位。

女性にとっては脱毛というのは大変なことだと思いますので、この点のケアも重要になりそうですね。

女性の抗がん剤の副作用の苦痛度1位は「頭髪の脱毛」|脱毛がん患者に自治体がウィッグの費用の一部助成支援によれば、社会参加を続けるためにはウィッグが欲しくても、高額で諦める人もいるため、ウィッグの購入費の助成制度を設ける自治体が増えてきたそうです。

山形県や鳥取県では購入費の2分の1(上限2万円)、横浜市では上限1万円など各自治体によって助成額は様々ですが、ウィッグの購入費の助成を行なっているそうです。

医療用ウィッグはこうした悩みを抱える人の悩みを解消してくれるものになってくれるのではないでしょうか。

→ 乳がん について詳しくはこちら

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【追記(2016/9/2)】
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